連載『 ぶらくり丁の再興には"シティーバスセンター"を柱とした Transit の見直しが...』ー第6回ー
革算用?和歌山線LRT化のメリット!
出自多留"狸"」の
- ●紫ライン WRTD(新和歌山電鉄紀の川ライン)
- ●みかん色ライン 和歌山県庁前⇔橋本市庁舎前(京奈和自動車道・高速バス) 47.1km
- ♥赤いバスマークがぶらくり丁バスターミナル
第1項 和歌山線LRT化区間
橋本⇔五条間 19.4㎞ の取り扱いは廃止?
この区間のうち隅田(和歌山県橋本市)⇔大和二見(奈良県五條市)間は県境越えの区間であり、通学需要が全く無く、公共交通機関としては?...
したがって、余り県民生活に寄与しない!区間でもあり、後述する WTA の district(営業区間)としては和歌山市駅⇔橋本駅間が順当!と言うことになるでしょう。
更に橋本⇔五條間の京奈和道の開通で、この間のR24朝夕のラッシュアワー帯のトラフィックも改善されていて、バス路線転換しても問題は生じないでしょう!
駅施設改修費
和歌山市⇔橋本間 22駅+親設5駅 の27駅施設(ホーム低床化等)改修費(および新設費)が、
27駅x0.5億円≒13.5億円?
JR和歌山駅 構内配線改修および保安設備(信号システム等)改修費 約2億円
全線の保安設備(信号システムなど)改修費 約5憶円
バスターミナル(&ショッピングモール)新設費 120億円?程度
紀勢本線JR和歌山⇔和歌山市駅間は廃線!
この間の利用客は朝夕の通勤時間帯以外は殆どまばらなので、思い切って廃線にして、バス路線転換したほうが「オムニバスタウン構想」としては良いでしょう。
駅前通りのLRT化に関してはお国の助成も受けられます
※参0)2011年国土交通省編街路交通施設課作成 LRT等の都市交通整備のまちづくりへの効果 公式ガイダンス資料はこちら。
※参0)LRTだBRTだたおとの整備等に対する総合的な支援スキーム に関する公式ページはこちら。
※国交省の支援で見違えるようになった豊橋市内
★第2項 バリアフリー対策・ユニバーサルデザイン化には毎年巨費が必要!
地方都市にも、ひしひしと迫りくるバリアフリー法(2006年12月20日施行)とユニバーサルデザイン対応への政治圧力!
新交通システムや日本跨座式モノレールなども含め連続高架橋や、地下鉄などの立体交差事業や橋上駅舎化事業!では、 バリアフリー法((2006年12月20日施行)とユニバーサルデザイン政治圧力に対応するために、巨額の初期投資と(設備維持管理の為に)毎年の巨額出費が必要となります。
第1目 バリアフリー対策が...
これらの立体構造の駅では、バリアフリー法に対応させるために、エレベーター、エスカレータが必須となります!つまり駅施設が利用者数(年平均一日乗車人員1人!でも)に係わらず大掛かり!となるのです。
バリアフリー法圧力で本末転倒に!
福井市(福大前西福井駅)、長野市(長野電鉄本郷駅)などでは、せっかく設備した橋上駅舎の使用を断念して廃止しています!
更に更に、長野電鉄(長野市)では2006年12月20日バリアフリー法が施行されて以降、
御自慢の地方都市初の地下鉄区間!(長電長野駅(始発駅)、市役所前、権堂駅、善光寺下駅)4駅で、
バリアフリー法対応(エレベーター設置)の為に、複数あった出入口通路を閉鎖!して集約!してしまいました。
これでは全く"本末転倒!"としか言いようがありません!
★
第2目 ユニバーサルデザイン対応には
※ホームドア このお金(20億円!)は"誰(自民党?共産党?)の懐"を潤した?のでしょうか...
さらに厄介!なのが、ユニバーサルデザイン対応、つまりホーム転落事故防止柵;ホームドア設置!です。
財源が乏しい?和歌山市にとっては、今後より一層強まる「ホームドア設置圧力」から、
JR和歌山線(&和歌山電鉄)を守るかが、最大の争点となるのは目に見えています!
とても財政基盤が脆弱な和歌山県の各自治体では設備できる代物ではありません!
参※)当サイト関連記事 今や内需拡大の標的となった"1兆円市場"!軌道会社・鉄道事業者 はこちら。
ホームドア設置には毎年巨費が!...
ホームドアを導入するには、現行のCTC(列車集中制御装置)+ATS(自動列車停止装置)を、CTC+ATO(自動列車運転装置)or TASC(定位置停止装置)に改修する必要があります!
つまり信号設備(地上設備)、走行車両共に大規模改修!が必要で、巨額の refinance(再投融資)を必要とします!
参※)当サイト関連記事 ユニバーサルデザインはホームドア業界・政治圧力!の"隠れ蓑!" はこちら。
第3目 大きくのしかかる毎年の維持管理・設備御更新費!
更に、これらの付帯設備は、一度設置すれば永久に使用できる設備ではありません!
設備には必ず"耐用年数"の呪縛!という政治ゴロの「裏金造りの資金の流れ罠(trap)」が隠されているのです。
なので、賢明な地方都市ではこれらの設備が"♥不要!"な低床 Tramcar を用いたLRTの導入が進められています。
第4目 LRTならばバリアフリー化が容易に達成できる!
低床ホームなので、エレベーター、エスカレータ、が必要な橋上駅舎化とは異なり多額の投資を行わなくても
ユニバーサルデザインが実現出来て、今後一層厳しくなる?"バリアフリー法"への対応も容易く(低予算)で実現できるようになります!
♥ホームが低くて交通弱者に優しい堺トラムの低床ホーム新駅
第3項 Zone 全域の Transit の convenience が向上!する
第1目 和歌山線では超低床トラムカーでも♥所要時間は変わらない
最高運転速度 85 km/hの地方線区のJR和歌山線では、最高運転速度 110 km/hのJR西日本227系電車は完全に「猫に小判」状態のオーバースペックであり無駄のひとことです!
駅間の所要時間は、起動加速度 と減速度(常用)で決まるので、最高運転速度70㎞/hのフクラムでも、1㎞程度の駅間であれば所要時間は変わりません!
和歌山線は紀ノ川沿いを走っており、最高速度で運転できる区間(紀和⇔船戸)は限られていて、今後新たな駅を新設した場合、和歌山市⇔粉河間では所要時間は全く変わりません!
橋本までの紀ノ川沿いの自治体の通勤通学の利便性が向上するだけではなく、
第2目 交通弱者の強い味方に
お年より・体の不自由な方 所謂交通弱者にとってもマイカーに頼らなくても、
通院・お買い物の利便性も向上して、
高齢者による・自動車事故が防げて、モーダルシフトにもなりカーボンニュートラル社会にもつながります。
ミカン王国紀ノ國にふさわしいナチュラルバリアフリーで、エコロジー・エコノミー・コンビニエンス(利便性)の4拍子が揃った、理想の都市圏交通システムが構築できることになるでしょう!
※詳しくは当サイト内関連記事 都市圏 広域交通事業体 Metropolitan Transportation Authority の必要性! と実現への途とは... をご参照ください。
ー続きはこちらー
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公開:2021年6月26日
更新:2024年2月21日
投稿者:デジタヌ
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