狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

超新星・なにわ市!の成立こそ市営モンロー主義 一派を駆逐して大阪府民を守る路では...

前書き(要約)大阪土着の「堺市市民」が呼び掛けてよそ者の町"大阪市"を取り囲む "なにわ市"を...

市営モンロー主義で汚染された!大阪市はひとまず置いて、周辺衛星都市の結束を固めては...

災害時の帰宅困難者問題や、いろいろな問題を抱えた、大阪(市)特別区を中心とした「大阪都構想」は一時停止して、

大阪市の周辺都市9市(堺市、松原市、八尾市、東大阪市、大東市、摂津市、吹田市、豊中市、池田市)が対等合併して「政令指定都市「なにわ市」を誕生させてみてはいかがでしょうか!

維新の党がぶち上げた「大阪都」?構想とは、

「各市」が垣根を取り払って、「一丸となって」なにわの復権を図ることではなかったのでしょうか?

周辺都市を、1つににまとめるだけで、大阪市の275万人を抜いて、約300万人!都市となり、「大阪府を代表する」府庁所在地にふさわしい防災政令指定都市"なにわ市"」が実現できます!

大阪市を"空洞化"させて、"リング都市"なにわ市"を誕生させたほうが早道かも...

市営モンロー主義 一派を駆逐して大阪府民を守る新生"なにわ市"!の成立を... の目次

※リンクについて

(参※xx) は当サイト内の参照関連記事リンクです。
但し、その他の直接 hyper-link は当事者・関連団体の公式サイト若しくはオリジナル各国語版Wikipediaへ直接リンクしています。

※本ファンタジーについて

本レビュー記事は、出来る限りの"記録(時系列)に下ずいた史実に、地政学的!・工学的 検証"を行ってるセミドキュメンタリー!ですが...

筆者の億測を交えたファンタジー?でもあります。

後述する各団体とは直接関連はありません。

また各団体では"答え難い大人の事情、あまり触れられたくない内容!"も含まれています。

本件に関してのお問い合わせはご無用に願います。 

第1章 近畿州の州都大阪都実現には大阪市本庁舎の解体が...

※ここをクリックするとこのページの"目次 Topに戻れます!

令和元年の統一地方選挙で大阪府知事・大阪市長の任期が始まったばかりだと言うのに、

橋下前市長が大阪府知事を同士に譲り、大阪市長に転身したのは、大阪都構想の大きな"障壁"となっている既得権益団体・大阪市本庁を解体するおつもりだったはずですが...

大阪都構想を阻む大阪市本庁の解体が...

市営モンロー主義の本丸・大阪市本庁舎を解体する意味でも、大阪府庁・大阪市役所の合体「大阪都構想」が必要とされているわけですが...

本年2020年大阪都 構想の賛否を問う住民投票が行われた結果、僅差で前回同様に住民から拒否されました。

「大阪維新の会」が唱えている"不明朗な"「大阪都構想」では説得力に欠けていて、

もひとつピンとこない!のが...

"なにわ人"の好む損得勘定「大阪都構想実現のメリット」を市民に明確に提示できないと実現は難しいでしょう!

府民の願い「格差解消」にも

市内に大規模な事業所が少なくなり、大企業の「本社」金融機関の「本店」も帝都東京に持っていかれた今の大阪市となら、

「新生なにわ市」でも十二分に張り合える「財源(税収)」も確保できるはずです!

今まで大阪市の発展を支えてきてくれた「衛星都市」を足蹴にしてまで、

新興住宅地を衰退させてでも市民回帰策を計り「コンパクトシティー構想」(※00)の実現を目指すような、「強欲で高慢な大阪市本庁舎」の市営モンロー主義(※01)一派とは決別して、新たな道を模索したほうが「なにわの復権」につながるのではないでしょうか!

参※00)当サイト関連記事 故堺屋太一氏とその親派であった大阪市都市開発局が描いた大阪市の未来図とは はこちら。

参※01)当サイト内関連記事 大阪 の 市営モンロー主義 は21世紀になった今も生き続けている! はこちら。

第1節 "バブル景気消泡!"と共に凋落した大阪市

なにわ商人と共に生きてきた大阪市本庁

このシリーズで述べてきましたように、明治維新以後の大阪市は旧4大区の町衆(商人)と、旧住吉郡・難波村の発展と共に力を増した新興勢力の、覇権争い"抗争劇の歴史"だったともいえるわけです。

関西経済同友会・関西圏団連・大阪商工会議所を後ろ盾にしている"大阪市本庁舎"が20世紀末の大阪市の財政危機をバネ?に、新興勢力の猛権(猛犬)の餌付けに成功して、見事手名付けて勢力を盛り返してきたわけです。

そして、大阪維新の会の目指す「京阪神メガロポリス構想」とは正反対の「コンパクトシティー構想」実現の為に着実に"はかり事を進めて"(※11)いる訳です。

参※11)当サイト関連記事 『 御堂筋完成80周年記念事業推進委員会 』は80執念を記念して御堂筋を廃道にするための特攻部隊!はこちら。

大阪都が成立すると解体される大阪市本庁

新生大阪都では、大阪市は東京23区のような"特別区"となります。

つまり市町村のような「地方自治体の集まり」になって終い、強権を発揮していた"大阪市役所本庁"は大阪都庁に吸収されることとなります!

つまり大阪都が成立すると、古くは大阪3郷から続く旧4大区 町衆が殆どを占める大阪市本庁舎の権限(既得権益)が、全て大阪都庁に持っていかれるわけです!

第1項 なにわの復権には「銭」が必要!

なにわのアイドル?"太閤秀吉"以来、明治の新政府誕生まで続いた「天下の台所・上方の繁栄」の大事な要因は「富」を握っていたことです!

今の大阪市にはお金が無い!

過ぎてしまったことを悔やんでも仕方ありませんが...

関西の経済基盤がここまで凋落して、富まで東京に掻っ攫われたのは、バブル経済崩壊と共に露呈した「不良債権処理問題」に端を発した1996年からの(第2次橋本内閣がとった)「金融制度改革」いわゆる金融ビッグバンによる都市銀行の合併による関西系金融機関の東京都移転!が原因でしょう。

在阪の大手都市銀行本店や大手証券会社本店が、統廃合で次々と大阪から姿を消し"帝都東京"に移転したために、大阪ゆかりの有力企業の本社も次々と東京に移転して「大阪市の財政基盤(税収)」をガタガタにしてしまったわけです!

大阪市を困窮に陥れたのは"よとう(夜盗?)自民党政府!"

そして、あれほど栄華を極めた本町御堂筋界隈のビジネスビルに"空き室"が目立つようになり今日の"惨状"を招いたわけです!

地下鉄建設推進派の旗頭自民党大阪市議団の"親方"自民党(政府)の失策で、大阪市をはじめとした"地方都市"は軒並み"財政基盤(税収)"を失いました!

今の大阪市には巨大プロジェクトを独自で行う財政基盤はありません!

お気楽な?大阪市の市議団は相変わらず"拡大策"を捨てようとはせずに巨大"公共投棄"(地下鉄建設・箱物建設)に邁進したので"財政破綻にまっしぐら"...となってしまったわけです!

なので自民党大阪市議団の皆さんは地下鉄建設や箱物行政はあきらめて、"身の丈"に応じた分相応!の施策を考えるべきです!

どうしても造りたいなら、党本部・政府と掛け合って"日銀本店を大阪市に移転してもらい、"メガバンク"の本店を大阪に返してもらう事が先決です!

更に第2次金融改革と称して"地方銀行"の統廃合を図ろうなどというバカゲタ構想も取り下げてももらう事です!

第2項 株式会社日本取引所グループ誕生が希望の灯を消し去った!

大失敗だったのは大阪証券取引所を閉鎖して東京商品取引所と経営統合して2011年7月の株式会社日本取引所グループ本店を東京に誕生させたことでしょう。

これによって「商都・なにわ」復興の灯が完全にかき消されたわけです!

見かけ上は...

2010年11月22日、東京証券取引所グループと大阪証券取引所は、対等の精神で経営統合することを発表...

東京証券取引所グループが、大阪証券取引所に対し、上限(66.6%)を設けた株式公開買付けを行い、大証の上場を維持したまま子会社化...大阪証券取引所が会社分割を行い、市場部門を大証Mに承継させ、持株会社化...東京証券取引所グループも会社分割を行い...を完全子会社の東京証券取引所に承継させる。(東証の)子会社となった大阪証券取引所が、親会社となった東京証券取引所グループを吸収合併(逆さ合併)...大証であった法人格は...株式会社日本取引所グループに商号変更した 《Wikipediaより引用》

という風に大証が東証を吸収合併して日本取引所グループが誕生したわけですが、本店は東京のまま。

これでは、証券会社の本店は東京にいたままになり「富」を生む「投資活動」は依然として首都圏に...

橋下さんがもう1期早く大阪市長選に出馬してくれていたら...

2010年当時は、旧住吉郡の新興勢力が推した平松邦夫氏が操り人形?として民営化断固阻止(地下鉄建設推進推進)の旗頭となり「大阪市本丸」勢と戦っていた?時で、大阪市の特別顧問?堺屋太一参謀総長が関西経済同友会と関西経団連、そして旧知の仲の経団連との間を調整してい進めていた大阪証券取引所、東京証券取引所の経営統合が「なにわ復権」の芽を摘むことになることには市役所のモンロー主義者一派以外は全く気づいていなかった(気にもかけていなかった)!

第3項 聖域のない行政改革は受け入れたが?

橋下大阪維新の会顧問が市長当時に「聖域のない行政改革」をスローガンに、大阪市の財政を蝕んでいた「利権と既得権益」の権化、「外郭団体」の「クリーンアップ作戦」を実行させましたが...

これが旧4大区以外の"新興勢力"を代表する「保守市議団」の、猛権(猛犬?)を弱めることとなり、結果として「旧4大区」勢力の"復権"に繋がったわけです。

第2節 具体的かつ明確な"行政一本化"のメリットを掲げるべきでは!

大阪府民・大阪市民を大阪都構想に導くには「具体的なメリット」が必要!

第1項 維新の党が成し遂げたいのは"地域格差の是正"では?...

維新の党の掲げる「大阪都構想」の真の狙いは、"地域格差の是正"なのではないでしょうか?

ご存じの通り「大阪維新の会」の顧問橋下元知事は、自ら表明なさっているように"市民活動団体"出身です。

大阪の人権問題、"在日"さんと"貧困層"

地図をご覧になれば一目瞭然ですが、市民活動の根にある"地域格差"貧困問題は、江戸幕府が行った"入り組み支配""大和川付け替え普請による旧河川敷きの新田開発"が根源となっています!

浪速の復権を恐れた「徳川幕府」は、摂津国・河内国の大名の支配地(藩)を徹底的に廃藩・分割して、旗本・譜代などの家臣団に分譲して"飛び地"として支配させました!

この結果、徳川幕府直轄の"天領"及び旗本領と、普代・外様の藩領の"飛び地"では、格差が生じてしまいました!

つまり、天変地異による飢饉・飢餓が生じた際に、天領・旗本領と藩領では農民に対する"処遇"が大幅に異なり、年貢免除村と、お米一粒まで容赦なく掻っ攫われる「諸藩領地」に分かれてしまいました!

大和川付け替え工事と新田開発が...

更に江戸時代を通じて行われた、淀川水系(神崎川・古川・寝屋川)と大和川水系(長瀬川・恩智川)の新田開発は、江戸中期1704年の大和川放水路普請「大和川付替え普請」(※11)で田畑を没収された多数の"流人"を労働力(小作・農奴)として従事させた事業でした。

旧大阪3郷の町衆・豪商たちが、嘗ての大和川・淀川の旧川床を大量の"流人"を使って"新田開発"を行い、合わせて新しい"小作人・農奴"の貧困集落をつくったわけです。

東淀川区、摂津市、守口市、門真市、大東市、東大阪市、八尾市などの"格差エリア"はものの見事に旧淀川水系・旧大和川水系の旧河川敷と合致しています!

参※11)当サイト関連記事 大阪の 人権問題 の水種?は江戸幕府と浪速商人が企てた 大和川付け替え 普請が...はこちら。

第3節 大阪都に一本化できれば... 

第1項 複雑に入り組んだ「行政域」の再区分も...

前途したように、江戸時代の「入り組み支配」のまま令和の御代まで受け継がれている「行政区分」は、「河川改修が進んだ」今日現在にはそぐわない"縄張り"となっています!

この結果、道路一本隔てただけで「固定資産税」「市民税」「上下水道代」「教育学区割」等に「多くの格差」が生じてしまっています!

特に、教育問題では、一部の地域を除き「直ぐ近くの小学校」に通学できず、態々「遠く離れた小学校にマイカーで送り迎え」しなければならないなど、多くの「公共インフラ」の足かせになっています!

第2項 都市計画の要"道路網整備"が...

更に、都市計画道路 府道169号平野・守口線の改修事業がとん挫してしまっている最大の原因もこれにあります!

東淀川区井高野孤立問題!

吹田市との縄張り問題で、「阪急正雀駅」「JR岸辺駅」へ連絡する"安威川橋梁"と府道が建設できない状況が続いています。

平野区(八尾市) 国道165号の拡幅整備問題など

  • ●国道165号線が、平野東1丁目交差点から奈良方面が2車線のままでボトルネックになっています!
  • ●府道5号南港通りが平野東4丁目で分断されています!

第3項 市民(公共)サービスが一律に

市民税・固定資産税が一律にになり、医療サービス、ごみ収集などの市民サービスが一律になります!

つまり、通り1つ隔てただけで、極端な差がある現状を是正できます!

一番大事な次世代を担う幼児教育問題「保育園」の不足と「入園待ち」が解消できます!

第2章 大阪都 にも繋がる "なにわ市" 構想とは...

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大阪市の「市営モンロー主義者」たちの擁壁「市境」を逆手に取り。

周辺都市が合併して政令指定都市「なにわ市」を誕生させて、包囲網を敷いて大阪市の「弱体化」を計り、「降参!」したところで、合併して「大阪都」の特例区にしようという構想です。

♥ ピンクのエリアがなにわ市

第1節(第1案)  小さな府、大きな大阪市!案

「澪標の鐘」を響かせ無くするには...

まずは味方を増やすことです!

step1 隣接市との"対等合併"

周辺市と対等合併して大阪市本丸(本庁舎都市計画部)に見方を送り込む事がまず一歩でしょう!

例えば隣接、東大阪市と"対等合併"します!

すでに、政令指定都市になってしまっていた堺市では大所帯過ぎて、結婚話は破談に終わりましたが...

現在大阪外環状鉄道融資(※11)で関連のある東大阪市なら対等合併に応じてくれるかもしれません?

そして、大阪市都市計画局と東大阪市都市計画室を、大阪市都市交通局と東大阪市交通戦略室を統合して一時的に増員します!

参※11)当サイト関連記事 大阪外環状鉄道全線開業計画 はこちら。

step2 一時的に小さな府 を目指します

北陸新幹線大阪延伸、リニア中央新幹線大阪延伸に関係する部署を除き、一時的に政策企画部(広域インフラ課)都市整備部都市交通課など大阪市と重複する部分を縮小して、スリム化を果たします。

step3 大阪市の支援?

大阪市への支援を名目に、水道事業、消防事業を府に吸収します。

大阪府営水道の拡大強化

大阪市府営水道の拡大・強化で旧東大阪市上下水道局を吸収します。

消防局の府庁への統合

東大阪市消防局、を大阪府危機管理監消防保安課に吸収して大阪市の財政を支援します?

以上を府知事・市長の在任2期8年ぐらいで推進します。

合わせて大阪メトロ、とし関連3セク交通事業者の統合により完全民営化した「新生・大阪メトロ」(※21)を誕生させます!

つまり、真綿で首を締めあげて、旧4大区勢力の弱体化を図ります!

この状態では市会議員の定数も合併前と同じとして置き、新興勢力東大阪市勢力を温存しておきます!

参※21)当サイト関連記事 充電中の 大阪メトロ を活気あふれるメトロにするにははこちら。

step4 都市計画部門の府への統合準備

次の在任1期4年ぐらいで、改めて「大阪都構想」をぶち上げて「旧大阪市」の区割りは変更しないで、「東大阪区」を逆に3分割する案を提示します。

つまり布施区、河内区、枚岡区、の誕生(独立)を図ります。

※、住民サービス低下を最大の懸念材料"錦の御旗"に掲げた、野党・市議団(危篤権益集団)は反対には回れないでしょう。

step5 大阪市本庁舎吸収"大阪都庁"の誕生!

次の任期1期4年ぐらいで、大阪市・大阪府統合準備委員会を設置して、大阪市本庁舎を吸収して"大阪都庁"を誕生させます!

以上通算16年計画ぐらいで計画を遂行すれば、民心を味方につけた大阪都構想が実現するでしょう?

step6 大阪都庁の規模縮小

更に次の任期1期4年ぐらいで、大所帯になり肥大化しすぎた、大阪府 政策企画部広域調整室広域インフラ課、都市整備部都市計画室計画推進課の縮小と関連部署の一元化で再びスリム化を目指します!

橋下前市長も仰っているように、市民生活に係る教育、保健衛生などの行政サービス部門つまり区割は触らないほうがより"きめ細やかな"住民サービスが行えるでしょう!

第2節(第2案) 新政令指定都市"なにわ市"成立案

step1 「大阪市」包囲網 周辺都市の合併

令和の大合併で、堺市、松原市、八尾市、東大阪市、大東市、摂津市、吹田市、豊中市、池田市が対等合併して「政令指定都市「なにわ市」を誕生させます!

2021年2月1日現在の各市の推計人口

政令指定都市 なにわ市想定域人口 2,953,801人

(※ 大阪市; 2,753,448人)

  • ●堺市  ;824,059人
  • ●松原市 ;117,273人
  • ●八尾市 ;264,994人
  • ●東大阪市;491,314人
  • ●大東市 ;119,002人
  • ●門真市 ;18,393人
  • ●守口市 ;141,905人
  • ●摂津市 ; 86,171人
  • ●吹田市 ;385,063人
  • ●豊中市 ;401,428人
  • ●池田市 ;104,199人

step2 新たな「府庁所在地なにわ市」千里中央!

近畿のアクセスの要衝「千里中央」に咲州庁舎も含め府庁舎を移転させます。

大阪国際空港とは府営交通?大阪モノレールで、新大阪駅とは北大阪急行で、関空とはなにわ筋線で結ばれるので、ICTの21世紀に、千里中央に移転させても問題は生じません、むしろ「大阪空港で」帝都東京とも地下ず来ます!

step3 なにわ市の公共インフラ整備に重点投資!

大阪市への気兼ねで?後回しにされてきた「周辺都市・新なにわ市」の道路網・下水道整備・教育環境などの"インフラ"整備を重点的に行います!

弱体化したとはいえ、堺市、守口市には大企業の事業所、本社があり、東大阪市は大阪の経済を支える「町工場」の終結地です!大阪市と肩を並べられる巨大市「なにわ市」が誕生すれば、各市境の都合で、整備が滞っていた「道路網整備」行えるようになります!

さらに別項で小実した「河内モノレール」(※22)で、リングハブ交通網が構築できるわけで、「なにわ市」内の公共交通インフラの問題も生じませ!

更に、うまくいけば、リングハブターミナルに「駅隣接オフィス街」を創出することも可能となります!

参※22)当サイト関連記事 河内モノレール㈱ 構想と社会化実験中央環状線 BRT の勧め はこちら。

  • 赤いラインが 河内モノレール
  • 赤い工場マークは 車両工場候補地
  • 赤い電車マークは 既存路線結節点
  • 青い電車マークは親切駅!
  • ※土色は複雑に入り組んだ「市営モンロー主義」城壁!

step4 包囲網に屈して敗北を認めた市営モンロー主義者率いる大阪市を吸収合併!

大阪市の"商人"と「市営モンロー主義者」たちがたまりかねて弱音を上げて、降参したら、大阪市を吸収合併して「1つ区」にしてしまいます!
「なにわ筋線」と「おおさか東線」が有機的に機能しだせば(※13)「大阪梅田新都心」を中心とする大阪市の「コンパクトシティー構想」は絵に描いた餅!となり、メガロポリス「近畿州」に向かって再び歩み出すことが出来るようになるでしょう!

参※13)当サイト関連記事 なにわ筋線 開業で おおさか東線 に再び脚光が... はこちら。

第3節 夢物語ではありません実現できます! 

アクセス(公共交通網)さえ確保できれば...

第1項 自治体を取り囲んだ自治体は実在する!

別の自治体を包囲した政令指定都市は既に実在しています!

広島市は府中町を取り囲んでいます!

鉄道各社にとっても無駄な投資が省ける!

通勤・通学ラッシュアワーの「定期券利用客」と昼間のお買い物「現金利用者」の差が、地方の鉄道事業者にとっては大きな問題となっています!

「ビジネス拠点(オフィス街)」が沿線に分散してくれれば、無駄な投資(車両増備)が必要なくなります!

少子高齢化、首都圏一極集中が加速されている"令和の御代"ではあの近鉄でさえ「存続が危ぶまれている」ほどです!

私鉄沿線に開発したニュータウンが...

私鉄沿線に開発されたニュータウン、造成地が完売する前に「少子高齢化」が訪れて、泉北ニュータウンに代表されるように「空き地・売家」が目立つ郊外の振興住宅地が増えてきています!

この期に及んで、市民回帰、住人抱え込み!を施策に掲げた「大阪市」は、周辺自治体にとっては「脅威」としか言い表せません!

せっかくここまで、成長させてきたデベロッパービジネスがオジャンです!

郊外型の「ショッピングモール」ビジネスを展開してきた「大手スーパー」にとっても一大ピンチです!

"衛星都市"が一丸となって「大阪市(モンロー主義者)」の陰謀を阻止しなければ、関西はますます疲弊するでしょう!

第2項 千里中央大阪都庁舎案!

つまり、北陸新幹線、リニア中央新幹線が開業して、大阪空港が存属していれば...、将来の近畿州の州都大阪都庁舎は「大阪城の真横馬場町」に拘る必要が無いわけです!

むしろ近畿州の庁舎としては、交通の便が良い「千里中央」のほうが適しているのではないでしょうか?

第3項 なにわ市実現の鍵は通勤新線

公表されている謎の北陸新幹線京田辺迂回路(※3)の想定通過ポイントは、京都駅周辺(地下駅)、松井山手駅(京田辺市)付近、星田駅付近、京阪・寝屋川駅付近、大阪メトロ・大日駅付近、おおさか東線(&阪急京都線)淡路駅付近、終点新大阪駅となっています。

通勤新線としても利用できる迂回路!

新京都⇔松井山手駅(京田辺市)、星田(枚方市)⇔新大阪駅間が 北陸新幹線先行着工区間として2023年に着工されて5年程度で開通した場合、両区間は「新幹線鉄道規格新線」つまりは高規格路線として建設されるので、在来線の延長区間として狭軌(軌間1067mm)を敷設しても、最高運転速度130㎞/h、表定速度97.5㎞/h(新大阪⇔京都間39㎞新快速1駅停車実績)運行は可能となり現行の同区間の所要時間の1/3から1/5の時間となります!

※参3)当サイト関連記事 西軍総大将が「お触書き」で安堵した『正体不明の謎のう回路』 京都⇔田辺⇔新大阪間バイパス新幹線とは?はこちら。

  • ♥ピンクのラインは "北陸新幹線"と星田⇔京阪寝屋川市⇔大阪メトロ大日⇔阪急淡路⇔新大阪 の"通勤新線"
  • ●神殿マークは千里中央庁舎

星田駅⇔新大阪駅間約15.5㎞に通勤新線が開通した場合

嘗ての埼京線のように、北陸新幹線の騒音公害の見返りとして通勤新線が抱き合わせで建設されれば...

  • ●星田駅⇔新大阪駅(約15.5㎞)表定速度97.5㎞/h 所要時間約10分!で現行の放出(ハナテン)駅乗り換え"おおさか東線"経由の所要時間32分が20分短縮!して約1/3に時間短縮。
  • ●京阪・寝屋川市駅⇔新大阪駅(約11.5㎞)表定速度97.5㎞/h 所要時間約7分で現行(終点淀屋橋乗り換え)所要時間28分が21分短縮!してなんと1/4!に時間短縮。
  • ●大阪メトロ・大日駅⇔新大阪駅(約7.4㎞)表定速度97.5㎞/h 所要時間約5分で現行(大阪メトロ東梅田乗り換え)26分から21分短縮!してなんと1/5以下に時間短縮。
  • ※ 松井山手駅⇔星田駅間は後述するように快速停車駅を含む4駅(長尾駅・藤坂・津田・河内磐船駅)があり、新線移行が難しく、(少子高齢化の)将来も見据えて、新幹線早期着工区間からは除外されるでしょう?

※参考 北新地駅(梅田南駅?)までの現行の学研都市線快速電車の 所要時間・は...
  • ●松井山手駅間(31.4㎞) 通勤時間帯所要時間最速38分 表定速度49.6㎞/h(放出駅乗り換え新大阪迄おおさか東線経由43分!)
  • ●長尾駅(29.8㎞)通勤時間帯所要時間最速35分 表定速度51.1㎞/h(放出駅乗り換え新大阪迄おおさか東線経由40分!)
  • ●河内磐船駅(23.4㎞)通勤時間帯所要時間最速29分 表定速度48.4㎞/h(放出駅乗り換え新大阪迄おおさか東線経由35分!)
  • ●星田駅(21.3㎞)通勤時間帯所要時間最速26分 表定速度49.1㎞/h(放出駅乗り換え新大阪迄おおさか東線経由32分!)
  • ●四条畷駅(16.4㎞)通勤時間帯所要時間最速22分 表定速度44.7㎞/h(放出駅乗り換え新大阪迄おおさか東線経由28分)
  • ●住道駅(12.9㎞)通勤時間帯所要時間最速18分 表定速度43㎞/h(放出駅乗り換え新大阪迄おおさか東線経由24分!)
  • ●放出駅(6.8㎞)通勤時間帯所要時間最速11分 表定速度37.1㎞/h???(新大阪迄11kmおおさか東線経由16分!)
その3)星田駅以西の新大阪への最短ルートに

JR星田駅⇔京阪寝屋川市駅⇔大阪メトロ大日駅⇔阪急・JR淡路駅⇔新大阪駅が直結出来て、かつ各連絡駅で他路線への乗り換えも便利になり、寝屋川市、守口市、東淀川区の鉄道空白エリアが注目されることになるでしょう!

大阪都が実現出来たら、リニア中央新幹線を武器にして、大いなる田舎町?武蔵国「東京」から富を奪還する事業推進に向かえばいいでしょう。

第3章 現在の地方自治法のままでも"疑似近畿州"近畿府 は成立できる! <

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別項(※99)でも記しましたが、超法規(解釈)処置、もしくは一部改正で"疑似近畿州"は成立できます!

法律とは"解釈次第"でどうにでも運用出来るものです!(法律の前提となる憲法迄も"解釈"により、軍部(防衛省)が生まれるご時世です!)

つまり近畿州に拘らずに、関西広域連合の朋友、京都府、兵庫県、滋賀県、和歌山県と対等合併して新生"近畿府"を誕生させれば、ほぼ近畿州・大阪都と同じ条件が整います!

歴史的にも、淀川以南の大阪府下と奈良県全域が"大阪府として存在していた時期"もあり、府県が離合集散することは難しい事ではありません

第1項 近畿府のメリット

自民党大阪市議団が主張する"政令指定都市"の自治権は残したままで、"中央政府に対する発言力"が大きくなります!

新生・近畿府全体としてみれば国会(国政)に対する"一票の格差是正"にもつながります!

さらに、不快議員?(ふかい議員)の定員是正を行えば、トータルでの行政改革にもつながります。

府本庁への権限集約ではなくて、"小さな府"を目指して各政令指定都市に機能(権限)を分散すれば、トータルでの人員削減合理化にもつながります!

第2項 現状の「維新の会が掲げる大阪都構想」の盲点!

つまり大阪維新の会が主張する大阪都構想が実現できたとしても、

それだけでは「天下の台所なにわ」の復権にはつながらない訳です!

前途したように、「権力と富の東京一極集中」を切り崩さないと"浪速の復権"などできません!

大阪都構想は、将来の道州制(※01)実現で、大阪府を中心に近畿州を成立させて、再び「なにわの復権」を果たそうとする遠大な計画の、最初の一歩を踏み出すための要となる事業のはずです!

その為に現在(奈良県を除く)近畿の各府県は"関西広域連合"を組織して近畿州実現に向かっているわけですが?...

但し、"目的(イデオロギー)が異なる"維新の会"(※★)では、実現は難しい!でしょう。

参※★)当サイト内関連記事 維新の会 はマル本の革新政党だった!発起人と 中国人民政商会議 の相関を時系列から読み取る... はこちら。

各府県と県庁所在地自治体との不協和音が

近畿の他府県の県庁所在地の政令指定都市は、「京阪神メガロポリス」構想実現ではなくて、現実的な「コンパクトシティー」航路(※02)に大きく舵を切っているのが現況です!

特に阪神工業地帯を形成する大阪市・神戸市は積極的で、中でも財政基盤(経済環境)がしっかりしている神戸市は実現まであと一歩の秒読み段階、大阪市も2032年の「なにわ筋線」開通でほぼコンパクトシティ構想が実現されそうな状況となってきています!

参※01)当サイト関連記事 道州制 で 近畿 は甦れる!...道州制を考える 続編はこちら。

参※02)当サイト関連記事 全国の 中核都市 は コンパクトシティー を目指している!はこちら。

時期が来れば和解も必要

真に「なにわの復権」を願うのなら、関西経済同友会・関西経団連・大阪商工会議所が力のあるうちに?

「日本のマンハッタン」を目指して東京都(政府)から「富」を奪い返す以外には方法は無いでしょう!

最終的には「なにわ商人」と深い縁を持つ旧4大区を基盤とする大阪市主流派(※99)と和解して、「中之島マンハッタン島化」計画を推し進める以外には道は残されていないでしょう...

第3項 近畿州(大近畿府)実現には?日銀本店の大阪移転が必須に 

現在、富の重要な柱の一つ「融資」の金融の元締め「日本銀行」は東京に本店を置いて、政府(内閣)の言いなり?になっていますが...

米国「ニューヨーク」の連邦準備制度理事会のように大阪に本店を移転させて、「富(地元系都市銀行)を奪還」しないと、近畿圏なにわの復権は無理でしょう!

要は"柔軟な発想"が必要なのでは!...

※参)旧4大区出身者がたちが大阪市本庁舎で「澪標の鐘」を鳴らし続けている現況は、大阪市の公式サイト内にある「市政年表」に『戦時中の軍制内閣により4大区は強引に解散させられた...』旨の未練がましい記述が堂々と記載されている事でもうかがい知ることができます!

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後書き 《 政・経分離と道州制への途 》シリーズについて

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小生は諸外国 、 特に戦後日本と同じ敗戦国として共に復興の道を歩んできた旧西ドイツ に憧れ、ああいう国にならないものか?と羨やんでいた!

東西統合前の旧西ドイツ時代 首都は"ボン"であり、商都ベルリンとははっきりと性格分けされていた。

もちろん現在のドイツ連邦共和国に於いても各州は独自性を発揮しつつも、協調して連邦政府を支えている。

特に東西統合前のドイツは有名なアウトバーンと、良く整備された航空網と鉄道網の抜群の連携で、当時「陸の孤島」であった西ベルリンに一極集中する必要性を無くしていた!

新聞などに十年以上前(1995年当時)から、道州制について投稿していたが、一向に民意は芽生えずに...

今回 一人でも多くの国民が"道州制に関心を持たれる"ことを願って、アイデア?をシリーズ化してWeb上で発信することにした。

狸穴総合 政経研究所 出自多留狸

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公開:2020年10月14日
更新:2022年7月19日

投稿者:デジタヌ

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