連載『 完全民営化を契機にJR各社は"ポッポ屋"が本業の時代は終わった!』ー第5回ー
第1目 事業方針
JR東海は、鉄オタ連中からは「面白みのない会社」として揶揄されることが多いのですが...
国鉄解体、分社化でJR東海発足当初から、積極的に新型高性能気動車を開発して投入したり、更にはリニア中央新幹線建設事業に乗り出すなど、完全民営化を果たしたJR4社の中では、最も優等生ともいえる、鉄道事業に熱心な鉄道事業者と言えるわけですが...
デベロッパー事業にも積極進出
以外や、デベロッパービジネスに熱心な会社でもあります。
東海道新幹線がドル箱鉄道事業となっていた(コロナ過以前の)順調だった頃、バブル景気消泡(1991年2月)後の暗黒の10年間にも拘わらず、
1994年8月に着工して 1999年12月20日にオープンした、JRセントラルタワーズ オフィス棟(245.1 m・地上51階建!)ホテル棟(226 m・地上53階建て)でJR西日本よりもいち早くデベロッパー事業に参入していた企業でもあるわけです。
その後もより一層、利用客の増えた東海道新幹線に後押しされて、各主要ターミナル駅の再開発を行い、実は本業以外でもかなりの収益を上げているわけです。
第2目 グループ企業
運輸事業
鉄道網総延長 1,970.8km(新幹線、含む)
鉄道車両関連
- ●東海交通機械(筆頭株主 88.4%/2021年3月31日現在)
- ●日本車輌製造(筆頭株主 50.93%/2020年3月31日現在)
- ●新幹線エンジニアリング (完全子会社)車両メンテナンス会社
土木・設備関連事業
- ●名工建設(筆頭株主 8.47%/2021年3月31日現在)
- ●ジェイアール東海建設 (完全子会社)
- ●シーエス建設 (筆頭株主)
- ●双葉鉄道工業
宿泊業
- ●ジェイアール東海ホテルズ
- ●静岡ターミナルホテル
旅行業
- ●ウェッジ
- ●ジェイアール東海エージェンシー
- ●ジェイアール東海ツアーズ
- 日本旅行(出資)
- JTB (出資)
不動産業
- ジェイアールセントラルビル
- ジェイアール東海関西開発
- ジェイアール東海静岡開発
- ジェイアール東海不動産
- 静岡ターミナル開発
- 新横浜ステーション開発
- 東京ステーション開発
- 豊橋ステーションビル
- 名古屋ステーション開発
- 浜松ターミナル開発
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公開:2019年12月16日
更新:2024年2月23日
投稿者:デジタヌ
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