狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

大英帝国で起こった"♥工業規格化!"の流れ《 軌道の変遷 第5回 》

★第5回 大英帝国で起こった"工業規格化!"の流れ

世界で最初に標準規格をBSとして制定(1901年)したのは英国です。

しかも最初"土木技術者協会"が中心となって英国規格協会(British Standards Institution、略称BSI)を設立して、建設資材(鉄材)の規格化を行い、その流れで track gauge についても規格化されました。

第1項 黎明期には英国中に雑多な track gauge が"氾濫!"

鉄道黎明期の大英帝国では、国中にありとあらゆる track gauge が"氾濫!"していました。

なのでイングランド全体の traffic network(交通網)railway system(鉄道網)とはなっていま線でした!。

第1目 track gauge の規格化!

そこで、初期に制定された(national)standard track gauge (※31)も各鉄道間会社間で互換性を計る目的 BS として制定!されて、さらに工業製品全般に規格化が広まった!のです。

参※31)当サイト関連記事 《 鉄道発祥の地・英国で生まれた国際標準軌 (4 ft 8 in) !と各国標準軌の歴史...》 はこちら。

第2目 米国土木学会基準が長年親しまれたのは...

USAでも英国から伝わった鉄道建設事業は「土木技術者の分野!」なので、

土木技術者の協会ASCE(米国土木学会)が規格化を行い、

工業製品を扱うASME(アメリカ機械学会)とは別建て!になったのです。

なので工業製品であるはずの?rail は鋼材同様

ASMEでは無く!ASCE米国土木学会)の規格!で規定されているのです。

日本では日本工業規格(JIS)で一本化されていますが、輸出の都合で規格そのものはASCE(米国土木学会準じて!います。

※一部の元線路工夫?を自称(査証?)する高痛怪節(こうつうかいせつ)傾 Youtuber が、ほゞほゞ 日本語ウィキペディア の普通レール軽レールにもとづく説明?をしていますが、前途した様に日本語ウィキペディア自体が信憑性に欠ける!ので...

1-2-1 USA 政府!とは?...

USAは日本人が持つ(明治以来洗脳!され続けてきた)国家概念とは異なり、むしろ江戸幕府の様な各藩(各州)の autonomy を重んじるorganization となっています。

日本人の感覚では、EU(欧州連合)に近い機構で、独自の Constitution を掲げる State(主権国家)の寄り集まった Federation 体制を取っています。

そして、おもに国家の(国防、外交上の)"主権"!"と本来の趣旨であるFederation (経済連合)にかかわる共通通貨$を管理する"権限"を、「USA goverment に一任(委託)」しているのです。

なので、日本の旧運輸省・旧建設省に当る organization は、1967年4月1日にUnited States Department of Transportation が創設されるまでは「独立した組織」としては存在しませんでした。

さらに、他の国防省の陸海空軍の様な「現業・業務部門」は持っていません!。つまり officer だけの事務処理部門のみです。(※なので日本語ウィキペデアの"省庁に相当する"という表現は、明らかに政府関係者の意図的な洗脳・誘導(プロパガンダ!)です。)

1-2-1-1 United States Department of Transportation の機構では...

例えば日本では「国交省直轄の陸運事務所」が行っている車両登録業務は、各 State の organization が行っています。

なので、たとえば"人気沸騰!"の日本製軽トラについても各State毎で対応が異なります!、(公道走行の為の)ナンバー取得については、(大多数の州では"登録は出来ません!"が)一部の「登録可能な州!」でも、10年以上以前の"旧車(中古車)"に限定されています。

1-2-1-2 国防省所管の軍隊以やFBI職員以外の"現業部署"は無い!

更に、United States Department of Transportation の下部機構に当るFAA、FHWA,FRA,FHWA,などの organization も、日本の様な"現業"部門は抱えていま線!

日本の国交省の"地方局"にある、河川事務所や道路工事事務所などはありま線。

したがって技能職員(現業職員)は存在し無い!のです。

つまり、各 organization (United States federal executive departments)は、主にUSAの全 State 共通の規範(省令)作成と、それに下づく「各州当局間の調整業務!」を行っているにすぎません!

つまり、『日本"社会主義国家!フランス"省庁の様"強権的!"な" 権力機構 "(※21)では無い!』のです。

参※21)当サイト関連記事 『 日本は官僚共による"集団指導体制の独裁国家!" 』 はこちら。

1-2-2 ACT(特別立法)は時の権力者に都合よく!

ACT(特別立法)は本家USAでも、その時々の社会情勢に即して?(為政者に都合よく!)策定されているのです。

参※)当サイト関連記事 米国における大陸横断運輸の変遷 はこちら。

第2項 transport capasity に重要な payload と Axle load

輸送力を決定付けるRailway trackの性能(制限)として、Axle load limitation(ton/axle) & payload( t/m)があります。

第1目 payload(ton/m)とは

これは主に、橋梁(連続高架橋)などの"許容耐荷重設計値"からきており、

車両総重量を全長(連結面間長さ)で除した値となっています。

この値は、使用するRail profile (レール)と枕木(本数)によって制限されます。

(※後述するように、BNSFのtranscontinental railroadでは141 lb/yd (69.9 kg/m) railを使用することにより推定40 t/axle!まで引き上げています)

第2目 Axle load limitation; ton/axle とは

Axle load (軸重)とは、Wheelset(輪軸)1軸当りの、"Railway track"に対するload(荷重)のことで、一般的には静荷重(※25)を示します。

(※なのでeccentricでincongruous(アンバランス)なloading(搭載)を行うと、最大積載重量以下でもAxle load limitation(軸重制限)をexcess(超過)することが有ります(特に truck輸送では))

(※25)静荷重とは静止状態つまりはカンカン(重量計)で計測できる荷重で、走行中の荷重を動荷重と称します。

動荷重は、走行状態(走行速度による縦揺れ、横揺れ)などで変化しますので、Wheelset(輪軸)ごとにロードセル(荷重センサー)を装着しないと実測は不可能!です。

USAの(Double-stack rail transport対応70kg/m rail 使用幹線)ではAxle load limitation(軸重制限値)は 24 ton/axle となっています。

第3項 世界の鉄道では

第1目 USA一般路線(at 50kg/m rail track)

Association of American Railroads(アメリカ鉄道協会)規定一般路線

  • ●Axle load limitation;22.5 tonnes (50kg/m rail)
  • ●payload Limit.;8 t/m

※Double-stack rail transport 対応幹線(70kg/m rail track)

  • ●BNSF main line; Axle load limitation24 ton/axle

嘗てのUSAでも、ヨーロッパ同様に幹線でも37kg/m ASCEレール( 75 lb/yd ASCEレール)が普通に使われていて、

この場合の Axle load limitation は 20 ton/axle  でした。

つまり、USAの一般鉄道会社では50kg/m のレールが普及して、上記の値となった訳です。

※ 日本では長らく幹線(本線)で6t/m、地方線で5t/m 以下となっていました。

第2目 ヨーロッパ一般路線 75 lb/yd rail track(37kg/m ASCEレール)

  • payload ; 6 ton/m,
  • Axle load limitation;20 ton/axle、

※なので、(トンネルの建築限界もあり)日本同様に Double-stack rail transport は行われていません!

第3目 Russian

3-3-1 50kg/m ASCE rail (アメリカ土木学会規格!)レール使用の maine line
  • ●payload limitation;6 t/m
  • ●Axle load limitation;25 t/axle、
3-3-2 regional line(75 PS rail(75 lb/m=34kg / m据え置き!区間)
  • ●20 ton/axleに据え置き

こちらも、日本同様に Double-stack rail transport には対応していません!dai

第4目 注※Ton とはMKS(メートル法)単位だけの表記ではない!

Ton:t(トン) とはMKSでは1,000kgを意味しますが...日本の運送屋が好んで用いる尺貫法単位の"才(さい)"同様に長年ポンドヤード法に慣れ親しんだ(拘り続ける)米・英の運送業界では...

  • ●国際ポンドヤードを使用する アメリカでは 1t:2000lb=907.18474kg
  • ●"埃"高き強情者・英国病を病む イギリスでは 1t:2240lb=1016.0469088

となっていて共に1t=1000kg ではありません!

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公開:2011年10月14日
更新:2025年9月12日

投稿者:デジタヌ

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