狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

《 LRT で岡山臨港鉄道が "復活"できレバ! 南区市民の...そして岡山広域都市圏交通網再構築の引き金に!》ー最終回ー

エピローグ 岡山都市圏交通が一元化できレバ

地方都市では都市圏広域交通網の一元化が必要となってきています。

別項で詳述しましたように、日本の地方都市では、交通事業者が入り乱れた、未だに明治初期の乱立状態が続いています!

これでは、利用者にとって、利用しやすい都市圏広域交通網は望むべくも無いでしょう!

今こそ、県と政令指定都市岡山市が、中心となって新たな広域交通事業を開始すべきです!

第1項 一般地方独立行政法人OTAが設立できレバ...

岡山県が音頭を取って、JR西日本、岡山電気軌道、両備バスなどの交通事業者と岡山市の共同出資で、一般地方独立行政法人OTA(Okayama Transit Authority)(※21)が設立できレバ...

図中に示した、岡山都市圏近郊区間、吉備線、赤穂線、山陽本線(通勤ライン)、津山線の各JRローカルライン、両備バスグループ(岡山電気軌道線、その他のバス事業者)、水運会社のサービスが一元化できて、前項で述べたように岡山都市圏交通の円滑化・効率化が実現出来て、市民に頼りになる岡山市都市圏交通網が実現できるでしょう!

つまり各社の近距離路線(県内完結運行便と県内Omunibus路線)の営業は OTA が運営すれば利用者(県民)にとって使い勝手が向上できます。

参※21)当サイト関連記事 日本でも実現できる地域交通事業体!RTD はこちら。

第1目 2重運賃にも対応できる!

OTA 営業区間はワンマン車内清算(ICカード)、として要所要所(town hall の最寄特急停車駅)

のみ、井原鉄道の様に、別ホーム(別改札)の駅員配置駅とすれば、OTAとJR西日本の2重運賃となっても問題は生じないでしょう。

  • ●県内全区間OTAを利用する場合は、鉄道・バス全区間通し(共通)運賃。
  • ●途中主要駅でJR西日本便(特急・快速)or 中遠距離高速バスに乗り継ぐ場合は、初乗り運賃加算!別運賃。

第2目 バス運転手不足に対応するためにも

例えば、総社⇔岡山 間を吉備線とバス路線が並走するのではなく!

ハブ駅からのコミュニティバス路線&吉備線のお互いに補完する関係となれば、バス運転手不足にも対応できます。

更に鉄道であれば、完全自動運転にも対応しやすくなります。

つまり運転手不足をカバー!できます。

参※91)当サイト内関連記事 岡山 都市圏交通網の再整備は都市型 BRT で はこちら。

第2項 岡山県、岡山市には、水運に頼らなければならない利用もある

このハンディを生かして、水運(海上バス)事業も統合すれば、離島部から岡山駅への最短ルート、高速艇ルートも誕生させることが出来て、離島からの、岡山市内・帝都東京へのアクセスが見違えるように良くなるでしょう!

荒天時には、岡山港から、岡山臨港鉄道LRTに振替え輸送すればよいわけで...

どうしても高額にならざるを得ない、海路(水路)が一元化された料金体系に組み込めれば...

岡山市内に転居しなくても、離島からの、通勤・通学も容易くなるわけです!

更に、現在の、個人営業渡船は、奄美群島に倣って"水上タクシー"としてオンデマンド乗り合い事業を継続すればよいわけで、朝夕の水上バスは、新しい岡山広域交通サービス㈱が担当すればよいわけです!

道路網整備の遅れている南区・中区⇔駅前間の水上バスも...

バス路線沿道利用者の少ない、中区では、発想を転換して、百間川を利用した水上バスが、朝夕の交通ラッシュに影響されずに、市中心部へのあくっせすルートになれるかもしれません?

河川改修・防災事業と合わせて、浚渫・旭川⇔百閒川間の運河(放水路)開削などの事業を行えば、交通網としても利用できるでしょう!

但し、水運(水上バス事業)は運行コストが嵩むので、岡山都市圏広域事業団(3セク)が交通事業を一元化しないと、単独事業としての採算は見込めないでしょう!

※脚注 関連団体♥ 問い合わせ先リンク集

※パブリックコメントとは...

パブリックコメントとは聞こえは良いですが、

自治体当局が『一方的な Scheme(企て!)についての Compliance(追認)!を促している』だけです!

つまり consensus(総意・協心)を得るための"異見"聴取ではありません!

feudalism(封建制)、ictatorship (独裁)に下づく施策に、 subordinate(従属させる)oppression(抑圧!) と同じ、中共が行っている tyranny圧政!) と何ら変わりません!

つまり目安箱(市政へのご意見・ご要望受付)すらない様な municipality は、『独善的で恣意的な独裁支配!を行っている』と言えます。

※参)当サイト内関連記事 パブリックコメント 制度とは... はこちら。

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公開:2021年7月24日
更新:2024年3月22日

投稿者:デジタヌ

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