狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

トラッケージライツ 契約による"乗り入れ!"運行とは...《 "直通"と"乗り入れ"の違い 第4回 》

第4回 Trackage rights 契約による第二種鉄道事業"乗り入れ!"運行とは...

JR貨物が代表する乗務員込みの運行方法が、Leasing 、Trackage rights と呼ばれている運行方法で、日本の鉄道事業法では第二種鉄道事業と称される方式で、

"有料道路"で運行されている"高速バス"と同じで、"通行料"を払って他社の Railroad で営業する方式です。

★第0項 現行鉄道事業法は海外の模倣!

最も、現状の鉄道事業法(1986年12月4日に公布)そのものが、1987年4月1日の国鉄解体!分社化!を行いやすくする!ために、諸外国の先例(制度・法律)を取り入れて、日本国有鉄道法地方鉄道法を統合!して制定された法律なので、鉄道先進国・欧米諸国の制度が先!と言うことになります。

第1目 バスでは当たり前の有料道路での営業

頭の鉄(固)い、鉄オタはなかなか馴染めない!ようですが...

前途した様に、Omnibus では鉄道事業者の様な第一種、第二種、第三種の区別はあり魔線!。

0-1-1 強いてあげれば日本型BRTは...

強いてあげれば、日本型BRT(※10)は専用道(私道!)を走行しているので、鉄道流に言えば第一種バス事業者?となり増すが...

参※10)当サイト関連記事 "廃線"への"(軌)道"を走り続ける日本版BRT... はこちら。

0-1-2 NEXCO高速道路網を利用している高速バスが典型

NEXCOや、首都高、阪神高速などを、利用して運行されている高速バスが最もわかりやすい例です!。

つまり、""通行料"を払って高速バス路線を運行(旅客営業)しているのが方式が正しTrackage rights 運行契約です。

第2目 一般自動車運送事業、一般旅客定期航路事業では、レーンは公共施設!

Omnibus一般乗用自動車運送事業、渡船・フェりー(一般旅客定期航路事業※31)では、走路は(一部のBRT・ガイドウェーバスを除き)公共施設なので、鉄道では第二種鉄道事業に相当します。

参※31)日本語ウィキペディアでは、ボカシていますが、河川・湖沼・沼などの観光船渡船事業も一般旅客定期航路事業に含まれています!。つまり各地の水上バス、渡船も旅客船事業です。

★第2項 Trackage rights 契約による第二種鉄道事業

鉄道事業法では(区分する必要が無いので)区分されていませんが、鉄道発祥の地イギリスそして、育ての親のアメリカ、つまり英語圏では、第二種鉄道事業を契約(条件) 上 Leasing,Trackage rights と使い分けて?います。

第1目 Trackage rights とは"通行権"が正しい訳

Trackage rights とは、Google 翻訳(日本語ウィキペディア)では

追跡権???等と意味不明!な Translate となっていますが...AIが下らん鉄道雑誌を参照した?からでしょう...

2-1-1 本意は"通行権!"

正しくJR貨物が模倣!した運行方式で、第一種鉄道事業者の railroad track(軌道)を通行できる条件付き"通行契約"です。

USAの貨物鉄道会社は Trackage rights 契約で、自社のrailroad trackが敷設されていない Route も District (営業区域)として freight transportation business を行っています。

前回解説したレンタル同様に、"使用権"を貸借する契約で、第二種鉄道事業を行う手法です。

★2-1-2 "機械式自走鉄道"発祥の地!イギリスで生まれた制度ですが...

何のことは無い、日本の鉄道事業法の、第二種鉄道事業に当たります。

Trackage rights契約とは、まさしく

元々石炭輸送などの、馬車輸送用木道!(有料道路だった木道(鉄道)!※32)の、"通行権!"が Trackage rights です。

2-1-2 輸送密度 X 走行距離 に応じて決済!

$/1ton・mire(㎞)と言った風に、利用した輸送密度X走行距離に応じた路線レンタル料金決済が基本となります。

2-1-3 アメリカでは排他条項付き!が一般的

勿論、事業者間の協議内容(契約条件設定)により、所有者(第一種鉄道事業)の排他的条件が加わり、借り手の利用者(第二種鉄道事業)が随意(ダイヤ)に利用できない!場合もあります。

また後述するAmtrak のように第二種鉄道事業者でありながら、(第一種鉄道事業)鉄道会社(貨物)の運行に、優先!して運行されている場合も在ります。

参※31)諸外国では日本とは異なり、乗務員込み!の丸本の乗り入れが当たり前!となっています。

つまり、日本の様に直通先の乗務員と交代する、車両のみの直通(車両レンタル)は極稀!です。

参※32)当サイト内関連記事 鉄道 の 歴史 は荷馬車用の" 木道 "から始まった ! はこちら。

2-1-4 第二種鉄道事業を行っているJR貨物の雛形!

日本ではJR貨物の第二種鉄道事業が正しくTrackage rights契約に相当します。

JR各社や3セク極貧!regional road(地方交通線)に乗務員込みで「乗り入れている」JR貨物の貨物営業(第二種鉄道事業)がTrackage rights契約そのものです。

2-1-4-1 JR北海道も、JR貨物に対してレンタル料値上げを意思表示!していますが?...

同じようにJR北海道がJR貨物に利用料の値上げを持ちかけていますが...

両社ともにJRTT(※93)の100%子会社!なので、内輪揉め!にすぎず、

世間の風当たりを躱すポーズ!"にすぎません!"なので事情が異なります!。

参※93)当サイト内関連記事 JRTTが改組できれば 地方の 鉄道事業者 にも未来への希望が... はこちら。

★2-1-5 Amtrak もTrackage rights契約運行!

「自社で路線も有する!」Amtrakは長距離の inter-city passenger traffic(都市間旅客)便については、鉄道各社からTrackage rights 契約で路線を借りて運行されています。

★Amtrak は国策会社!であっても、"民間企業"なのでBNSFが"根を上げて"路線使用料の"値上げ"を持ちだしたりするわけです!。

★2-1-5-1 Amtrak に優先権!のある排他契約

但し、Amtrakに関する特別立法で、借り手側の「Amtrakが優先的に使用できる排他契約!」となっています。

なので、Amtrakの列車を(ダイヤ通り)優先運行させるために、鉄道会社の貨物列車が待機を行うという本末転倒の事態?も生じているわけです。

※これは、単線区間の信号所や、station では(どうせ交換退避が必要となるので)さほど問題ともなり魔線!が...

100両以上数キロメートル総重量1万トン以上にも及ぶ"マイルトレイン(※24)"運行では、発進・停車に膨大なエネルギーを消費するので、都市部の複線以上の幹線では"軽量"な"旅客列車を退避させて、貨物列車を優先させたほうが、省エネルギーの観点では理にかなっています。

(お解り?、スピード狂の鉄オタ君)

参※★)当サイト関連記事 海上コンテナ鉄道輸送の"持続可能な営業規模"など運輸賊・経産族には理解の範囲外!? はこちら。

第3項 上方の関西空港線が代表選手!

日本では、前途したJR貨物以外では、"上方"の関西空港線(第三種鉄道事業者;新関西国際空港㈱)がTrackage rights の代表選手!"でしょう。

南海とJR西日本の両社が"りんくうタウン⇔関西空港"間"の(第三種鉄道事業)関西空港線(新関西国際空港㈱)をTrackage rights 契約で共同使用しています。

第1目 なにわ筋線も

さらに現在絶賛?工事中の"何話筋線"も、完成後は共用区間の本町⇔大阪駅(地下ホーム)間は(第三種鉄道事業 )関西高速鉄道㈱と Trackage rights 契約で運行されます。(もちろん共通運賃!)

第2目 首都圏では京成・成田空港線が

首都圏では、北総鉄道㈱北総線と京成・成田空港線が、共同運行している京成高砂⇔印旛日本医大間が Trackage rights 契約による運行区間です。

京成・成田空港線の印旛⇔成田空港高速鉄道ジャンクション間は次項の Leasing 契約区間と成ります。

  • ●京成高砂⇔小室間 第一種鉄道事業 北総鉄道㈱ (※京成 Trackage rights 区間 )
  • ●小室⇔印旛日本医大間 第三種鉄道事業 千葉ニュータウン鉄道㈱ (※京成・北総 Trackage rights 共用区間)
  • ●印旛日本医大⇔成田空港高速鉄道JC間 第三種鉄道事業 成田高速鉄道アクセス㈱ (※京成 Leasing 契約区間)
  • ●成田空港線JC⇔成田空港間 第三種鉄道事業 成田空港高速鉄道㈱ (※京成 Leasing 契約区間)
  • ●成田線JC⇔成田空港間 第三種鉄道事業 成田空港高速鉄道㈱(※JR東日本 Leasing 契約区間)

第3目 本邦唯一の3セク井原鉄道のJRへの"乗り入れ!"

嘗ては、全国各地で行われていた、3セクのJR幹線への直通運行ですが、実体は前回解説した、Operating 運行であり、丸本の乗り入れは井原鉄道!が唯一の存在です。

3-3-1 乗り入れ駅は別改札!

井原鉄道では総社⇔清音間が(第一種鉄道事業 )JR西日本伯備線との Trackage rights "乗り入れ!"区間となっており、それぞれの料金収入として、"別改札"で料金徴収してしています。

JR伯備線、井原鉄道両沿線利用者にとっては「初乗り運賃2重払い!」が無い!負担軽減に繋がる良策!です。

3-3-2 運賃は車内清算

運賃は、始発の井原鉄道総社駅!から井原鉄道線全線で共通運賃体系!となっており、車内で清算する形式です。

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公開:2025年4月 4日
更新:2025年7月14日

投稿者:デジタヌ

オペレーティング(業務委託運行)による乗務員込みの"直通運行"とは《 "直通"と"乗り入れ"の違い第3回 》TOPリーシングによる第二種鉄道事業《 "直通"と"乗り入れ"の違い 第5回 》


 

 



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