狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

商都浪速・関西経済が甦るには道州制で近畿州を実現させる以外に途は...

前書き(要約) "商都 なにわ " を復活させるには...

よそ者集団「大阪市営モンロー主義者一派」の手から、大阪市を開放して道州制による自由裁量を...

道州制 になれば州全体が「経済特区」にできて、紐付(ひもつ)きでない公共投資・都市計画が!実現可能になります。

例えば陸の孤島?和歌山県が「大・海高速鉄道」で世界(関空)と繋がり日本のシリコンバレー!に...

近畿エリア全体なら道州制に移行しても、立派に自立できる!

東京にストロー(東海道新幹線)で吸い上げられた、本社(税収基盤)が戻ってくるかも?

光ファイバーによる、「情報ハイウェイ網」が完備された「令和の御代」の今日では、世界への窓口は東京だけではない!

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※リンクについて

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※本ファンタジーについて

本レビュー記事は、出来る限りの"記録(時系列)に下ずいた史実に、地政学的!・工学的 検証"を行ってるセミドキュメンタリー!ですが...

筆者の億測を交えたファンタジー?でもあります。

後述する各団体とは直接関連はありません。

また各団体では"答え難い大人の事情、あまり触れられたくない内容!"も含まれています。

本件に関してのお問い合わせはご無用に願います。 

プロローグ 道州制 で 近畿 は蘇れる!

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紐付(ひもつ)きでない公共投資・都市計画が!

道州制を導入すると小さな政府に気兼ねなしに「エリア発展」を最重要施策として、経済波及効果の大きい実効力のある公共投資が可能になり、反面紐付き(助成金・補助金)の不要不急の「箱もの」に代表される地元土建業者のみが潤うような無駄な投資がなくなる!

更には、文化会館一つとっても、現行の文科省の文化振興策?に縋っていては...

文化会館建設助成金・交付金にはひも(無かった音響設計)などの"ひも"が付いてきて、コンサルティング料だけを(中央官庁の患部に還流!させて)せしめて、自治体市民には維持管理費がかさむ!金食い虫の「役立たずの無用の長物」が"押し付けられ"市民の福利厚生の足を引っ張る結果に...(※01)

参※01)当サイト内関連記事 "利冷え~る放~る"はご利用くださる"奇特な方?"をお待ちしております! はこちら。

最初から州全体が「経済特区」に

東京にストロー(東海道新幹線)で吸い上げられた、本社(税収基盤)が戻ってくる?

光ファイバーによる、「情報ハイウェイ網」が完備された「令和の御代」の今日では、世界への窓口は東京だけではない!

第1節 世界とつながっている「なにわ」にないものは「自由裁量権」だけ!

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「24時間空港」関空で「人的交流」でも世界とつながっている大阪にないものは「自由裁量権」だけ!

明治新政府以来の中央集金(中央集権)地方再配分(地方交付金)制度を改め、地方分権(集金)の地方の身の丈に合った「上納金」制度に改めれば、おのずと税金の無駄使い(地下鉄建設・箱もの行政)がなくなり、子々孫々にまでわたる将来への付け「巨額な国債(借金)」発行は抑えられる!

お上(中央政府)は教育・福利厚生・通貨政策・外交・国防・などに専念すべし!

お上(政府)は、教育科学振興・福利厚生・外交・国防・通貨政策など「統一国家の根幹」をなす「崇高な政務」に専念し、

国土交通省、通商産業省、などが取り仕切っている「下世話?な施策」は州政府?(地方自治体)に権限移譲するべきである!

第2節 交通網整備は「道州」間の調整で? 

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国家予算の多くを占める国土交通省の巨額公共投資(ビッグプロジェクト)の主体は整備新幹線から自動車専用道整備に変化してきている!

旧運輸省伐から建設省伐に省内の発言力(予算獲得)が変化してきているわけである。

首都圏以外の「物流とパーソナルアクセス手段」の陸上輸送の主役は在来線から「オートモビル」依存に大きく変化した!

地方にみられる鉄道網から道路網への世代交代

(首都圏以外の)地方では「拠点間を結節」する鉄道網からエリア全体を「広く面状にカバーする」道路網に変化してきている。

地方においては藩主の居城(県庁所在地)の城下街(官庁・オフィス街)から広域に渡り点在する商工業施設間を有効に結ぶ道路網に完全に主役の座を明け渡してしまった「中核都市」と「都市圏」が多く見受けられるようになった。

整備新幹線は拠点(中核都市)間の高速移動手段!

ビジネスにおいては拠点間のワープ?(高速移動)手段として整備新幹線は安全かつ快適で最適な交通手段で有ろう。

しかし、主流がデリバリーサービスに変化した「陸運業」ではもはや「都市間の高速大量輸送」以外には鉄道の利用価値がなくなった!

※、その昔鉄道貨物が主流であった頃は、国鉄・民鉄を問わず「幹線鉄道の主要駅」(貨物輸送の集積地)には(大八車より)早くて、安全確実な輸送手段である鉄道「各駅」には小口(個人)荷物取り扱い窓口があり、駅周辺エリアの(商工業施設向け)「大口集配」のための「日本通運」の営業所が必ずと言っていいぐらい併設されていた。

勿論、小生の幼少のころ昭和30年代には、国鉄「柏原駅」近鉄「道明寺駅」もそうであった!

現在では「お上(国土交通省)」のお世話にならないと域内交通網の整備がままならない状況になっている

昭和30年代の大昔?のように、ツルハシとモッコ、手押しトロッコ、で土塁(土盛り)を築き、道や鉄路を作る時代ではなくなった!

※事実昭和30年代でさえ、府道12号 堺-大和高田線の新道整備事業には土工の押す「手押しトロッコ」とツルハシ、モッコが大活躍?していた公営土木事業の様子を目撃(観察)した記憶が鮮明に残っている!

現在では、道路、鉄道は大型建設機械で整地し大掛かりな基礎工事で橋脚を立て、オーバーブリッジを築き、側道を整備するのが当たり前で、都心部・市街地では「環境保全」のために通常の建築物だと20階建ての高層マンションの高さ!に匹敵する地下深くをモグラのように巨大シールドマシンで地下トンネル掘削しなければならないなど、もう地方自治体レベルでは到底賄いきれないほどの「巨額の建設費」を要する時代となってしまった!

巨大プロジェクトが招いた主客転倒!

但し、巨大事業は「巨大な利権」を生み「利権のためのアクセス網建設」という主客転倒・本末転倒の事態も生じさせてしまった!

東海道新幹線・山陽新幹線以外の整備新幹線事業や全国の痴呆都市での地下鉄建設はこの典型である!

ヨーロッパの地方の中核都市では身の丈に合ったトランスポーテーションシステム「トラムチンチン電車」と「トロリーバス(無軌条電車?)」を中心に都市内公共交通網を構築するのが当たり前!で、ニューヨーク、ロンドンと並ぶパリ、ベルリンでさえトラム網が健在で大活躍している!し新線建設も盛んに行われている!

エピローグ 近畿州が実現すればこんなことも... 

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第1項 極端なローカルエゴも解消できる

現在地域エゴ(経済地盤沈下問題)でとん挫している、神戸市内の阪急⇔神戸市営地下鉄直通線線建設計画もスムーズに運ぶであしょう!

何の関連があるのかピンとこない方が多いでしょうが

阪神間の大都市神戸市・大阪市は共に嘗ての阪神Megalopolis(広域都市圏)コンセプトを捨て!各都市で自立できるコンパクトシティー(職住一致環境)構築(※91)、つまりMetropolis(中核都市)施行に向かっています!

判りやすく言うと?大阪市のベッドタウン!としては神戸市営地下鉄⇔阪急神戸線接続直通は役ちますが...

神戸市としては、これ以上(インフラ整備が必要な)金食い虫の"市民"を増やしても、メリット(税収アップ)にはならない訳です!

なので阪急直通線構想はお蔵入りになったわけです!

参※91)当サイト内関連記事 コンパクトシティー 構想は"痛み"と"都市災害"が内在する大博打! はこちら。

関西3空港連絡「リニアアクセス線」が

関西3空港の有機的運用に欠かせない空港間連絡高速アクセス鉄道(※92)も夢物語ではなくなります!

参※92)当サイト内関連記事 関空・伊丹空港・神戸空港をリニア新幹線でつないで一元化しましょう! はこちら。

大阪の「御へそ」中心部「難波」に中央リニア新幹線「大阪中央駅」誘致の夢も正夢に!

日本旅客輸送の「バックボーン」JR東海の牽引役が通っている東京(品川)→名古屋、以西への中央リニア延伸に難色?を示しているJR東海も近畿州がバックアップしてくれるなら、「世界に開かれた24時間空港関空」に直結できる「難波新地」(※93)への乗り入れ案を前向きに調査・検討してくれるかも?

参※93)当サイト内関連記事 (シナリオ3)ダークホース・リニア中央新幹線『JR難波駅』延伸終着シナリオ? はこちら。

第2項 大阪市内中心部も経済特区でバブル景気以前の商都大阪が復活! 

勿論特別税制と中央政府に媚びへつらう必要のなくなる大企業の本社回帰で大阪市内にも活気がよみがえる!

大阪市内の主要筋大改修で、動脈硬化解消!

現在、なにわ筋から谷町筋の大阪中心部が伸び悩んでいる最大の原因は南北幹線4筋の一方通行施策にあります!

御堂筋以外の主要3筋(四ツ橋筋、堺筋、松屋町筋)は、資金力(税収)の乏しい大阪市単独では御堂筋や、阿倍野筋のような「40m幅防災道路」への拡幅整備は不可能な状態で周辺筋(谷町筋、なにわ筋、新なにわ筋)の整備が進む中手つかずの状態で1970年の大阪万博以来実に半世紀近くも一方通行のまま放置されているためです!

近畿州全体の税収なら、この巨大プロジェクトを優先的に実施でき、州都「大阪」にふさわしいい街づくりが行える!

第3項 近畿州内の他県にも発展のチャンスが! 

第1目 「大・海高速鉄道」で陸の孤島?和歌山県がシリコンバレーに?

経済特区の新設と「近畿州の身の丈(経済力・税収)」に見合った「大・海高速鉄道」建設で、観光産業以外の地盤沈下が甚だしい「わかやまエリア」が21世紀「令和の御代」の花形産業「IT産業」の中心「日本のシリコンバレー」に大変身できるかも?

参※)当サイト内関連記事 阪和線を" 新幹線 鉄道規格新線 "に改修すれば 和歌山⇔天王寺間が25分!で結べる はこちら。

第2目 奈良県にもチャンスが

リニア新幹線が国際観光都市奈良市を通過すれば、「林業」がほぼ壊滅?し「観光」と「農業」以外にはこれといった産業基盤を持たない近畿の秘境「奈良県」にも「平城京」のかつての賑わいを取り戻すチャンスにも!

第3目 滋賀県にも大きなチャンスが!

近畿の水瓶・巨大水たまり「琵琶湖」を抱えさせられた?滋賀県にも新たなる実効力!のある公共投資が可能に!

中央政府紐付きの「箱もの行政」(※94)に偏った公共投資から「経済波及効果」の期待できる「真の公共投資」(※95)実現が可能となる!

参※94)当サイト内関連記事 くすぶり続ける びわ湖オペラ と びわ湖ホール 存続問題 はこちら。

参※95)当サイト内関連記事 湖西線が北陸新幹線大阪延伸で並行在来線として切り捨てられるなら起死回生策に打って出るのも... はこちら。

第4目 過疎化が進行している京都府北部・兵庫県北部にもチャンスが!

開発・発展から取り残され、深刻な過疎化に悩んでいる日本海沿岸の京都府北部・兵庫県北部の市町村では、山陰本線の赤字問題廃線の危機が、地域のライフライン問題として大きくクローズアップされてきましたが...

現状、山陰本線沿線では、道路網の整備が遅れていて、鉄道に頼らざるを得ない面は否めません!

近畿州の判断で、京都北部丹後エリアに地域高規格道路網が完備できレバ、JRに縋らなくても、バス網で、中核都市と結べて、交通弱者の通学・通院・域内移動にも役立ち、さらには新たな観光産業の新興にも貢献できます。

道路整備と、運輸行政の見直しで、過疎地の交通弱者問題に新たな施策の目途も立つでしょう。

参※)当サイト関連記事 過疎地 の 交通弱者 を救うには 運輸 行政 の更なる" に直し "が 必要! はこちら。

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《商都 なにわ の復権には》関連記事集のご案内 

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後書き《 政・経分離と道州制への途 》シリーズについて

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小生は諸外国 、 特に戦後日本と同じ敗戦国として共に復興の道を歩んできた旧西ドイツ に憧れ、ああいう国にならないものか?と羨やんでいた!

統合前の旧ドイツ連邦共和国・西ドイツ時代には政経分離が明確に行われていた!

首都は"ボン"であり首府は商都ベルリンだった

東西統合前の旧西ドイツ時代の首都は"ボン"であり、首府・商都ベルリンとは明確に性格分けされ、夫々独自に機能していた。

もちろん現在のドイツ連邦共和国に於いても各州は独自性を発揮しつつも、協調して連邦政府を支えているが...

東西統合前のドイツは有名なアウトバーンと、良く整備された空路網と鉄道網の抜群の連携で、当時「陸の孤島」であった西ベルリンに一極集中する必要性を無くしていた!

要点は交付金制度を改めて、地方分権(集金)小さな政府(協同組合?)への"上納金"に改めることでは...

日本でも、バブル景気以前は、天子様のおわします帝都は東京、天下の台所・米蔵は"なにわ"の時代が永年続いていたが...

根本的に違っていたのは、都市同士は巨大な政府機構の僕(しもべ)にすぎなかったことではないだろうか...

「親方日の丸」体制が夕張市の悲喜劇を生み、何かにつけて「地方役人の上京・陳情」で中央官庁に頼る、他力本願の「木っ端役人根性」を生んでしまったのではないだろうか...

世界情勢がきな臭くなってきた昨今

保守独裁政権中央集権ではいつ戦前のような財政界恐怖政治体制になってしまうかも、事実イデオロギー・社会体制の問題ではなく新生・ロシア帝国?では「全然の日本」そっくりな状況に...

道州制について新聞などに前世紀(1995年当時)から投稿していたが、お花畑に育った"平和ボケ"した我日乃本に"民意は芽生えず..."

今回 一人でも多くの一般市民が"地方分権・道州制"に関心を持つ"ことを願って、アイデア?をシリーズ化してWeb上で発信することにした。

狸穴総合 政経研究所 出自多留狸

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公開:2019年8月 7日
更新:2022年9月12日

投稿者:デジタヌ

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