連載『 芳賀・宇都宮ライトレール"ライトライン?"には厳しい現実が立ちはだかっている! 』ー第2回ー
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「子孫に払いきれない借金(公債)を押し付けた!」だけに終わってしまうでしょう!
お隣韓国同様に、"任期満了後の統治者"が公安当局から"事情聴取"を受ける事態に発展するようなことにならなければよいのですが...
第1項 何故?栃木県がビッグプロジェクトに参加していない!のか?...
更に、宇都宮広域都市圏全体の将来(県政)に係るはずの"血税投棄"Big Projectを宇都宮市単独で強行したのか?
路線バス事業も含めたLos Angeles County Metropolitan Transportation Authority のような"特殊法人"広域交通事業団Utunomiya Metropolitan Transportation Authority (※10) を目指すべきではなかったのでしょうか!
そうでなければ、21世紀の今日、既存軌道は愚か市バス事業すら行ったことのない"何の素地(公共交通事業)"も持たない宇都宮市が、鉄道事業に手を染める意味合いが無くなるわけです!し...
参※10)当サイト内関連記事 21世紀の 持続可能 な 鉄道事業 とは? ー 都市圏広域交通事業体の必要性!ー はこちら。
栃木県
推計人口;1,919,659人(2021年12月1日)
※栃木県都市計画道整備Map
★
♥紫ラインが高規格幹線(高速道路)
♥オレンジラインが往復4車線以上のバイパス(地域高規格道路)未着工・用地取得済区間含む
宇都宮市
北関東のパリ(中心都市)を目指す宇都宮市。
(※拡大してみて下さい、宇都宮市はパリと同じ放射状幹線と環状幹線道路の放射状都市計画を進めています!)
推計人口 ;516,893人 (2021年12月1日)
※政令指定都市の目安は人口50万人とされており、現状でもクリアしています!
ライトライン事業主体 宇都宮ライトレール株式会社とは...
※何れも2019年3月31日現在。
- 株式非公開・非上場 株式会社
- ●資本金 10億円
- ●発行済株式総数 3,000株
- ●取締役8名、監査役2名 (2021年3月31日現在)
従業員数 4名(専従者?) - ●主要株主 宇都宮市 40.80%
- ●とちぎライトレール支援持株会 22.80%
- ●関東自動車 11.00%
- ●芳賀町 10.20%
- ●足利銀行 5.00%
- ●栃木銀行 5.00%
- ●東武鉄道 4.00%
定款に記された事業目的
- ●軌道法に下ずく運輸事業(軌道会社)(※鉄道事業法に下ずく鉄道事業者にならないと、将来の東武鉄道への直通は難しいのでは...)
- ●不動産の売買・交換・賃貸借及びその仲介並びに所有・管理及び運用
- ●車体・車内広告等の広告業
- ●工芸品・食料品・日用雑貨・煙草・医薬品等の物品の販売(多分駅設置の自販機&コンビニ事業?)
参※)広島のアストラムラインも一部区間を鉄道事業法に下ずく第1種鉄道事業者として運営しています!)
事業計画書と決算報告に対する疑問
2021年度事業計画及び予算書では、(何もしていない?)役員を8人(総額1550万円)と、本業の運輸事業事業も行っていないのに、無駄に従業員を増員して26,700万円!もの給与(賞与!?)を予定しています。
これが株主総会(&宇都宮市議会)で承認された!わけです???
※尚 関連地上げ屋が内部リークした(させた?)Tweet情報(ライトライン、宇都宮LRT 両スレッド)によると、第1期事業未着工区間の用地買収も(2022年1月27日現在)完了していなかったようです!
第2項 軌道事業は大きなハンディーをかかえている
中規模 Transit として、多くの美点んを備えたLRTですが、
既存のリソース(既設路線)も無い新規事業参入には大きなリスクが伴います!
第1目 Railway track は公道ではない!維持管理は鉄道事業者負担!
highway(一般公道)は行政(国交省・県・地方自治体)が管理(点検・保守)していますが...
railroad(鉄道)は鉄道事業者や軌道会社の"私道"(固定資産)なので、事業者自らが維持管理(点検・保守(補修))する必要があります!
逆に言うとこれらが、道路管理者任せで済む乗り合いomunibus(乗り合いバス)にとって、大きな優位性になります。
つまり車両の、維持管理・設備更新だけで良いわけです。
なので、omnibus(乗り合いバス)事業は、定員に遥か満たない、空気輸送に近い状態でも、何とか採算ベースを"意地"出来るわけです。
第2目 他の軌道事業に対するLRTの優位性とは
- ♥ホームドアが必要ない!
- ♥駅施設の簡素化(駅"親切"が容易)
- ♥数百m程の短い停留所間隔にも対応
- ♥安価な建設コスト
LRTは他の中量都市交通システム(軌道事業)と比べれば、生まれながらのナチュラル・バリアフリー&ユニバーサルデザインの transportation で、以下のような優れた点(※01)があります!
最も大きい美点はホームドアが不要!な事でしょう
地方の財政基盤がぜい弱な自治体の Transit を考える上で、デジタルATCとATO(TASC)が必須条件となる「ホームドア」が必要無くなるのが最大の福音!となります。
さらに連続高架化立体交差事業や橋上駅舎化に伴う、エスカレーター・エレベーター、ホームドア、自動改札機、券売機、空調設備(※001)などの大掛かりな設備が必要ありま線(せん)!。
参※991)自動発券機などのICT機器は膨大な熱を発生して、且つ熱に弱い!ので無人駅!でも空調設備が必要となります。
参※001)当サイト関連記事 超低床トラムの走る LRT の美点は生まれながらの"バリアフリー&ユニバーサルデザイン"を備えている事 はこちら。
第3目 しかし同じ輸送力を持つ"バストラムBRT"に比べると
♥METTIS virage serré ベルギーのVanHool社製ハイブリッドBus Tramの例。
前途した通りRailway track、CTC、ATS等の信号設備・保安設備、の維持管理は事業者負担となり車両も含めた維持管理費と設備更新費が事業者に大きくのしかかります!
なので、上下分離で見かけ上体裁を整えても、事業全体では黒字転換が難しい事業です。
さらに乗務員の確保も問題となります、軌道上を走行するトラムには動力車操縦者免許という免許が必要で、
乗務員養成には最低500万円/1名以上(2010年当時!)かかるといわれています!
さらに新たに車両整備基地を整備しても同じく(電気技師、整備士等)人材の確保が大きな問題になります。
バストラムBRTなら、ディーゼル1級整備士3名で交代勤務させれば、
実際の整備は「ディーラー整備工場」に委託しても問題ありません。
第4目 ライトラインのペテン!
- ●ライトラインは全線軌道法に下ずく併用軌道!?
- ●ライトラインには踏切は無い!?
専用軌道部分でもライトラインがのろまな理由とは
ライトラインでは、専用軌道部分も軌道法 charterに下ずく"併用軌道!"扱いとなっています。
これが、のろまな理由です!
連続高架専用軌道部分の運行速度を70㎞/hに"特認"(黙認?)を得る目算とは...
この部分を完全立体交差の新設軌道という事で、地下鉄同様に、70㎞/hの高速走行?の特認を得る目論見なのです。
ライトラインの踏切は交差点?!
現状、国交省では、新設踏切設置は認めない!方針を打ち出しています。
なので、軌道法遵守のライトラインでは、横断歩道や交差点はあっても踏切はありま線(せん)!???
これも、専用軌道では無い?ので、"実質踏切"を公道の"交差点?!"とみなしている!からです。
※ここまで、巧妙に偽装しなくとも、鉄道・専用軌道の"親切踏切"も数多く特認されています。
むしろ、踏切遮断機の無い交差点は、踏切ではない!?ので、第3種踏切同様に、警報機?
はあっても危険な交差点?!となっています。
第3項 宇都宮市がライトラインに手を染める意味合いは?...
もう一度『何のために?誰の為に?ライトライン構想を邁進するのか?...』 自らに問いかけてみるべき時期ではないでしょうか...
一部の鉄道オタクの為でも無ければ、与党市会議員の票田・資金源である、「"地元土建業の為でも無ければ、沿線の宅地開発を目論む"地上げ屋"の為」でもないはずです?!
サービスエリア全域の市民を、特に働き盛りのお父さんたちの通勤手段として、沿線に暮らす高校・大学生の通学に、交通弱者の老人・身体障害者・子供たちの通院・塾通い?に、そして沿線住人の普段使いの足として、市民・県民生活(経済活動)のお役に立つのが"設立趣意・使命"ではなかったのでしょうか???
ー続きはこちらー
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公開:2022年1月24日
更新:2024年2月21日
投稿者:デジタヌ
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