狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

21世紀の鉄道網は少子高齢化・首都圏一極集中・地方衰退で大きく変わらざるを得ない!

前書き(要約)首都圏以外の在来線は全てローカル線に?...

今の政府・与党では、少子高齢化による人口減少、首都圏一極集中による地方都市の衰退は止められないでしょう!

広域交通手段である在来線ネットワークも、この流れに合わせて変化せざるを得ないでしょう。

広大なメガロポリス首都圏では、速達性が重要となるでしょうが?...

首都圏以外では、遠距離(長時間)通勤が嫌われだして、在来線の"高速通勤列車"は必要無くなります!

つまり高速運転で有名な、JR西日本名物の新快速も、つくばエクスプレスも、私鉄並みの最高運転速度110㎞/hでノンビリ走る?時代がくるでしょう...

インターアーバンに向かう首都圏交通とは逆に、コンパクトシティ指向が強まる地方都市では、「市域内交通」が重要視されて、インターアーバンから都市内交通の「高密度運行」による流れに向かうでしょう!

21世紀の鉄道網は少子高齢化・首都圏一極集中・地方衰退で大きく変わらざるを得ない! の目次

※リンク、その他についての御断り

(参※xx) は当サイト内の参照関連記事リンクです。
但し、その他の直接 hyper-link は当事者・関連団体の公式サイト若しくはオリジナル各国語版Wikipediaへ直接リンクしています。

※本ファンタジーについて

本レビュー記事は、出来る限りの"記録(時系列)に下ずいた史実に、地政学的!・工学的 検証"を行ってるセミドキュメンタリー!ですが...

筆者の億測を交えたファンタジー?でもあります。

後述する各団体とは直接関連はありません。

また各団体では"答え難い大人の事情、あまり触れられたくない内容!"も含まれています。

本件に関してのお問い合わせはご無用に願います。 

プロローグ 21世紀を生き抜く鉄道事業者の3つのキーワード

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  • ※少子高齢化(による利用客減少)
  • ※(権力、富、人の)首都圏1局集中、
  • ※(地方中核都市の)コンパクトシティー化の流れ

21世紀の地方公共交通は大きく変化せざるを得ないでしょう!

地方の中核都市・政令指定都市はコンパクトシティーを目指す

政令指定都市・中核都市・県庁所在地でも進む一極集中!

但し、首都圏とは違い、メガロポリス構想は無くなりそれぞれの中核都市はコンパクトシティーに向かうでしょう!

要は、ドイツ、フランス、イギリスなどのヨーロッパ諸国と同じ、点と線で繋がった、都市構造(交通体系)になるわけです!

コンパクトシティー構想

コンパクトシティ構想(※21)とは、簡単に言っていしまえば市内完結型の「職住一致環境を目指す」という事になります!

これは経済学者であり・テクノラート・都市工学者・未来学者でもあった故堺屋太一先生が提唱されたお考えのようで、最初に実践に移したのが「富山市」で現市長が明確に「スローガンとして掲げ」て市内公共交通網の整備を基軸とした都市計画を実践して21世紀の中核都市のお手本ともなっています。

市内完結型の都市構造であれば、無駄なインフラ投資(広域交通網整備)も必要なくなり、「市民?と市内」を中心に公共インフラ整備を進めれば良い訳です。

参※21)当サイト関連記事 全国の 中核都市 は コンパクトシティー を目指している! はこちら。

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第1節 日本列島を短くする!?リニア中央新幹線

第1項 名古屋駅が西側のターミナル(終点)となり名古屋以西へは延伸されない!

鉄オタにとってはショッキングでしょうが、北陸新幹線大阪延伸が小浜ルートで決定すれば、リニア中央新幹線は名古屋以西へは延伸されなくなるでしょう!(※01)

以下は、品川⇔名古屋間にリニア中央新幹線が開業出来た後の各地のインターアーバン(都市圏高速電気軌道)についての未来予測です!

参※01)当サイト関連記事 リニア中央新幹線 の 特急運賃 大胆予想! とリニア効果について... はこちら。

第2項 メガロポリスは帝都を中心とした"首都圏"だけに

帝都?東京を中心としたメガロポリス首都圏では少子高齢化の追い風で、ますます全国からの転入者が増えて、神奈川県・埼玉県・千葉県にサービスエリアを広げる、東京23区内に向かう各鉄道は、ますますインターアーバン(都市圏高速電気軌道)色を強くして...

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第2節 首都圏では rural line(ドサ廻り路線!) が表舞台に

特に東京側のターミナルとなる品川駅と東京駅・新宿駅・大宮駅・川崎駅、そして横浜駅・新横浜駅とリニア中央新幹線の橋本駅相互間を結ぶ鉄道網、横浜線等の準幹線の重要度が増して大幅に設備増強されるでしょう。(※11)

参※11)当サイト関連記事 " 京葉新宿ライン " 実現の可否が首都圏鉄道網の行方を大きく... はこちら。

更には大宮⇔新宿⇔品川を結ぶ第2東北新幹線(※12)も検討されだすでしょう。

参※12)当サイト関連記事 大宮⇔新宿⇔品川が"第2 東北新幹線 "で結ばれれば... はこちら。

  • ●紫色ライン 希望の星!リニア中央新幹線
  • ♥ピンク色ライン 今後も増備が続く都民汲み出し!ライン
  • 青いライン 東京都にとっては邪魔なライン
  • 焦げ茶色のライン東京首都圏の縄張り"見えない城壁

第1項 すでにレジストレーションしている新線計画では

ハッキリしているのは、東京都民を汲み出せる路線 であれば何とか東京都の協力(事業資金拠出)が得られて事業化できるかも...といったところでしょう!

第2項 レジストレーションを済ませていないダークホース入賞馬たち!

  • ※岩槻蓮田方面延伸は、バイパス線のなり行次第。(現状のまま延伸しても都民汲み出し効果が少ない!)
  • ♥ 埼玉高速鉄道さいたま市内線(西大宮⇔岩槻間)でアーバンパークライン⇔川越線直通運転開始!?※JR、東武、埼玉高速鉄道3者で話し合いがまとまれば...JR川越線⇔東武アーバンパークラインバイパス線建設で直通運転も
  •  千代田線綾瀬車両基地吉川移転と綾瀬支線の野田駅延伸事業。(東京都が足立区内綾瀬車両基地跡のURとの合同事業都市型住宅開発を認めれば?)参※当サイト関連記事 東京メトロ豊住線 は実現できるか?...はこちら。
  • 東急大井町線 臨海副都心直通!(参※当サイト関連記事 大井町線は "お台場"の臨海副都心を目指す!はこちら。)
  • ♥2027年のリニア中央新幹線開業に合わせて、京王相模原線の橋本以遠相模原市緑区方面への延伸!※京王が延伸計画を具体化させれば笹塚⇔調布間の複々線化も実現できる!
  • ♥相模線全複線化!(戦前の相鉄時代から、複線化用地は取得済!)
  • ♥南武線の全線立体交差&8両編成化!

第3項 馬場にも姿を現さず、出走取消する迷馬?たち

  • ●中央線三鷹⇔立川間複々線化は出走取り消し!参※当サイト関連記事 中央線 は複々線ではない!リニア中央新幹線開業で"あずさ"ちゃんは家出する!? はこちら。
  • ●都営三田線埼玉県内延伸も出走取り消し!(2,3駅延伸しても都民汲み出し効果が薄い!)
  • ●多摩都市モノレール 多摩センター以南への中途半端延伸は落馬で計画途中放棄!
  • ●多摩都市モノレール 箱根ヶ崎方面延伸はゲートインできず!
  • ●大江戸線埼玉県内延伸も出走取り消し!(2,3駅延伸しても都民汲み出し効果が薄い!)
  • ●蒲蒲線構想は馬場にも現れず.. .参※当サイト関連記事 東急 池上線 多摩川線 が21世紀を活き抜くには、LRT化で先祖返りしか... はこちら。
  • ●新金貨物線"旅客化ファンタジー(妄想?)は調教失敗で♥常磐京葉(東京)ライン!として202X年以降の大障害レース出走に変更!参※当サイト関連記事 新金貨物線"旅客化"は202X年の" 常磐京葉(東京)ライン "の開業までお預けに... はこちら。
  • ●豊住線とその先のアーバンパークライン野田駅までの延伸妄想!は、♥現実的な常磐京葉(東京)ラインに変更されてボツに!参※当サイト関連記事 東京メトロ豊住線 が実現出来ない"9つの理由"とは... はこちら。
  • ●日暮里舎人ライナー延伸構想は厩舎から出てこれずに出走取り消し!
  • ● 羽田⇔つくばエキスプレス連絡都営地下鉄新線(※JR羽田空港アクセス線と重複投資になるので廃案!
  • ● 「つくばエキスプレス東京駅延伸」参※当サイト関連記事 北関東を駆け抜ける通勤超特急" つくばエキスプレス "はこちら。単なる東京駅延伸では「都民汲み出し効果」が無く!しかも"お手軽な常磐・東京ライン"開業で必要なくなる!さらに当区間はつくばエキスプレス沿線開発のための利益誘導!区間(※33)なので、国庫及び東京都の支援(都市計画)対象区間には当たらないので、事業主体"首都圏新都市鉄道㈱"のリファイナンス(再投融資)による改組が必要となるので実質廃案に!)

参※33)当サイト関連記事 鉄道事業者 に課せられた『 旅客需要追従 』と『 旅客創出・利益誘導型 』の2つの命題 はこちら。

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第3節 リニア中央新幹線で帝都に近づく中京エリアでは

第1項 21世紀の副首都?名古屋市では

リニア中央新幹線で、一気に帝都東京に近づく名古屋市では、"天下の台所"副首都を目指し(※31)、JR東海・名鉄の名古屋連合が、大改造に取り組んでいる名古屋駅周辺再開発事業が完成して、名鉄が取り組んでいる周辺都市主要駅の大改造も完了して、中京が大躍進するでしょう!

参※31)当サイト関連記事 名古屋市 が リニア中央新幹線 開業で" 日本経済の中心地 "になる時... はこちら。

第2項 浜松市・静岡市では

静岡市

2005年(平成17年)4月1日 政令指定都市に移行 面積 1,411.90km2

推計人口、 687,819人(2020年9月1日)人口密度 487人/km2

浜松市

2007年4月1日 - 政令指定都市へ移行 面積 1,558.06km2
推計人口、 789,806人(2020年9月1日)人口密度 507人/km2

両市共に広大な市域を誇る(抱える)中核都市ですが、岡山、広島同様に山間部が多い事が幸いして都心部の集中整備はやりやすい環境にある!といえるでしょう。

事実、遠鉄、清鉄の高頻度運転で市内通勤通学需要のかなりを賄えています!

後は廃線迄需要があった駿遠線の安部川以東区間の駿河区と葵区への道路拡幅整備によるBRT(※25)幹線の整備がポイントになってくるでしょう。

参※25)当サイト関連記事 トラムといえば『 バス・トラム 』を指す日が必ずやってくる!はこちら。

♥かっこいいバストラム

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第4節 近畿圏では

首都圏に次ぐ?人口密集地域「京阪神」エリアでは...

第1項 "少子高齢化・首都圏一極集中・コンパクトシティー・供給過剰!"の4つの流れ

近畿圏のキーワードは4つ、少子高齢化、首都圏一極集中の加速、コンパクトシティー、そして鉄道路線供給過剰!問題にさらされて、新快速は無くなるでしょう!...

第2項 コンパクトシティーに向かっている京阪神

「大阪維新の会」が主宰?している関西広域連合加盟の各府県にある、京都市(京都府)、大阪市・堺市(大阪府)・神戸市(兵庫県)は嘗ての京阪神メガロポリス構想は捨てて!

それぞれの政令指定都市が正しく中核都市となって単独で機能できる「コンパクトシティー」を目指していていて、

各都市間での「働き手」のシェアーの縮小?つまり都市間に渡る「高域通勤・移動」を極力なくして、

「移動の無駄」と、「インフラ整備の重複」を省く方向に向かっています!(※22)

事実、神戸市では三宮周辺での、神戸市営地下鉄と阪急電車との接続計画は白紙に戻されて、代わりに超低床トラムカーによる「LRT」、つまりチンチン電車の復活で「市内アクセス」を充実する方向に向かっています。

参※22)当サイト関連記事 北陸新幹線小浜ルートが開業すれば 新快速 は無くなる! はこちら。

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第5節 全国の政令指定都市・中核都市では

第1項 九州各地では

九州の州都?福岡市では

マルーンラインは市境

赤いラインは地下鉄

ブルーラインはJR九州

グリーンラインは 西鉄

  • 1972年発足 
  • 面積 343.39km2 
  • 推計人口 1,602,927人 (、2020年8月1日)
  • 人口密度 4,668人/km2

一極集中による急激な人口増であえいでいる福岡市も同様で、将来の少子高齢化に備えて、地下鉄網の整備拡張は現在工事中の幹線だけで終了するでしょう!

あとは、市内主要道路網の拡張整備とバストラムなどによる路面交通の充実に進まざるを得ないでしょう!(※23)

在来線博多南線は無くならない!

しかし周辺都市と福岡市との公共交通インフラは道路整備も含めてあまり改善されないでしょう!

という事で、お気楽な"鉄オタ"に人気のJR西日本が運営する「在来線!博多南線」は運行を続けざるを得ない!わけです。

参※23)当サイト関連記事 福岡市 の 交通問題 は 地下鉄建設 だけでは解決できない!はこちら。

北九州市では

  • 1963年2月10日発足 面積 491.95km2 推計人口 935,744人(、2020年8月1日)人口密度 1,902人/km2

現在山陽新幹線が博多⇔小倉間で通勤新幹線?を走らせている状況も無くなり、都市モノレール、筑豊電気鉄道、JR九州3者の都市交通の充実が図られるでしょう。

熊本市

 2012年発足 面積390.32km2、推計人口 738,994人 (2020年8月1日)人口密度 1,893人/km2

熊本市は、市電を残した賢明な都市のひとつで、今後ともに「堅実な路線」を歩むことでしょう!

さらにPoint to Point で世界の都市が結ばれるようになったご時世です、熊本空港が再度見直されて、BRTによるバス路線なんてことに...(※20)

参※20)当サイト関連記事 BusTram型「BRT」導入で明るい未来!が約束された全国の候補地?はこちら。

第2項 中国地方では

広島市では

  • 1980年4月1日:政令指定都市に移行 面積 906.68km2 推計人口 1,199,134人 (、2020年8月1日)人口密度 1,323人/km2

広島市も高域にまたがった巨大都市?になりましたが、幸い都心は太田川河口域にある旧広島市市街地に集中しており、比較的に集中投資によるインフラ整備が行いやす状況にはありますが...

現在進めている広島駅周辺の都心部整備と広電の広島新線で落ち着き、アストラムライン延伸計画は、見直しが必要となるでしょう!

環状運転で都心部えの通勤客輸送に当たるには県庁前迄の延伸は必要でしょうが、建設費のかさむ地下鉄方式はあきらめて、一部広電と重複する区間が生じても市役所前経由の高架ラインに計画変更する必要は生じるでしょう

岡山市では

  • 2009年(平成21年)4月1日政令指定都市に移行 面積 789.95km2 推計人口720,914人 (、2020年8月1日)人口密度 913人/km2

安い労働力?に裏打ちされた岡山市の発展は近年目を見張る勢いですが...

やはり今世紀後半の少子高齢化による人口減少は避けられないでしょう。

現在進められている、吉備線のLRT化と岡山電気軌道の南区延伸(※24)が、今後の課題となるでしょう。

参※24)当サイト関連記事 岡山市 南区 に 岡山電気軌道 が北区に 空港シャトルBRTライン が通じれば...はこちら。

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第6節 無理をして生まれた広域政令指定都市では

平成の大合併で生まれた巨大広域政令指定都市?では困ったことに市域が広域化しすぎてインフラ整備への重点・集中化が出来なくなって窮地に立たされているようです!

第1項 例えば仙台市

  • 1989年、政令指定都市に昇格? 面積 786.30km2
  • 推計人口、 1,091,774人 (2020年8月1日)
  • 人口密度 1,388人/km2
  • 1926年(大正15年/昭和元年12月25日) - 仙台市電営業開始。
  • 1976年 - 仙台市電廃止
  • 1987年仙台市営地下鉄南北線開業。
  • 2000年 - 仙石線、あおば通駅まで延伸
  • 2015年 - 仙台市地下鉄東西線開業。

仙台市では痴呆公共団体の常で、1976年 には1926年(大正15年) 以来市民に親しまれていた 仙台市電を廃止して。せっかく都心オフィス街&仙台駅から放射状路線網が出来上がっていたバス路線網がありながら、分不相応な「伸び切った地下鉄建設」と地下鉄を支えるために?ハブ・ステーション(乗り換え駅)からエリア内バス路線網を構築する方向に"改悪"したために、市民の経済活動が著しく阻害される結果となりました。

第2項 新潟市では

  • 2007年4月1日 政令指定都市に移行 
  • 面積 726.45km2推計人口793,383人(、2020年8月1日)
  • 人口密度 1,092人/km2

新潟市では、政令指定都市昇格に拘り過ぎたために、首都圏並み?の広大な都市圏が生まれてしまい、更に悪いこと?に新潟平野を主体として山間部が少なく、京都市、静岡市、浜松市や(政令指定都市ではありませんが)岐阜市のように市街地が狭い"盆地"や"海岸"の平地部に集中していないために、公共交通・上下水道などの「公共インフラ」整備を重点的に進めることが出来なく、分散投棄?になり、逆に中央区・東区の都心機能麻痺状態?を創出してしまったようです(※21)

参※21)当サイト関連記事 新潟旧市街中央区・東区の交通麻痺は BRT のせいでは無い!はこちら。

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エピローグ 地方都市のインターアーバンは...

地方都市では先々の少子高齢化と首都圏への住人転出により先々の交通需要が見込めない状況です!

地方都市の鉄道事業者では、複々線化のような大規模な土木工事による路線増強策は行え無くなるでしょう!

首都圏以外の地方都市では今世紀後半に渡る、中長期的な輸送密度の低下、営業係数の悪化は避けられないからです。

第1項 新規土木事業は立体交差化が主体に

施設償却・建設費償還は40年!

現状、新規路線・設備増強に伴う融資額の償還(借金返済!)・施設償却は40年!が目途とされていて、2020年10月の今日現在ですら今世紀後半の2060年がローン完済?期限に当たり「少子高齢化」と「首都圏1局集中」の「利用者を吹き飛ばす嵐」が吹きまくるこれからの40年では、巨額投資は巨額投棄に終わり、交通事業者そのものの事業破綻!にもつながりかねません。

土建屋の親方連中が期待しているインフラ整備は「阪急淡路駅周辺連続立体交差事業」のように平面道路交通との干渉を避けて「立体交差化で路面交通の円滑化を図る事業が中心になるでしょう!

第2項 当面の短期的輸送力改善は団子運転で

更に増結による列車そのものの長大化による輸送力アップも8~10両編成止まりとなり、後はホームドア設置に伴い必須となるデジタル制御ATSATOの力を借りて、京王や埼京線のようにぎりぎりまで列車間隔を詰めて27本/時間の団子運転で"急場をしのぐ"こととなるでしょう!

首都圏以外の"地方都市"ではこの方法でも輸送密度の目安とされている定員の150%以内には楽に収まり、将来の少子高齢化による利用客減少に備えた「過剰投資」は防げます。

ルーラルライン支援策のアグレッシブな発想転換を!

ルーラルラインや都市圏ローカルラインの役割は変化してきています!(※91)

鉄道だけが地域輸送を担うトランスポーターではありません!

全国の"痴呆自治体"が行っている、地方鉄道事業者に対する「赤字補填の補助金政策」は見直すべき時期でしょう!

沿線住人(町村)が、なけなしのお金をはたくのなら...

福井市が行っているように、LRTへの転換(超低床トラムカー導入)などアグレッシブな施策で、ルーラルラインそのものの活性化(利用促進)を計る施策が必要でしょう!

参※91)当サイト関連記事 21世紀の地方都市にある近郊 ローカル鉄道 は発想の転換が必要では? はこちら。

時には断捨離も

時代錯誤の鉄道教(凶)信仰は捨てて、身の丈に合ったトランスポーターを模索して、間違いなしにやってくる少子高齢化地方衰退と、「コンパクトシティー」化による鉄道旅客需要減少に備えて無駄を省き、交通弱者のライフライン鉄道事業を守る努力をするべきでしょう。

参※当サイト関連記事 鉄道 は陸上旅客輸送の1手段にしか過ぎない! Rural Line の役割とは? はこちら。

過疎地 の 交通弱者 を救うには 運輸 行政 の更なる" 規制緩和 "が 必要!

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《21世紀の地方中核都市圏交通の有り方》関連特集記事のご案内 

※以下の♥タイトルをクリックするとシリーズ記事全てにジャンプ!できます。

後書き《 都市圏広域交通網 の進むべき"Road"とは... 》シリーズについて

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21世紀の都市圏交通は一元化されたMetropolitan Transportation Authorityの時代に

♥RTD(Regional Transportation District,デンバー地域交通事業団の例

欧米先進国では"都市圏交通事業"は同一オーソリティー(公共交通事業団)による一元化の方向に移ってきています!

21世紀は、「ハードウェアー」(トランスポーター種別)の優位性を競う時代では無く、都市圏全体のtransit(交通機関)の有機的な結合による「ソフトウェアー」(運行体系)の時代です!

transportation systemごとの持ち味を活かして

現有のリソース(transportation network;交通網)が互いに強調して助け合い、同一事業体として効率的なtraffic networkを構築する必要があります。

地下鉄やモノレール、新都市交通、LRTなどの"軌道"に拘らずに、BRT、水上バスまで含めた広範囲なトランスポーターが有機的結合を果たして、"利用者"であり出資者(納税者)でもある一般市民の立場に立って、コストパフォーマンス(費用 対 効果 )についての総合的な検討を加えた上で、エコロジー・エコノミー・バリアフリー・コンビニエンス(利便性)の4拍子がそろった総合的な「一元化された都市圏広域交通システム体系(事業体)」が求められている時代では無いでしょうか!

狸穴総合研究所 地域交通問題研究室 出自多留狸

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地名は言語表記を基本Google 地図カナ振り

更に、Google地図検索を容易にするために、地名に関しても、言語表記を基本に、(カナ表記)についてもGoogle 地図で使用されている「カナ使い」を使用しています。

又、引用句に関しては《〇X語版》を明確にしています。

海外事情は各国言語版 Wikipediaを優先!

但し海外事情についての日本語版ウィキペディアは、英語版contentの"直訳"が多く更に編集者(与党関係者?)に都合よいようにかなり"歪曲!"されたcontent(電子情報)が多いので、公正を期するために各国言語版 Wikipedia に直接リンクしてあります!

また、日本語版ウィキペディアは中学(教師)並み?の"直訳"が多いので、"意訳し直して"あります。

参)当サイト内関連記事 海外版Youtube 鉄道動画 と 各国語版ウィキペディアの勧め はこちら。

参)当サイト内関連記事 海外鉄道・ 空港関連 ご当地Wikipedia リンク集 はこちら。

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  • ●ラテン語表記は(裸展?語版)Vicipaedia
  • ●クネクネ文字?は(使用各国版)ويكيبيديا
  • ●中国語表記は
  • 台湾版;維基百科,自由的百科全書
  • 中共版;维基百科,自由的百科全书

にそれぞれ直接リンクしてあります。

※但しハングル表記(韓国語版)위키피디아 は、両班(ヤンパン)出身者(※991)のintellectualが趨勢を占める狂育怪が"関与"しているので著しく信憑性に欠け!ていて、殆どが日本語版ウィキペディア以下!(50歩100歩?)の fake content なので無視!しました。

Red China版 (维基百科,自由的百科全书 )のほうがはるかに信頼性があります!

参※991)当サイト内関連記事 両班(ヤンパン)3悪に翻弄され続ける韓国国民と日韓関係 はこちら。

イデオロギーに関する日本語版ウィキペディアのイエローフラッグ"糞"フラッグが多い!

特に歴史・イデオロギーに関するイエローフラッグは(管理人"としてボランティア?で"ウィキペディア事務局に関与している)平和ボケした理想主義者、有識者?達が日"教祖"の偏向教育(大衆洗脳)方針に沿うように"注意(Communism!)喚起?"しており、ハッキリ言って"糞"フラッグ!です。

むしろ"糞"フラッグが立っているcontent(内容)のほうがfairness(公正)な立場の内容と言えなくもありません!

交通施策に関するcontentは運輸族のプロパガンダの温床に

また、交通関係はYoutuberが虚仮にしているように、整備新幹線・鉄道新線関連などのtraffic network構築に関するcontentでは、スポンサー(与党運輸族・財界)の意向を強く反映しており"地上げ"につながる「偏った論調が多く見受けられ、

universality(普遍性)に欠けたprivate document(私文書!書簡)に下ずく刊行物や鉄オタ向けの雑誌記事を、引用しているcontentがほとんどです。

なのでボランティア管理者がAcademic(学術的)ではないcontentに対しては、"正当なfairness(警鐘:イエローフラッグ)"を警告している場合も多く見受けられます!

※当サイト内関連記事 日本語ウィキペディアが 鉄道(傾?)Youtuberにすら"こけ"にされる訳は... はこちら。

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公開:2020年10月 4日
更新:2024年2月21日

投稿者:デジタヌ

連載『JRTT ・独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構は"鉄拳公団"が擬態しただけ...』ー最終回ーTOP21世紀の Traffic Network 交通政策は発想の大転換が必要!では...


 

 



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