狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 芳賀・宇都宮ライトレール"ライトライン?"には厳しい現実が立ちはだかっている! 』ー第3回ー

ここをクリックするとこの Content の Opening に戻れます!

★第2節 栃木地域交通事業団・設立構想について

デンバーや、ロスアンジェルスで行われているRegional Transportation District(広域交通事業団)をまねてTRTD;Tocigi Regional Transportation District(栃木広域交通事業団)に統合できレバ...

宇都宮市の通勤・通学圏?通院圏・生活圏となっているJR烏山線、JR日光線、そして真岡鉄道線と直通運行が実施できて、東洋のカールスルーエも夢ではありません!(※21)

日本では広域事業団と言うCategoryはありませんが、

特殊法人・地方独立行政法人と言う Category はあります。

地方独立行政法人(ちほうどくりつぎょうせいほうじん)とは、...民間の主体にゆだねた場合には必ずしも実施されないおそれがあるものと地方公共団体が認めるものを効率的かつ効果的に行わせることを目的として、...地方公共団体が設立する法人」をいう。《日本語版ウィキペディアより引用》

このうち一般地方独立行政法人というジャンルがあって

特定地方独立行政法人以外の法人で、役員及び職員は公務員ではない(「非公務員型」と呼ぶ)。《日本語版ウィキペディアより引用

となっています。

勿論公共交通事業にも参入できます。

つまりJRTT・独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備機構や宇都宮大学などの独立行政法人に倣い、一般地方独立行政法人・栃木広域交通事業団を設立することは可能です。(※22)

参※21)当サイト内関連記事 欧米先進諸国!では同一事業体が常識に. はこちら。

参※22)当サイト内関連記事 トラムトレイン方式(カールスルーエタイプ)とは? はこちら。

第1項 Tochigi Regional Transportation District 設立で、事業者・利用者双方にメリットが...

第1目 現在日本各地の"痴呆都市"で進行しているのは...

行き過ぎた"事業(路線)別営業収支"に拘るあまり、Zone内の利便性に格差が生じていることです!

つまり、同じ距離を移動するのに"同一事業体"でありながら、路線バスと軌道・地下鉄路線とで、運賃格差が生じていることです!

いち痴呆都市大阪!の場合は

シティーバスは1系統¥210-均一ですが、大阪メトロは¥180→230→280→330→380-と区間制になっています。

例えば、天王寺⇔動物園前は 地下鉄なら¥180-ですが、バスだと¥210-!と¥30-も高くなる逆転現象が生じています!

確かに、門真南⇔大阪駅間など地下鉄ならば¥330-するところが¥210- なのでお得感?のあるい区間もありますが、

"ちょっとそこまで"例えば1区画(2㎞程度)離れた病院に通院する場合は、路線バスが通っていても"歩くか""タクシー利用"となるわけです!

第2目 "域内共通運賃制"なら

TRTD(栃木地域公共交通事業体)に一本化できれば...

"域内共通運賃制"ならば、全ての公共交通が同じ運賃規定で運行出来て、乗り換えても初乗り運賃は加算されなくなるわけで、"域内は共通の距離運賃で通し乗車できるわけです。

例えば平石バスターミナルル乗り継ぎの場合

宇都宮駅東口⇔平石小学校前 ¥200- (2023年9月現在)

平石小学校前⇔平出駐在所前 ¥270- (2023年9月現在)/ 関東自動車・community Bus ライン

つまり合計 ¥470- !にもなるのですが...

域内運賃体系制ならば、

宇都宮駅東口駅←(ライトライン)→平石トランジットセンター駐車場←(omnibus)→平出駐在所前(宇都宮東病院)間  ♥¥250- !(ライトライン運賃規定適用)で済んでしまいます。

Tram ,community Bus が自由に行き来出来て、宇都宮都市圏の発展にもつながります!(※23)

更に、運行経費が安いバスが、運行経費の高い鉄道・軌道をフォロー出来て、運輸事業トータルで黒字達成が可能となります!

参※23)当サイト内関連記事 欧米先進諸国!では同一事業体が常識に はこちら。

★第2項 直通先が東武鉄道さんだけでは...

宇都宮都市圏の広域交通 traffic network; (transportation system) を考えた場合,現在の盟友芳賀町だけではなく。

JR烏山線の通じる那須烏山市、東北線の先にある、さくら市、上三川町、JR日光線で結ばれた鹿沼市など、10数キロ圏内が対象となり、勿論東武宇都宮線も沿線にある壬生町も通勤圏内として含まれるわけです。

通学・通院圏内を考えれば更に範囲が広まるのは言うまでもないことですが...

つまりTRTD;Tochigi Regional Transportation District,(栃木地域交通事業体)の設立が望まれるわけです。(※31)

参※31)当サイト内関連記事 地域公共交通事業体 Regional Transportation District の必要性! と実現への途とは... はこちら。

※日本の地方都市のお手本ともいうべき♥RTD(Regional Transportation District,デンバー地域交通事業団の例

第1目 JR東日本も、真岡鉄道も直通相手として検討すべきです!

つまり、直通交渉は、東武鉄道さんとだけ行うのではなく、JR東日本さん、そして将来の真岡鉄道方面(市塙駅/芳賀郡市貝町)への延伸も考える必要があるわけです!

何れの鉄道とも、(JR貨物同様の)第2種鉄道事業者 としての契約を結べば直通運行が可能となります。

更に、アライアンスで運賃協約を結べば、事業団運行Tramだけではなく、鉄道各社と歩調を合わすことも可能です。

続きはこちら

ここをクリックするとこの Content の Opening に戻れます!

 

公開:2022年1月24日
更新:2024年2月21日

投稿者:デジタヌ

連載『 芳賀・宇都宮ライトレール"ライトライン?"には厳しい現実が立ちはだかっている! 』ー第2回ーTOP連載『 芳賀・宇都宮ライトレール"ライトライン?"には厳しい現実が立ちはだかっている! 』ー第4回ー


 

 



▲三セク交通事業者調査班へ戻る

 

ページ先頭に戻る