Fantasy『 蒲蒲線妄想は実現出来ない!と東京都(庁患部官吏)はタカをくくっている... 』ー第3回ー
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一番肝心な京急(経営陣)さんは、この話には全く無関心です!
理由は簡単で「宅地開発されつくされた感!」のあるこのエリアに設備投資しても、お金儲け(※21)にはつながりにくいからです!
参※21)当サイト関連記事 『絶対に損はしない 阪急 商法』...日本の私鉄におけるフィロソフィー抗争?の歴史 はこちら。
第1項 2009年以降巨大運輸事業者 Federation の一員に...
第1目 バブル景気に浮かれすぎて
バブル景気
バブル景気(1986年12月→1991年2月)に浮かれすぎて、レジャー開発・不動産投資の為に莫大な不良債権(銀行融資!)を作ってしまいました!
金融ビッグバン
その後旧大蔵省主導で金融ビッグバン(1996年度→2001年度)が始まり、もはや従来からのpatron国際興業の小佐野賢治一族の御威光?も消え失せて、
銀行からのfinancing打ち切りどころか!厳しい借金取り立てで、経営危機に陥り、鉄道事業者が自転車操業!となって終ったわけです。
投資ファンドが救済
IMFの圧力で1970年代に始まった金融自由化政策で、1985年に米国系のハゲタカ投資ファンド?チェース・マンハッタン信託銀行として設立されて、バブル景気を煽ってた訳ですが...
バブル崩壊とともに、旨味が無くなり、USA資本が撤収されて行き、金融ビッグバンが始まった1966年には、チェース・マンハッタン信託銀行がドイチェ・モルガン・グレンフェル信託銀行に改編され、
更に1999年には完全に国内金融資本となりディーエムジー信託銀行にそして2000年には日本マスタートラスト信託銀行と改称しました。
更に、21世紀に入り2000年6月には純国内金融資本で日本トラスティ・サービス信託銀行(現日本カストディ銀行)も発足しました。
そして、パンクしかかっていた東急電鉄のタイヤに空気(融資)を入れて(Refinancing)くれて、何とかパンクによる転倒は防げた!わけです。
小佐野・五島一族の退陣
●2002年1月4日 に投資ファンドの主導(♥ Refinancing;再投融資)で誕生した新体制(経営陣)が、「東急グループコンプライアンス指針」を表明。
(※同年6月、JR東日本は完全民営化!を達成して、関東組の組頭?となった。)
●2003年4月1日 restructuring(断捨離・再編)が行われて本格的にreconstruction(再建)に向かって新指導体制路線に転線開始!
リーマンショックが止めを...
●2008年9月に起こったリーマンショックで、USA系投資ファンド(金融機関)が資金撤収してしまい!
国内の、運輸事業者から、会社乗っ取りの危機は一応去り?
(財務省主導で)国内資本の投資ファンド2社による運輸事業者のFederation (trust)体制が確立されていくわけです。
同じ様な経緯でtrustの一員であった京急、さらには既に完全民営化を達成していたJR東日本、そして旧知の相鉄とも強い絆(資本)で繋がった義兄弟!となったわけです。
第2項 東急ホールディングス化
第1目 東急グループ
- ●東急㈱ - 東急グループの中心となる持株会社(ホールディングス)
- 東急不動産 - 不動産業 など21社を保有
- ●東急電鉄 100%完全子会社!
- ●伊豆急行電鉄 伊豆急ホールディングスの100%子会社!
- さらに伊豆急ホールディングスは、東急電鉄の100%子会社!
東急グループ(とうきゅうグループ)は...鉄道を中心とした交通事業を基盤とした「街づくり」を事業の根幹に置き、鉄軌道事業、不動産、生活サービス、ホテル・リゾート事業などを展開している...東急の始祖は田園都市株式会社というデベロッパーであり、伝統的に不動産に強く東急不動産は東急グループの重要な第二の稼ぎ手となっている。《Wikipediaより引用》
2019年4月25日 ホールディングス(※10)化に向けて「東急電鉄分割準備株式会社」が設立されて、
同年10月1日 東急電鉄は東急㈱の完全子会社(株式非公開・非上場)となり、
渋谷区南平台町に本社を移転して、完全に新体制(新経営陣)となりました。
参※10)当サイト関連記事 総会屋対策...の決め手!ホールディングスとは... はこちら。
第2目 東急㈱主要株主
(2021年3月31日現在)
- ●日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 8.04%
- ●第一生命保険 5.55%
- ●日本カストディ銀行(信託口) 4.32%
- ●日本生命保険 3.89%
- ●三井住友信託銀行 3.70%
- ●みずほ銀行 1.64%
- ●太陽生命保険 1.58%
- ●三菱UFJ信託銀行 1.55%
- ●三菱UFJ銀行 1.48%
- ●日本カストディ銀行(信託口7) 1.39%
第3項 関東運輸連合会一家"羽田組?"の舎弟たち...
第0目 東急・京急は同じ"関東連合会!"に身を寄せる義兄弟!
前途したように、東急・京急は同じ関東交通事業者連合会 trust に身を寄せる義兄弟!です。
彼らは共にバブル景気(1986年12月→1991年2月)崩壊で、経営難!に陥り。
当時外資系だった投資ファンドの傘下となりました!
つまりこの時点ですでに完全民営化を果たしたJR東日本とも義兄弟となったわけです!
そしてその後財務省主導の下に2000年に経営再建できた国内金融怪が肩代わりして、政策投資ファンド(※22)に変貌した金融界の水先案内に従って航行(事業運営)するようになったわけです。
※詳しくは 当サイト関連記事 運輸"続"(旧運輸省派)の天下は終わった!今や財務省所管の政策投資ファンドが水先案内!する時代に... をご参照ください。
第1目 総代!
日本の大手鉄道事業者は、日本マスタートラスト信託銀行と日本カストディ銀行がHubとなって、独占禁止法に抵触し無いレベルで、アライアンス関係(広範囲にわたる提携関係)、トラストを結成して、共存共栄を図っているわけです。
日本マスタートラスト信託銀行
有価証券の保管や管理事務を行う日本の資産管理業務に特化する銀行(信託銀行)である。設立当初はJPモルガン系だったが、現在は株式を三菱UFJ信託銀行などが保有している。《日本語ウィキペディアより引用》
生い立ち
- ●1985年 米国系のハゲタカファンド?チェース・マンハッタン信託銀行として設立
- ●1999年 ドイチェ・モルガン・グレンフェル信託銀行→ディーエムジー信託銀行に改称しました。
- ●2000年 金融ビッグバンで立ち直った?国内金融資本が加わって日本マスタートラスト信託銀行に改称
- ●2005年 海外資本が完全撤収して、国内金融怪の100%体制となり、2行目の国内金融系政策投資ファンドが誕生!
主要株主
(2023年4月1日現在)
- ●三菱UFJ信託銀行 46.5%
- ●日本生命保険 33.5%
- ●明治安田生命保険 10.0%
- ●農中信託銀行 10.0%
日本カストディ銀行
日本マスタートラスト信託銀行と同様の投資ファンドです。
生い立ち
- ●2000年6月 金融ビッグバンで立ち直った!?純国内金融資本で日本トラスティ・サービス信託銀行として発足。
- ●2020年7月27日 - 日本トラスティ・サービス信託銀行が資産管理サービス信託銀行とJTCホールディングスを吸収合併し、日本カストディ銀行に商号変更して再発足。
主要株主
(2020年7月27日現在)
- ●三井住友トラスト・ホールディングス株式会社 33.3%
- ●みずほフィナンシャルグループ 27.0%
- ●りそな銀行 16.7%
- ●第一生命保険株式会社 8.0%
- ●朝日生命保険相互会社 5.0%
- ●明治安田生命保険相互会社 4.5%
- ●㈱かんぽ生命保険 3.5%
- ●富国生命保険相互会社 2.0%
勿論これら国策投資ファンドの母体(出資者となる)各金融機関には財務省OB、OGも多数!天下り!しています。
舎弟一同
JR東日本(ホールディングス)
1993年10月26日 東証プライムに一部株式公開・上場開始。
※つまりこの時までは、国が100%株式を保有する国有企業("怪"社)だったわけです!
2002年6月、政府(財務省名義)持ち株を完全放出して完全民営化!
主要株主(2022年3月31日現在)
- ●日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 14.01%
- ●日本カストディ銀行(信託口) 4.03%
- ●みずほ銀行 3.44%
- ♥JR東日本社員持株会 3.36%
- ●三菱UFJ銀行 2.16%
- ●日本生命保険 2.12%
- ●三井住友銀行 1.81%
- ●STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 1.58%
- ●第一生命保険 1.38%
- ●三菱UFJ信託銀行 1.32%
京浜急行電鉄(ホールディングス)
主要株主(2022年3月31日現在)
- ●日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 12.33%
- ●日本生命保険 3.66%
- ●日本カストディ銀行(信託口) 3.33%
- ●みずほ銀行 3.02%
- ●横浜銀行 2.92%
- ●日本カストディ銀行(三井住友信託銀行退職給付信託口) 1.99%
- ●西武鉄道 1.95%
- ●明治安田生命保険 1.82%
- ●日本カストディ銀行 退職給付信託みずほ信託銀行口 1.71%
- ●JP MORGAN CHASE BANK 385781 1.19%
そうにゃん一家;相鉄ホールディングス
相鉄グループ(そうてつグループ)は、純粋持株会社である相鉄ホールディングス株式会社を中心とする企業グループである。30社余りから構成される。グループブランドメッセージ(キャッチコピー)は「ときめきと やすらぎをつなぐ」。《Wikipediaより引用》
始祖の相模鉄道は東京横浜電鉄(現東急)の資本系列で誕生して、戦後は"大東急"から独立して、現在は小田急の資本が...
現在相鉄ホールディングスの筆頭株主は直接競合する?ライバル小田急!
といっても、保有されている株式が少ないので、経営方針をどうのこうのされることはありませんが?(2020年3月31日現在)...(むしろ嘗て20世の頃は横暴ぶりを訴えたぐらいですが、今やご覧の通り"関東連合会一家"の舎弟兄弟分です)
主要株主(2022年3月31日現在)
- ●小田急電鉄 6.58%(※筆頭株主ですが単独での議決権は有りません)
- ●三井住友銀行 4.17%
- ●横浜銀行 4.17%
- ●日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 3.19%
- ●日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 2.45%
- ●日本生命保険 2.38%
- ●相鉄共済組合 2.19%
- ●三井住友信託銀行 1.87%
- ●川崎信用金庫 1.86%
- ●JP MORGAN CHASE BANK 385151 1.43%
第4項 mass media が"鉄道事業者の壁?"を強調!するのは...
垢(労働組合活動)に染まったmass media(TV各局、全国紙)の commentator(解説者)を筆頭に、
"日本語ウィキペディア"等の Web content まで浸食!している"自称"journalist,economist,の輩共が「鉄道事業者の壁?」を強調!するのは、
「労働組合間の壁!」を表沙汰にしたく無い!ためです。
鉄道事業者(経営陣)が♥共存共栄の協調路線を走っていることを、能天気な私たち一般の民(たみ)に気付かれると、労働組合患部に都合が悪い!からです。
言い換えれば、自公よとう(夜盗!)政権の運輸賊"と旧・運輸省派(患部官僚)、そして"放送法を笠に着て"mass mediaを牛耳っている旧・郵政省派(患部官僚)共と、旧・労働省派(患部官僚)が後ろ盾!となっている"労働組合(患部活動家)"共の「大人の事情(利害・思惑)」が完全一致!しているからです。
交通政策審議会(※11)メンバーの中に労働組合のBossが加わっている!ことでも明らかです。
参※11)当サイト関連記事 交通政策審議会の答申とは、"政権よとう・産業かい"の思惑!を Propaganda しているにすぎない はこちら。
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公開:2021年1月24日
更新:2024年2月21日
投稿者:デジタヌ
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