地域交通事業体 RTD(Regional Transportation District) の必要性! と実現への途とは...
前書き(要約)帝都以外の"地方都市"が『痴呆都市』にならないためには...
都市圏交通システムはハードではなくソフトで決まる!
大阪市に見る最悪の交通施策!市営モンロー主義は利権・利益誘導・癒着を生み、不要不急地下鉄路線を増産してしまいましたが...千葉市にみられるような、正反対の自由放任施策も、交通事業者間の連携欠如の結果、都市機能麻痺状態に!
大事なのは共産思想(補助金政策)に依存しない、健全で♥"持続可能な広域交通事業体系"の構築!です。
一般地方独立行政法人として都市圏広域交通事業を一元化すれば、持続可能で♥自立可能な都市交通事業も実現できます。
- プロローグ New Monroe doctrine が必要
- 第1節 鉄道事業者は運営上の大きなハンディを抱えている!
- 第2節 赤字補填ではない利用者直接補助金制度!の採用が必要
- 第3節 欧米先進諸国!では Metropolitan Transportation Authority が常識に
- エピローグ 一般地方独立行政法人 都市圏広域交通事業体 が生まれれば...
- 第1項 エリアの交通網を見直して"不要不急路線の断捨離"が出来る!
- 第2項 同一事業体が運行する全てのトランスポーターが同一料金体制に
- 第3項 リージョナルラインとコミューターラインの振替え輸送が容易になる
- 後書き《 都市圏広域交通網 の進むべき"Road"とは... 》シリーズについて
- 脚注 関連団体 問い合わせ先リンク集
※リンクについて
(参※xx) は当サイト内の参照関連記事リンクです。
但し、その他の直接 hyper-link は当事者・関連団体の公式サイト若しくはオリジナル各国語版Wikipediaへ直接リンクしています。
※本ファンタジーについて
本レビュー記事は、出来る限りの"記録(時系列)に下ずいた史実に、地政学的!・工学的 な検証"を行ってるセミドキュメンタリー!ですが...
筆者の億測を交えたファンタジー?でもあります。
後述する各団体とは直接関連はありません。
また各団体では"答え難い大人の事情、あまり触れられたくない内容!"も含まれています。
本件に関してのお問い合わせはご無用に願います。
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※当サイトで用いた廃線ルートは、全て国土地理院の公開航空写真データに基づいています。
但し数m程度の誤差があることはご了承願います。
(※以下 直接リンクは事業者公式Website、Wikipedia該当項にリンクしてあります。)
大阪市に見る最悪の交通施策!市営モンロー主義は(※01)は利権・と利益誘導・癒着を生み、不要不急地下鉄路線(※02)を増産してしまいましたが...
自由放任交通行政はカオス状態を...
千葉市にみられるような、正反対の自由放任施策も、交通事業者間の連携欠如の結果、市内中心部での大渋滞や、運賃差、後継ぎ運賃の問題、更には交通事業者そのものの営業不振による大幅減便などが生じが、必ずしも市民(利用者)のためにはならない、別の弊害を生んでいしまっています!
参※01)当サイト内関連記事 大阪市 の 市営モンロー主義 は21世紀令和の御代になった今も生き続けている! はこちら。
参※02)当サイト内関連記事 隔離された 今里筋線 は大東亜戦争中なら間違いなしに不要不急の 廃止路線 !に... はこちら。
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鉄道(軌道)事業は、軌道の維持管理・設備更新費を自前で行わなければならない大きなハンディを抱えています!
逆に言うとこれらが、道路管理者任せの(高速バス・BRTも含めて)乗り合いバス事業には、事業としての大きな優位性があることになります。
つまり車両の、維持管理・設備更新だけで良いわけです。
なので、殆ど変わらない運賃だとしても、路線バス事業は定員に遥か満たない、空気輸送に近い状態でも、何とか採算Roadを走れる!わけです。
但し、鉄道には「バスではかなわない輸送力!」という武器があります!
都市圏交通の場合はこれらの利害得失を考慮したうえで♥最適のトランスポーターを選択する必要があるわけです!
(※32)
参※32)当サイト内関連記事 鉄道 は陸上旅客輸送の1手段にしか過ぎない! Rural Line の役割とは? はこちら。
第0項 交通政策審議会答申・妄信説は過去のおとぎ話・迷信にすぎない!
利権集団運輸族の回し者
"提言"(希望)は出来ても、一切の権限(決定権)は無い!
一般人が、マスメディアによって"勘違い"させられている最大の"誤解"は、「碁会所?に暇つぶしに集まったお年寄りたち」には何ら権限がない!どころか、"提言"(希望)は出来ても、一切の権限(決定権)は無い!と言う事実です。
地上げ屋傾「紛い物鉄道Youtyuber」共(※01)が、交通政策審議会答申に示された「提言」(※02)を"錦の御旗に振りかざし"「非現実的な新線建設Delusion!」を、さも尤もらしく吹聴していますが...
神線を神(お上)から授かっていたのは、遠い昔の「神話時代?」のお話です!
お上(政府)が"国民の僕(しもべ;公務員)"と"市民の代理人(国会議員)"で構成されている現在、
charter(許認可)申請は、民間企業(営利企業)となった鉄道事業者が"自らの大人の事情"で計画して、申請を行うものとなっています!
参※)当サイト内関連記事 運輸族(旧運輸省派)の天下は終わった、今や国土交通省(旧建設省派)が国土軸を模索する時代に... はこちら。
参※01)当サイト内関連記事 今どきの交通系!Youtuber...鉄道タレント、鉄道シナリオライター、鉄道 コラムニストとは?... はこちら。
参※02)当サイト内関連記事 交通政策審議会 の"提言"は 与党運輸族 のアドバルーン? はこちら。
彼らの妄想は過去に何度も覆されている!
もっとも有名なのは、埼京線開業後も"東北通勤新線"構想に固執!していた事実であり、
北陸震撼線ルートが2転3転している事実でしょう。
つまり、彼らは単に運輸ゴロ共の手先にすぎない訳です。
※横浜市営地下鉄関内駅の例
第1目 新規路線の素案(議題)を作成しているのは地上げ屋の回し者・運輸ゴロ!
更に新規路線の素案(議題)を作成した連中は、交通専門家(地政学者)では無く!
「一儲けを企む鉄道事業者 つまり商人(あきんど)」と言う事実でもあります。(※公営交通事業の場合は、地上げ屋と結託した視界偽員!ども)
例えば各政令指定都市の地下鉄建設などでは...
全国の公営鉄道の延伸妄想!の数々について、"日本語ウィキペディア"などに投稿した"その筋の関係者!"どもは、
未練がましく地上げ路線妄想!を書き連ねていますが...
何れも地元市民(住人)の意向を反映した構想ではなく、タダの地上げ妄想!にしかすぎません。
第2目 鉄道新線は市民の Consensus が無ければ...
都市計画・鉄道新線計画は「♥人の営み、暮らし向き」と切り離しては成立しません!
つまり、地上げ屋共が、好き勝手に引いた「地上げ路線!」では、地勢までも変える力は無い!わけです。
さらに今や、巨大設備事業!である鉄道建設Scheme(企て!)には、自治体(市民)の血税投入が無ければ実現できない世の中になってしまっています。(※03)
地下鉄延伸などの鉄道新線建設は「良し悪し(※04)」は別にして、
"♥市民の Consensus(総意・協心)に下ずく、自治体(市民)の "が得られ無ければ建設Scheme(企て)が実現できない!ご時世なのです。
参※03)当サイト内関連記事 鉄道建設に必ず登場する事業費・自治体分担の"仕来り" Schemeの由来は "企み!"で " 言い得て妙 ... はこちら。
参※04)当サイト内関連記事 欧米 から学ぶ 持続性のある 旅客鉄道事業 再建 に関する2つの取り組み はこちら。
第3目 ルート設定には♥"民主主義の原点回帰"が...
- ●新線建設ありきの(一方的Power harassment!)施政を捨て!
- ●民間企業!(鉄道事業者)の"エゴ"と、視界偽員の野望を取り払い!
- ♥地域住人の望む「真(誠)の鉄道"神"線」を目指す姿勢!
つまりCompliance(追認・承服)を強要?する施政ではなく、♥Consent(同意)を大前提とすべきではないのでしょうか!
その為には
- ●Power harassment!Scheme(企て!)の Compliance(追認)を求める地元釈明会は必要無いでしょう。
- ♥求められるのはパネルディスカッションなどによる事前の♥"公聴会"なのではないでしょうか。
つまり建設予定エリアの
- ♥住民の要望に耳を傾けて、
- ♥民意をくみ上げる
姿勢が大事!なのではないでしょうか...
自治体(利権集団)の"猿芝居!"(地元釈明会)では「中共のパワハラ圧政!独裁体制」と何ら変わりません。
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現在国内の多くの痴呆自治体が取り組んでいる赤字ルーラルラインへの補助金(支援金)支出の仕方は...
自治体所在駅の利用客数に応じた赤字額を各自治体が案分して、事業者に直設支援(拠出)するスキーム(枠組み)制度ですが...
第0項 一部?の社会主義経済学者、Communistと結託した運輸族の"虚言"について
整備新幹線(※32)もそうですが、痴呆赤字ローカル線の存続問題については、『全額国庫補助・地方自治体の公金(税金)で賄うべきだ...』と言う Communism 発言をよく耳にしますが、これは大変危険な思想!です。
参※32-1)当サイト内関連記事 整備新幹線 建設事業を "誰が得する" ために 推進 しているのか?... はこちら。
参※32-2)当サイト内関連記事 今どきの 鉄道系Youtuber 鉄道タレント 鉄道シナリオライター 鉄道コラムニストとは?... はこちら。
大事なのは共産思想(補助金政策)に依存しない"持続可能な交通事業体系"
地方自治体補助金=住民税!
国庫=事業税、ガソリン税、固定資産税...つまり私たち国民(企業)が「血と汗と涙」でかせいだ利益から出た血税!です。
国庫の財源は、国内だけではなく海外現地企業からの配当受益も含まれているので、国民の血税ではない???等と言う大噓を並べる経済学者・よとう(夜盗)運輸族の大偽師もいますが、これは大噓!です。
お金は天から降ってきません!
海外からの送金(貿易収支)も、私たち日本人(が働いている企業)が海外で「血と汗と涙で、築き上げた企業努力の賜物!」であり、結局は全て日本国民の血税!です。
第1項 ヨーロッパでは
ヨーロッパ先進国?の独国エッセン州のフランクフルト交通会社 (VGF) ,やバーデン=ヴュルテンベルク州の有名なVBK line(Verkehrsbetriebeカールスルーエ企業体) - de:Verkehrsbetriebe Karlsruhe GmbH、de:Albtal-Verkehrs-Gesellschaft)
では利用者の申請に基づいて、近隣自治体役場がパス(定期券)をが発行するシステムがとられています!
魏妖怪の回し者で占められている日本の"有識者"(※21)と呼ばれているお偉い先生方は、自ら経済学者でありながら、運営面については一切触れずに、不得意な?ハード面(トラムカー)(※22)の利点を強調して、VGA事業体の本質をとらえていません!
参※21)当サイト内関連記事 交通政策審議会 は 利権集団・与党運輸族 の宣伝塔!? はこちら。
参※22)当サイト内関連記事 チンチン電車の郊外鉄道路線乗り入れと、鉄道車両の市内併用軌道乗り入れの違い!?とは... はこちら。
第1目 例えば広島市都市圏広域交通事業に当て嵌めると...
例えば広島(※23)などの場合に当てはめると、隣接自治体の市民窓口で、利用者が申請することにより、乗降駅⇔市内間の一ケ月定期を半額程度自治体負担したパスや回数券を給付(発行)するようにするわけです。
こうすることによって、直接市民の鉄道利用を促進して、鉄道事業者の営業係数を改善に協力するわけです。
更には、最寄り駅に登録制(指定枠)無料パーキング(※24)を併設して、これも毎月更新として、パークアンドライドを促進しています!
参※23)当サイト内関連記事 広島都市圏・広域交通網のオーソリティー化が必要! はこちら。
参※24)登録車両以外は駐車禁止扱いとして、即刻レッカー移動を行う!
実際に、小生がアメリカ出張した際に、フィラデルフィア郊外のパークアンドライド施設に"無段駐車"してレッカー移動を食らい大慌てしたことがあった!
但し、補完所に出向けば罰金+レッカー移送料をクレジット決済するだけで車(レンタカー)を返却してくれて、所轄警察出頭や、違反点数減点などの煩わしい手続きは必要なかった...(日本国外なので当たり前!)
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欧米先進国!では日本のような衰退途上国?とは異なり、早くから都市圏広域交通事業の一元化に向かい、無駄を省いて大成功を収めています!
- ●フランクフルト交通会社 (VGF) ,
- ●バーデン=ヴュルテンベルク州の有名なVBK line(Verkehrsbetriebeカールスルーエ企業体) - de:Verkehrsbetriebe Karlsruhe GmbH、de:Albtal-Verkehrs-Gesellschaft)
- ●CTA (Chicago Transit Authority, )
- ●LACMTA Los Angeles County Metropolitan Transportation Authority
- ●MTS(San Diego Metropolitan Transit System)USAサンディエゴ
- ●MBTA (Massachusetts Bay Transportation Authority) (※31)ボストン
- ●RTD(Regional Transportation District,)(※32)デンバー地域交通事業団
- ●Sound Transit (ST), officially the Central Puget Sound Regional Transit Authority,
- ●Downtown Seattle Transit Tunnel (※33)
- ●NICTD(Northern Indiana Commuter Transportation District)インディアナ州北部通勤輸送公団
紹介したのはほんの一例で、ニューヨークのようなMetropolis(大都市)では、渡船(フェリー)、ロープウェイ迄統合しているMetropolitan Transportation Authority(都市圏広域交通事業体)が、
地方都市(中核都市)では、"デンバー都市圏"のようにRegional Transportation District(地域公共交通事業体)が広域公共交通のtrend(潮流)となっています!
つまり、広域公共交通に関するあらゆるトランスポーターの運営を一元化して、お互いが競合するのではなく、お互いが、お互いのメリットを最大限に生かして、補完し合って、協調して、有機的に連携した、市民利用者にとって、コンビニエンス(利便性)をもたらす交通体系を構築しているわけです。(※34)
参※31)
ボストン中心部では、LRT路線とバス路線が地下駅で対面乗り換えができるように低床ホームを共用してました。(現在トラムカー路線は全て低床バストラム(※31-2)に置き換わっています)
参※31-2)当サイト関連記事 トラムといえば『 バス・トラム 』を指す日が必ずやってくる! はこちら。
参※32)直訳すると地域交通地区となりますが、デンバー地域の交通事業体なのでデンバー地域交通事業団と訳すのが適当でしょう。
DistrictとはTransportation(traffic)公共交通に用いる場合には、カタカナ日本語の"サービスエリア"とおなじ意味合いとなります。
当サイト内関連記事 英語圏 の 鉄道 関連 Web コンテンツ で用いられる 慣用句 ・ 記述 について はこちら。
参※33)特にシアトルの中心部では、軌道とバスが地下専用軌道上を共用していて、お互いに同一ホーム上で乗り換えが可能となっていました!(現在はバス路線がLRTに変換したので廃止されています)
参※34)当サイト内関連記事 21世紀の 持続可能 な 鉄道事業 とは? ー 都市圏広域交通事業体の必要性!ー はこちら。
第1項 日本でも実現できる地域交通事業体!
日本では広域事業団と言うCategoryはありませんが、♥地方独立行政法人と言うCategoryはあります。
地方独立行政法人と一般地方独立行政法人の違いは公務員資格(公共団体扱い)と非公務員資格(一般企業扱い)の違いのみで、どちらも鉄道事業者(運輸事業者)になれます。
つまり、伊賀鉄道㈱(※22)などのように、一般企業"近鉄"の投資・運行支援(社員派遣)を得ている場合は、一般地方独立行政法人が適するというだけです。
参※22)当サイト内関連記事 伊賀盆地 は 東海 ?それとも 近畿 ? 亀山⇔ 伊賀神戸間 が一本!に繋がり JR さんが" 乗り入れ "してくれれば... はこちら。
地方独立行政法人とは...
地方独立行政法人(ちほうどくりつぎょうせいほうじん)とは、日本における法人のうち、地方独立行政法人法(平成15年7月16日法律第118号)に規定される「住民の生活、地域社会及び地域経済の安定等の公共上の見地からその地域において確実に実施されることが必要な事務及び事業であって、地方公共団体が自ら主体となって直接に実施する必要のないもののうち、民間の主体にゆだねた場合には必ずしも実施されないおそれがあるものと地方公共団体が認めるものを効率的かつ効果的に行わせることを目的として、この法律の定めるところにより地方公共団体が設立する法人」をいう。《日本語版ウィキペディアより引用》
一般地方独立行政法人とは...
特定地方独立行政法人以外の法人で、役員及び職員は公務員ではない(「非公務員型」と呼ぶ)。一般地方独立行政法人と当該法人の役員との間では、委任契約が結ばれ、当該職員との間では、労働契約が結ばれる。《日本語版ウィキペディアより引用》
地域交通事業体!を設立できる!
つまりJRTT・独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備機構や各地の旧公立大学に倣い、一般地方独立行政法人XX地域交通事業団を設立することが可能です。(※32)
参※32)当サイト内関連記事 JRTTが改組できれば 地方の 鉄道事業者 にも未来への希望が... はこちら。
参※32-2)当サイト内関連記事 トラムトレイン方式(カールスルーエタイプ)とは? はこちら。
自治労が激しい反対闘争!をしているのは...
一部の労働組合が騒ぎ立てる身分問題などありません!
自治労や公務員共済組合!が猛烈な反対闘争!を行っている訳は、奴ら木っ端役人共の"既得権益"が無くなるからです。
具体的には、組合専従職員!の存在、各種共済組合資格喪失、恩給資格喪失、社保組合などなど、嘗ての公務員薄給時代に制度化された数々の特権・既得権益(適用資格)が無くなるので、猛烈に反対闘争を行っているだけです。
さらに、自治体患部連中も、"天下り先"を失うことになるので、"甘い汁が吸えなくなる"!(※33)のを嫌うためです。
しかし大多数の、乗り入れ先関連鉄道会社、バス会社の(現業関係)出向社員は、今まで通り所属会社の社保が適用されるので実害はありません!、さらに所属会社の♥組合員活動も継続できます、但し所属会社ごとの給与規定となるので待遇は...
参)当サイト内関連記事 公務員の天下り防止策について《 甘辛時事放談 2006》 はこちら。
RTD(Regional Transportation District,)が日本の地方都市圏のお手本では
♥ RTD(Regional Transportation District,)デンバー地域交通事業団
組織的にも、一般地方独立行政法人に近い公共団体なので、日本の各都市がお手本とするには最適なのではないでしょうか!
第2項 利用者にとってのコンビニエンス(利便性)とは...
例えば、東京メトロのように短距離移動は安く、距離が長くなる(郊外)には割増運賃で、生活圏(経済活動圏)内の移動を容易くして、マイカーに頼らなくてもちょっとそこまでなら、気軽に公共交通機関が利用できるようになることでしょう。
エリア内共通運賃制度
同じ事業者であれば、"乗り継ぎ"っ割引という概念を無くしてpoint to pointで同じ料金とすれば、rapid service(急行運転)、コミューター利用(近隣移動)の目的に応じて、電車・バス・水上バスを自由に選択することが出来て、最短の経路で目的地にたどり着けるようにするべきです!
勿論お互いに連携した運行ダイヤ設定が前提とはなりますが...
第3項 地域経済(経済活動)を活性化するには...
第1目 ローカルエリア内の人の移動を活性化する
さらには、東京の私鉄が取り組んでいる、パス制度の導入で
つまり、ICカードでもない、エリア限定パスを発行して、エリア内の往来を活発化させて、エリアの商業活動を活性化する(駅中施設・駅ビルの優待割引など)
第1目 特定乗換駅での途中下車有効制度!
これも東京メトロで実施されているサービスの一つで、同じ駅を通過しなければ(いわゆる大廻乗車)であれば、指定された特定乗換駅では、40分の乗り換えタイムを認めるというもの。
つまり、途中下車して乗り換え駅周辺の、飲食店などを利用できる制度!です。
この制度を利用すれば、水上バス⇔市内交通(路線バス・路面電車・地下鉄・新都市交通)などすべてのトランスポーター間を自由に行き来できることとなり。
例えば、市内最短区間¥130!(長崎電気軌道/2011年現在)でとなりの電停迄、行くのに市内をぐるっと遠回りして、市内各所の特定ハブポイントで40分ずつ道草を食って!市内観光!を楽しむことも可能となります!
一日乗車券¥500ーを購入するより安上がりに市内観光が出来る訳!
第4項 リージョナルラインとコミューターラインの振替え輸送が容易になる
つまり、広島市都市圏高域交通を例に挙げると、山陽本線と、宮島線が並走している区間ので、どちらかに「何らかの支障」が生じた場合にも、問題なく共通定期券(パス)で振替え輸送に対応できる!
更に、佐伯区、廿日市市、の途中駅から利用する乗客は主要ハブ駅(結節駅)で乗り換え・乗り継ぎが容易となり、出張・旅行の為に区から広島駅を目指す際など、広電と山陽本線が簡単に乗り継ぎ出来るようになる!
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第0項 生活圏は活き物
"生活圏は活き物"で有るが故に"アメーバー"のように"時代と共に変化!しています。
commuter network は「人の営み、暮らしぶり」と切り離しては成立しません!
但し利用者(乗客)にとっては、単なる「2点間の移動手段」であり、同一ゾーン(同一都市圏)でありながら、エリア(区域)毎で、¥(運賃)/㎞(移動距離)が異なるのは、"地域格差"に繋がり、生活圏としての都市機能を阻害するわけです!(※91)
都市圏交通の場合はこれらの利害得失を考慮したうえで最適のトランスポーターを選択する必要があるわけです!(※92)
参※91)当サイト内関連記事 都市は生き物、為政者・経済学者の思惑通りには育たない! はこちら。
参※92)当サイト内関連記事 鉄道 は陸上旅客輸送の1手段にしか過ぎない! Rural Line の役割とは? はこちら。
ココが旧来の「市営モンロー主義とは一線を画する」ところで、不要不急の重複ラインは整理統合して、都市圏全体で、競合ラインの無い、住み分けが実現できるわけ!
つまり、近隣都市間はリージョナルラインのラピッドサービス(or BRT)で、市街地及び、ローカルエリアサービスは、LRT(既設新都市交通)でというふうに、和区割り分担を明確にできて、エリア内は重運管コミュータ路線バスを巡らせば、幹線道路の渋滞にも引っ掛からずに、お互いの利点を生かした、輸送密度に応じた適切なトランスポーターが選択できて、適材適所の広域交通システムが構築できるわけ!
♥岩瀬浜駅での連係プレイ!
同一事業体が運行する全てのトランスポーターがが同一料金体制(¥/㎞)で運行しても、トータルで採算ベースに乗せられて、
つまり、利用者にとっても、運輸サービス(並行路線間)に不公平(¥/㎞の差)が生じない!
ICカードの普及で、ハブポイント(乗り継ぎ駅)での清算検札も必要なく、何より異なった事業者間での初乗り運賃の2重払いが解消できます!
つまり、前途したように山陽本線と、宮島線が並走している区間などでは、どちらかに「何らかの支障」が生じた場合にも、問題なく共通定期券(パス)で振替え輸送に対応できる!
更には並走しているBRT(近距離高速バス)への振り替えも容易となるわけです!
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♥《21世紀の都市圏交通の有り方》関連特集記事のご案内
※以下の♥タイトルをクリックするとシリーズ記事全てにジャンプ!できます。
- ♥《Theme》21世紀の 都市圏広域交通事業 は発想の大転換が必要では! のTop index
- (summary)明治維新後に訪れた文明開化の象徴"鉄道"が全てのtraffic networkを担う時代はとっくに終わっています!
- ♥《chapterⅠ》日本の 都市圏 公共交通網 の問題点!とは... のTop index
- (summary)コンセプトの無い"路面電車復活"が単なるトレンドとなっていますが、持続可能な鉄道事業に対する長期的ビジョンに欠けている構想が多い...
- ♥《chapterⅡ》都市圏 広域交通事業団 の必要性! と実現への途とは... のTop index
- (summary)市営モンロー主義は不要不急地下鉄路線を蔓延させてしまいましたが...自由放任施策も、交通事業者間の連携欠如の結果、都市機能麻痺状態に!
- ♥《Sequel》欧米 から学ぶ 持続性のある鉄道事業 再建 に関する2つの取り組み のTop index
- (summary)旅客運輸のみを考えた場合の鉄道事業の潮流は、鉄道発祥の地"英国"で行われている上下分離方式と、USAで盛んな広域交通事業体 方式の2つです。
- ♥《Appendix Ⅰ》 森林鉄道・軽便鉄道・路面電車が日本各地から消えた理由とは? のTop index
- (summary)『モータリゼーションが、全国各地から軽便鉄道・森林鉄道・路面電車・地方ローカル線などを押し流した』とされていますが、実はそこに至る...
- ♥《Appendix Ⅱ》 運輸族代議士や地方議会議員 が 鉄道 新線を "建設したがる訳!" とは... のTop index
- (summary)某時事Youtuberの 公共投資関連コンテンツに、土木関係者?を装った正体不明の人物から「公共投棄」土木事業の必然性をぶち上げた"恫喝"コメント!が...
- ♥《Appendix Ⅲ》 パブリックコメント 制度とは... のTop index
- (summary)パブリックコメントとは聞こえはいいですが Power harassment!とも言える Scheme(企て!) についての Compliance(追従)!を求めているだけで...
※ここをクリックするとこのページの"目次 Topに戻れます!
市民生活に欠くことのできない"♥大都市ローカル線"、さらには輸送密度8000人以下のregional line(地方交通線)、rural line (田舎路線・3セク線)などが21世紀を生き抜く(鉄)路として何が必要なのか?...
"赤字3セク化と補助金漬け"に頼らない「自立可能な公共交通事業」とは...
3セク化と補助金漬けだけが地域鉄道を守る手立てではなくなっています!
欧米を見倣って、「事業者救済!(赤字補填策)」から、沿線"自治体"による市民優待パス・優待回数券の直接給付(発券)などの「利用者直接支援」で、エリア全体の利用促進を図り"自立できる公共鉄道"つまり「持続可能な鉄道事業」を目指すべき!でしょう。
Omnibus事業も統合した地域交通事業団!が欧米先進国のtrend
大阪市が行ったような、Metro(軌道事業)とOmnibus(路線バス)の分割公営企業化(※91)は、欧米先進国!のtrendに抗った愚行!です。
鉄軌道に拘らず、BRTなどの Omnibus(乗り合いバス)事業、水上バス、Aerial tramway!(ロープウェイ・ゴンドラリフト)も含めたトランスポーターすべてを統合・一元化して運営する Regional Transportation District(地域公共交通事業体) が欧米先進国!のtrendです。(※92)
参※91)当サイト内関連記事 地域公共交通事業体 Regional Transportation District(地域公共交通事業体) の必要性! と実現への途とは... はこちら。
参※92)当サイト内関連記事 大阪メトロ は " 大阪市 " の呪縛を断ち切り OTA 大阪都市圏広域交通事業団 !となるべきでは... はこちら。
鉄道は単なる1手段
更にtransporterはその利害・得失や、ローカルエリア(地域)ごとの背景(発展or衰退、旅客需要(輸送密度)、既存リソースの存在)などのsituationに見合った"適性"で選択すべきです!
22世紀に向けた「regional line」「rural line」等のPublic transportation (公共交通機関)の♥あり方を考えてみました。
※日本の地方都市のお手本ともいうべき♥RTD(Regional Transportation District,)デンバー地域交通事業団の例
狸穴総研 地域交通問題研究室 出自多留狸
※ここをクリックするとこのページの"Top index"に戻れます!
関連団体リンクテーブル
- ●国交省 ♥国土交通ホットラインステーション(交通行政への要望受付)
- 鉄道局
- ●日本民営鉄道協会
- ●東京都都市整備局
- 東京都交通局 都営地下鉄・都バス・都電事業案内ページ
- ●東京メトロ ♥ご意見・ご要望フォーム 鉄道本部鉄道総括部計画課
- ●大阪市都市交通局、♥市民の声ページ
- ●富山県 ♥ご意見・ご要望ページ
- ●神戸市 ♥お問い合わせページ
- ●広島市 ♥市政へのご意見ご要望ページ
- ●徳島市 ♥お問い合わせページ
- ●岡山市 ♥ご意見・ご提案ページ
- ●宇都宮市 ♥市政へのご意見ページ
※hyper-linkについて
ハイパーリンクは事業者の Official Websiteを基本に、♥各国語版Wikipedia該当contentにリンクしてあります。
地名は言語表記を基本にGoogle 地図カナ振りで
更に、Google地図検索を容易にするために、地名に関しても、言語表記を基本に、(カナ表記)についても♥Google 地図で使用されている「カナ使い」を使用しています。
又、引用句に関しては《〇X語版》を明確にしています。
海外事情は各国言語版 Wikipediaを優先!
但し海外事情についての日本語版ウィキペディアは、英語版contentの"直訳"が多く更に編集者(与党関係者?)に都合よいようにかなり"歪曲!"されたcontent(電子情報)が多いので、公正を期するために各国言語版 Wikipedia に直接リンクしてあります!
また、日本語版ウィキペディアは中学(教師)並み?の"直訳"が多いので、"意訳し直して"あります。
参)当サイト内関連記事 海外版Youtube 鉄道動画 と 各国語版ウィキペディアの勧め はこちら。
参)当サイト内関連記事 海外鉄道・ 空港関連 ご当地Wikipedia リンク集 はこちら。
※hyper-link先は
- ●日本語(カタカナ)表記は(日本語版)ウィキペディア
- ●英語表記は(英語版)Wikipedia
- ●オランダ表記は(欄語版)Wikipedia、ドイツ語表記は(独語版)Wikipedia、スペイン語は(西班牙語版)Wikipedia 、イタリア語表記は(伊語版)Wikipedia
- ●スランス語表記は(仏語版)Wikipédia、ポルトガル語表記は(葡語版)Wikipédia
- ●ロシア語表記は(露語版)Википедия、
- ●ラテン語表記は(裸展?語版)Vicipaedia
- ●クネクネ文字?は(使用各国版)ويكيبيديا
- ●中国語表記は
- 台湾版;維基百科,自由的百科全書
- 中共版;维基百科,自由的百科全书
にそれぞれ直接リンクしてあります。
※但しハングル表記(韓国語版)위키피디아 は、両班(ヤンパン)出身者(※991)のintellectualが趨勢を占める狂育怪が"関与"しているので著しく信憑性に欠け!ていて、殆どが日本語版ウィキペディア以下!(50歩100歩?)の fake content なので無視!しました。
Red China版 (维基百科,自由的百科全书 )のほうがはるかに信頼性があります!
参※991)当サイト内関連記事 両班(ヤンパン)3悪に翻弄され続ける韓国国民と日韓関係 はこちら。
イデオロギーに関する日本語版ウィキペディアのイエローフラッグは"糞"フラッグが多い!
特に歴史・イデオロギーに関するイエローフラッグは(管理人"としてボランティア?で"ウィキペディア事務局に関与している)平和ボケした理想主義者、有識者?達が日"教祖"の偏向教育(大衆洗脳)方針に沿うように"注意(Communism!)喚起?"しており、ハッキリ言って"糞"フラッグ!です。
むしろ"糞"フラッグが立っているcontent(内容)のほうがfairness(公正)な立場の内容と言えなくもありません!
交通施策に関するcontentは運輸族のプロパガンダの温床に
但し、交通関係はYoutuberが虚仮にしているように、スポンサー(与党運輸族・財界)の意向を強く反映しているので、universality(普遍性)に欠けたprivate document(私文書!書簡)に下ずく刊行物やマニア向け雑誌を引用しているcontentが大半で!
Academic(学術亭)ではないcontentに"正当なfairness(警鐘:イエローフラッグ)"を警告している場合もあります。
※当サイト内関連記事 日本語ウィキペディアが 鉄道(傾?)Youtuberから"こけ"にされる訳は... はこちら。
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公開:2021年7月24日
更新:2023年4月 9日
投稿者:デジタヌ
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