狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

相模原市・橋本駅 周辺が リニア中央新幹線 開業で 首都機能分散 による副都心に躍り出れるか?

前書き(要約)「大躍進のチャンス」をつかんだ!政令指定都市「相模原市」...

リニア中央新幹線橋本駅開業で交通至便エリアとなり、更には地球温暖化による海面上昇、巨大台風による高潮、関東大震災による津波にもびくともしない、相模原駅周辺こそ、防災拠点としての政府機関の移転先・副首都にふさわしい候補地ではないでしょうか!

《 道州制への途 》 Annex1  政経分離と 首都機能分散 その4

リニア中央新幹線「橋本駅(仮称)」建設決定でさらなる「躍進のチャンス」をつかんだ!県内第3の政令指定都市「相模原市」...

リニア中央新幹線開業で第2副都心「首府機能分散移転」構想は大きく前進する!?

長年の懸案(悲願)だった相模原駅北側の米軍基地返還問題にも明るい兆しが差し込み、広大な用地が「第3の副都心」として蘇ろうとしています!?

  • 紫ライン リニア中央新幹線
  • 濃紺ラインJR在来線
  • グリーンライン 在京私鉄線
  • ブラウンライン 自動車専用道

※ここをクリックするとこのページの"Top index"にジャンプ出来ます!

※リンクについて

(参※xx) は当サイト内の参照関連記事リンクです。
但し、その他の直接 hyper-link は当事者・関連団体の公式サイト若しくはオリジナル各国語版Wikipediaへ直接リンクしています。

《 道州制への途 》の総合目次

※以下のタイトルをクリックするとシリーズ記事全てにジャンプできます!

プロローグ 地方分権と道州制を考える...

中央集権(集金)地方再分配(地方交付税)制度を基本とするわが国では、末端の市町村の木っ端役人に至るまで「親方日の丸」根性が抜けきれず無駄な公共投棄!がはびこる世の中に...

第1回 "東京一極集中"と"地方都市の衰退"を防ぐ道は" 政・経分離 と 首都機能分散 "しかない!

"地方分権"すなわち"道州制"を採用すれば諸外国の実例のように"首都一極集中"と"地方都市衰退"はある程度は防げることになります!

第2回 東京への"富と権力と人口"の 一極集中 を防ぐには...

政府に次ぐ実権(財政)を手中に収めて、政府が持て余すほどの横暴ぶりの東京都!ですが、このことが、東京一極集中を招いたともいえるのではないでしょうか...

第3回 道州制 で 近畿 は甦れる!

道州制 が実現すれば州全体が「経済特区」になることも可能になります。例えば陸の孤島?和歌山県が「大・海高速鉄道」で世界(関空)と繋がり日本のシリコンバレー!に...

第4回 なにわ の復権 大阪都構想 実現を阻む"市営モンロー主義 一派"

大阪都構想を実現させるには"なにわ人"の好む損得勘定「大阪都構想実現のメリット」を"明確に提示"できないと実現は難しいでしょう!

第5回 名古屋市 が リニア中央新幹線 開業で" 日本経済の中心地 "になる時...

リニア中央新幹線が開業すれば、品川⇔名古屋駅間は40分で結ばれます。つまり「ニューヨーク」の連邦準備制度理事会のように名古屋に本店を移転しても...

Top Index

プロローグ リニア中央新幹線開通で新首府に必要な交通インフラが全てそろう橋本駅周辺

そういっては失礼ですが、単なる東京のベッドタウンとして見なされてきた相模原市ですが...、リニア中央新幹線が開通することによってニューヨークのマンハッタン島のように「日本の首府」(※0)に大化けするかもしれない!

羽田⇔品川間14.5㎞ 23分/京急 エアポート急行

品川⇔橋本間 約38㎞ 約10分 表定速度 228㎞/h(※1)

リニア中央新幹線橋本駅開業で、品川駅とは10分以内で結ばれることとなり、羽田空港からも30分程度で結ばれることとなります。

つまり東京駅・丸の内・有楽町周辺と同等の時間で全国各地と繋がることになります!

※注1)品川⇔名古屋間 285.6km を最短40分 (最高運転速度505㎞/h、表定速度428.4km/h)で結ぶ計画だが、品川⇔橋本間は 約38㎞と短距離であるために、加減速区間を考慮するとこの程度になると考えられる。

当サイト 関連コラム 第2章 東京への"富と権力と人口"の 一極集中 を防ぐには...

第1節 通勤も楽に

現状でもJR横浜線で横浜と、JR相模線&小田急線で湘南エリアと、京王線とJR中央線で東京都下武蔵野エリアと、JR中央線・八高線で、三多摩エリアと直接結ばれており、更に武蔵野線経由で裏日本?東北・北海道の玄関口の大宮とも結ばれるれている。

更に、圏央道(国道468号線)も整備されており、東名高速、中央自動車道、関越道、東北道、常磐道、成田国際空港とも都内を通過することなく連絡することができる交通至便地となっています。

つまり、陸路・空路で全国各地と繋がっているわけです。

米軍基地の返還にも目途が

相模原市の足かせとなっていた1駅隣の相模原駅の北に広がる米軍基地の返還にも目途が立ち、跡地を副都心用地に転換すれば、副都心が形成できる可能性が高まったと言える!

さらに基地返還に伴い小田急線も相模原(上溝)迄延伸されることがほぼ決定となっている。

第3節 県庁所在地を横浜市から奪うぐらい?の意気込みで...

今まで「(非活動)夜間人口」だけを押し付けられ、「(活動)昼間人口」と"税収(企業)"は東京都にもっていかれていたわけで、新生政令都市「相模原市」の台所事情は税収が「インフラ整備」に追い付かない'状況で「火の車状態」でつい、

『リニア中央新幹線橋本駅が誕生すれば、「駅」の無いお隣東京都町田市にも「益」が生まれるのだから、東京都にも建設費を補助してほしい...』

等と「せこい言葉」を発してしまったのでしょうが...

米軍基地が亡くなるということは政府からの...

基地が無くなると「迷惑料」が入らなくなり「市の財政が困窮する」とご心配な向きもおありでしょうが...。

米軍基地が立ち退いた後に、主だった中央官庁が"転入"してきてくれて'官庁街"が誕生すれば、両隣の交通至便地である緑区「橋本駅」淵野辺駅、そして小田急電鉄がやってくる相模線の「上溝駅」あたりも都市化して、大企業の本社がグループ企業を引き連れて進出してくるでしょう!

そうなれば、神奈川県第2の都市川崎市と並ぶ財政基盤も夢ではなくなります!

せこい!ことを言わずに「千載一遇のチャンス」と捉えて「政令指定都市・相模原市の誇り」をもって、「神奈川県とよく協議して」22世紀に向かって今後100年の計(都市計画)を立て「第2の副都心」化計画を練る必要があるのではないでしょうか?

エピローグ 副首都相模原市の最大の武器は標高!

相模原新都心の最大の利点は、標高にあります!

相模原駅中央区に広がる米軍相模原補給省の広大な、復突進候補地は標高120m以上の入た課題であり、"境川"の護岸と"遊水施設"(浸水公園)さえ再整備すれば、今後懸念される、地球温暖化による、海面上昇にもびくともしない、天然の要害となります。

海抜0m以下のマイナス標高で埋め尽くされている?東京都特別区23区は、人口一極集中による"人の重み?"で年々地盤沈下しており!、地球温暖化による異常気象の影響で、巨大化する"台風"は、これまで100年に一度とされていた、"高潮"の発生を恒常化し!

現在の防災対策では、海抜マイナスエリアを守れない状況になってきています!

今後、防潮堤の嵩上げ、水門の改修、巨大地下遊水施設の増設など、"数兆円規模"の公共投資"が必要だとされています!

しかしこれらの対策が講じられても、各河川の"想定外"の反乱、高潮や津波が押し寄せれば...

標高15m以下の地帯は危険!とされていて

標高3mそこそこのお堀端にある丸の内・遊楽町、中央官庁が犇めく標高7.5m内外の霞が関辺りは、完全に水没して、長期間にわたり"国家の中枢"としての機能は完全に失われてしまうわけです!

東京都宮殿?だけが生き残る

またしても、火事場泥棒の東京都の標高34.5mにある新宿宮殿!は、助かり?

日本国政府に代わって、災害対策本部となり、東京23区の災害復旧に向かうのでしょうが...

荒川・旧大川流域の中央区・江東区・墨田区・江戸川区・葛飾区、

古川沿岸の港区、

目黒川流域の目黒区・品川区、

多摩川流域の大田区・世田谷区、登戸以東の川崎市の大部分!

鶴見川流域 の新横浜を含む横浜線中山駅以東の大部分、

そして"みなとみらいエリア"等の東京湾沿岸部

ひの以東の大岡川・日野川流域の港南区などが全て水没することになってしまいます!

ださいたま希望の星さいたま新都心も?

さいたま新都心、大宮駅周辺も海抜11~13mと決して安全ではありません!

一部の中央官庁が機関が移転している"つくば市"は標高20m以上ありますが、都心から離れ過ぎています!

危機管理上、政府機関が安心して移転できて、しかも官庁街が構築できるのは相模原市北東部に広がる、海抜120m以上の米軍相模原補給省の跡地しかないでしょう!

後書き《 都市計画とは...》シリーズについて

※ここをクリックするとこのページの"目次 Topに戻れます!

第1項 首都圏では"首都州"構想!を前進させたほうが...

今後も一極集中が進むであろう首都圏では、各行政当局がローカルエゴを捨て!て、(旧・河川に則った)複雑に"入り組んだ行政区"を見直意味でも♥"首都州"構想を前進させたほうが良い時期に差し掛かってきているのではないのでしょうか?

第1目 "人の営み暮らし向き"を無視した都市計画は実現し無い!

"community(集落・町)を構成する個人は十人十色"!で、為政者の思い描くような方向(都市計画)へは都合よく向かってくれない!ものです。

"統治"に重点を置いた都市計画(道路計画・町割り計画)では、時々刻々と変化する社会情勢に対応できません。

つまり「人の営み(経済活動)、暮らし向き(生活圏)」を無視した都市計画は、

"絵に描いた餅"同様の絵空事で暮らしには役立た無い!訳です。

第2項 インフラ整備の一元化の為にも広域行政が必要では

"アメーバ"のように時々刻々と変化する生活圏に、"柔軟"に対応・追従できるインフラ整備の"フレキシビリティ"が求められている!わけです。

第1目 『船頭多くして船山に登る』

新しい交通インフラ(鉄道網・道路網)整備一つとってみても、現行の様に東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に分かれていては、各自治体(市町村)の"異見"をまとめるにも県界が文字通り"障壁"となり、調整役の"都・県"が複数では、行政(各自治体・県)の思惑が複雑に交錯して"ルートすら纏まら無い!"わけです。

第3項 東京メトロ・都営地下鉄の♥事業統合足枷にも...

現在首都圏・広域交通網確立を阻んでいるのは、東京メトロ・都営地下鉄事業の一元化問題と、business district(営業範囲)に関する"定款"(条項)と言えるでしょう。

東京メトロの起源となった帝都高速度交通営団発足当初から、東京都内(23区内)における、郊外路線の"串刺し"接続によるシームレス性改善(乗換解消)に的を絞っていたため、周辺他県迄生活圏が広がった現状」にそぐわ無く!なったわけです。

埼玉高速鉄道、北総線、東葉高速鉄道、京成千原線などの "高額拘束鉄道の乱立!"がその典型例でしょう。(※00)

事業統合と定款改正が出来れば...

東京メトロ・都営交通の事業統合が成立すれば、首都圏全体のインフラ整備の一元化が行え、重複投資の"無駄"が省けて、日本の将来を担う次世代に付け(借金・公債)を回すような、禍根を残さずに済む!でしょう。

狸穴総研 政経調査室 出自多留狸

 

公開:2019年12月10日
更新:2023年4月30日

投稿者:デジタヌ

Essay『 "持続可能な都市開発"に鉄道駅は必要ない!駅は無くても益は生まれる!』ー第1回ーTOP連載『全国の 中核都市 は コンパクトシティー を目指しているが果たして?...』ー第1回ー


 

 



▲”持続可能な地方振興・都市再開発”研究室へ戻る

 

ページ先頭に戻る