連載『阪和線を新幹線鉄道規格新線に改修すれば和歌山⇔天王寺間が25分!で...』ー最終回ー

★後書き　紀州に梅の花咲く暖かい春が....

険しい紀州山地???に阻まれて、長年"陸の孤島"状態の紀州路ですが...

高規格幹線道路網も完成に近づき、(いつまでも新幹線神話！にしがみ付いている"長老"たちに任さないで)

次世代を担う若者が中心になって、22世紀の生き残りを賭ける「和歌山県の高域交通網」を、

真剣に考えなおす時期になってきているのではないでしょうか？

全線最高速度190㎞／ｈ（※32）の高速運転も可能となります！

試作車両としては1994年にすでにJR東日本E991系電車が200㎞／ｈ対応で完成していました！

営業車両としても、1992年より実車投入されたJR西日本の681系が2002年3月以降2015年3月の北陸新幹線金沢延伸開業まで、「ほくほく線」内で160 km/h運転を行っていました！

これは、先行着工していたトンネル部分が「狭小な在来線規格」のままだったので、トンネル通過時の「圧力変動」で車体が持たない！から行われた処置で、

最初からトンネルを新幹線規格鉄道"神線"で建設すれば、軌間1067㎜の在来線でも最高運転速度190㎞／ｈでの安全走行は可能です！

更に、当面は単線トンネルなので、高速道路の様に将来単線トンネルを追加掘削すれば、トンネル内での対向車問題も生じません！

なので、西班牙Renfeの高速新線や、Channel Tunnel（ユーロトンネル）、 Gotthard Base Tunnel （ゴッタルドベーストンネル）等では単線トンネル並列を採用しています。

参※31）大人の事情！で最高運転速度は200ｋm／ｈ未満に抑えないと、新幹線割増特急料金の対象となり、利用者にとっては不利！となります。

仮に（ほぼ絶望的だとは思われるますが？）この区間の需要が伸びれば???、

青函トンネルの様に3線軌条化してフル規格の新幹線車両の乗り入れも不可能ではありません...

※但しなにわ筋線の駅施設の対応問題で、秋田新幹線のようなミニタイプ車両となりますが...

更に交流25000V用の通勤車両が必要となります！

重工長大産業の鉄鋼・石油化学産業への依存度が高かった和歌山県は、現在新日鉄・住金連合の事業規模縮小などのあおりを受け、少子高齢化の前に地盤沈下が激しい状況です。

和歌山県の県都「和歌山市」と副県都？「海南市」の合併と、

周辺自治体を含んだ「令和の大合併」で政令指定都市「新和歌山市」に成れる？きっかけにもなります。

経済特区に指定されれば...

全国からベンチャービジネスを誘致して（賭博特区では無い真面な）ICT都市を目指すことも可能です！

製鉄・精油業の2次産業から脱却して、関空最寄の世界に開かれた「都市」として脳梗塞気味の大阪市をしり目に、近畿有数の「ICT都市」に変貌できて、日本のシリコンバレーに成れるかもしれません...？

当然、関空⇔和歌山間の流動乗客が増加すれば、関空⇔和歌山⇔海南⇔白浜間の"在来線"直通特急運行も夢ではなくなります。

子々孫々に払いきれないような付け（借金・公債）を押し付けないためにも...

次世代を担う若者が中心になって、22世紀への生き残りを賭ける和歌山県の高域交通を真剣に考えなおす時期になってきているのではないでしょうか？

パブリックコメントとは聞こえは良いですが、

自治体当局が『一方的な Scheme（企て！）についての Compliance（追認）!を促している』だけです！

つまり consensus（総意・協心）を得るための"異見"聴取ではありません！

feudalism（封建制）、ictatorship （独裁）に下づく施策に、 subordinate（従属させる）oppression（抑圧！) と同じ、中共が行っている tyranny（圧政！) と何ら変わりません！

つまり目安箱（市政へのご意見・ご要望受付）すらない様な municipality は、『独善的で恣意的な独裁支配！を行っている』と言えます。

※参）当サイト内関連記事　パブリックコメント制度とは...　はこちら。