『タヌキがゆく』狸穴ジャーナル

ゴールデンウィーク直前のダイヤ改正で大幅スピードダウン!となった近鉄南大阪線

前書き 近鉄 青のシンフォニー JR大阪駅発着の夢はやはり儚いファンタジーだった!

2022年4月23日ゴールデンウィーク直前に実施されたダイヤ改正で大幅スピードダウンとなった南大阪線特急たちですが...

なかでも2016年9月10日にデビューした「青のシンフォニー」が登場間もない2018年以来の「武漢ウィルス」攻撃にあい、当初の人気に陰りが見え始め、南大阪線大阪阿部野橋⇔橿原神宮前の路客需要の低迷を象徴する事態となってしまったわけです。

そして、ついに、大阪阿部野橋⇔橿原神宮前間の昼間準急が廃止され、古市⇔橿原神宮前間の時間2本の2両編成ワンマン接続に置き換わったわけです。

出来るだけ一般利用客の利便性が損なわれないようにとの配慮で、例えば昼間ダイヤの11時台大阪阿部野橋⇔尺土間 区間急行所要時間29分は意地?していますが、特急はたった2分の差!の27分、つまり2分の差は古市駅通過分だけ!そして12時台にはついに特急が消滅!

★プロローグ 2022年1月18日意味不明の近鉄試運転列車が運行される

このダイヤ改正に先立つ2022年1月18日に近鉄南大阪線 古市車庫?⇔道明寺駅構内側線間で 4両編成列車が"大勢の関係者"を乗せて試運転!を行っていました。

2023年JR大阪駅地下ホーム開業で

2023年北陸新幹線敦賀駅開業に伴い大阪(梅田)駅改築?も完成して、"サンダーバード"が新装なった地下ホームから発着することになっていますが...

別項"近鉄 南大阪線 大阪駅直通 願望は河陽鉄道 開業以来の沿線住人の"120執念"がこもった夢物語..."でも述べましたが、

「今後、近鉄とJR西日本が、おおさか東線近鉄車両乗り入れに関する協議に入れば...

大阪駅地下ホーム使用開始に合わせて"青のシンフォニー"も大阪駅にお目見えできるかもしれない」

と期待を抱かせたのですが...

★第1節 もしかしたら本年(2022年)の道明寺本線開業記念124周年運行の試運転?

道明寺本線内での試運転(列車運行)はありませんでしたが...

前途したように通常の"試運転"には見られない"大勢の関係者"を乗せて、運行されていました。

もしかしたら本年の近鉄道明ねwん寺"本線"開業124周年?記念運行は通勤型車両4両編成による貸し切り特別運行となるのではないでしょうか?

更にJR西日本に対するラブコールかも?...

この区間は、小生が唱える"近鉄吉野線特急新大阪駅直通運行妄想?の"要"となる区間です。

今回の試運転は、道明寺本線⇔JR大和路線(関西本線)直通構想の第一歩となる、道明寺駅構内"デッドセクション"設置!の予備調査となる試運転(列車運行)ではないのでしょうか?

東部日光線⇔上野東京ライン(東北本線)間の特急相互直通運転の結節駅栗橋駅構内でも見られるように、鉄道会社2社間の列車直通運行には"乗務員交代と、電源切り替えのための"デッドセクション"は必須条件"でもあります。

過去においては貨車の直通が...

嘗て貨物車両直通運行がされていたJNR関西本線電化前の当時は、JNR柏原駅構内は"近鉄の電気機関車"運行(入替)の為に、"近鉄の架空線"が張り巡らされていました!

JNR1973年10月1日:奈良駅 ⇔ 湊町駅間電化。

つまりこの時点でJNR柏原駅構内にはJNR(負担の電力線)の架空線が設備されたわけです。

この時点では、貨物取り扱いがあったので、柏原駅構内渡り線は残されていましたが...

渡り線部分の架空線がどうなっていたかは、記録には残されていません。(小生の記憶にもありません。)

更に10年後の、1984年2月1日に関西線・和歌山線・桜井線全線のJNR貨物取扱が廃止されたことにより近鉄の貨物営業も廃止されて、JNR関西本線⇔近鉄道明寺本線間の"渡り線"は完全に撤去されました。

※構内配線撤去工事(経緯)の一部始終は"小生がこの目"で現認していました!

★第2節 夢は儚く...

近鉄、JR西日本相互で相互直通協議が始まり?成立すれば、道明寺本線は近鉄が第3種鉄道事業者となり、JR西日本が第2種鉄道事業者となって旅客運行が継続されて、"青のシンフォニー"が関西本線・おおさか東線を経由して新大阪・JR大阪梅田駅地下ホームまで直通運行出来るようになれる可能性が...

"道明寺駅近傍に暮らし近鉄と共に人生を送ってきた近鉄ファンの古狸"としては、ぜひ共「青のシンフォニー新大阪駅直通の夢」をかなえてほしい!ものですが...

どうやら、そのpremonition(予感)は単なるDelusion(妄想)にすぎなかったようです。

第1項 但し現実は無情!で...

永年の確執はコロナ過で一層溝が深まっていた!ようで...

と言うより残念ながら時流に反して、近鉄さんの「(鉄オタの大好きな?)ライバル意識」に一層拍車がかかっていたようです。(※21)

JR西日本は、今後訪れる少子高齢化、東京一極集中、京阪神の地盤沈下!利用客減少に対処する協調路線を歩むことに依存はなさそうなのですが...

ここ数年来の武漢ウィルス攻撃に痛めつけられている近鉄は、「観光路線を突っ走ることに鉄道事業の将来をかけた!」わけです。

本項でも取り上げた青のシンフォニー等の、"緩行特級?"電車を次々に投入して、speedよりcomfortableを目指すLuxury路線で「持続可能な鉄道事業」を目指す方向に転線したわけです。

第2項 一方JR西日本は...

そんな中で、北陸新幹線京田辺ルートでの単独大阪凱旋!(※22)の目途がたった?JR西日本が。

奈良線の複線化事業(※23)を熱心に推し進め、京都⇔奈良間の旅客をほぼ独占してきた近鉄に対抗位して?先述の"まほろば"を定期列車として京都まで延長運行する可能性が出てきたわけです。

参※22)当サイト内関連記事 湖西線から サンダーバード 号が帰還してしまう日! はこちら。

参※23)当サイト内関連記事 JR西日本 が京都市内の 奈良線複線化 に熱心な訳「都市計画事業への布石!」とは... はこちら。

JR東海とは、長年テリトリーを分け合って共存路線を走行してきた近鉄ですがJR西日本とは...

JR西日本が(関空⇔)大阪駅⇔奈良⇔京都間に本気でまほろばの定期運行を目指してしている?中で、

近鉄は長年の朋友JR東海(東海道新幹線)とアライアランスを組んで、これまで認知度の低かった東京⇔京都⇔奈良(ツアー扱い)ルートを成立させようと動き出して、

その一環として本年2022年5月から慣行特級!列車"あおによし"を京都⇔奈良⇔大阪なんば間に投入したわけです!

つまり、「臨時特急まほろば」でJR西日本に先手をとられましたが..."あおによし"で巻き返しを図り、北陸新幹線京田辺ルート開業時までに、知名度の低い関東からの観光客にも『東海道新幹線を使った奈良観光は近鉄で!』のイメージ路線に転線したわけです。

♥JR観光特急まほろばルート

●近鉄あおによし運行ルート

★エピローグ 更に鉄オタが取り上げない運行スピード規制(経費削減策)も

2022年5月現在のウィキペディアではいまだに南大阪線の最高運転速度は110km/hのままになっていますが...

実は本年のダイヤ改正で、最高運転速度大阪市内の連続高架区間も含め95km/h!に引き下げられています。

近鉄は、運行速度表示(標識)が架線柱などに特・急・普で示されていることは、鉄オタなら周知の事実ですが、

5月のダイヤ改正で、特つまり110㎞/hが撤去されました!更に、急・普が100km /h→85㎞/hの-15㎞/h規制となり、特急に至っては110km /h→85㎞/hの-25㎞/h大幅ダウンとなり若干!ではありますが所要時間が増大!しました。

来年度からの"大幅"な値上げ!を、国交省に申請した近鉄の"自助努力"の一つなのでしょうが...

以前より本サイトで繰り返し述べてきましたように、最高運転速度を引き下げると、路線の保線(維持管理・設備更新)費用が大幅に削減できます!

同じ運行本数"奈良"(なら)ば、最高速度比つまり110㎞/h→85㎞/hでは約23%!削減できることになります!

更にこれまで、使用してきた幹線用の50㎏Nレールを、ローカル線用の40㎏Nレールにグレードダウン!することも可能となります。

実際にJR和歌山線・桜井線などのJRの地方線区では最高運行速度85㎞/hで運行されています。

(近鉄では生駒線・田原本線・などの regional line では最高運行速度65㎞/h!とLRT並みの速度で運行されています)

JR奈良線では改良事業が進み最高運転速度は110㎞/hに向上しています、更に大和路線(難波⇔加茂間)では120㎞/h!

運転と、この区間では圧倒的にスピードで優っていますが、最短距離で結ぶ近鉄とは、圧倒的な時間差で...

そこで近鉄は多少の運行速度低下でも十二分に戦える!

...と判断して低速化!策で運行経費の削減を目指すことにしたのでしょう。

以下は、特急の例ですが...

準急・各停でも今までとは違い「しょっちゅうATSの警告ベルが鳴る!」ようになりました。(^_^)/~~~

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公開:2022年1月18日
更新:2022年7月15日

投稿者:デジタヌ

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