狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 羽田空港アクセス線・西山手ルート実現は"りんかい線" 東京メトロ譲渡しか...』ー第2回ー

第1節 首都圏新線は需要(民意)ではなく政治力!(大人の事情)で決定れている

第1項 鉄道事業者(経営陣)を取り囲む複雑な背景が...

別稿(※11)で詳述した様に、現在大手鉄道事業者は強い絆(資本)で繋がって、大親分(財務省)の下に集う義兄弟の舎弟達!です。

なので、お小遣いを貰って"凌い"でいるおバカな鉄道傾Youtuber共では理解できない!

以下に掲げる複雑な政治的背景大人の事情(利害・思惑)」の妥協点!が、鉄道新線建設を決定付けるのです。

  • ●JR共通の大株主(財務省所管の)政策投資ファンドは損失(配当減収)に繋がる無駄設備増強(新線建設・車両増備・増員)は出来るだけ避けたい。
  • ●運輸賊を突く土建syndicate(cartel)は、中長期経営ビジョンが立てやすい長期にわたるビッグプロジェクトが欲しい。
  • ●自民盗は合法的賄賂(政治献金)と裏金作りのために、土建syndicateに"ご奉仕"したい!
  • ●同じく、光明統は地場中小土建屋に良い顔をして、選挙協力を得たい!
  • ●経産省を突く鉄道設備機器 syndicate(cartel)は海外輸出減少の穴埋めを内需拡大?で何とかしたい!
  • 目代( Governor)を各県に派遣している総務省は、何とか駅前"地上げ"で自治体の税収アップを図らせてあげたい!(※12)
  • ●厚労省をバックにした労組(患部)は組合分裂に繋がるような reconstruction(路線網再編)で既得権益を失いたくない!

参※11)当サイト関連記事 今や鉄道事業者間にライバル争などは無い!共存共栄路線を走る義兄弟・線友! はこちら。

参※12)当サイト関連記事 運輸族代議士と自治体長・地方議会議員が連んで"鉄道新線(駅)を建設したがる訳は... はこちら。

第2項 首都圏住人は官僚共の食い物に!

所詮は、カッペ大偽師(政治ゴロ)と、目代( bureaucrat;官僚)、Officer(官吏)共の権力闘争・利権争いにすぎないのですが...

第1目 首都圏では官僚自らの生涯設計の為に停戦協定

国交省・経産省・総務省と(出向組の東京都庁患部官僚)、そして財務省の役人(患部官僚)共は、

自らの生涯設計!の為に、休戦協定を結んで、首都圏の交通事業者地図を大幅に"弄くり回す"ことは避けて、お互いの住み分け!を図っているのです。

どうせ彼らにとっては、「各鉄道沿線利用客の利便などどうでも良い!」事なので、天下り先の経営状況さえ保てればそれでよいのです。

なので、相鉄新横浜線、東急新横浜線のボッタくり割増運賃を認可した!のです。

参※)当サイト内関連記事 日本の立法・行政・司法は官僚に"牛耳られている!" はこちら。

第2目 JR東日本(株主)は西山手ルート(中央線直通)も勝算なし!と...

JR東日本(経営陣)も東京都が消極的な以上、西山手ルート(武蔵野3多摩地区)への輸送力改善を図って

も、都心部から三多摩地区(立川周辺)への企業誘致、つまり「デベロッパー事業」がうまくいくとは考えていないでしょう。

それより、東京都と手を結んで進めている、社運(と自らの首)を賭けたグローバルゲートウェイ品川事業に、注力したほうが...

第3項 旧・通産省の行き過ぎた新技術振興策!が歪を... 

ポートライナー(※21)、神奈川シーサイドラインなどに見るガイドウェー方式新都市交通や、大江戸線に代表されるリニアミニ地下鉄(※22)に対する、旧・通産省(現経済産業省)の行き過ぎた「日本独自の技術開発」支援策が、

『全国に、社会化実験(営業実証試験・実験!)線を増産させてしまった!』

といえるでしょう!(※22)

参※22)当サイト内関連記事 地下鉄 や 新都市交通システム が 整備新幹線 より割高になる理由とは? はこちら。

シーサイドラインに見る怪しからん経産省・国交省・総務省連合の開き直り

あきれ返るのは、八計を弄したシーサイドラインの『高額運賃に利用者車各位のご理解を...???』Propaganda、ハッキリ言ってこれでは本末転倒!

どうして新都市交通効カン!の社会化実験!の為に、私達利用者が高額運賃を支払らわされる必要があるのでしょうか???

挙句の果てには!ご自慢のATOのシステム変更時に「重大incident(事件!)」まで引き起こし!、これではお隣K国のやっていることと大して変わらないのではないでしょうか...

何時までも未練がましく高額拘束軌道に"しがみ付いて"傷口(赤字)が大きくする前に、

『こんな実物大プラレールごっこの社会化実験路線は廃線にして』

さっさと都市型BRT(基幹バス)路線に転換※23)してしまうほうが、利用者の為になります!

既に旧通産省と、業界の思惑は大きく外れ、技術輸出の路も無くなっています!(※24)

ガイドウェー方式新都市交通は、はっきり言って20世紀最大の失政・失敗作でしょう。

どうせ埋め立て造成地!に走らすのなら、"バス専用レーン"の有る40m巾の"防災道路"を建設したほうが余程気が利いている!といえるでしょう。

ブラジルの都市型基幹バスの走行風景

参※21)当サイト内関連記事 通産省とメーカー連合にしてやられた新都市交通システムの実験台? はこちら。

参※22)当サイト内関連記事 ミニ地下鉄 はリニアに"金食い虫"で厄介者のお荷物"公共交通効カン!" はこちら。

参※23)当サイト内関連記事 「一般道のバス専用レーン」を走行する"基幹バス" はこちら。

参※24)当サイト内関連記事 欧米各地で トラムカー の近郊路線直通 が活発化した背景とは はこちら。

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公開:2021年3月 5日
更新:2024年2月23日

投稿者:デジタヌ

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