タヌキがゆく《不定期刊 狸穴ジャーナル》

" 特急ひのとり "はその名の通り不死鳥!となって近鉄を支えられるか?《 近鉄 Watch》第5回 

約20年後に迫った?リニア中央新幹線、名古屋→難波延伸開業!近鉄電車は東海道震撼線?開業の時と同じように、苦境を乗り切ることが出来るか?、一近鉄ファンとして希望の名阪特急、不死鳥「ひのとり」号が「火の車」号にならないように祈る次第です!

第5回前書き 2020年近鉄の切り札不死鳥"特急ひのとり"登場!

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予てより、社長自らプレスリリースを行っていた新型名阪特急「ひのとり」(不死鳥)号が来年3月のダイヤ改正でさっそうと登場することが(2019年9月)発表された。

現看板特急「しまかぜ」以上のラグジュアリー・プレミアムカーである!

物(ひのとり)自体?の解説はテッチャンサイトにお任せするとして...。

何故今名阪特急なのか?

近鉄の現金収入を支えているのは優良)(有料)特急であることは誰でも知っている!、名阪間で言えば甲特急のアーバンライナー達、インターアーバン区間の通勤ライナーとしては乙特急、そして伊勢志摩観光用のしまかぜ、伊勢志摩ライナーなどがあり通勤ライナーの乙特急ではでは確かに、登場以来半世紀近い古参特急車両を数多く抱ている近鉄ではあるが...。

それ以上に、ラビットカーの伝統を受け継ぐ「軽快通勤電車」には年輪を重ねた沢山の「古参連中」が頑張っており、社内外から通勤電車新車投入・更新の声が高いのも「テッチャン」ならよく知っていること。

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《 近鉄 Watch》

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第1回 近鉄さん、近鉄鉄道博物館をexpo2025大阪万博に合わせて作ってください!

毎年この時期(10月頃)の「鉄道まつり」シーズンになると思う...在京の民鉄はほとんど何らかの「鉄道記念館」を持っている!なのに在阪民鉄にはそれが無い!

第2回 近鉄 南大阪線 大阪駅 乗り入れ願望は 河陽鉄道 開業以来の沿線住人"120執念"がこもった夢物語...

本年(2018年)11月23日 柏原市制施行60周年記念行事として道明寺線内で特急車両による団体列車の往復運行が行われた。河陽鉄道(柏原駅 - - 富田林駅間)開業120周年にも当たり...

第3回 南大阪線 "陵・神・線?" 2.4Km の新線建設と、道明寺線 LRT 化の夢物語

道明寺線は1898年に柏原⇔富田林駅間に開業した河陽鉄道によって敷設された近鉄最古の歴史ある路線です。

第4回 ラビットカー と 南大阪線 の変遷...日本初の 高加減速車 の命運とは?

阪神では今日も元気に「LEDヘッドライト」でお化粧直しした「ジェットカー」が駆け回っていますが、近鉄では「復刻塗装」をまとったレプリカ・ラビットカーが"のんびり河内平野を走っています?

第6回 近鉄奈良線 はリニア中央新幹線 グランフロント大阪総合駅延伸で変わる か?...

2040年頃の目前に迫った「リニア中央新幹線 大阪梅田中央駅伸開業計画!」奈良中央駅⇔大阪梅田中央駅間が10分少々となれば、観光客などの現金利用客は...

第7回 2038年近鉄全線が標準軌になるかも!?

早くてexpo2025大阪万博の年、遅くてもリニア中央新幹線「奈良中央駅」開業の2038年には「近鉄吉野線」は標準軌に改軌されて、京都・奈良・吉野を結ぶ"南朝ライン"となって、観光路線色がより一層加速されるでしょう!

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★目前に迫ったリニア中央新幹線「奈良中央駅」延伸開業!

レッドライン 近鉄標準機ネットワーク

グレーライン 廃線&3セク転換ライン

名古屋開業も2027年頃とはっきりしていないのに、「お爺さん、何言っているの?」とお思いの若い衆!も多いだろうが、鉄道事業者にとっては2037年頃のグランフロント大阪総合駅開業(※1)予定というのは、すぐ目前の事である!

2037年頃開業予定というお話は、テッチャンにとっては「気の遠くなるほど先の話で、待ち遠しい!」

であろうが並行区間を運行する鉄道事業者当事者にとっては頭の痛い話で、今からいろんな"対策"と"金算段"を考えておかないと、20年ぐらいの年月はあっという間に過ぎてしまう!


※1、当サイト内関連記事リニア 中央新幹線 大阪延伸に関する4つのシナリオ、グランフロント大阪中央駅(大阪・梅田総合駅)誕生か?はこちら。

苦難もあったが栄光に満ちた昭和・平成のころ!

1958年(昭和33年)に東海本線にビジネス特急「こだまが」登場し、名阪間の旅客争奪合戦に火ぶたが落とされ1959年11月27日の名古屋線標準軌改軌で直通運転開始、

1961年(昭和36年)3月29日の中川短絡線が開通でノンストップ特急が登場し何とか善戦したものの昭和39年(1964年)には東海道新幹線が開業し再び、乗降客は低迷、

1970年の大阪近鉄・難波(現大阪難波)開業でさらに便利にそして1975年(昭和50年)11月23日:新青山トンネル開通で更なるスピードアップと増便が可能となり、

そして1988年3月のダイヤ改正で21000系電車アーバンライナーが登場し「3列デラックスシート」車両の登場などもあり再び名阪間の主役の座に返り咲いたわけである!

実際に小生も、名古屋の出張所に出張?するときなどは新幹線より快適で安いアーバンライナー「デラックスシート」をよく利用しました。

もしもグランフロント大阪総合駅⇔名古屋間にリニア中央新幹線「大阪支線?」が開業したら名阪間は...

時間ではどうあがいても勝ち目がない!リニア中央新幹線 約20分

現行東海道新幹線 186.6㎞ 最短47分 表定速度238.2㎞/h 

近鉄名古屋⇔大阪難波間⇔大阪メトロ梅田 189.7㎞ アーバンライナー130分 表定速度87.6㎞/h、乗り換え4分 なんば⇔梅田 大阪メトロ御堂筋線9分 都合2時間20分!

もう到底勝ち目はありません!、料金に制約のないビジネス客(社用族)はほとんど奪われてしまうかもしれません???

※実際にはその心配は無いでしょうが!

何故なら現状、東海道新幹線で品川から乗車した乗客の殆んどが名古屋で下車!するのは、東京⇔名古屋間の需要が多いのは事実としても...、

実は「ガメツイ・ド渋ちん?のなにわ商人」が名護屋からさきは安い「近鉄アーバンライナー」に乗り換えるからです!

JR東海もそのことは心得ていて、名古屋⇔大阪間の 延伸開業は未定としています...つまり延伸される可能性は将来的にも皆無に近い!かも知れません。

しかも、リニア中央新幹線は航空機と真っ向勝負で「空路を駆逐?」する目的で「東海道新幹線」のメインの乗客層とは違った客層を狙う!新規ビジネス展開に向かっているようです?(※2)

参※2 棟サイト関連コラム リニア中央新幹線 の乗車運賃大胆予想! 空路と真っ向勝負して...はこちら

大阪⇔名古屋間では

  • リニア中央新幹線 152.4㎞ 運賃 ¥2,640x1.6≒¥4,430- リニア新幹線指定席特急料金 ¥9,180 合計 ¥13,610ー
  • 東海道新幹線 186.6km 運賃 ¥3,410ー 新幹線指定席特急料金 ¥3,070 のぞみ料金¥210- 合計 ¥6,690‬ー
  • 近鉄特急 アーバンライナー 189.7km 運賃 ¥ 2,410ー 新幹線指定席特急料金 ¥1,930ー合計 ¥4,620ー

東海道新幹線の約2倍、近鉄特急の約3倍!では...

更に伊勢志摩観光は

現在インバウンド需要も含め、伊勢志摩観光ルートでは名古屋ー鳥羽、大阪難波ー鳥羽間共に絶対的優位に立っており、Youtuberの某有名スター?の昔話でも、

『高校生時代にJRの窓口で名古屋駅から鳥羽行の切符を買おうとしたら、「坊や、伊勢に行くなら近鉄にしておきなさい、そのほうがずっと早くつくよ!」と言われた..』

話があるくらい、三重県下における近鉄のシェアは絶対的であり続け、伊勢鉄道経由の「快速みえ」が走り出してからも、静かさと快適さで絶対有利は変わっていません!

三重県が期待している帝都・東京接近策?

リニア中央新幹線ーJR経由だと

名古屋ー大阪難波間約145.5km 20分 表定速度436.5㎞/h!

名古屋ー亀山間 約54.7㎞ 約8分! 表定速度436.5㎞/h!

大阪難波ー亀山間 約90.8㎞ 約13分! 表定速度436.5㎞/h!

亀山ー津間15.5㎞ 現行普通ディーゼル列車 17分 表定速度54.8㎞/h

津ー松阪 19.1㎞  快速みえ 16分 表定速度 71.6㎞/h

津ー鳥羽 56.1㎞ 快速みえ 56分 表定速度 60.2㎞/h

つまり 品川ー(亀山)ー津間 の乗り継ぎ待ち5分を見込んでも70分!

更に 伊勢志摩観光の拠点鳥羽まで 126分!

※当然紀勢線亀山ー津間ー伊勢市間はこの機会に電化されるであろうから、さらに到達時間は早くなる!

近鉄だと

名古屋ー津間 66.5㎞ 49分 表定速度81.4㎞/h!

名古屋ー鳥羽間 120.3㎞ 1時間35分

JR名古屋ー近鉄名古屋乗り継ぎに10分を見込んで、

品川ー(近鉄名古屋)ー津 99分 その差29分

品川ー(近鉄名古屋)ー鳥羽 145分その差20分

まあ鳥羽で降りる人は少ないので、20分ぐらいの差なら「ラグジュアリーシート」の「しまかぜ」の利用はさほど打撃を受けないでしょうがん...

そこでいつも通りの珍案?鉄ッチャン狸爺の夢物語!

(※地図の亀山あたりを拡大してみてください。)

近鉄鈴鹿線を約9.2㎞延伸し、伊勢若松ー千代崎間に渡り線を設け、ついでに50kgN型レール(※2)で幹線化すれば 近鉄亀山ー津間が約35㎞となり約28分で結べ、JRとの差は10分にまで詰まる!

更に大阪線・布施ー伊賀上津間 76.5㎞と一部伊勢線を含む榊原温泉口ー松阪間 22㎞ を、向こう18年間かけて2037年までに全線高架・高速軌道化すれば、大阪・難波ー松阪間119.3㎞を 約69分最高運転速度160㎞/h 表定速度105㎞/h(※3)で結べます!(※土建屋さんプッシュしてみては?)

リニア亀山乗り換えJR在来線乗り継ぎ(待ち5分を含めた) 最短46分と 23分の差となり、時間/料金のコストパフォーマンスと、乗り換えの手間を考えれば「東海道新幹線VS近鉄名阪特急」の倍以上程の時間差(1時間23分の差)はなく、インバウンド観光需要、ビジネス需要共にそう落ち込みはしないでしょう!

但し、軌道設備の維持管理費と設備更新費が車両のメンテナンスコストが最高運転速度にほぼ比例してコストアップにつながるので現行の120㎞/h(青山トンネル内上り一部列車130㎞/h)を最高運転速度160㎞/hにスピードアップすると、全体では40%以上の運行コストアップとなり、先々の少子高齢化による沿線利用客の減少を考えるた想定輸送密度ではペイできません!

更にさらに、JR東海さんと協調すれば、京都・奈良・吉野更には奈良⇔大阪難波(⇔阪神三宮)間のインバウンド観光客需要も確保できます。(※4)

※2、レールについてのWikipediaの解説はこちら。 現状40KgN型レールで最高速度80㎞/h 通勤型車両 の準幹線仕様となっている。

※3、現行特急実績最高運転速度の65%、全線高架で踏切が無くなれば、現行停止性能600m以内が守れなくとも、国交省の認可は下りるハズ、(京成スカイライナーの実績より)

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公開:2019年9月 3日
更新:2021年1月12日

投稿者:デジタヌ

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