狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 北陸新幹線小浜ルート延伸は福井県の"故郷創生・町おこし"に役立つのか?』ー第4回ー

★第2節 福井県・敦賀市にとっては北陸中京新幹線が絶対に必要!

令和元年現在北陸中京新幹線(米原ルート)は未定で有り、更にルートが決定されても"申し合わせ"により2023年北陸新幹線敦賀延伸開業以降にしか着工はできず2027年のリニア 中央新幹線 東京(品川)⇔名古屋 開業予定(着工済み)には間に合いそうに ありま線(せん)が...

第0項 北陸新幹線とリニア中央新幹線建設スケジュールの関係

  • 1997年10月1日開業 高崎ー長野間開業
  • 2015年3月4日開業 長野ー金沢間延伸開業
  • 2023年開業予定 金沢ー敦賀間 延伸開業予定!(着工済み)
  • 2027年頃予定 リニア中央新幹線 東京(品川)⇔名古屋 着工済み!
  • 2037年頃目標 リニア中央新幹線 名古屋⇔新大阪 未決定・未着工!
  • 2038年頃開通希望??? 北陸新幹線 敦賀ー大阪間 延伸開業予定・未定・未着工!

第1目 杉本達治 新知事は

『特にウクライナ情勢があってから、原子力に対する国民理解は一定程度進んできていると感じる。とてもいい機会だと、ある意味で考えている』と語り、

原発延命および更新(新規炉建設!)に意欲・積極的な姿勢を表明しています!が...

そろそろ、関電原発に頼り切りの県政を改めて、「魅力的な雇用創出」の方向に向かわないと、(原発以外には)これと言った産業が無い福井県・敦賀市では、若者の流出に歯止めがかからなくなり、2037年までの15年間を生き延びることは難しい!のではないでしょうか...

第1項 北陸中京新幹線の着工予定とは

現行同時に工事できる整備新幹線は4路線までという申し合わせがあり、現在着工済の、北陸新幹線敦賀延伸工事、長崎新幹線工事、北海道新幹線札幌延伸工事、(リニア中央新幹線)工事のいずれかが完工しないと次期整備新幹線は着工できません!

第1目 次期整備新幹線着工のチャンスは

  • 2022年秋 長崎新幹線 第1期工事 長崎⇔武雄温泉 完成
  • 2023年3月 北陸新幹線敦賀延伸工事完成
  • 2027年  リニア中央新幹線 品川⇔名古屋間開業予定(※31)
  • 2031年3月 北海道新幹線札幌延伸工事完成

となっていて、2023年4月以降の着工予定(ルート決定)がまだ未決となっています!

つまり2022年度中にルート決定(予算審議)が進めば、2022年中に北陸新幹線小浜迂回ルートは"着手"出来ますが...

参※31)通過されるだけで駅もできなく反対に回っていた静岡県が、急転直下?(と言うより小生の予想通り)リニア中央新幹線建設促進期成同盟会に加盟してして賛成に回ったので、リニア中央新幹線開業の目途が立ちました。

※当サイト内関連記事 リニア中央新幹線工事の背後をつく真田昌幸静岡県知事? はこちら。

第2目 整備新幹線北陸中京新幹線(米原ルート)のプライオリティーは

2023年の北陸新幹線敦賀延伸開業では、北陸中京新幹線(米原ルート)は早くても、2027年リニア中央新幹線 品川⇔名古屋間開業後か、2031年3月の北海道新幹線札幌延伸完成以後にならないと着手できない!事になります。

北陸中京新幹線の開業時期は

つまり北陸中京新幹線の開業は、着工後5~7年で開業できても、早くて2028年頃遅くとも2036年頃と言うことになり、2022年に着工出来る?小浜ルートが完成する15年後の2037年頃には、先に完成していることになります!が...

如何頑張っても、10年から15年先でないと敦賀と東京(大阪)は直結出来ない!事になります。

更に東京方面からは、福井・金沢!までなら2027年頃完成予定の(名古屋乗り換え)リニア中央新幹線乗り継ぎのほうが早くなります!

第2項 北陸中京新幹線(米原ルート)着工の勝算はあるか!

とまあこのファンタジーは2兆3千億円の"お金に目のくらんだ"どこいぞやらの欲ボケ連中"が推す「新大阪駅巨大ハブステーション」終着に拘った"執着案"を前提に想定していますが...(※32)

実際のところは北陸新幹線小浜ルートと北陸中京新幹線(東海道新幹線敦賀支線;米原ルート)は前項のように時間差をつけて着工される予定!(密約が交わされている!)のようです。

更に北陸新幹線の大阪駅終着が実現すれば、北陸3県には九州から「さくら」前線が「かがやき」ながら押し寄せて「バラ色」の未来がやってくるでしょう...(※桜はバラ科の樹木です!)

何故なら、前途したように現職・西脇 隆俊京都府知事と現職・三日月 大造滋賀県知事は旧知の中であり、更に現職・杉本 達治福井県知事も中央省庁出身の元官僚です!

参※32)当サイト内関連記事 塀の中にある新大阪駅はアルカトラス状態!北陸新幹線もリニア中央新幹線も面会にはやってこない はこちら。

第1目 米原ルートを推していた滋賀県が鳴りを潜めたわけは...

更には、2019年に夜盗整備新幹線CPPT(※33)の連中が、報道陣を呼んで"猿芝居"を演じた時にも、「滋賀県知事は不快感を表明?」しただけで、その後具体的な行動に出るどころか...

北陸新幹線米原ルート実現促進期成同盟会を即刻休止!させてしまったわけです。

つまり、この時点で、密約は成立していた!と考えても良いでしょう。

参※33)当サイト内関連記事 運輸族 ・ 与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム とは... はこちら。

第2目 北陸中京新幹線(東海道新幹線敦賀支線)着工は2027年!

前途したように現在工事中の北陸新幹線敦賀延伸工事完成は2023年3月となっており、リニア中央新幹線 品川⇔名古屋間開業が2027年頃の見透しが立っています、つまりこの時点で次期整備新幹線着工Scheme(企て!)の検討に着手!出来るわけで、プライオリティから考えて、他のRural Shinkansen(肥えたご新幹線!)を蹴散らして、北陸中京新幹線着工が決定!されるでしょう。

第3目 北陸中京新幹線構想実現の論拠と状況証拠とは...

整備新幹線の中でも最大規模の北陸新幹線敦賀駅がなぜ必要なのか?...

2037年には両手に花が

つまり2037年頃には北陸新幹線小浜ルート、北陸中京新幹線(東海道新幹線敦賀支線)の"両手に花"

が揃うことになります!

論拠その1 巨大敦賀駅が

単なる北陸新幹線の通過駅にしてはあまりにも巨大すぎる要塞駅!となっています。

問い詰められたJRTT工事事務所所長も言い訳に四苦八苦するほど巨大な要塞駅!です。

つまり上越新幹線長岡駅同様に"もう一本の新幹線の為"の準備工事でしょう!

論拠その2 北陸中京新幹線(JR東海)の為?の敦賀車両基地

更に、金沢の白山総合車両所車両所があるのに、常識的には敦賀駅に新幹線車両基地は必要ありません!

第4項  予定通り2027年?にリニア中央新幹線 品川⇔名古屋間が 開業出来れば...

第1目  リニア中央新幹線「名古屋駅乗り継ぎ」在来線"しらさぎ"でも

敦賀までなら乗り換え5分を入れても断然優位!

  • 品川⇔名古屋 285.6 km 40分 最速ノンストップ 閃光 号?
  • リニア特急運賃合計 ¥14,010-(リニア新幹線指定席特急料金 ¥11,790-+ノンストップ速達料金¥2,220)(※34)

参※34)当サイト関連記事 リニア中央新幹線 の乗車運賃大胆予想! 空路と真っ向勝負して航空機を撃墜?はこちら。

第2目 帝都東京⇔福井駅間は高崎周りより31分も時間短縮!

在来線「しらさぎ」名古屋乗り継ぎの場合でも高崎周りより31分も時間短縮!

品川⇔名古屋⇔福井 465.4㎞  169分(乗り継ぎ5分含む)¥24,240-

  • 旅客運賃 ¥7,700- 推定特急料金合計¥16,540 
  • 名古屋⇔福井間 179.8㎞ 129分 指定席特急料金 ¥2,530-

帝都東京⇔福井駅間は高崎周りより31分も時間短縮!となります。

※但し前項で述べた通り「しらさぎ」は飛ばなくなれば!名古屋駅⇔米原間はJR東海の新快速、米原⇔敦賀間はJR西日本の新快速、と名古屋・米原・敦賀の都合3回の乗り継ぎとなる上に所要時間も大幅に伸びて現実的ではなくなります!

第3目 敦賀駅前高速バスターミナル併設は必須に

しかし前途した敦賀駅前高速バスターミナルが併設できレバ・JR西日本バス・JR東海バス・名鉄バスの3社共同運行で、名古屋駅⇔敦賀駅を直通高速バスで結べるようになり、同区間の繁忙期(多客期)以外の一般利用客ならば、時間当たり3往復程度で賄えるかもしれません?

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公開:2017年9月11日
更新:2024年2月21日

投稿者:デジタヌ

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