連載『 いわき市にはジェット空港が必要!』ー第9回ー
第9回 日本の空に世界に開いた新し天窓が開けられるか?...
※本稿は当サイト内関連記事 地方都市の国際企業誘致(雇用創出)には国際空港の整備が... の Digest edition です。
(Version4,Revision1 ー2024年2月28日改訂)
第1項 整備新幹線(土木建設事業)を推進したかった"よとう"(夜盗?)政権・政府の詭弁!で...
2001年1月6日に"名ばかり"の中央省庁再編成を行った際に、時の政権夜盗(よとう)!が、
『今後、(離島部を除き)国内に新たな空港は設けない!?』
とする政府方針を閣議決定して、初代・国土交通大臣名で、国交省の「国土計画政策方針」として、公表し総務省(旧逓信省)配下!TV各局を旗頭に mass media が大々的に取り上げました!が...
今や、世界経済はボーダレス"巨大国際企業!"が動かす時代となっており、"国際企業"のサテライトオフィス間を結ぶ、地球規模での traffic network 構築が必要な時代となっています。
第1目 バブル経済崩壊で国際企業も大変貌を
2008年9月15日のリーマンショックで...
2008年9月15日のリーマン・ブラザーズ・ホールディングスの経営破綻をきっかけに「世界規模の金融危機」日本でいうリーマンショックが起こり、それまで好況だった当時の(自動車産業、航空・宇宙・防衛産業、エネルギー産業、ICT産業などの)"世界企業"も、大打撃を受け、
軒並み再編成を余儀なくされた結果、「世界企業勢力地図は大きく様変わり!」しました。
航空関連略年表
- ●1970年1月22日 ボーイング747(ジャンボジェット)初号機運行開始!
- ●1973年日本航空が国内線にB747SR-100投入
- ●※1978年5月20日 成田国際空港滑走路1本で開業
- ※1994年9月4日 関西国際空港開港
- ※2005年2月17日 国内最後のハブ空港中部国際空港が滑走路1本で開港
- ●2006年3月10日 全日空 鹿児島発羽田行NH624便でB747SR-100が国内線から消滅!
- ●2009年12月15日 Boeing 787 初飛行
- ●2011年10月26日 Boeing 787が全日空便(成田 ⇔ 香港)が世界初就航!
- ●2019年末→武漢ウィルスによる世界的規模のコロナ禍で航空業界が大打撃(不況)に襲われる!
第2目 世界の航空需要は変化した!
燃費に優れた「新型双発長距離中型機」の登場と、LCCの台頭で世界の航空需要は大きく変化しました!
巨大Hub airportとregional airportで構築された「hub & spoke」networkは過去の存在に
Megalopolis(広域都市圏)にある巨大巨大Hub空港間をジャンボ機で結び、Metropolis(大都市・中核都市)にある regional airport (地方空港)へは小型機で乗り継ぐ「hub & spoke」networkは見直されて...
Regional airport 間を直接結ぶ♥「point to point」airline の時代に
(世界企業のサテライトオフィスのある)世界中のMetropolis(主要都市)間を直接結ぶ旅客需要、そしてLCCやチャーター便の台頭で、世界のregional airport(地方空港)を直接結ぶtravelerのpassenger traffic(通過旅客)需要が増大して、「燃費の良い双発長距離中型機」が登場したことにより、巨大Hub空港と地方空港を結ぶローカル路線の「hub & spoke」network 構築から主要都市間を直接結ぶ「point to point」空路の時代に変化しました!
第3目 燃費の良い新型双発機で国内線も大変革!
燃費の良い新型双発機は、国際線ばかりではなく各国の国内線にも大変革をもたらしましました。
燃費の良い新型双発ジェット機の登場で...
燃費の良い新型双発ジェット機の登場で、直接 Municipal airport 間を結ぶように変わってきたのです。
USAでは各中核都市には地方国際空港が...
USAでは、地方都市のRegional Airportは当たり前として、Interstate Highway(州間自動車道)からも離れている、ちょっとした観光地・田舎町!にもmunicipal airport(市営空港)が完備されていて、(passenger serviceをなくした)Freight railway(貨物鉄道)沿線の町々からも、都会(中核都市)のairport へのアクセスが確保されています!
参※)当サイト内関連記事 コロラド州に見るロッキー越えの passenger traffic(旅客輸送)の栄枯盛衰 はこちら。
第3項 日本でも地方空港を見直すべき時期に...
海と山峯で隔てられた細長い「日本劣等!」、(特に本州と海(海峡)で隔てられた北海道・四国・九州各島部)では、(わざわざ大回りして迄)限られた"通行路"である架橋・トンネル(青函トンネル、本四備讃瀬戸線、関門海峡トンネル)に頼らざるを得ない鉄道よりも、直接(point to point)で主要都市間を結ぶ「空路」のほうが効率的な訳です!
更にすでに新幹線が通っている、zone(地域)でも、世界の主要都市と直接(point to point)で結べる地方・"国際空港"建設を推進したほうが、地域振興(国際企業誘致・雇用創出)に役立ちます!
第1目 遠隔地では"明るい未来"に向かって"飛び立てる"地方空港の再整備も...
近年来の武漢ウィルス総攻撃!で、インバウンド観光客需要は落ち込に、LCCによる国際チャーター便はほとんど壊滅!状態で、地方国際空港は大打撃を受けていますが...
更には、"光速"!通信Networkが完備して、Net会議が一般化?してきたようですが...
Sales は in person が絶対条件...
business,sales の世界では、「in person(対面)セールス」が重要!とされています。
特に製品の trade ではないシステムビジネス!では、対面で行うプレゼンテーションは以前にもまして重要となっています。
つまり、国際(都市)間のpassenger traffic(旅客輸送)への対応は、国際都市(国際企業)として存続を賭けた地方都市(地場企業)にとって重要!なわけです。
★第3目 3000m級滑走路の国際線対応「地方・国際空港!」が...
Metropolis(政令指定都市)では3000m級滑走路を持つ国際線対応!の「国際空港!」が、business(国際企業)ビジネス・tourist(観光客)両方にとって必要とされているのです。
つまり新幹線では海を渡って「海外とは繋げられない!」訳です。
こう申し上げては失礼ですが、一応成功している?九州新幹線でも東京⇔鹿児島のビジネス需要は「空路には敵は無い!」のです。
つまり、世界の都市(生産拠点・消費地)とつながる国際空港を整備すれば、地方独自の国際企業誘致(雇用創出)も可能な世紀なのです!
狸穴総研 政経研究室 出自多留狸
公開:2022年11月 8日
更新:2024年4月 1日
投稿者:デジタヌ
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