Fantasy『 ゆとりーとラインが"基幹バスへ転線!"して"栄バスターミナルへ路線延伸"すレバ...』ー第2回ー
「特殊街路ガイドウェイバス専用道」を走行する「ガイドウェー方式BRT」は日本においては最もナンセンス極まりないトランスポーターの一つです!
第1項 そもそもの Concept が真逆!
日本型BRT(※00)同様に路線自体の発想が真逆です!
参※00)当サイト関連記事 日本型 BRT バス・レール・トランスフォーメーション?の問題点!とライトレール 擬き?都市型 BRT の違いと可能性はこちら。
第1目 嘗ての名鉄岐阜市内線とおなじ Interurban を目指した乗り物
本来のガイドウェーバスの発想は、嘗て名鉄岐阜市内線(旧・美濃電気軌道※01)とおなじInterurban(都市圏高速電気軌道)を目指した乗り物なのです。
郊外の衛星都市(市街地)間を高速走行(80km/h)可能な「専用道」で結び、市街地は既設の「街路(一般道)」を走行して、市街地の要所を巡り、再び次のTownを目指して「専用道」で先を急ぐconceptで開設されています。
冒頭で述べた「廃止されたEssenの"実験線"と実用化したAdelaidの近郊路線がの違い」とはこのことです!
参※01)当サイト内関連記事 岐阜市内線・路面電車の廃止は失敗ではなく新時代の生みの苦しみにすぎなかった! はこちら。
第2目 最も有名なアデレード・オーバーン では...
中核都市の中心街と周辺衛星都市間を結ぶtraffic systemとして利用されている
ガイドウェーバスは独・豪の実用化例にみられるように、Interurban(都市圏近郊電車)に代わるTransporterとして活用されている路線 なのです。
だから、Rural area(郊外)は専用道路(特殊街路)を高速(80km/h)でかっ飛ばして中核都市周辺のニュータウンを結び、中核都市の中心市街地では、Tram (Streetcar)のように街路を走り、住人の利便を確保しているわけです!
ゆとりーとラインでは真逆
上の2つの動画を見比べていただければ一目瞭然!
ところが、日本型の「ゆとりー途ライン」では、鉄道ハブステーション周辺の密集地を「特殊街路」で走行して「密集地を離れたrural area(肥えたごエリア?)」の一般道路をガタゴトと渋滞に巻き込まれながらノンビリ走行?するという「逆転構図」の路線デザイン!になっています。
更に、本来は都心部と郊外を結ぶ Interurban(都市近郊線)であるはずなのに?
第2項 利用者は♥栄直通を望んでいる!
第1目 馬鹿げた地上げ!延伸妄想は取り下げるべき!
つまりは郊外のニュウータウンにある、単なるコミュニティーバス路線区間でしかありません。
(延伸予定沿線の地上げ目的が見え見えの)地元市会議員(地上げ屋)に付き合わされるような、馬鹿げた地上げ目的延伸妄想は即刻取り下げるべきです!(※02)
ゆとりーとラインを延伸できるほどの大金が工面(苦面!)出来るならば、延伸予定の県道15号を拡幅整備して40m巾の防災道路に改修するか...
大曾根ターミナルから栄方面に延伸できるように、ランプウェイを建設すべきです!
参※02)当サイト内関連記事 運輸族・地方議会議員が鉄道新線を"建設したがる訳!"とは... はこちら。
オフィス街でも無い大曾根駅!接続???を改めて、栄直通!に...
※大多数の通勤客は、名鉄瀬戸線かJR中央本線、地下鉄名城線に乗り換えて(初乗り運賃2重払い)で、栄・金山・名駅を目指しているわけです!
延伸するならば、R19号(名古屋多治見線)を拡幅整備して、中央部に専用レーンを設けて栄バスターミナルへ向かわないと意味がありま線(せん)!
第2目 市街地利用者無視の急行路線では全く本末転倒!
Terminal(終端)大曾根駅近辺の市街地の住人の利便を無視したような、市街地利用者無視の急行路線では全く本末転倒!
莫大な建設費100億円/km以上をかけて、こんな"くだらない代物(特殊街路)を建設するなら、沿道住人に♥立ち退き料を払って、道路用地を確保して「道路拡幅」して、バス専用レーンを設置して、基幹バスを運行したほうが余程「市民生活」に役立った!はずです。
公開:2019年9月22日
更新:2024年4月 3日
投稿者:デジタヌ
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