『タヌキがゆく』狸穴ジャーナル

首都機能分散移転 と地方分権・道州制を考える...

前書き(要約) 昨今(2006年当時)にわかに道州制の議論が取り上げられる機会が多くなったが

中央集権(集金)地方再分配(地方交付税)制度を基本とするわが「日の本」においては、市町村の末端の木っ端役人迄に至るまで「親方日の丸」根性が抜けきれず無駄な公共投資?がはびこる世の中になっているのではないだろうか?

地方都市にみられる「分不相応な箱もの行政」などがその典型!

シリーズ《 コラム2006令和元年改訂版 》

<本記事は03/04/2006年3月4日に初稿公開した記事を再構築したものです。> 

地方分権と道州制を考える...の目次

※リンクについて

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※本ファンタジーについて

本レビュー記事は、出来る限りの"記録(時系列)に下ずいた史実に、地政学的!・工学的 検証"を行ってるセミドキュメンタリー!ですが...

筆者の億測を交えたファンタジー?でもあります。

後述する各団体とは直接関連はありません。

また各団体では"答え難い大人の事情、あまり触れられたくない内容!"も含まれています。

本件に関してのお問い合わせはご無用に願います。 

第1節 古来より国家の箍(たが)はAccessにある!

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  • ●シルクロード、ローマの街道、
  • ●大航海時代の2大国、
  • ●19世紀後半~20世紀初頭にかけての米国の鉄道網、
  • ●現代における米国航空網とインターシティーハイウエー網

等、20世紀前半にまでは「Access の主役」は"物の流れ"と"人の流れ"であった!

"情報の流れ"は"人の流れ"の陰に隠れていた。

"情報ハイウェー"が主役の現在

21世紀にかかる頃から、"情報の流れ"がAccess の本質にまで成長してきた。

"情報ハイウェー"が主役に躍り出てきたのである!

インターネットのおかげで、居ながらにして国中、世界中の情報が集められる世の中になった。

現代は「物の流れが情報・文化を運ぶのではなく、情報や文化が物、人の流れを促す時代」となった!

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第2節 明治以来の官僚による中央集権体制堅持が"壁"!

前置きが長くなったが、この「(国家の箍(たが)はAccessにある」観点から眺めると"お偉いさん方"の今どきの論議は「ピントがはずれている」としか思いようがない。

いかにして明治以来の官僚による"中央集権体制"を守ろうか?と躍起になっているように感じてしまう。

所詮、有識者の"お偉いさん方"もお抱え蘭学者の"体制側"であり、"現状維持安定路線"に執着するのも無理はないのか?

東西ドイツ統合以来のベルリンへの一極集中

東西統合以来最近はドイツでもベルリンへの一極集中、各州間の温度差、特に旧東ドイツ圏の経済の低迷に頭を抱えているように聞いている。

しかし、日本ほどひどくは成っていない。

関八州(首都圏)への一極集中化!

日本の場合、総人口の5割近くが関八州?に集中しており「人の重みに耐えかねてプレートが移動して関東大震災」を引き起こすのではないか?、と危ぶまれている状況にある位だ!(もちろんジョーク)

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第3節 地方の"悲痛な叫び"!

小生は仕事柄か昔から全国各地を訪れる機会が多く、地方に行くと地方の"悲痛な叫び"が直接体に伝わってくるように感じていた。

『自由裁量権』があれば地方にだって...

税収も含めた『自由裁量権』があれば地方にだって、いや地方にこそアイデアはいくつでもある。

前出の様に「情報ハイウエーがaccessの主役」に躍り出た時代、大企業だって東京に決して固執はしていないと思う。

見栄がきっかけで作った地方空港でも...

地方の"旦那衆"も、"新幹線"に固執してばかりいず、"航空機"の利用を促進すべきではなかろうか?

見栄がきっかけで作った地方空港でも、旨く利用すれば負の遺産から子孫に感謝される存在になるはず。

個人的な体験で恐縮だが、例を上げさせていただけばトップ(ボトム?)セールスマンをしていた頃の小生は文字通り飛行機で全国を飛び回っていた、そして大阪に帰って来た今よりも東京にいたときの方が富山や金沢を身近に感じていた

※2019年現在「北陸新幹線金沢延伸開業」については一応の成功を収め、観光客の落とす観光収入?を主体に石川・富山両県への堅調な経済波及効果を与えた、しかし同時にストロー効果で若者が流出する新たな問題(人口減少・少子高齢化)も生じている!

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第4節 より実際の"生活感"に即した州割を検討すべき

今回提言された"お偉いさん方"の3案は地域分け一つ採ってみても現状も将来も見据えていないように感じた。

この際、県境を見直してでも、より実際の"生活感"に即した州割を検討すべきだと思う。

第1項 中国地方を一括りにすると山陰側の過疎化は進む!

中国地方を一括りにすると、間違いなく山陰側の過疎化は進むであろうし、

山梨県と東京州?の県境も見直した方がよいだろう。

"お偉いさん方"は机上で数字だけを頼りに線を引きたがるが、そこに住んでいる人々の"生活感"は全く無視されているように感ずる。

どうしても、"首都東京"を別格視したければ、23区だけをひと括りにして、後は関東州に編入してしまえば良いではないか?

第2項 金の流れ(税制)に手を付けずに道州制議論は成立しない!

"金の流れ"に手を付けるのを"タブー視"していれば、これらの"構想"は単なる"妄想"で終わってしまう。

"交付金"を基本にする現状の税制を抜本的に見直し、"分担金"言い換えれば"上納金"に頼る政府に生まれ変わらねばならないと思う。

金の流れ(税制)に手を付けずにこの議論は成立しない!と考えるのは筆者だけではないはずである。

<本記事は03/04/2006に初稿公開した記事です>

関連記事 

《 政・経分離と道州制への途 》シリーズのご案内

※以下のタイトルをクリックするとシリーズ記事全てにジャンプできます!

chapter Ⅰ 首都機能分散移転 と地方分権と道州制を考える...

中央集権(集金)地方再分配(地方交付税)制度を基本とするわが国では、末端の市町村の木っ端役人に至るまで「親方日の丸」根性が抜けきれず無駄な公共投棄!がはびこる世の中に...

chapter Ⅱ "地方都市の衰退"を防ぐ道は" 政・経分離 と 首都機能分散移転 "しかない!

"地方分権"すなわち"道州制"を採用すれば諸外国の実例のように"首都一極集中"と"地方都市衰退"はある程度は防げることになります!

chapter Ⅲ 東京への"富と権力と人口"の 一極集中 を防ぐには...

政府に次ぐ実権(財政)を手中に収めて、政府が持て余すほどの横暴ぶりの東京都!ですが、このことが、東京一極集中を招いたともいえるのではないでしょうか...

後書き 《 政・経分離と道州制への途 》シリーズについて

小生は諸外国 、 特に戦後日本と同じ敗戦国として共に復興の道を歩んできた旧西ドイツ に憧れ、ああいう国にならないものか?と羨やんでいた!

東西統合前の旧西ドイツ時代 首都は"ボン"であり、商都ベルリンとははっきりと性格分けされていた。

もちろん現在のドイツ連邦共和国に於いても各州は独自性を発揮しつつも、協調して連邦政府を支えている。

特に東西統合前のドイツは有名なアウトバーンと、良く整備された航空網と鉄道網の抜群の連携で、当時「陸の孤島」であった西ベルリンに一極集中する必要性を無くしていた!

新聞などに十年以上前(1995年当時)から、道州制について投稿していたが、一向に民意は芽生えずに...

今回 一人でも多くの国民が"道州制に関心を持たれる"ことを願って、アイデア?をシリーズ化してWeb上で発信することにした。

狸穴総合 政経研究所 出自多留狸

※脚注 ♥関連団体 問い合わせ先 リンク集

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関連団体リンクテーブル 

パブリックコメント制度とは...

パブリックコメントとは聞こえはいいですが。

その都度行政側の一方的な押し付け Delusion! についての assessment(評価)を求めている?だけで、consensus(総意・協心)を得るための意見聴取ではありません!

なのでパブリックコメント受付しか行っていないような自治体は、独善的・独裁的強権施政を行っている自治体(長)と言えるでしょう。

行政と市民が一体となって暮らしやすい自治体に

常日頃から"不便を放置"しないで!問題意識を持ち、行政に改善策を"要望"する、積極的な姿勢が大事なのではないでしょうか...

「市長(市政)への声」、「あなたのご意見ご要望」「市政へのご意見箱」等のページで、常に府民・県民・市民の声耳を傾けて、

住人問題提起(needs)に下ずいて、都市計画・交通行政を模索してこそ"♥民主的な地方自治体(長)と言えるでしょう

為政者の"イデオロギー"の問題ではなく"道徳観"の違い!と言えるのではないでしょうが...

あなたのお住いの自治体では?

 

公開:2006年3月 4日
更新:2022年10月 4日

投稿者:狸穴猫

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