狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載《 羽田空港アクセス線が"誘"東京都からの企業出奔 Trend " は食い止められ無い!》ー第2回ー

第2回 世界の大都市と"空の玄関口・国際空港"の関係

2021年1月20日に"羽田空港アクセス線(仮称)"に関して国交省・JR東日本からプレスリリースがありました。

建設業界御用達の「自称鉄道ジャーナリスト」の"コピーライター"達は、お気楽な"鉄オタ"と孫請け零細土建屋の夢を掻き立てる"妄想"を書き連ねていますが、

既に羽田空港アクセスに特化した東京モノレールを所有するJR東日本としては「あまり気乗りのしない単なる"お付き合い路線"」のようですし...

参※00)当サイト内関連記事 なにわ筋線 が開業しても" 西区区民・大阪市民 "には何ら役に立たない! はこちら。

第1項 ♥空港アクセス線は大都市を支える必須機能

諸外国の例を見るまでも無く、成田空港、関空、セントレア、千歳空港、福岡空港などの"国際空港"では、都心と空港を結ぶアクセス鉄道路線は必須となっています!

例えば世界のお臍?ニューヨーク都市圏では、これまでケネディー空港が、空の玄関口として機能して、マンハッタン島に近接したラガーディア空港 (LaGuardia Airport)は、国内便専用空港として、てニューアークリバティー国際空港Newark Liberty International Airportと共に裏方(勝手口)に回っていましたが...

LaGuardia Airport は改修工事を行って、2020年7月に世界に向けた「ニューヨークの空の玄関口」として生まれ変わりました!

第2項 世界は巨大ハブ空港から"都市空港"の時代に!

嘗ては、各国の主要都市に巨大ハブ空港(中核乗り継ぎ空港)を設置して大型ジェット機を用いた国際便でつなぎ、ハブ空港乗り継ぎで小型機を用いた国内便で地方空港とを結ぶ空路網でしたが...

環境保全と省エネが、叫ばれる21世紀は世界の中核都市なる都市型空港を、省燃費の中型機で直接結ぶ「point to point」型の空路網に移ってきています。

第3項 東京都は一貫して羽田空港廃止を求めている!

東京国際空港はニューヨークのラガーディア国際空港のように、23区(特別区)の空の玄関口のはずなのですが...

東京都(庁)にとっては、Municipal airport(都営空港)ではなく国交省直轄の Regional airport(地方空港)で絶対必要でも無く?むしろ美濃部(共産党)都政以来一貫して廃止を求めているわけです!

 

公開:2021年3月 4日
更新:2024年3月19日

投稿者:デジタヌ

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