狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

岡山 都市圏交通 網の再整備は都市型 BRT "基幹バス"で

副題 都市型BRT路線・基幹バス網が整備できレバ...

岡山県が音頭を取って、JR西日本バス、両備バスなどのバス事業者と岡山市で、岡山都市圏交通㈱を新設できれば、岡山都市圏広域交通網の一部として、鉄道空白地帯岡山市北区に「岡山空港シャトルライン」も夢では...

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※リンクについて

(参※xx) は当サイト内の参照関連記事リンクです。
但し、その他の直接 hyper-link は当事者・関連団体の公式サイト若しくはオリジナル各国語版Wikipediaへ直接リンクしています。

※本ファンタジーについて

本レビュー記事は、出来る限りの"記録(時系列)に下ずいた史実に、地政学的!・工学的 検証"を行ってるセミドキュメンタリー!ですが...

筆者の億測を交えたファンタジー?でもあります。

後述する各団体とは直接関連はありません。

また各団体では"答え難い大人の事情、あまり触れられたくない内容!"も含まれています。

本件に関してのお問い合わせはご無用に願います。 

★前書き "北区"では"帰宅"困難な状況が

吉備線LRT化で都市圏交通網再構築に乗り出した岡山市ですが...

発展を続けている国道53号沿道の北区では、朝・夕の通勤ラッシュ!が深刻になってきています!

吉備線LRT化計画だけでは北区全域は

吉備線LRT化計画だけでは発展を続ける北区全域をカバーすることは出来ません!

「世界に開かれた窓」岡山空港は

更に市街地から交通至便な位置にありながら(山陽新幹線の陰に隠れて)精彩がない岡山空港への都市型BRT路線が出来れば、インバウンド客を直接呼び入れる「世界に開かれた窓」として見直されることに...

都市化が進んだ南区では...

都市化が進んだ南区では、公共交通を「路線バス」だけに頼る現状では、甚だ心許ない状況になってきています。

♥都市型BRT・基幹バスが救世主に...

旅客需要の変化に応じて柔軟に路線変更が行える、♥都市型BRT・基幹バスでLRTをサポートするのも...

プロローグ 岡山市の難問・都市交通体系とは

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第1項 区役所に出向くのも大変な広域行政区

広域に分散した旧市街地は、区役所に行くのも大変な状況を招いています。

安い人件費?に後押しされて、21世紀にはいっても大躍進を遂げている岡山市ですが...

特に南区役所の有る福浜地区(旧臨港地区)の市街地化がすさまじく、朝夕の県道40号の交通ラッシュは荒ましい様相を呈しています。

更には、倉敷川以南の迫川駅周辺では、区役所へのアクセスにも問題が生じています。

★第1節 市街地化が加速している中区・南区のコミューターとして

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第0項 道路拡幅整備は避けて通れない!

別項で取り上げたように、現在一部が遊歩道となっている旧岡山臨港鉄道、廃線跡地を、LRTとして復活させることも可能でしょうが、

大本駅から先は県道173号を北上して、岡山電気軌道岡山駅前電停に繋ぐこととなり、いずれにしても道路拡幅整備は避けられない!でしょう...

第1項 BRT・基幹バスは懐にやさしい♥エコノミー!

近年の欧米のMetropolis(大都市・地方都市)では『Bus Tram 』による都市型BRT・基幹バス(※11)が注目されて、主要都市で導入が相次出います!

岡山では、ある程度整備されている島田筋に専用レーンを設置して都市型BRT・基幹バスを導入する方が、安上がりになるでしょう。

BRTだと、道路整備と車両購入の支援さえ行えば、両備バスさんにお願いすれば、運行は引き受けてもらえるでしょう。

参※11)当サイト内関連記事 名古屋市の" 基幹バス "が 真のBRT の姿 はこちら。

第1目 けた違いに安上がりで財政基盤の脆弱な岡山市でもハードルが低い!

専用施設は公道以外の隣接敷地に設置するバスターミナル&車両基地と、各停留所の簡易シェルター(屋根)、運行掲示ディスプレー、およびGPS運行管理システムぐらい!

「走路保全」は道路管理者任任せとなり、車両以外の軌道設備や専用保安設備(信号・ATSなど)などの施設維持管理・更新費用が全く必要ない新世代のトラムです。

いわば最初から「完全上下分離方式(※3)」でバス事業者の運行経費負担が最小で済み!しかも最近各地で走り出した全長18mの連接バスなら定員120名と「単行鉄輪トラム(12mクラスの定員70人)」と同等以上の輸送力を持っています!

第2目 BusTramなら♥都市の成長に応じたフレキシブルな路線変更

岡山市の場合は急速な発展で日々市街地が成長しており、効率の良いアーバンネットワークが構築しずらい状況にありますが...

軌道施設のいらないBRTなら♥経路変更も変更手続きだけで可能なので、需給に即したフレキシブルな路線設定が可能になります。

北区だけではなく、赤穂線だけに頼っている東区、や大部分が鉄道空白地帯となっている中区・南区の中量都市交通システムとして有望なトランスポーターではないでしょうか。

第1項 岡山市民にとっての数々のメリットとは...

第1目『定時運行』が可能!

♥専用レーンを走行する都市型BRT・基幹バスなので「定刻発着」が可能となり、利用者にとっては「定時運行」が最大のメリットとなります!

第2目 ナチュラルバリアフリーのユニバーサルデザイン

超低床「鉄輪トラム」同様に体の不自由な方や老人・青少年いわゆる交通弱者に優しい乗り物です!

★第2節 吉備線LRT化でもカバーしきれない北区山間部のアクセス改善にも

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吉備線と路線バスだけで中量トランスポーターが無い国道53号沿道では、朝・夕の通勤ラッシュが深刻になってきています!

吉備線LRT化だけではエリアコミューター路線との接続が問題となり、マイカーによる周辺道路の通勤ラッシュは解消できない!でしょう。

発展を続けている「岡山市」北区では国道53号と交わる準幹線の整備も急がれるわけですが...

準幹線の整備と合わせてBRT路線を開設すれば頼りになるエリアトランスポーターとなるのではないでしょうか?

第1項 岡山空港の旅客化?にも貢献

市街地から交通至便な位置にありながら、山陽新幹線の陰に隠れて精彩がなく、もっぱら航空貨物取扱に特化?したような岡山空港ですが...

国際空路がpoint to pointの時代になった今、♥坂道に強いBRT路線が出来れば岡山・倉敷観光の新たなる表玄関として、インバウンド客(国際チャーター便)から注目されるようになるでしょう!

★エピローグ キーポイントは道路拡幅整備!とバスターミナル整備事業!

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廻りの停滞をしり目に、道路の中央部♥バス専用レーンをスイスイ走るBRT・基幹バスの雄姿

第1項 有名?な「あべのハルカス」前では

大阪市阿倍野区では市街地改造に合わせ、阿倍野筋を20m幅(車道往復2車線+複線併用軌道)から→40m幅に拡幅し中央部に緑化併用軌道を設け車道6車線+複線併用軌道にしたところ、この区間での日常の停滞が嘘のように無くなった!

関連記事(※4)でも述べた通り、日本各地から地域交通としての「トラム」が消えたのは、モータリゼーションの津波に耐え切れなくなった「貧弱な道路施設(行政)!」にあり、決して♥トラムのせいでは無かったことが証明されたわけです!

※4-1当サイト内関連記事 交通アクセスの変遷《 鉄道ヒストリア 》日本各地から森林鉄道・軽便鉄道・路面電車が消えた理由はこちら。

※4-2、当サイト内関連記事 日本型BRTの問題点《 鉄タヌコラム令和元年 》 はこちら。

渋滞の中を走行する堺トラムの事前映像

♥トラムも車もスイスイの事後映像

第2項 新潟市では♥中心繫華街に"バスターミナル"が

新潟市では、新潟駅ではなく、官庁・銀行などが集まった中心繫華街に万代に、♥万代シティバスセンター(バスターミナル)を設置して、全てのバス路線を集結!させています。

効果は絶大で、新興繫華街の新潟駅前を押さえて大成功を収めて、活気にあふれる中心街!を形成しています。

つまり中心市街地衰退♥克服!したわけです。

参※)当サイト関連記事 新潟BRT の 失敗 節・反対運動は鉄道関連業界のBRT反対プロパガンダにすぎない!はこちら。

第3項 気になるバストラムの車両価格は?

現在ベルギーのVanHool社製3連バスだと、少々割高にはなりますが...

国内ノックダウン生産、もしくは中国の様に類似車両を模倣開発?すれば、通常の大型・ハイブリッドバスの1.5倍程度には収までしょう?

※「トラム仮面バス」に拘らなければ、ネオプラン、ベンツ、その他のバスカロッツェリア?や国内メーカーも同様の低床(ノンステップ)連接バスを市場に多数投入しており、通常のディーゼルバスなら、国内標準仕様ノンステップ路線バスの1.5倍程度?

後書き《Omnibus と RTD で築く21世紀の地方都市》シリーズについて

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世界のMetropolis・地方都市ではナチュラルバイアフリーTramに脚光が...

※路面あり、地下あり、高架あり! ハーグの HTM RandstadRail の例

世界のMetropolis(大都市・地方都市)では都市圏交通システムの"trend"は、地下鉄やモノレール、新都市交通、等のMetroに拘らずに...

エコロジー・エコノミー・ユニバーサルデザイン(バリアフリー)・コンビニエンス(利便性)の4拍子がそろったUltra-low floorのTram Carの走る"LRT"(Light Rail Transit)路面交通が見直されています。

更に♥軌道レス交通システム・バストラムも普及!

更に"軌道"に拘らずに一般公道(専用レーン)を走る超低床バストラムを用いた"都市型BRT(Bus rapid transit)基幹バスとomnibus(乗り合いバス)システムで構築されたOmnibus Town も着実に増えています

21世紀を都市圏赤字ローカル線が生き抜く為に...

急成長している"バイアフリー関連の鉄道施設産業!"すが...

"橋上駅舎・エレベーター・エスカレーター・ホームドア"等と言った大掛かりな"道具立て"は、生活路線であるMetropolisのローカル線や、地方都市のInterurban(都市圏近郊電車)では資金面で設備不可能!です。

小規模な公共交通事業者や地方都市の公営鉄道について、"利用者"であり出資者(納税者)でもある一般市民の立場に立って、コストパフォーマンス(費用 対 効果 )などの総合的な検討を加えた上で、(現在計画中の路線も含めて)交通事業者が(分相応な背伸びしない)"身の丈に合った都市交通システム"としての路面交通の優位性を考察してみました。

狸穴総合研究所 地域交通問題研究室 出自多留狸

※脚注 関連団体 ♥問い合わせ先 リンク集

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公開:2017年8月12日
更新:2024年2月18日

投稿者:デジタヌ

これでいいのか JR西日本 《 鉄タヌコラム2008 》福知山線の惨事は教訓として活かされているか?その2TOP連載『 JR桜井線が廃線の危機に!LRT 路線に転線すれば延命の望みが...』ー第1回ー


 

 



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