連載『 阪急 今津線 の 阪神本線直通・移籍案!...ナ~ンていかがでしょうか?大株主さん』ー第6回ー
第4節 後は西宮市(民)が決断するだけ!
第1項 機は熟しています!
前途した様に、現在阪急電車と阪神電車は強い絆(資本)で無図ばれた義兄弟!です。
そして、それを束ねているのが、全国の運輸事業者を束ねている政策投資ファンド2社です。
第1目 運輸事業者連合会(trust)!を率いている政策投資てnファンド
日本の大手運輸事業者は、日本マスタートラスト信託銀行と日本カストディ銀行が♥Hub となって、独占禁止法に抵触し無いレベルで、アライアンス関係(広範囲にわたる提携関係)trust を結成して、♥共存共栄!を図っているのです。
参※)当サイト関連記事 今や鉄道事業者間にライバル争などは無い!共存共栄路線を走る義兄弟・線友! はこちら。
参※)当サイト関連記事 運輸業は一家!事業者はみな兄弟! はこちら。
日本マスタートラスト信託銀行
有価証券の保管や管理事務を行う日本の資産管理業務に特化する銀行(信託銀行)である。設立当初はJPモルガン系だったが、現在は株式を三菱UFJ信託銀行などが保有している。《日本語ウィキペディアより引用》
生い立ち
- ●1985年 米国系のハゲタカファンド?チェース・マンハッタン信託銀行として設立
- ●1999年 ドイチェ・モルガン・グレンフェル信託銀行→ディーエムジー信託銀行に改称しました。
- ●2000年 金融ビッグバンで立ち直った?国内金融資本が加わって日本マスタートラスト信託銀行に改称
- ●2005年 海外資本が完全撤収して、♥国内金融資本100%体制となり、2行目の国内金融系政策投資ファンドになる!
主要株主
(2023年4月1日現在)
- ●三菱UFJ信託銀行 46.5%
- ●日本生命保険 33.5%
- ●明治安田生命保険 10.0%
- ●農中信託銀行 10.0%
日本カストディ銀行
日本マスタートラスト信託銀行と同様の投資ファンドです。
生い立ち
- ●2000年6月 金融ビッグバンで立ち直った!?純国内金融資本の日本トラスティ・サービス信託銀行として発足。
- ●2020年7月27日 日本トラスティ・サービス信託銀行が資産管理サービス信託銀行とJTCホールディングスを吸収合併し、日本カストディ銀行に商号変更。
主要株主
(2020年7月27日現在)
- ●三井住友トラスト・ホールディングス株式会社 33.3%
- ●みずほフィナンシャルグループ 27.0%
- ●りそな銀行 16.7%
- ●第一生命保険株式会社 8.0%
- ●朝日生命保険相互会社 5.0%
- ●明治安田生命保険相互会社 4.5%
- ●㈱かんぽ生命保険 3.5%
- ●富国生命保険相互会社 2.0%
勿論これら国策投資ファンドの母体(出資者となる)各金融機関には財務省OB、OGも多数!天下り!しています。
第2目 阪急・阪神ホールディングス関連事業者
阪急電車の子会社能勢電(株式98.5%所有)、そして阪急電車・阪神電車の全株式を保有しているホールディングスです。
下記グループ事業者以外にも、神鉄と競合(協調)路線を運行している"神秘バス"にも間接出資しています!
※エイチ・ツー・オー リテイリングは阪急・阪神ホールディングス(※61)の子会社です、
グループ企業がお互いの株を持ち合うのは昔からの習わしでもあります。
2005年4月1日に阪急電鉄株式会社が阪急ホールディングス株式会社となり、(阪急電車が完全子会社化)
2006年6月19日に阪神電鉄を完全子会社化しました。
同年10月1日に阪急ホールディングスから阪急阪神ホールディングスに商号変更。
参※61)当サイト関連記事 ホールディングス(持ち株会社)とは はこちら。
主要株主
(2021年3月31日現在)
- ●日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 7.80%
- ●株式会社日本カストディ銀行(信託口) 4.80%
- ●日本生命保険相互会社 2.15%
- ●エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 1.73%(阪急・阪神ホールディングスの子会社)
- ●STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 1.66%
- ●株式会社日本カストディ銀行(信託口7) 1.61%
- ●株式会社日本カストディ銀行(信託口5) 1.60%
- ●株式会社三井住友銀行 1.48%
- ●株式会社日本カストディ銀行(信託口6) 1.42%
- ●株式会社日本カストディ銀行(信託口1) 1.27%
山陽電鉄
阪神電車の資本受け入れていますが、東証に上場している上場企業です。
なので、昔からの一般投資家も多く、投資ファンドにとっては近鉄同様に運転しずらい!会社でもあります。
主要株主
(2022年3月31日現在)
- ●阪神電気鉄道株式会社 17.5%(※阪急・阪神ホールディングス完全子会社)
- ●日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 5.4%
- ●関電不動産開発株式会社 5.0%
- ●株式会社三井住友銀行 2.8%
- ●みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 川崎重工業口 1.2%
- ●日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託神姫バス口) 1.2%
- ●三井住友信託銀行株式会社 1.1%
- ●鹿島建設株式会社 1.0%
- ●モロゾフ株式会社 0.9%
- ●兵庫県信用農業協同組合連合会 0.9%
神戸電鉄
こちらも東証上場企業です。
山陽電鉄同様に昔からの一般投資家も多く、投資ファンドにとっては山電同様に運転しずらい!会社でもあります。
主要株主
(2022年3月31日現在)
- ♥阪急阪神ホールディングス 27.31%
- ●日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 4.76%
- ●三井住友銀行 3.91%
- ●日本カストディ銀行(信託口4) 1.35%
- ●みなと銀行 1.04%
- ●阪急電鉄 0.97%
- ●三井住友信託銀行 0.59%
- ●日本カストディ銀行(信託口) 0.53%
- ●三菱UFJ信託銀行 0.52%
- ●DFA INVESTMENT TRUST COMPANY-JAPANESE SMALL COMPANY SERIES 0.42%
第2項 西宮市民が決断すれば...
国庫(国民)の支援も得られる都市計画事業です、西宮市民だけの負担ではありま線。
西宮市民が決断すれば、夢物語では無く実現できます!
更に、今津線沿線住民の(大阪市内への)通勤通学が、一段と楽になります。
現在今津"北線"は一部(神戸線直通列車)を除き全列車6両編成です!
つまり、都合よく、阪神本線(西宮⇔大阪梅田)と同じです。
なので、阪急・阪神ホールディングスの大口出資者(投資ファンド)からも反対は少ないでしょう。
第3項 阪急電車、阪神電車の両経営陣も...
第1目 鉄道事業者(経営陣)を取り囲む複雑な背景が...
別稿(※011)で詳述した様に、現在大手鉄道事業者は強い絆(資本)で繋がって、大親分(財務省)の下に集う義兄弟の舎弟達!です。
- ●JR共通の大株主(財務省所管の)政策投資ファンドは損失(配当減配)に繋がる無駄な設備増強(新線建設・車両増備・増員)は避けたい。
- ●運輸賊を突く土建syndicate(cartel)は、中長期経営ビジョンが立てやすい長期にわたるビッグプロジェクトが欲しい。
- ●自民盗は合法的賄賂(政治献金)と裏金作りのために、土建 syndicateに"ご奉仕"したい!
- ●同じく、地元寄業の"身方?巧妙統"は地場中小土建屋に良い顔をして、選挙協力を得たい!
- ●経産省を突く鉄道機材 syndicate(cartel)は海外輸出減少の穴埋めを内需拡大?で何とかしたい!
- ●目代( Governor)を各県に派遣している総務省は、何とか駅前"地上げ"で自治体の税収アップを図らせてあげたい!(※012)
- ●厚労省を後ろ盾にした労組(患部)は組合分裂に繋がるような reconstruction(路線網再編)で既得権益を失いたくない!
参※011)当サイト関連記事 今や鉄道事業者間にライバル争などは無い!共存共栄路線を走る義兄弟・線友! はこちら。
参※012)当サイト関連記事 運輸族代議士と自治体長・地方議会議員が連んで"鉄道新線(駅)を建設したがる訳は... はこちら。
新鮮?建設は...
なので、鉄道機材 constructor syndicate(cartel)のロビー活動を行う lobbyist が業界・政府御用達!のadvertising agency 伝痛!ネットワーク末端の、零細広告代理業・content 制作"AV"プロダクションから"お小遣い(取材協力費?生活費!)" を貰って"凌い"でいるような、
おバカな高痛解説傾 Youtuber、(※013)では理解できない!様な、複雑な政治的背景「大人の事情(利害・思惑)」の妥協点!が、鉄道新線建設を決定付けるのです。
参※013)当サイト関連記事 新線建設派・運輸族の宣伝塔・公報型意図あり!タイプ Youtuberとは... はこちら。
第2目 阪急・阪神ホールディングスの大株主は金銭トレードには賛成する!
大株主の、大口出資者(投資ファンド)は、車両増備、増員などによる採算悪化(配当低下!)は嫌いますが...
今津線が阪神に"移籍"しても、阪急阪神ホールディングスの鉄道事業としてみれば、経費増にはなりま線!
むしろ、現在低迷?している阪神本線(尼崎⇔大阪梅田)の利用促進にもつながり、尚且つ、パンク寸前?の今津線の通勤需要(宝塚⇔西宮北口⇔大阪梅田直通準急)改善の為に、設備増強(駅の10両編成対応工事、車両増備!)等の無駄金を使う必要が無くなり!歓迎するでしょう。
第2目 タ・ダ・シ投資ファンドはそんなに甘くはない!
近年、民鉄では「我も我もと...有料通勤ライナー運行」がトレンド!となっていますが...
これは、必ずしも経営陣の意向ではありま線!
それだけ、鉄道事業者(経営陣)に大口出資者国策投資ファンド様の御威光(圧力)が射しているのです!
つまり何れは阪神電車にも伝染するでしょう!
公開:2017年12月27日
更新:2024年3月10日
投稿者:デジタヌ
連載『 阪急 今津線 の 阪神本線直通・移籍案!...ナ~ンていかがでしょうか?大株主さん』ー第5回ー< TOP >連載『 阪急 今津線 の 阪神本線直通・移籍案!...ナ~ンていかがでしょうか?大株主さん』ー最終回ー
▲阪急・阪神グループ 調査班へ戻る