狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

過疎地 の 交通弱者 を救うには 運輸 行政 の"見直し"が 必要!

副題 宅配業者の貨客混載を認める制度改革が必要では

(要約) 政治家?なら「超低輸送密度」公共交通にも目を向けるべき!

ノスタルジックな思い出だけにしがみつく、自治体の長老達やお気楽な鉄オタたち" 鐡道擁護論者 "が持ち出す「伝家の宝刀」「錦の御旗」は、決まって老人・学生などの「交通弱者」への配慮ですが...

バス路線転換もままならないような、一日の利用客が百人にも満たない!超低輸送密度路線はどうすればよいのでしょうか...

少子高齢化により過疎地になった地域に住む「交通弱者」を守る「公共トランスポーター」サービスは、鉄道に拘らなくても色んな道が開けてきています!

お偉い代議士の先生方は票田と選挙資金の確保"にだけきゅうきゅうとしないで、広く「公共性・公益」とは何ぞや?を考えて頂きたいものです!

過疎地 の 交通弱者 を救うには 運輸 行政 の更なる" 規制緩和 "が 必要! の目次

※ハイパーリンク、その他についての御断り

(Revision 5.1 /7/4/2023改訂)

直接 hyper-link は、当事者・関連団体の Official website 若しくは、関連当事国の Wikipedia 言語版へリンクしております。

但し(参※xx) は当サイト内の参照関連記事へのリンクです。

各国版"まとも"!なGoogle 人工知能翻訳を推奨

"日本語ウィキペディア"は政治色が濃く偏った異見!が蔓延っています。

外来文化!?についても、USAの主張が色濃く出ている米語版の"直訳版"が多く、

更に「翻訳者の主観」も強く表れている content が殆ど!なので...

オリジナルの各国語版・原典版!にリンクしています。

英単語優先!表記について

更に"曖昧で不明朗"な日本語(行政用語・表現)は用いずに、できるだけ「論点・観点が明確」に示せる「端的・明解」な英単語を用いるようにしております。

本ファンタジーについて

(Version2,Revision2. ー2023年7月27日改訂)

本レビュー記事は、出来る限りの"記録"(時系列)に下ずいた史実と科学(工学・地政学的(※000)的 な検証"を行ってる semi-documentary すが...

筆者の"億測"を交えた fantasyでもあります。

なので登場する各団体とは直接関連はありません?

また各団体では"答え難い『大人の事情(利害・思惑』つまりあまり触れられたくない内容!"も含まれています。

本ファンタジーに関して各団体への問い合わせはご無用に願います。 \(^_^ )( ^_^)/

参※000)当サイト関連記事 一研究分野にすぎない geopolitics(地政学)の"概念研究 theme とは... はこちら。

★前書き 旅客鉄道事業単独では「利益を生み出せ無い!時代」に...

※ここをクリックすると本節を※スキップして次節に進めます!

(Version1,Revision14 ー2023年9月2日敗戦記念日!版)

今や、旅客鉄道は大昔の様に、3・40㎞/hでチンチン電車が「ノンビリ走っていた時代」ではありません!

通勤電車が100㎞/h以上の猛スピード!で大勢の乗客を安全に運ぼうとすると、

安全確保(軌道設備、保安施設などの設備維持管理、設備更新、運行管理業務)に"莫大な経費"!が必要な時代なのです。

おまけに、freight transportation(貨物輸送)が衰退して、full service(貨客営業)を断念せざるなくなった旅客専業鉄道では、簡単に(黒字化)利益を生みだせ無い時代なのです。

つまり、一匹狼の3セク鉄道(ボランティア営業の保存鉄道?)や地下鉄協会加盟の公営軌道以外の、JRグループ(※001)、民鉄協会加盟の私鉄、などの軌道会社鉄道事業は単なる看板・表札!にすぎなくなったわけです。

参※001)当サイト関連記事 完全民営化を契機にJR各社は「ポッポ屋」が本業の時代は終わった! はこちら。

第1項 首都圏では通勤通学対応(波動運輸対策)が最大の難題!に

首都圏で盛んにおこなわれている「JR⇔民鉄間の相互直通運行」が、何故(一部の例外を除き)地方では少ないのか?

考えて見られたことがありますか...

更には、京阪神間では当たり前のように特急料金不要の130㎞/h快速運転が行われている!のに...

首都圏では、茨城方面の"常磐線"と"つくばエクスプレス"以外では、"特別料金不要の高速通勤列車!"が運行されていない理由を考えられたことがありますか?

第1目 首都圏に見る" 痛筋5方面作戦 "と「持ちつ持たれつの♥補完関係!

  • ●どうして"JR藤沢駅構内"に並行路線小田急江ノ島線の利用促進を促すコピーが所狭しと掲示されているのか...
  • ●上野東京ライン・新宿湘南ライン(東海道線)で130㎞/h運行が行われていないのは...
  • ●中央快速線が増線(完全複々線化)しない本当の理由は...

特に東京23区を中心とする首都圏では36,848,516人つまり全国民の30%!(2023年4月現在)もの人が暮らしています。

JR東日本一社の負担では無駄な重複投資に繋がる!

Federation全体としてみた場合...

JR幹線への乗客集中を避けて、波動需要(通勤・通学需要)対策の過剰投資(過剰車両・過剰要員!)を避けたいからです。

ラッシュアワーに集中する割引定期券利用者の為に、過剰設備投資(通勤車両増備)を行っても、大半の車両に「昼間(留置場!で)お昼寝!」されていたのでは、たまったものではないのです!

通勤客を分担!してくれる"相棒"がいれば「無駄な過剰投資をしなくて済む」わけです。

第2項 『鉄道は一家、事業者みな兄弟』時代の自己矛盾!

別項(※001)に記しましたように、今や財務省所管の投資ファンドが構築した trust 体制で、

『鉄道は一家、事業者みな兄弟』となった訳です!

今や頭のネジが緩んだ!高痛傾 Youtuberが主張する様なライバル関係などありま線(せん)!

参※001)当サイト関連記事 運輸業は一家!事業者はみな兄弟! はこちら。

第1目 "公益重視"vs"受益者負担原則"という新たな矛盾と対立が...

財務省主導でpatron(出資者・株主)である投資ファンドが、「交通事業者の生き残り」をかけて組織した全国運輸事業者Federation ( trust) ですが、

新たな問題として、都市近郊路線での鉄道事業者と沿線利用者(受益者)との相反する利害関係の矛盾!「"公益重視" vs "受益者負担原則"」の矛盾と対立が芽生えています。

首都圏方式"直通運行"と大阪方式"乗り入れ運行"の違い!

労組関係!の鉄道 journalist? が"百葉1包め"で用いる「乗り入れ」ですが...

上方!で残った"乗り入れ"(共同)運行とは...

英語では Trackage rights(※002) といい、日本の鉄道事業法では第二種鉄道事業と呼ばれる alliance(業務提携)の一種です。

他社の保有する第一種鉄道事業路線や、第三種鉄道事業路線に、「乗務員込みで"乗り入れる"」運行方式のことです。

近畿以外では、JR貨物、東北の3セクや、九州の一部3セク鉄道のJR路線への乗り入れに限られています。

第三種鉄道事業への乗り入れ
第一種鉄道事業への乗り入れ
  • ※JR因美線(郡家⇔鳥取)への3セク若桜鉄道
  • JR伯備線(総社⇔ 清音間)への3セク井原鉄道

で普通にみられる光景ですが...

関東ではJR貨物(第二種鉄道事業者)以外ではめったにお目にかかれない alliance(業務提携)形態で、"上方(かみがた)"では一般的に行われています。

しかも、近鉄けいはんな線(※003)、泉北拘束線(※004)(と第一種鉄道事業への乗り入れ)を除き、初乗り運賃2重取、高額割増運賃採用していません!

参※002)当サイト関連記事 労組系!翻訳者が態と誤訳!する重要な慣用句 はこちら。

参※003)当サイト関連記事 近鉄"けいはんな線"の高額運賃問題!!!と延伸問題??? はこちら。

参※004)当サイト関連記事 泉北拘束鉄道沿線利用者の悲願・大阪駅直通は"阪和線直結・直通!が実現できレバ... はこちら。

首都圏で一般的なのは車両"直通"運行

基本となる「車両直通に関する contract(契約)」は、鉄道事業者間の、Boundary station (境界駅)で乗務員が 交代して「車両のみ」を直通させる「車両 rental system (契約)」の事で、首都圏ではこれが主流です!

つまり首都圏では(JR貨物以外の鉄道事業者の)他社路線への乗務員込みの乗り入れ運行は行われていません!

第2目 各陣営の"大人の事情(利害・思惑)"とは...

財務省(投資ファンド)サイドは...

財務省主導で行われている政策投資ファンド が取り組んでいる 全国運輸業 Federation (trust 陣営)側は、

あくまでも第一種鉄道事業の相互直通策で、利便向上に対する受益者!の応分の対価!(割増運賃)初乗り運賃2重取り!つまり受益者負担を主張!しているのです!

なので、先頃2023年3月18日に開業した東急新横浜線、相鉄新横浜戦延伸開業区間でも、

新横浜経由の東急・相鉄直通!ルートと、横浜駅経由の相鉄・東急の乗り換えルートでは、(距離も所要時間も短い)直通ルートのほうが高額運賃!などという馬鹿げた事態が生じるわけです!

直通ルート¥730- !/35.3㎞
  • いずみ野←(相鉄)→西谷←(相鉄)→新横浜←(相鉄)→日吉←(相鉄)→渋谷 
乗り換えルート¥610- /40.7㎞
  • いずみ野←(相鉄)→西谷←(相鉄)→横浜(徒歩連絡)←(東横線)→渋谷 
経済産業省は...

経済産業省所管の(旧関西系)"軽罪怪"は第三種鉄道事業を全国展開!する"公益重視"?(地元経済活性化!重視)を前面に押し出しているわけです。

(※実際に、3セク青い森鉄道でも、東北新幹線(JR東日本運賃規定)より高額なボッタくり料金設定!で、沿線のCommunity、Municipality 経済圏(生活圏)内での交易を阻害!しており、地元経済にブレーキをかけている!のです。

厚生労働省所管の労働組合活動扇動家患部)は

そして、労働組合(と支援するmass media民放TV各局)は、合理化反対!を slogan に、

鉄道事業者(経営者)が示す Refinancing(再投融資)、restructuring(組織再編統廃合)には、断固反対・抵抗する「協力拒否!闘争」を貫き、鉄道事業のreconstruction(復興)を阻んでいる!のです。

第3項 官僚体制下の狂育怪、 mass media では"決して取り上げない"真"の日本 Historia

官僚体制(文科省下の狂育怪、総務省下の mass media) では"決して取り上げない"真"の日本 Historiaとは...

2千年!以上続いているAuthoritarianism権威主義・封建体制)のRuler(支配者!)に搾取され続けてきた私達なのです。

※参)詳しくは当サイト関連記事 日本は官僚共による「集団指導体制の独裁国家!」首相・大臣はお飾りにすぎない をご参照願います。

第0目 飛鳥時代から続く権威主義の官僚制度は今も生き続けている

『日本書紀』によれば推古11年12月5日(604年1月11日)に始めて冠位十二階の制定などの国制改革が日本で行われ、官に12等があると『隋書』倭国伝に記されている...身分秩序を再編成し、官僚制度の中に取り込む基礎を作る...646年...大化の改新...中央(朝廷)による統一的な地方統治制度を創設...

日本語ウィキペディアより引用

今も生き続けている鉄道関連法!は...

charter(特許)に縛られて「お伺い!(廃止許可申請)が必要な軌道法!」と、 「"廃止届"で済ませる、"鉄道事業法"」の違いは、遵守する constitution(憲法)の違いなのです。

敗戦後のDemocracy(民主主義)に下ずく日本国憲法を遵守した法律は少ない

稀代の悪法)全幹法(※00)に繋がる日本鉄道建設公団法も、「国家公務員法、国家行政組織法の虚(不備)を突いて!」

明治の大日本帝国憲法(1890年11月29日施行)以前の(奈良時代!からあった!官吏の分類(1886年)親任官制度を引きずる官僚制度!つまりAuthoritarianism権威主義!)に下ずいた「恣意的独裁主義!を大幅に認めた憲法違反の法令!なのです。

参※00)当サイト関連記事 よとう(夜盗!)整備新幹線建設推進派の拠り所「全幹法」は憲法違反の立法! はこちら。

官僚・政治ゴロ・軽罪怪の癒着構造!

「官僚・政治屋・経済怪の癒着構造」は今に始まったことではありませんが...

Authoritarianism権威主義!)の象徴ともいえる大日本国帝国憲法制定で顕在化したといっても過言ではないでしょう!

第2目 近年過激度を増した mass media戦争責任逃れの appeal,promotion

大東亜戦争(侵略戦争)も、「軍部が起こして軍部が継続させた???」のではありません!

"火をつけて焚きつけた!"のは一部のhighbrow(財怪人),bureaucrat(官僚)とPropagandaの旗頭となったNHKなど mass media ( journalist )共です!

NHK等 mass media(journalist)が挙って煽り遂行!した大東亜戦争...
  • ●1945年6月26日 対日戦線連合国「United Nations」成立
  • ●同年7月26日 ポツダム宣言(無条件降伏要求)プレスリリース!
  • ●同年8月15日 大日本帝国が玉音放送!(降伏声明記念日!
  • 1945年9月2日 大日本帝国が無条件降伏文書へ調印し、正式に終戦・敗戦!終戦記念日

毎年8月15日の玉音放送記念日?が近ずくと、NHKを筆頭にmass media敗北記念"特殊"番組(とくしゅうばんぐみ)を"放映しますが...

8月15日は終戦記念日ではありません!真の終戦は無条件降伏文書への調印日9月2日です!

空白の2週間に日本人を襲った数多くの惨劇

彼ら communism を信奉する journalistは、この空白の2週間に起こった惨劇を隠蔽!してしまったのです。

旧・CCCP(独裁者スターリン)が日ソ不可侵条約を一方的に破棄して、大日本帝国のTerritory(領土)旧大韓帝国満州国北方領度侵攻し、日本人社会への略奪・拉致・抹殺・殺戮を行い、白旗をあげている大日本帝国を侵略したのです。

許せない mass media(journalist)の大東亜戦争!続行 Propaganda 責任回避態度

敗戦処理として行われた仕上げ(極東国際軍事裁判!?)においても...

彼らは戦争責任を全て軍人に押し付けて、自らは「USAお得意の司法取引」で極刑を逃れ!戦争責任を回避して生き延び

その後も highbrow,bureaucrat 共つまりgoverning classes(支配階級)、the exploited classes(搾取階級)、米国(軽罪怪)の悪人共と結託して、私達 citizen(庶民)に戦後復興期・高度成長期というDelusion(妄想)を抱かせて「洗脳」し続けてきたのです

※近年は、切り抜き・偏向編集で、遺族の方の同意も得ずに!当時の教育者・地方自治体役人の戦争遂行責任を追及するような"disrespect"番組を放映する傾向!が強くなっています!

『お亡くなりになった先人への哀悼の意を表するとともに、遺族の方へは謹んでお悔やみ申し上げます。』

存命していたならば小生の父も強い怒りを感じたでしょう!

町役場の徴兵係だった父は退役していたにもかかわらず自ら志願して大陸戦線に赴きました!

参※)当サイ。ト関連記事  patriotism(愛国心)は nationalism(国粋主義!)とは別物! はこちら。

敗戦後も踊り続けさせられている一般市民

1945年の敗戦後、世界の警察??? USAの腰巾着!、Democracy(民主主義)の斥候!そしてバックヤード要員として、

USAの highbrow(軽罪怪!)扇動する恣意的戦争「朝鮮動乱ベトナム戦争中東戦争反イスラーム主義」を支え続けているのです。

敗戦後の繁栄は幻影!

20世紀末に訪れた「バブル景気崩壊の後処理による暗黒の十年間???」等では無く

『敗戦後の半世紀が"悪魔の齎した幻想・虚構"だったのでしょう...

★第1節 北海道で行われているボランティアによる同乗サービスの問題点

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第1項 交通弱者にとって定時運行は重要!

「定時運行」は公共交通の要点です。

オンデマンド(随時利用)を謳う"道乗?"サービスでは利用できない時もあり、

病院通いの老人高校生の自宅通学などの利便が確保できません!

第0目 交通弱者を盾に取る「鉄道擁護論(溺愛?)」の"長老?"たち...

たとえば

「たった1人の高校生の通学のために...」

などと海外で「美談」として取り上げられると、鬼の首でも取ったように「マスコミ」が囃し立てて、JR北海道・JR九州、愛の鞭と山鉄道?、薩摩俺ん地鉄道?等の「鉄道事業副業指向組?」を虐め続ける結果となるのです!

しかし鉄道は旅客輸送だけではなく生活物資を輸送する大事な「ライフライン」でもあり「ごく限られた少数の利用者」の利便を確保するために存在するのではありま線(せん)!

第2項 事故への補償問題

北海道では、鉄道廃止地域の一部で「ボランティアによる同乗サービス?」も行われているようですが、人は運べても事故が起こった際に「誰が(何処:自治体?)が保証」してくれるのか等の問題が"積み残されて"います。

★第3項 高校通学問題!には学生寮・寄宿舎の見直しも有効では

就学年齢の青少年層には、「寄宿舎」つまり"学生寮"を自治体支援で高校のある行政拠点の町に設ければ、通学に関する問題も無くなります!

人里離れた僻地?にまでICTインフラが完備された昨今、寮住まいでも家族とのコミュニケーションは持続できるはずです!

時代の流れに逆らう!」のではなく時流に乗った対処」が求められているのです!

はっきり言わせてもらって、老人や働き盛りの成年層の「頭の中身」が時代の流れに付いて行けてないのでしょう!

★第2節 規制見直しで日本郵政も含めた宅配業者の旅客輸送業参入への道を開くべき!

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第1項 宮崎県と宮崎交通のとりくみ!

宮崎交通では四半世紀以上前から、宅配事業者(佐川急便、ヤマト運輸、日本郵便)とアライアンスを結び!山間部にある過疎地のlifelineを守っています!

つまり、omnibus(乗り合いバス)とのアライアンスで、山間部・過疎地の branch,delivery office(集配所)間を結び、delivery center⇔delivery office間のtransfer の Loss handling (センター便)削減とdelivery car(t宅配車両)の運行ロスを省き♥安定した集配サービス向上に繋がっています。

そして"豊岡市など全国のMunicipality(自治体)で omnibus と delivery business の alliance(業務提携)による partnership の trend となっています。

これを推し進めて宅配便業者による「定期循環バス運行」を認める等の規制緩和による「超低輸送密度旅客輸送」の分野にも目を向けるべきでしょう。

第2項 行政区分の変更で「既存の路線バス・鉄道路線」が全く利用できなくなった北海道の行政区などでも

例えば北海道などにある、行政区分の変更で「既存の路線バス・鉄道路線」が全く利用できなくなった都市でも、"路さえあれば規制緩和"で「貨客」兼用車両運行を認めれば、"新たな行政拠点に出来た配送センターと各自治体間を通う「幹線」サービス車両で、朝・昼・夕の3往復は確保できる筈なので、老人の地域センター病院・中核病院への通院程度は確保できます!

また、日本郵政の軽トラしか通っていなような過疎地でも、逆に「宅配エリア」に成れる可能性も出てきます。

救急医療については今まで通り、行政拠点に配備された緊急ヘリ対応で、夜間などの救急医療にも対応

できるでしょう!

第3項 過疎areaからの通学のRoadも!

前途した、宮崎県・宮崎バスでは、深刻なドライバー不足も影響して、早朝の宮崎バス便が廃止されたために、高校生の在宅通学が不可能!となり、

「自治体の寮」も整備されずに、昔の民間ボランティア下宿か、今風のワンルーム賃貸の利用しかなく!保護者の負担増!や、(母子家庭、祖父母養育など)場合によっては就学を断念!せざるを得ない場合も出ています!

しかし、宅配事業者♥早朝センター便が♥共同運行出来て、貨客扱いできるように成れば...このような青少年も救われるわけです。

★第3節 "公共交通欠損エリア"などの過疎地の「交通弱者」を救う途は

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★第1項 超低輸送密度用トランスポーターの"事業免許"の見直し「規制緩和」が必要

少子高齢化により過疎地になった地域に住む「交通弱者」に対する「公共トランスポーター」サービスは、鉄道に拘らなくても色んな道が開けてきています!(※00)

北海道ですら?道内の隅々にまで舗装道路が行き渡って、殆どの都市が高速バスで結ばれている昨今です。

「生活物資」を運んでくれている輸送・ライフラインとしてのJR貨物さんの役目はトラック輸送では賄いきれない面もありますが...

「国土交通省」の" 運輸行政の一元化 "が図れていない現状では、地方の鐡道事業には廃線・規模縮小・衰退するしか(鉄)路は残こされていないのかもしれません。

鉄道に代わる公共交通機関として、規制緩和による"貨客輸送の見直し"がこれからの日本に求められているのではないでしょうか。

参※00)当サイト関連記事 鉄道 は陸上旅客輸送の1手段にしか過ぎない!首都圏 にあるお利口なトランスポーターたち!はこちら。

★第2項 9人乗りのトリプルキャブと規制緩和が過疎地を照らす希望の光に...

安全旅客輸送上もちろん第2種運転免許は必須条件ですが、トリプルキャブ(9人乗り)のトラックなどを利用して後部荷台に「冷凍・チルド・常温」3温度帯適応のコンテナを架装すれば、ハード的には対応できます。

配達地域内は軽トラックで配送業務を行い、営業所(バス停終点)に荷受け取り扱いの幟を立てておけば、両立できるはずです。

もちろん自治体の(旅客輸送に対する)補助は必要でしょうが、「事故が起こった場合の補償も含め」、各地の無料コミュニティーバス運行や、山間部の寒村を持つ自治体で運行されている自治体の白ナンバーバス」の有料運行サービスなどよりはよほどまともです!

★第3項 ♥「過疎地特例法」の議員立法を

超党派の国会議員で新たな「過疎地特例法」を"議員立法"すれば、日本郵政や宅配業者の旅客運輸参入の道が開拓?できます。

トータルで考えた場合「脆弱な財政基盤」の地方町村では、「鉄道やバス路線転換」への助成金支出よりはずっと少額出資で「交通弱者対策」が行えるようになるでしょう!

★後書き《天命を終えた路線とは》シリーズについて

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(Version1,Revision3 ー2023年7月29日改訂)

色んな理由で、赤字路線が廃止検討されています。

と言うより色んないいわけで、『赤字路線が21世紀まで生き延びた』といってもよいかもしれません。

鉄道駅を中心(ハブ)として、ローカルエリアの交通網・生活圏を構築してきた、自治体の都市計画を考え直す時期に来たのかもしれません!

第1項 大幅に機械化されて♥道路整備が容易になった現在では...

嘗ては,道路整備よりもお手軽なLife lineとして僻地にまで鉄道が張り巡らされたわけですが...

道路建設の技術革新で、舗装路が全国隅々にいきわたった現在、99%の陸上貨物はトラックに移り、中量旅客輸送もオムニバス(バス運輸)網が担うようになっています。(※901)

参※901)当サイト内関連記事 実は一般道の舗装率と深い関係がある「モータリゼーションの激流!」 はこちら。

鉄道事業者は大きなハンディー

専用走路"Railway track(軌道)"の維持管理・設備更新を自己負担しなければならない"鉄道事業者"は、大きなハンディを抱えるようになりました!

第2項 時の流れに移ろう「民の営み・暮らし向き」と共に restructuring(断捨離)も...

嘗ての街道沿いの"宿場"を繋いだ鉄道も、宿場その物から「民の営み・民の暮らし」が消え失せ、"新鮮な空気"以外には運ぶものが無くなった旧街道沿いの路線も多いわけです。

『 nostalgia に満ちた"鉄道神話の呪縛"を解き放ち、再度"地域交通を見なおし"、大胆な restructuring(断捨離)を行うべき時期』ではないのでしょうか...

狸穴総研 鉄道再建研究室 極赤字路線問題調査室 出自多留狸

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公開:2019年7月18日
更新:2023年8月28日

投稿者:デジタヌ

生活道路( 裏道 )での人身事故撲滅はどうすれば達成できるか? TOP路面電車・軽便鉄道・森林鉄道が日本各地から"消えた理由!"とは...


 

 



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