小林一三師匠の『私鉄のビジネスモデル!』とは《 鉄道事業単独では利益は生み出せ無い!第2回 》
第2回 小林一三師匠の『私鉄のビジネスモデル!』とは
(2024年2月24日改定ーVersion 2,Revision 2 )
今年(2023年8月26日)開業した芳賀・宇都宮ライトレールが大きな話題と成っていますが...
『新時代のLRT ???』などといううたい文句は、宇都宮名物?の"地上げ屋" (-_-メ) 親派が LRT の意味を理解していない!だけです。
第1目 公共交通の基本 Traffic とは...
Traffic という単語はもともと「貿易」を意味し(現在も)、古イタリア語の動詞Trafficare と名詞 Trafficco に由来します。
イタリア語の語源は定かではありませんが候補としては、カタロニア語の trafegarから派生した、ラテン語の動詞 transfricare の造語「作る、行う」を意味するtrans-とfacere、 アラビア語の tafriq ' 「分配」とtaraffaqa、「利益を求める」から生まれた造語です。広義では、network traffic(空輸、海運、陸上交通など)多くをカバーしますが、道路交通のみを意味する狭義に使用されることもよくあります。《英語版Wikipediaより"意訳"引用》
第2目 transit; 公共交通機関
Public transport (公共交通機関; transit)) は、 private transport(個人用途)とは異なり、多くの一般人が利用するための transportationで...交通機関の種類について厳密な定義はなく、公共交通機関について議論する際に空の旅は考慮されないこともよくあります。
Passenger rail terminology(UMTA認定鉄道用語)では、「バス、電車など」などの用語として使用されています。
transit の例としては、...omnibus(乗り合いバス)、トラム・ライトレール、および鉄道、軌道およびフェリー...《英語版Wikipediaより"意訳"引用》
Passenger rail terminology(旅客鉄道用語要覧)では、
元々、 rapid transit という用語は、1800 年代に、道路交通から分離されたTraffic を持つ新しい形式の迅速な都市 public transportation を表すために使用されました。これにより、馬車、路面電車、路面電車、乗合バス、その他の公共交通機関とは異なる高速交通手段が確立されました。《英語版Wikipediaより"意訳"引用》
第2項 屋台骨を支える♥ interuban!
事業の♥屋台骨デベロッパービジネスを支える♥大黒柱が interuban(郊外電車)です。 つまりあくまでも、事業(企業)の屋台骨は♥デベロッパービジネス!"で、 interuban 事業は"♥縁の下の力持ち"にしかすぎま線!
第1目 小林一三師匠が日本に導入した♥ interurban 経営"鉄"学
今、見直されつつある LRT(Light rail transit) 、つまり嘗ての interurban (※001)を日本国内に紹介して♥広めたのは、阪急電車の創始者の一人でもある、小林一三師匠です。
参※001)当サイト関連記事 直流1500V 日本定番電化と interurban(都市近郊線)の歴史は近畿で始まった! はこちら。
第2目 屋台骨は デベロッパービジネス!
私鉄のビジネスモデル『需要創出・利益誘導型』"interurban"とは...
2-2-1 郊外型新興住宅地の開発目的
当時芽生えてきた「マイホーム指向型サラリーマン」の為に、郊外に新興住宅地(ニュータウン)を造成!して、大都市にあるオフィスとの通勤手段の transit として interurban を敷設して便を図った!わけです。
2-2-2 昼間の現金利用客の掘り起こし!
2-2-2-1 都市側ターミナルに客寄せ商業施設!を併設
そして建設資金回収の為に、通勤客以外の昼間の現金客を呼び寄せる為に、都市側のターミナル(始発駅)に、商業施設;百貨店を併設して客寄せ施設!としたのです。
この手法は図に当り、その後全国にも広がり、私鉄経営のセオリーとなったのです。
2-2-2-2 沿線の観光開発・客引きパンダ!としての amusement park
更に、沿線の客引きパンダ?として amusement park(遊園地)をRural terminal!の"宝塚温泉"に開園させて、正に『お"宝"が湧き出る塚』としたのです。
この手法も的中して、その後関西の私鉄は勿論、関東の私鉄、果て?は富山地方鉄道の大川寺遊園!や白山電気鉄道の遊泉寺遊園地など、続々と多数の amusement park が続々と開園して昼間の"現金客"獲得に大きな役割をはたしました。
第3項 高度成長期を通じてバブル景気終焉!まで続いたが...
前途した様に、小林一三師匠により発案された interurban(都市近郊路線)のビジネスモデルは、その後日本全国に広がり『私鉄経営のセオリー』となったのですが...
第1目 絶頂を極めたデベロッパービジネス!
3-1-1 巨大テーマパークと巨大百貨店!の登場
バブル景気に沸き立った1980年代には、レジャー開発が頂点に達して、全国各地に巨大テーマパークが出現し、都市部の私鉄ターミナルには巨大商業施設が建設されました。
3-1-2 伝統的宅地開発と都市開発事業
この間、都市側ターミナル(始発駅)を中心に、巨大商業施設の建設を柱とした駅前再開発事業がブームを引き起こし、投機筋の"煽り!"もあり、各私鉄はデベロッパービジネスに熱中して終い!
明治生まれ"最後の偉人"の一人佐伯勇(明治36年→平成元年)翁が勇退してからは、私鉄経営から渋沢栄一爺の"合本主義"などは完全に"葬り去られ"てしまい、その後の"狂騒・乱脈"経営へと繋がることに...
第2目 バブル景気が消泡!した1991年を境に...
バブル景気が消泡した1991年を境に、一般庶民のレジャー熱は急速に衰え!...
3-2-1 後には莫大な借金!が...
政財"怪"肝いりで建設された「全国の巨大レジャー施設」の殆どは、開園間もなく儚い生涯を終え!
都市部ターミナルの巨大商業施設も...
そして、鉄道事業者には膨大な借金(不良債権!)が「付けとして残った!」のです。
第3目 金融ビッグバンとハゲタカファンド!の洗礼!
3-3-1 金融ビッグバン
1996年に成り、バブル景気の付け「不良債権」問題処理!の決め手として、金融ビッグバン政策が実施されました。
3-1-1-1 厳しい"借金取り立て!"が巻き起こり...
私鉄各社は、バブル景気時代の"狂騒・乱脈" 運行が祟り、莫大な借金(不良債権!)を抱え込んでいました。
そして、「厳しい借金取り立て!に晒された」のです。
3-3-2 ハゲタカファンドの洗礼!
民営化間もないJR3者も含め!私鉄各社は厳しい借金取り立てに対応するために、
外資系ハゲタカ投資ファンドの支援を受け入れて「会社損続の"苦境"を乗り切ろう」と、必死でもがき苦しみました。
3-2-2-1 ハゲタカファンドは路線切り売り!を要求
西武の御家騒動!(※30)の例に見られるように、彼らハゲタカファンドは、資産(不動産)転がしで"巨額の売却益!"を得るのが目的で、
Refinancing(再投融資)を行ったダケ!なので...
『各事業者の存続などは鼻から眼中に無い!』のです。
参※30)当サイト関連記事 西武新宿線の"生い立ち"と"歩み" はこちら。
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公開:2018年1月28日
更新:2025年7月21日
投稿者:デジタヌ
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