タヌキがゆく《狸穴総研機関誌・狸穴ジャーナル》

西鉄 貝塚線 は将来 地下鉄 直通ではなくJR 香椎線 に婿入りするかも?......

貝塚線 の将来の姿はJR 香椎線 の支線かも?

福岡市営 地下鉄 箱崎線 の 西鉄貝塚線 乗り入れのカギを握るJR香椎線が、2020年春のダイヤ改正で鹿児島本線に直通して博多駅迄乗り入れました。

この結果 福岡市営 地下鉄 箱崎線 の 西鉄貝塚線乗り入れは絶望的となりました!

しかし、JR九州さんに交渉すれば、JR香椎線の「DENCHA」が直通運行してくれるかも?...

《 Future Local transit prospects》ローカルエリア交通網展望 第9回

嘗て1924年に開業した宮地岳線は2007年4月1日に 新宮 ⇔ 津屋崎間の福津市内路線を全廃して、現在はお隣の新宮町内の西鉄新宮までの運行となっています!

以前はあまり注目されていなかった新宮町?ですが...

JR九州が2010年3月13日にJR新宮中央駅を開業して以来交通至便エリアになり、人口が激増!して完全に福岡都市圏のベッドタウンに変貌しました。

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《 Future Local transit prospects 》の総合目次

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プロローグ 21世紀の鉄道網は少子高齢化・首都圏一極集中・地方衰退で大きく変わらざるを得ない!

首都圏では速達性が重要となり、地方都市では市域内交通が重要視されて「高密度運行」の方向に向かうでしょう!

第1回 リニア中央新幹線 延伸が絶望的!な状況下で 三重県 の 鉄道網 は成り立つか?

令和2年9月29日にJR西日本大阪近郊大回りで、草津線草津⇔柘植間を走破した際に小生が受けた印象を狸穴総研・交通問題研究所実地調査報告としてまとめたコラムです。

第2回 関西線 の加茂⇔亀山駅間 は第2の三江線になるか?

存続問題で揺らぐ関西本線 加茂⇔亀山駅間廃止問題は昨年廃止された三江線同様に致し方ないのでしょうか?

第3回 北陸新幹線 小浜ルート が開業すれば 新快速 は無くなる!!う

そろそろ近畿圏の鉄道新線の駒もそろってきたので、15年先の2038年の近未来の近畿の鉄道網について予測してみました。

第4回 おおさか東線 直通快速 は行く行くは 逆・区間快速になるかも...

2022年3月の「おおさか東線」第3期東梅田駅延伸に合わせ、朝夕の通勤時間帯に運行している「おおさか東線直通快速」の放出⇔大阪駅間は各駅に停車する逆・区間快速タイプになるかもしれない?

第5回 おおさか東線 を なにわ筋線 が 大ブレイクさせられるか?...

2032年なにわ筋線開業とともに、昼間の大和路快速の全列車と、関空特急はるか奈良便が「おおさか東線」と「なにわ筋線」をまたいでラケット型のPの字運行するようになるかも...

第6回 近鉄吉野線 が21世紀を走り抜けるには 標準軌 への 改軌 しかない!

『悪い事ばかりは続かない...』の願いもむなしく、コロナ災害は21世紀の"流行り病"として定着しそうです!今こそ「災い転じと福となす」を実践してきた、近鉄が、22世紀に向けて再スタートする時ではないでしょうか!

第7回 近鉄 南大阪線 古市⇔橿原神宮前 間は リニア中央新幹線 奈良駅 開業を待たずに廃線!に...

2032年なにわ筋線開業とともに、昼間の大和路快速の全列車と、関空特急はるか奈良便が「おおさか東線」と「なにわ筋線」をまたいでラケット型のPの字運行するようになるかも...

第8回 存続問題 に揺れる 神鉄 粟生線 も"神戸市内"の緑ヶ丘駅迄は残る!?

全国登山鉄道‰会加盟の他の6社は「急こう配」といっても登り(下り)の一方ですが、粟生線は「自らが辿ってきた歴史」のように「アップダウン」が繰り返されるジェットコースター路線!です。

第10回 長崎新幹線 部分開業後の長崎県は" 私鉄王国 "に!?

後先考えずに、整備新幹線計画に"便乗"した結果、青森県同様に高額運賃で県民生活・地域経済は大きなダメージを受けることになるでしょう!...

エピローグ  独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備機構(旧・鉄建公団)が組織改編できれば地方の 鉄道事業者 にも未来への希望が...

国と地方自治体、民鉄協会加盟主要私鉄、JR各社が出資者となって㈱日本鉄道サービス(JNRS)を設立して第3種鉄道事業者に移行して、新たに車両リースも行えるように定款を変えてはいかがでしょうか?

プロローグ 福岡市が九州経済の中心地に躍進!

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戦後1960年代に"黒いダイヤ"ただの石炭に戻って糟屋郡などの周辺町村が急激にさびれたのとは対照的に、敗戦後の1945年頃から福岡市は急激な発展を遂げました。

1975年頃には、敗戦当時40万人程度だった人口が100万人を突破して毎年とどまるところを知らない勢いで増加し続けています!

第1項 福岡市が選んだ西区へのアクセス改善策は市営地下鉄建設だった...

高度成長期の1970年代筑肥線の通勤混雑が目立つようになりましたが、もはや旧国鉄には、自力で輸送力増強を行える体力はなくなっていました!

福岡市は、慢性化する交通渋滞を解消するために、手っ取り早い?地下鉄建設を選んで、1973年(昭和48年)12月22日:福岡市議会で、高速交通事業を行なうことを議決し弱り目に祟り目状態の旧国鉄に話を持ち掛け、1975年(昭和50年)11月12日に姪浜 ⇔博多間(1号線)、中洲川端 ⇔ 貝塚間(2号線)を起工しました。

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第1節 福岡都市圏公共交通網の問題点とは...

福岡市都市圏交通の問題点は、ズバリ鉄道事業とバス事業異なった企業体で並行路線として競合している点です。

第1項 同一企業体が西欧諸国では鉄道と路線バスは競合していない!

西欧諸国では、都市圏公共交通は、同一企業体・オーソリティーとして一体運用されていて、鉄道はインターアーバン(都市圏高速軌道)、各鉄道駅周辺はコミュニティーバス・サービスとして互いに連携しあって役割分担を行っています。

※日本では富山市の富山地方鉄道、富山港線で採用されて成功しています!

第2項 西欧諸国では同一事業体が常識に

つまり、西欧先進諸国では日本のような後進国?とは異なり、インターアーバンとコミュニティーバスが、同一企業体の運営で、お互いに競合するのではなく・補完し合って、一体運用されている訳。

米国内に留まらず、ヨーロッパ各国の多くの地方都市でも、オーソリティーを形成して、都市圏交通を一体運用して、郊外のハブステーションでトラムカーとコミュニティーバスとのスムーズな乗り換えを実現しています!

CTA (Chicago Transit Authority, )

LACMTA Los Angeles County Metropolitan Transportation Authority

MBTA (Massachusetts Bay Transportation Authority)

ボストン中心部では、LRT路線とバス路線が地下駅で対面乗り換えができるように低床ホームを共用していた。(現在トラムカー路線は全て低床バストラム(※1100)に置き換わっています)

参※10)当サイト関連記事 トラムといえば『 バス・トラム 』を指す日が必ずやってくる! はこちら。

Sound Transit (ST), officially the Central Puget Sound Regional Transit Authority,

Downtown Seattle Transit Tunnel 

特にシアトルの中心部では、軌道とバスが地下専用軌道上を共用していて、お互いに同一ホーム上で乗り換えが可能となっています!

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第2節 貝塚線の都心直通の鍵を握る新宮町と各路線

  • ●グリーンのラインが西鉄現営業区間
  • ●黒色のラインは嘗て存在した西鉄路線廃止区間
  • ●ブルーはJR香椎線
  • ●紫紺は香椎線博多駅乗り入れ区間
  • ●マッドラインは市境

第1項 各線の利用状況

西鉄貝塚線(2019年)1日平均乗降人員

  • ●貝塚駅 16,924人
  • ●名島駅 3,294人
  • ●西鉄千早駅 6,296人(※JR乗換駅)
  • ●香椎宮前駅 2,436人
  • ●西鉄香椎駅 4,108人
  • ●香椎花園前駅 3,340人
  • ●唐の原駅 1,134人
  • ●和白駅 2,270人
  • ●三苫駅 3,574人
  • ●西鉄新宮駅 1,428!人()

鹿児島本線 (2019年)1日平均乗車客のみ!

  • ●JR新宮中央駅 5,101人※
  • ●福工大前駅 11,552人
  • ●九産大前 7,861人
  • ●香椎駅 12,799人(西戸崎方面乗換共通駅)
  • ●千早駅 12,865人 (※西鉄乗換駅))
  • ●箱崎駅 6,141人
  • ●吉塚駅 15,206人

香椎線 (2019年)1日平均"乗車"人員

  • ●西戸崎駅 920!人
  • ●海ノ中道駅 781人
  • ●雁ノ巣駅 401人
  • ●奈多駅 1,114人
  • ●和白駅 1,637人

第2項 新宮町の歩み

推計人口、32,539人2019年6月1日

福岡市に隣接するものの、人口増加は1990年代まで緩やかで長く1万人台で、2000年代も2万人弱と微増傾向で推移していたが、2010年代に入り新宮中央駅周辺、NTT社宅跡地(杜の宮)などで宅地開発が進み2015年5月に3万人を突破した。2015年の国勢調査では人口増加率が22.9%を記録し、全国の市町村で1位を記録した。<Wikipedia より引用>

現在・福岡市への"転入?"を目指して合併条件の一つ「完備された公共インフラ!」整備の為に、道路整備、下水道事業、幼稚園・小中学校等の教育環境整備、「認定こども園」開設等への助成などの公共事業を積極的に展開しています。

さらに予防線?として隣接する古賀市、久山町や富津市に広域合併の提案なども行っています。

1889年4月1日 町村制施行により立花口村他3集落で立花村が、新宮村他4集落で新宮村が誕生。
1954年 11月1日 新宮村が町制施行。
1955年4月1日 立花村と新宮町が対等合併し、新町制による2代目新宮町が発足。
1997年2月26日 福岡市と境界変更。

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第3項 西鉄貝塚線とJR香椎線の生い立ち

何れも 博多湾鉄道汽船(旧博多湾鉄道→九州電気鉄道→現西鉄!)が敷設した路線!

第1目 西鉄貝塚線

路線総延長 11.0

起点:貝塚駅
終点:西鉄新宮駅

駅数 10駅

軌間 1,067 mm 全線 直流1,500 V 電化。

  • ●貝塚駅 1950年4月20日  駅開業
  • ●名島駅 1924年5月23日 開業
  • ●西鉄千早駅 1951年6月15日 - 名香野(なかの)駅として開業。2004年8月2日改称。
  • ●香椎宮前駅 1959年3月1日 - 開業
  • ●西鉄香椎駅 1924年5月23日 新香椎駅として開業。1950年5月15日 改称。
  • ●香椎花園前駅 1941年4月1日 - 福日香椎園前仮停留場として開業。1942年4月1日 - 運動場前駅に改称。1957年5月13日 - 香椎花園前駅に改称。
  • ●唐の原駅 1924年5月23日 - 開業。
  • ●和白駅 1905年1月24日 - 簡易停留場として開設、1944年5月1日 -運輸通信省(後の日本国有鉄道)と西日本鉄道の共同使用駅となり駅に昇格。
  • ●三苫駅 1925年7月1日 - 開業。
  • ●西鉄新宮駅 1925年7月1日 - 新宮港駅として開業。1950年5月15日 - 西鉄新宮駅に改称。2007年4月1日 - 貝塚線の終着駅となる。

第2目 JR香椎線

路線距離(営業キロ):西戸崎駅 ⇔ 宇美駅25.4km(16駅)

全線非電化単線!(※但し、香椎駅構内のみ、蓄電池駆動電車の充電用に交流20,000Vで電化)

福岡市東区内の駅
  • ●西戸崎駅(1904年1月1日開業)
  • ●海ノ中道駅 (1935年7月1日臨時停車場開業)
  • ●雁ノ巣駅 (1904年1月1日開業)
  • ●奈多駅(1960年8月1日旅客駅開業)
  • ●和白駅(1904年1月1日開業)
  • ●香椎駅(1904年)1890年開業の九州鉄道(現鹿児島本線)香椎駅に乗換駅として併設
  • ●香椎神宮駅(1988年3月13日開業)
  • ●舞松原駅(1994年3月1日開業) 
  • ●土井駅(1904年1月1日開業)
宇美町内の駅

終点 香椎線宇美駅(1905年12月29日開業) 1,890人/日(※91) 1列車当たり21人!

2017年度平均通過人員(人/日)

西戸崎 - 香椎 4,858人/日

香椎 - 宇美(10駅) 7,860/日 5時~23時 90本/日(通勤帯上下とも3本/時) 1本あたり87人!

※香椎⇔長者原駅間(途中4駅)6.3㎞は短絡線になっているようだが廃止しても問題ないと思われる重複区間?

※ハッキリ言わせていただいて、2両固定編成  定員264人のBEC819系電車がもったいない!定員60人の標準ノンステップバスで十分!

極端に言えば香椎線はJR九州の慈善事業?のようなもので、博多駅に利用客を吸いあげるためのストロー!なのでしょう...

参※91)1980年の国鉄再建法成立以来4,000人/日がバス路線転換の目安とされており、同時に8000人/日 未満の路線は地方交通線として扱われてきました。

逆説的には、4,000人/日程度は輸送しないと、交通機関としては失格といえます?

つまりは、バスでも採算が難しい路線と言えます!

第3目 鹿児島本線 (並行区間のみ)

  • ●JR新宮中央駅 2010年開業
  • ●福工大前駅 1920年10月1日 筑前新宮駅(ちくぜんしんぐうえき)として駅昇格開業。
  • ●九産大前 1989年月11日 - 開業
  • ●香椎駅 1890年9月28日 開業
  • ●千早駅 2003年7月7日 - 開業
  • ●箱崎駅 1890年9月28日 開業
  • ●吉塚駅 1904年10月25日 - 駅移転正式開設。

第4項 各路線の歩み

以下 「※JR」 は現香椎線に関する記述

※JR1904年(明治37年)1月1日 博多湾鉄道が西戸崎 ⇔須恵を開業、西戸崎・奈多(初代)・香椎(既設)・土井・長者原(初代)・酒殿・須恵の各駅を新設
※JR1905年6月1日 須恵 ⇔新原を延伸開業、新原駅を新設
※JR同年12月29日 新原 ⇔ 宇美間を延伸開業し全通。
※JR1920年(大正9年)3月25日 博多湾鉄道を博多湾鉄道汽船に社名変更
※JR1924年(大正13年)5月23日 博多湾鉄道汽船(現貝塚線)新博多(後の千鳥橋) ⇔和白間を狭軌1067㎜で(汽車で)開業

第1目 現・貝塚線開業

1925年(大正14年)7月1日博多湾鉄道汽船が 貝塚線和白 ⇔ 宮地岳間(汽車で)開業

現・貝塚線が当時最先端の直流1500V電化達成!

1929年8月16日 現貝塚線全線を1500V電化11月1日 花見駅開業

1935年2月5日現貝塚線 箱崎松原 - 名島間に農科裏信号所開設

※JR1942年4月1日 香椎福日園前駅を運動場前駅に改称。

第2目 戦時統合を経て西鉄となる!

1942年9月19日 戦時統合で宮地岳線が九州電気軌道に合併

1942年(昭和17年)9月19日 旧博多湾鉄道汽船が九州電気軌道に吸収合併されて、同年9月22日 九州電気軌道が西日本鉄道宮地岳線に、現JR香椎線が糟屋線に改称となる。

第3目 戦時買収国有化で 糟屋線が国鉄・香椎線に

※JR1944年5月1日 西日本鉄道糟屋線が戦時買収・国有化により国有・香椎線となる。
敗戦後1950年(昭和25年)4月20日 農科裏信号所を駅に変更し西鉄多々良駅(現在の貝塚駅)開業
同年5月15日 新博多駅を西鉄博多駅に、新香椎駅を西鉄香椎駅に、新宮港駅を西鉄新宮駅に、新古賀駅を西鉄古賀駅に、筑前福間駅を西鉄福間駅にそれぞれ改称。

1951年7月1日 西鉄宮地岳 ⇔ 津屋崎間が延伸開業。宮地岳駅移転。

第4目 宮地岳線市内区間が福岡市内線に編入され通称・貝塚線となる

1954年(昭和29年)3月5日 西鉄博多 - 西鉄多々良(現貝塚駅)間標準軌に改軌し600Vに降圧!

西鉄博多駅を新博多電停に(1963年(昭和38年)に千鳥橋に改称)、箱崎宮前駅を箱崎浜電停に、西鉄多々良駅を競輪場前駅に改称。これにより同区間は事実上福岡市内線に編入され、貝塚線と呼ばれる(この後も正式名称は宮地岳線のまま)
1962年(昭和37年)11月1日 競輪場前駅を貝塚駅に改称。

1966年(昭和41年)10月26日 和白駅西方立体交差化(宮地岳線オーバーブリッジ)

1978年(昭和53年)10月1日 CTC・ATS使用開始。

第5目 西鉄福岡市内線全廃とともに市内軌道通称・貝塚線廃止

1979年(昭和54年)2月11日 福岡市内線全廃に伴い、千鳥橋(元の西鉄博多)⇔貝塚間を廃止、貝塚以遠の宮地岳線区間の営業のみとなる。
1980年(昭和55年)9月1日 ワンマン運転開始

※JR1984年(昭和59年)2月1日 香椎線 西戸崎 ⇔香椎の貨物営業を廃止

1985年(昭和60年)8月30日 貝塚駅福岡市地下鉄新駅開設のため津屋崎方に160m移転。営業キロ0.2km短縮
1986年(昭和61年)11月1日 唐の原駅開業

第6目 福岡市地下鉄箱崎線開業

1986年11月12日 福岡市地下鉄2号線(箱崎線)が貝塚駅まで開業。

地下鉄乗り継ぎ対応のため宮地岳線各駅発行の切符が自動改札対応の磁気切符となる。

第7目 国鉄分割民営化でJR九州・香椎線誕生

※JR1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化によりJR九州・香椎線となる。

※JR1988年(昭和63年)3月13日 香椎線 香椎神宮・長者原(3代)の各駅を新設。同時に全区間ワンマン運転開始

西鉄宮地岳線 連続立体交差化でJR香椎線と絶縁!

2000年(平成12年)頃 立体交差事業に伴い、香椎宮前 ⇔ 西鉄香椎を仮線使用開始。

2004年(平成16年)8月2日 貝塚 ⇔ 香椎宮前間経路変更。名香野駅高架化。西鉄千早駅に改称、

2006年(平成18年)5月14日 西鉄千早⇔西鉄香椎間が高架化(香椎宮前駅と西鉄香椎駅が高架駅に変更、多少の経路変更)。名島 - 香椎花園前間の営業キロ0.1km延長。この経路変更により運賃が下がる区間では値下げされたが、距離が延びた区間では運賃は据え置いた

第8目 宮地岳線・西鉄新宮 ⇔津屋崎間廃止で貝塚線誕生

2007年(平成19年)4月1日 宮地岳線 西鉄新宮 ⇔津屋崎間を廃止して貝塚線に改称。

12月21日  ラッシュ時の3両編成廃止、全列車2両編成運行開始。

※JR2015年(平成27年)3月14日 -香椎線 長者原駅・香椎駅を除く12駅を無人化。

※JR2019年(平成31年)3月16日 蓄電池駆動電車BEC819系「DENCHA」が運行開始。

※JR2020年(令和2年)3月16日 西戸崎⇔鹿児島本線・博多駅間直通運転開始!

1904年1月1日 博多湾鉄道(旧西鉄、現JR香椎線)が西戸崎 ⇔須恵間を開業。

糟屋炭田から産出される石炭を当時の積出港西戸崎港に輸送するため、博多湾鉄道(後の博多湾鉄道汽船→西鉄→国鉄→現JR)により建設された殖産路線!

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第3節 西鉄受け入れに消極的!な福岡市の真の狙いは...

前途したように現在早良区の通勤事情改善の為に空港線が姫浜から先のお隣の糸島市のJR筑肥線筑前深江駅まで、乗り入れていることは"市民の皆さんはよくご存じのはず!"

同じように東区域雁ノ巣地区の、アクセス改善を狙っているのです!

2018年に、西鉄車両が貝塚駅で4両編成の市営地下鉄と増結して2号線に片方乗り入れする案が公表されましたが、今のところ具体的な動きはありません!

第1項 現新宮町長は福岡市にラブコールを送り合併に積極的な姿勢を...

プロポーズ相手の福岡市は、令和元年現在『今後ともに(インフラ整備に金のかかる!)周辺自治体の編入は考えていない!』と表明しています。(※01)

つまり貝塚町が福岡市に首尾よく転入?できれば、福岡市営地下鉄は西鉄新宮までは文句なしに乗り入れるでしょうが...

参※01)当サイト関連記事 全国の 中核都市 は コンパクトシティー を目指している!福岡市の場合は はこちら。

つまりJR香椎線への乗り入れが真の狙い!となります。

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第4節 今回は先手を打ったJR九州!

一方福岡市営地下鉄の真の狙い香椎線(香椎→西戸崎 間)への乗り入れ構想は、東区の人口が激増でもしない限りは...

第1項 令和2年3月16日 西戸崎⇔鹿児島本線・博多駅間直通運転開始!

JR九州が先手を打って蓄電池駆動電車BEC819系「DENCHA」を2020年3月16日に香椎線の香椎⇔西戸崎に投入して、香椎線の博多駅延伸運転により福岡市営地下鉄の香椎線への乗り入れ構想もかき消されたと同時に西鉄貝塚線乗り入れは絶望的となった訳です!

第2項 香椎⇔西戸崎間の乗客をたやすく手放す気のないJR九州

福岡市は、西鉄経由貝塚線経由で、香椎線乗り入れを目指していましたが...

香椎線のおいしい部分である香椎⇔西戸崎間の乗客を鹿児島本線からたやすく手放す気のないJR九州は、2019年3月16日 から新開発の蓄電池駆動電車BEC819系「DENCHA」を投入して電化に頼らずに電車並みの快適性と所要時間の短縮で福岡地下鉄&西鉄連合軍と戦う決意を示したわけです!

と言う訳で、福岡市営地下鉄2号線は、貝塚から先には当分足を延ばせずに、西鉄貝塚線も2両連結から6両編成にはならないでしょう!

但し、福岡市営地下鉄は、繁華街天神を抑えており、新宮町が首尾よく福岡市潜入?に成功すれば...

第3項 梯子を外されて孤立路線?となった嘗ての国鉄筑肥線

1983年(昭和58年)3月22日:1号線 姪浜 ⇔室見間・中洲川端 ⇔博多(仮)間延伸開業。

当時の国鉄は同日 博多⇔姪浜間を廃止!

やっとの思いで 唐津 ⇔姪浜間を電化(直流1500V)して、福岡市地下鉄と相互直通運転開始を開始しました。

1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化にともない九州旅客鉄道が筑肥線を承継、筑肥線は姪浜 ⇔ 唐津間に。

その後、鹿児島本線との連絡が途絶え梯子を外された形となった筑肥線は、地下鉄の成功で福岡市営地下鉄の支線?となってしまって...

唐津行の優等列車は長崎本線⇔唐津線経由となり、その後の新生JR九州にとっては悔やんでも悔やみきれないトラウマ!となった訳です。

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第5節 JR九州は東証東証1部上場会社に!

2016年4月1日:JR九州と及びJR貨物に関する"法律の一部"が改正されて(改正JR会社法)が施行されたために、JR九州は完全民営化を果たして東証1部に上場しました。

もはや嘗ての国鉄九州支社のようなお荷物支社ではなくなり、積極策に打って出れるだけの体力(※31)が備わりました!

参※31)当サイト関連記事 1鉄道事業者から 総合都市開発デベロッパー に成長したJR各社 はこちら。

第1項 JR九州は不動産業などで会社全体の黒字化を達成している

今やJR九州は単なる一公共鉄道事業者ではなく、総合企業グループなのです!

その一環として「駅ナカ包囲網作戦」を敷いており、旅客運輸の本業の収益だけでなく、出来るだけ「駅ナカ施設」でお金を落としていただいて、全体で収益を上げる作戦を取っています。

バスや・他路線に乗客を奪われるくらいなら、最初から赤字覚悟で一人でも多くの乗客・利用客を主要駅に導いくビジネスモデル?なのです。 

当サイト関連記事 1鉄道事業者から 総合都市開発デベロッパー に成長したJR はこちら

第2項 JR九州にとっては旧・国鉄時代の筑肥線分断の苦い思い出が..

※ 旧・国鉄・筑肥線の福岡市内路線図

香椎線と同じような経緯で、1923年12月5日 に北九州鉄道が福吉 ⇔浜崎間で新規開業した旧国鉄 筑肥線が1925年1月20日 南博多 ⇔新柳町間を延伸開業して、南博多駅を新設

1925年6月15日 新柳町 - 姪浜間を延伸開業、新柳町・鳥飼・西新町の各駅を新設。虹の松原 ⇔ 東唐津間を延伸開

1925年(大正14年)11月20日 南博多 ⇔新柳町間を延伸開業、南博多駅を新設

1937年(昭和12年)10月1日 北九州鉄道を買収・国有化し筑肥線 (86.1km) なった。

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第6節 福岡市都市圏北部では新宮町、福岡市、西鉄、JR九州4つ巴の腹の探り合い?が...

第1項 新宮町と福岡市(交通局)の相性はあまり...

新宮町は

町民のアクセスさえ確保されれば、別段福岡市営地下鉄直通に拘っていない!

福岡市(交通局)は

公共交通(※61)に徹している?福岡市(交通局)は、貝塚線には興味が無く、"東区区民の足"つまり香椎線非電化区間に直通して東区のアクセス改善を模索していた!わけ。

なので交通事業者として香椎線・貝塚線の営業係数は気にしているが、路線価値(沿線開発)などは考慮に入れていない!

参※61)当サイト関連記事 鉄道事業者 に課せられた『 旅客需要追従 』と『 旅客創出・利益誘導型 』の2つの命題 はこちら。

第2項 鉄道事業者はお互いに補完し合う共存共栄の時代に

鉄道事業者が覇権を争うライバル関係のご時世ではなくなり!

出来るだけ、無駄(重複投資)を省いて、お互いに補完し合う時代(※62)になってきている!

つまり以下の理由で「西鉄とJR九州の利害関係が完全に一致」して、金銭トレードが成立しやすい!状況となっている。

参※62)当サイト関連記事 鉄道事業者 同士が覇権を争うライバル 関係の ご時世 では無くなっている! はこちら。

西鉄貝塚線は

●沿線宅地開発もひと段落しており、この路線に対するデベロッパー(※63)としての旨みは少なくなっている!

●更に 貝塚駅周辺の都市型集合住宅開発では、貝塚線の営業係数改善には繋がらない!しJR新宮中央が開業した以上"今更"西鉄新宮駅前市街地改造も...

●孤立した貝塚線では、拠点駅西鉄福岡(天神)駅に旅客を導けない!

●三苫⇔貝塚間は混雑はするが、中間駅での乗降客はさほど多くない!つまりJRに振替えが可能!

●西鉄は嘗ての新宮以降の宮地岳線同様にバス路線転換したいし、貝塚線を廃止して一部区間を一般道(福岡市道)に転換できレバ、"昼間の旅客需要"はバス路線転換で十分賄えると踏んでいる?

●嘗ての市内線(路面電車)のように、地下鉄並行バス路線で、和白⇔西鉄福岡(天神)間をバス路線転換したほうが、天神への集客が容易になる!

参※63)当サイト関連記事 今や 鉄道事業 は本業ではない!鉄道系YouTuber の"夢想"を打ち砕く現実とは... はこちら。

JR九州は

その1 駅中包囲作戦

前途したように都市型デベロッパー開発(※64)に目覚めたJR九州は"駅中包囲作戦"をとっており、一人でも多くの乗客を"博多駅"に「取り込み」たがっている!

参※64)当サイト関連記事 JR各社は1鉄道事業者から 総合都市開発 デベロッパー に成長した! はこちら。

その2 九州大学箱崎キャンパス跡地に新駅誕生!

九州大学箱崎キャンパス跡地再開発に絡み新駅を開業する計画を計画中

その3 福岡市内線として将来の一体運用が

将来的に筑肥新線(※65)の開業も考えられ、香椎線西戸崎支線(非電化区間)、と線路が繋がっている!西鉄貝塚線を新宮支線として受け入れて、全体で福岡近郊線として一体運用も視野に入れることが可能となる。

参※62)当サイト関連記事 長崎新幹線 に代わる博多⇔唐津⇔伊万里⇔佐世保を結ぶ高規格鉄道"新北九州鉄道"設立提案! はこちら。

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エピローグ 貝塚線のJR婿入りは必ず成就する!

金銭トレード(完全譲渡)だけではなく、相互直通運行も夢では...

第1項 西鉄が拘りを捨てれば...都心直通は可能に!

過去の経緯がどうのこうのではなく、西鉄さんが、こだわりを捨てられれば...

もったいを付けて?なかなか色よい返事をしてくれない"気位の高い?美人(福岡市・交通局)はいい加減に諦めて、新宮町長が仲人になってJR九州さんに"縁談話"を持ち込んだほうが早道かもしれません!

都心直通運行は可能となり、貝塚線沿線の福岡市東区・新宮町の沿線住人にとっては福音に!

第2項 JR九州さんとは縁も所縁もありあり!

参考データに記したように、嘗ては同じ"お家"で育ち、請われて"嫁に出した香椎線"です!

お話をすれば、きっと一時(通勤時間帯)の「里帰り」を許してくれるでしょう!

第3項 バッテリーカーBEC819系「DENCHA」なら...

JR九州さんご自慢の蓄電池駆動電車BEC819系「DENCHA」なら、和白⇔西鉄新宮間も走行可能です!

更に、譲渡話がまとまれば、非電化路線にすれば済むことだし。

第4項 香椎⇔博多間で新駅を検討中のJR九州

前途の通り、現在JR九州さんは香椎(千早)⇔博多間の九大貝塚キャンパス跡地再開発に関連して、新駅設置を検討中です。

第5項 JR九州さんは"博多駅"に1人でも多くの乗客を引き入れたいだけ!

前途した通り、嘗ての国鉄時代とは違い、「上場企業」のJR九州さんはデベロッパー事業で稼いで、立派に儲けている!会社です!

つまり、不動産業や、エキナカビジネスに力を入れています!

第6項 本心は全線廃止したい孤立路線の貝塚線

西鉄さんにとっては、できれば全線廃止したい、路線価値の少ない孤立路線の貝塚線、

貝塚線沿線各駅に別段大きい商業施設を構えているわけでもないし、「開発されつくされた感」のある「貝塚線沿線」での旨み(不動産業)もないし、当路線の為だけに、"態々!"狂気車両?を準備して、煮え切らない態度をとっている福岡市(交通局)の為?に乗客を運ぶくらいなら...

西鉄バス天神直通で天神に直接利用客を引き入れたほうが...

JR九州さんなら、和白⇔貝塚間を廃止する条件で、和白⇔西鉄新宮間を高値で?譲り受けてくれるかも...

となると...

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後書き《 Future Local transit prospects 》シリーズについて

『近未来のローカルエリア公共交通』を占ったシリーズです。

21世紀の都市圏公共交通は、特定のトランスポーターに拘らず、夫々のメリットを生かして連携した一体運用システム「都市圏transitシステム」の構築が求められています。

東葉"拘束"鉄道、埼玉"拘束"鉄道、旧・千葉"休行"電鉄、北総鉄道のような、利便だけを追求して、初乗り運賃2重取り!などの公益性(料金体系)を考慮しない路線では、高額運賃交通効カン?に成り果て、結果利用者(沿線住人)が伸び悩み「負のスパイラル」に陥り、"首都圏"でさえ路線自体の存続も危うくなります!

都市圏広域交通のあるべき姿を訴求した未来像に下ずいて、近未来のローカル交通網を展望してみました。

狸穴総研 地域交通問題研究室 出自多留狸

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2021年4月7日更新版・公開

要約

いわば社会順応性のないヒッキーで、生活支援を買って出た?地元の魏妖怪(ギョウカイ)から"広告収入"を得て生活している"自営業"です、魏妖怪の回し者として、"鉄道新線建設推進プロパガンダ路線"を吹聴して、一般市民・鉄道利用者、お気楽な"撮り鉄"の妄想を...

続きはこちらから...

 

公開:2019年10月24日
更新:2021年8月19日

投稿者:デジタヌ

もったいない 勝田線 跡地も LRT なら 復活 できる!TOP危険な 板付飛行場 を海上移転させて新 九州国際空港 を建設すれば福岡都市圏交通も...


 

 



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