狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載《 奥羽高速"神線"!も山形県(庁)が発想転換!すれば実現できるかも?...》ー第3回ー

第3回 山形新幹線の生い立ち

第1項 山形ミニ新幹線に貢献した当時の県知事

...第47回国民体育大会(1992年べにばな国体)が山形県でに開かれることが内定...「山形県総合的交通体系整備問題調査会」を設置...国鉄運転局長に就いた山之内秀一郎(のちにJR東日本副社長...)は、フランスの...TGVが終着駅から...地方都市に直通していることに着目し...山形に新幹線を...ミニ新幹線構想を思い立った。

...山形県幹部や同県選出国会議員と懇談...計画が動き出し...1983年に「県都(山形)新幹線の導入構想」を提言した。

山形県は新幹線直行特急(ミニ新幹線)こそ現実的で実現可能なものとして運輸省や国鉄などに強力に要望を開始...当初国鉄は、...仙山線を経由する方法を考えていたが、県土の中心部を走ることで、在来線駅をはじめ地域活性化に好影響を与えたいとの要望が...福島駅で東北新幹線から分岐し、米沢駅を経由して山形駅に向かう奥羽本線の改良工事を進める方針を決めた。《Wikipediaより引用》

第8~12代 山形県知事(1973→1993年)板垣 清一郎前知事(1915年9月7日生→ 1993年10月2日没)

山形県西村山郡左沢町出身(旧庄内藩から松山藩として分知)

略歴

1947年に山形県議会議員に初当選。その後県議会副議長、1962年からは副知事を務めた。1973年に山形県知事に就任。在任中に山形新幹線、山形自動車道や庄内空港といった高速交通網など社会資本の整備、県生涯学習センターの整備、東北芸術工科大学の創設等を行った。

第2項 山形県を狙う整備新幹線建設推進シンジケート一派!

土建業界は、運輸族議員のお尻を叩き、整備新幹線蔓延計画に猛進の構えを見せていますが...

現在の"寄進金"押し付け「スキーム」仕来り(※10)の下では、血税投棄!を強いられる沿線自治体(各県)にとっては、

見返りの無い巨額借金!(公債発行)だけが生じて、県民の将来に暗い影を落とす結果となってしまいます!。

さらには、整備新幹線網指定から外れた路線(計画路線)では、高速化が難しい問題も生じています。

参※10)当サイト関連記事 整備新幹線建設「新・スキーム」の実態! はこちら。

第3項 奥羽新幹線妄想は実現できない!

現在着工中の整備新幹線区間が開業するたびに、話題に上がる計画路線?奥羽新幹線 妄想と羽越新幹線妄想の整備新幹線昇格!の話題ですが...

共に、「地勢」と、明治維新の「 戊辰戦争 トラウマ」、更にJR東日本の大株主(国策投資ファンド)の障壁実現でき無い!でしょう...

参※30)当サイト関連記事 自ら墓穴を掘った!政権夜盗 はこちら。

第1目 身の丈に応じた柔軟な発想が必要では

たとえオバサンが血道をあげている、規格奥羽新幹線が建設されても... 帝都東京との絶対距離・時間距離は、「通勤できるほど身近」にはなりま線(せん)!

肝心なのは、拘りを捨てて、背伸びをしない柔軟な発想で、将来を展望すること!ではないでしょうか...

まかり間違って実現できたとしても???

古?規格整備新幹線妄想に、取りつかれていたのでは、

例えまかり間違って実現できたとしても冒頭で述べたように、中国高鐵同様に県民に将来共に払いきれない借金(債券)を背負いこますだけで

名産サクランボの栽培だけでは、運行補助金捻出もままならなくなり、新幹線を残すか3セク並行在来線を残すかで、究極の選択を迫られて、結局は...

 

公開:2021年3月18日
更新:2024年3月31日

投稿者:デジタヌ

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