狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

台車ダイレクトマウント低床車両のタイトコーナー通過と高速走行時の激しい yawing に対する♥solution はすでにある!《 ブレーメン型ライトライン車両 最終回 》

★エピローグ 高速走行時の yawing に対するsolution はすでにある!

第0項 Train Tram で用いられているTrain wheel

第1目 欧米で主流となってきた3両ユニットのトラムトレイン

Train Tram (※91)では、axle(車軸)と(新幹線でも使用されている)円弧状踏み面を持つ Train wheel(車輪)をもつ bogie 短い短い中間車両で、直進安定性を確保しています。

参※91)当サイト関連記事 新たな極小径輪軸タイプ低床トラムトレインの登場! はこちら。

★第1項 新時代を切り開く国産トラムトレイン!

第0目 通勤型車両の総重量!について

日本では"戦前"から"慣例"(申し合わせ!)として、乗車人員1名の体重を"55㎏!"として、想定重量を算出しています。(※戦前は日本人の標準体型は小柄!だった為)

1-0-1 車両乾燥重量!には乗務員が含まれる

また、車両乾燥重量!?には、乗務員1名分の55㎏が含まれています。

1-1-2 乗車定員とは

座席+立ち席(つり革数)の合計数!の事です。

1-1-3 想定満員!(最大積載量!)とは

立ち席・通路部分を含む"客室内"で、乗客が新聞(スマホ!?)を広げられる程度の"余裕"で、最大限乗車できる人数の事です。

さらに積載重量は、前途した55㎏/人!として産出されています。

  • ロングシート車両;乗車定員の155%時の人員及び総重量。
  • ●クロスシート車両;乗車定員の110%時の人員及び総重量

其々が"基準設計値"となっています。

つまり、一時の定員300%!超などという数字はもう殺人的!と言っても過言では無く、実際に"圧迫死"の被害者!もでていました!

第1目 車両比較

1-1-1 ブレーメン型ライトラインHU300型

新潟トランシスドア部床面高さ レール面+300㎜ 超低床タイプブレーメン型車両です。

  • 3両固定編成 台車懸架単台車式 bolster(揺れ枕梁)& bolster anchor(位置決めリンク機構)省略!台車ダイレクトマウント!
  • 3両関節重連固定編成!
  • ●狭軌 (3 ft 6 in gauge railways )用
  • ●Overhead line(架空線)給電方式  DC750 V
  • ●常用速度 40 km/h(25mph)※軌道法に下ずく速度規制値 設計最高速度 70 km/h
  • 起動加速度(空車時) 3.5 km/h/s
  • 減速度(常用) 4.4 km/h/s(非常) 5.0 km/h/s
  • ●編成定員 160名(座席50名)
  • 編成乾燥重量(運転手1名含む) 39.0ton
  • ●定員重量  160名乗車時 47.8ton
  • 想定満員(定員110%※003)176名乗車時 48.7ton ※クロスシート仕様!の為
  • ●編成長 29,520 mmX全幅 2,650 mmX全高 3,625 mm
  • ●制御方式 IGBT素子VVVFインバータ制御方式
  • 編成出力 300kw(3基搭載)※三菱電機 MB-5189-A 主電動機 かご形三相誘導電動機  100 kW X 3基
  • ●動輪径 640Φ 駆動方式 車体搭載モータによる直角カルダン駆動 (前後輪アイドラー平歯車連動、左右輪カルダン軸駆動)
  • ●制御装置 電気(発電/回生)ブレーキ、電気指令バネ式ディスクブレーキ
1-1-2 次世代国産 Train Tram 福井鉄道F2000型

アルナ車両製福井鉄道F2000形低床電車

2023年に満を持して登場したのが純国産技術によるミドルサイズのリトルダンサーシリーズ F2000 !です。

とさでん交通の100形を stretch して modify した車両です。

bolster タイプのボギー台車を使用して乗降口床面高さ350mm!を実現しています。

  • 先頭車:通常型ギー台車Bolster 釣り梁付き!)※カーブに強く乗り心地(対ヨーイング・ローリング・ピッチング)に有利!
  • 中間車:(台車懸架・単台車直接マウント・関節連結)
  • 車輪径 610Φ 平行カルダン駆動 
  • 編成出力... 180 kW 主電動機 三相誘導電動機 VVVFインバータ制御 定格出量60 kW X3基搭載 (全車電動車)
  • 想定満員時登坂能力 鉄道建設技術基準35‰をクリア
  • 制動方式  回生・発電ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(つまり従来型と同じなので従来の整備技術が継承出来ます!)
1-1-2-1 現状高額!な理由は"特殊小径車輪"が...

※2002年登場"の雛形!"土佐電気鉄道100形電車は約1億9千万円(とさでん公式発表値)でしたが、一次車両は一編成約3億九千万円(福井鉄道公式発表)と、フクラムより高額!となりました!。

※2024年登場の、"熊本市電"の同型量産車両2400型(標準軌)は1編成4.5億円!と更にコストアップしました。

※通常の路面電車では640㎜Φの車輪が装着されていますが、リトルダンサーシリーズでは610㎜Φの小径車輪が使用されています!

車軸・車輪ボス部径(勘合部)は両輪共用ですが...

現状日本国内向け!だけの"少量生産!"なので、鍛造に係る製造コスト(鍛造機の金型交換、金型保管費!)が、量産されている汎用通勤電車用の860㎜Φ車輪より高額!となって、全体のコストUp!に繋がっています。

しかし、国内の路面電車の軌間には全て対応済み!なので、今後"僚友"が増えれば製造コストダウンも...

1-1-2-2 参 610㎜Φ車輪使用ユーザー
  • 伊予電モㇵ2100型(狭軌)2002年運行開始 10両
  • 土佐電気鉄道100形電車 (標準軌)2002年運用開始 1編成のみ!
  • 函館市交通局9600形電車(偏軌!軌間1372㎜)2007年運用開始 5編成
  • 鹿児島市交通局7500形電車  (標準軌)2017年運用開始 4編成
  • 伊予電モㇵ5000型 (狭軌)2017年運行開始 16両迄増備予定
  • 札幌市交通局1100形電車 2018年運行開始 10両
  • 崎電気軌道6000型(標準軌)2022年運用開始 2両
  • 熊本市交通局2400形電車(標準軌))2024年11月運用開始 1編成

1-2-3 純国産・汎用技術で開発されたリトルダンサーシリーズ

広い車内!

ペコちゃん電車のコンセプト(小径輪軸ボギー台車・固定編成・制御機器屋根上搭載)を忠実に再現した!ともいえる福井鉄道F2000形低床電車は、

純国産技術で開発を続けてきた国産低床 Tram car のパイオニア「アルナ車両」が福井鉄道共同開発!した、ミドルサイズの国産次世代低床トラムトレイン(※001)のホープです!

参※001)当サイト関連記事 トラムトレイン方式(カールスルーエタイプ)とは? はこちら。

1-2-3-1 輪軸タイプのボギー台車を使用

純国産技術で開発されたミドルサイズ(24m)リトルダンサー F2000 !では610Φの小径輪軸タイプのbolster (swing hange)付きの bogie を前後(先頭車)に採用しています!

なので、yawing も発生しにく、鉄道路線(専用軌道)区間の高速走行にも対処ています。

参※)当サイト関連記事 "台車懸架・単台車式"ブレーメン型超低床車両の"弱点"は複合カーブ通過とヨーイング はこちら。

郊外鉄道路線駅!発車シーン

1-2-3-2 ♥汎用部品を使用

一般通勤車両にも広く用いられている、汎用部品(技術)を多数流用(応用)しているので、従来の超低床車両とは異なり、整備(補修)にも長年経験のある整備技術(要員)がそのまま生かせます!

更に、鉄道事業者にとっては、予備部品も超低床車両専用(用特殊仕様)では無い!ので、調達が容易(経費削減)になります。

1-2-3-2 短い中間車両で曲線通過も安全に

市街地併用軌道走行シーン

更に2軸台車をダイレクトマウントする中間車両は短い!形式に変更されています。

つまり急カーブ走行時に起こる捻じれモーメントによる脱線(※28)にも強くなった!ので、市内併用軌道区間の交差点も問題なく通過!できます。

★-1-1-5 現状はパワー不足!ですが...

現状小型高出力ACモーターが製品化されていないので、起動加速度 2.5 km/h/sに難点!がありますが...

技術は"秒針月歩"で、AotoMobir の世界では既に小型高出力ACモーターが実用化されています!

ライセンス生産のブレーメン型超低床車両に搭載の小型高出力(100kw)ACモーター並みの新型高出力小型ACモーターの出現もそう遠くはあり魔線!

つまり、現用の東急300系電車と同等以上の高加減速性能を備える日もまじかです!

見通しの立たないVGA(フリーゲージトレイン)なんぞよりよほど現実的!です。

参※)当サイト関連記事 Talgo 方式・軌間可変車両・VGA(フリーゲージトレイン)の"致命傷 !「フレコロ」とは?... はこちら。

第2項 実際には保線状態!によるところ大!(デジタヌの体験談)

福井鉄道、えちぜん鉄道ともに、現在は40㎏N型レール?を使用した最高運転速度65㎞/hの昔で言うところの地方鉄道線ですが、

第1目 昔から保線状況(軌道の保守・整備状況)が極悪!

嘗て(1980年頃)北陸出張の帰路に、福井駅前→越前武生間で急行車両(コイルバネ台車200型)に"乗車体験"した時も...

戦前の開業当初!から使用され続けていたASCE(米国土木学会)Rail profile の60 lb/yd (29.8 kg/m) rail を用いたRailway trackでは、情けない保線!状況も合わさり、今にも脱線しそうなくらいに?盛大に揺れた劣悪な乗り心地!だったのを覚えています。

つまりJR九州の末端 rural line 並み?というか...

つまり「鉄道系Youtuber(※31)」共が揶揄している物凄い揺れは、新潟トランシス製「ノックダウン・ブレーメン型車両」だけのせいでは無い?ことも事実です。

事実、車軸レスの左右独立車輪方式の TARGO 車両は本国・輸出先いずれでも、240km/hの高速走行!でも不快な揺れは生じていません!

参※31)当サイト内関連記事 今どきの 鉄道系Youtuber・鉄オタ・フリーター , ゴーストライター , 鉄道コラムニストとは?... はこちら。

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公開:2023年7月22日
更新:2025年7月 9日

投稿者:デジタヌ

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