狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 通勤5方面作戦 の実態は"都民汲み出し作戦!』ー第9回ー

第9回 バブル景気を境に政権よとう(内閣)と袂を分かった東京都!

通勤5方面作戦が始まったのは、国鉄時代にさかのぼり、敗戦後の復興期から高度成長期の真っただ中にかけて、日本経済が急成長して、帝都を取り巻く鉄道網の貧弱さが露呈した時代にさかのぼります!

旧国鉄幹線と山手線・京浜東北線などでは列車便数の少なさもあって、300%を超える通勤地獄!が続いていました。

(東京メトロ東西線の一部区間では今も変わらない?!)

第0項 敗戦後の東京都最大の失政は美濃部共産党独裁!

その後、美濃部共産党知事時代は「共産党特有のブルジョア主義」で北朝鮮のように「絢爛豪華な宮殿都庁」を作ってお気楽な都民の目をくらましていましたが...

実際には、企業とそこで働く労働者?に見合う税収はありませんでした!

何故か...答えは簡単で、大企業は"支社"支店を構えていましたが意外や「本店、本社」は少なかったのです!(当時は大阪が日本経済を支えていました!)

つまり、人ばかりが増えても「思ったほどには財源(税収)」が無かったわけです。

そこで、ド派手な宮殿「都庁」とは裏腹に「地方交付税」頼みの「自転車操業」!を行っていたわけです。

当然この頃は、旧運輸省が幅を利かせていて東京都(庁官吏)は"運輸族"の先生方に物乞いをするために"日参"していたのですが...

第1項 バブル景気崩壊による不良債権処理と金融ビッグバンが

第1目 東京都には人だけではなくお金も溢れています!

※東京都にはお金が有り余っているのに...

バブル景気が、正確に言うと"後始末"の金融ビッグバン(1996年度→2001年度)が火事場泥棒の成金・東京都を生んでしまい、富(企業・税収)を手にした東京都は地方交付税だけで自立できるようになり、政府(補助金)に頼る必要がなくなりました!

つまり...

バブル景気崩壊→不良債権処理問題→金融ビッグバン→優良企業本社の東京一極集中→財源確保→黒字財政→政府(補助金)依存体質脱却!

つまり東京都(庁患部)は政府(国交省)の言う事を素直に聞かなくなった!わけです。

その表れが東京都(庁患部官吏)の首都移転断固反対プロパガンダ と、国交省(官僚)の「首都機能分散」のプロパガンダ合戦!として、首都機能分散移転を巡る激しい政府と東京都の攻防戦!となり、首都圏交通網を巡る、政府・国交省(官僚)と東京都(庁官吏)との覇権争いを引き起こしているのです。

第2項 国交省VS東京都は政府内の権力闘争の代理戦争!をしているだけ

実は政府(中央省庁)"東京ファン俱楽部"地方分散論派に分かれてお互いにけん制し合っているわけです。

第1目 政府(行政・各省庁)は一枚岩ではない!

各省庁のTop 人事は、異なる学閥!によって占められており、各省庁間は勿論の事、省庁内の各部局でも、派閥争い(主張争い)を演じています!

つまり、一応政府(国交省?)では、首都機能分散移転論が主流を占めていることになってはいますが... 実態はそうではありません!

東京都(患部官吏)は代理戦争!を行っているだけ...

総務省(旧自治省)、財務相(旧大蔵省)を旗頭に大多数の bureaucrat(官僚)共は、"東京俱楽部"に属しています! つまり中央省庁拡散?には反対の立場をとり東京一極集中堅持!に拘っています。

つまり、東京都(庁患部!官吏)がプロパガンダしている content(無い様!)は、派遣元の総務省(旧自治省など)のキャリア官僚達からの"指示"に従っているだけなのです。

第2目 日本では議員立法!が極端に少ない

日本では議員立法!が極端に少ないのが実情です!つまり民意は反映されていません!

一般人は、日本国が、立法、行政、司法の3権分立した「"主権在民"の民主主義国家!」だと勘違いして(騙されて!いますが...

行政Topであるはずの内閣(大臣連中)がお飾り!となり果て、各省庁のキャリア官僚の言いなり!になり、政策の根幹をなす立法府!である国会のメンバーである(国民の代表???)の黒怪偽員!が"政治ゴロ・利権屋"となり果て!各省庁(bureaucrat)が立案・策定した法案を承認!するだけの情けない存在となっています。

オバチャマも大臣もお飾り!

行政府のTopであるはずの各省庁のお大臣様方は marionette にすぎません!

※オバチャマは駄々っ子の"ピノキオ"にすぎません!陰で糸を引いているのは"東京俱楽部"のbureaucrat官僚)≒officer(官吏です。

内閣総理大臣を始めとする行政Topは

行政実務は各省庁の「キャリア官僚」が取り仕切って!おり、黒怪での"答弁"(弁明)も、大臣付き官房・補佐官(省庁官僚の手下!)が作成した文を読み上げている!にすぎません。

国会はパフォーマンスの場!

国会でのmass media(マスコミ)に向けた?質疑応答の案件(シナリオ!)は、夜盗(よとう・やとう)から事前に政府(内閣)に提出されているので、

太郎ちゃんの様な、"黙っておられないエキスパート・大臣!"以外の、お飾り大臣からの"アドリブ"での答弁はありえません!

つまり、国会は今や、"一大パフォーマンスショー(茶番劇)"の公演の場となり果てているのです!

司法Topもキャリアが独占!

今や、司法の出先機関?家裁(火災?)簡裁(感債)に及ぶまで、キャリアの"後輩"で占められています!

つまり、余程しっかりした人物(裁判官)でもない限りは、同じ穴の貉(官僚体制)の検察庁が立件した"容疑"は全て確定してしまいます!

つまり「疑わしきは罰せず!」の基本コンセプトは完全に崩壊!してしまっているわけです。

第3項 いざという時に無政府状態!に陥らないためにも...

後述する地球温暖化による高潮被害を想定すると、

国の象徴"国会議事堂"と内閣府は、最低でも神宮外苑(海抜30m)か、代々木公園(海抜30m前後)辺りの"安全な場所"に移転することを承諾すべきでしょう!

更に中央官庁も、都下なら八王子駅周辺(海抜107m)辺り?か...

できれば神奈川県相模原市の米軍基地(海抜127m)を返還していただいた後、「"安全な跡地(高台)"を新都心に転換して移転する」ことに同意すべきではないでしょうか!(※61)

いくら新宿の都宮殿(海抜34m)が残っても、市ヶ谷の自衛隊(海抜33m)を直接指揮することはできません!

我が日乃本が、「いざという時に無政府状態!」に陥らないためにも...首都機能分散を受け入れるべきでしょう!

在日の各国公館の一部はかなり以前から、赤坂、渋谷などの高台に避難?しています!

参※61)当サイト関連記事 相模原市・橋本駅 周辺が リニア中央新幹線 開業で 首都機能分散 による副都心に躍り出れるか? はこちら。

 

公開:2019年11月 9日
更新:2024年3月13日

投稿者:デジタヌ

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