狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 阪急 今津線 の 阪神本線直通・移籍案!...ナ~ンていかがでしょうか?大株主さん』ー第2回ー

プロローグ 嘗て今津線と阪神本線は渡り線で繋がっていました!

阪急の殴り込み?(暴走事故)事件で有名なように?

その昔は今津駅は共通駅で、阪急宇・阪神は渡り線で繋がっていました!

第1項 阪急今津線 の辿った(鉄)路

兵庫県宝塚市の宝塚駅から兵庫県西宮市の今津駅までの9.3Kmを結ぶ阪急電鉄の鉄道路線。

そうなんです、実は宝塚駅が起点なのです。キロポストもちゃんと下り線(今津方面)の左側に設置されています?(通常なら終点方向に向かってつまり当線では上り線の左側にあるはず!)

でも乗ったことがある人はご存じでしょうが「時刻表では宝塚方面から発車する電車が上り!」になっています?

まあ同じ宝塚駅から梅田(大阪)へ向かう宝塚線の列車が上りなので「同じにした方が乗客の乗車間違は無いのでは?...」と考えたのでしょう。

でも考えようによっては、『○○分発梅田行き上り準急が発車します、ご乗車のお客様は○番線ホームにお急ぎ下さい。』と駅の場内アナウスがあれば、宝塚本線の途中駅に向かうつもりの慣れない乗客は間違って飛び乗るかも?...。

実際は宝塚本線「梅田行き上り列車は10両」の長大?編成で西宮北口経由の「梅田行き準急」はラッシュ時でも8両(昼間は6両の西宮北口行き普通しか走ってい無い)なので、余程の「お上りさん」でも無い限りは間違わない!でしょう。

しかも今津線は通勤時間帯でも「西宮北口」行き普通が主体なので、この時間帯だけの準急もはじめから少なく設定されています。

第2項 今津線なのに宝塚駅"始発"今津行きは無い!

そう路線図(こちら公式サイトへ)では、ちゃんと「一本の路線」で繋がっていることになっており、終点?「宝塚駅」は宝塚"本線"の駅なので宝塚線シリーズのHK56、途中駅「西宮北口駅」は神戸'本線"の駅でもあるので神戸線のシリーズHK08と成っていますが、始発駅?の今津駅HK21から終点一つ手前のHK28(宝塚南口)までは今津線としてシリーズ化されています!

第1目 ...でなんで繋がって無いの?

途中「西宮北口駅」でクロスしている「神戸本線」に通称「今津南線」と通称「今津北線」に分断されているからです!

嘗て、「西宮北口駅」は全国の鉄ちゃんにとってはメッカの一つ「ダイアモンドクロスがあったことで知られています。

でも、神戸線の輸送力UP(8両→10両編成化)増便のネックと成っていった為に、1984年にテッチャンのメッカだったダイヤモンドクロスが無くなった、今津線が分断されました。

以降「今津線」は一つの路線なのに駅北側の北線地上ホームと駅南側の南線2階ホームに分かれた、地上と2階に分かれた発車ホーム(※5)をもつ駅となった訳です。

第3項 嘗ては今津駅で行き来が出来た!

南端「今津駅」も阪神が高架化されるまでは、阪神電車と仲良く?並んでホームが作られていて、1949年12月13日に「阪急の殴り込み事件?」と新聞紙上で風刺された「阪急今津線暴走事故」が発生した時点では,

渡り線で繋がっていました!

簡単な木製の車止め!が設置されていただけで、事故後も車止めを新しく作り直しただけで、両線は物理的に繋がっていました

1995年12月26日に阪急電車が200m程北側の現在地に高架駅を完成させて移転し両線は分断?されたのでし

※参5、一つの路線が分断された例は南海高野線・岸里玉出駅にも例はありますが、南海電車汐見橋支線(高野線起点汐見橋駅)(※91)は1日の乗降客数912人!で1時間に2本しか走っていない都会の超ローカル線!いわば「保存鉄道?」ですが...

今津線(起点今津駅)は一日の利用客24,198人/2017年で立派な市民の日常の足になっている、terminal station(始発着駅!)です!

※91、当サイト関連記事 南海 汐見橋支線 は生き続ける!...赤字でも南海汐見橋線が複線で頑張っているわけ はこちら。

 

公開:2017年12月27日
更新:2024年3月10日

投稿者:デジタヌ

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