狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

Expo2025 大阪・関西万博 に合わせて 大阪環状線 おおさか東線 を回遊する"ナイトクルーズレストランカー"を運行すれば...

前書き ポスト万博の観光大阪の目玉に...

大阪万博を契機に2つの区にまたがったUSJと海遊館が協力し合ってインバウンド観光客を呼べる一大都市型エンタメ・リゾートゾーンを構築すべきでは?

ポスト万博の大阪観光の目玉は"1大賭博ゾーン?!"などと"USJ"だけに頼るのではなく、海遊館ゾーンにある倉庫街"観光トラム"や大阪ひがし線でめぐる"ナイトクルーズレストランカー"など...、金をかけずに"知恵を絞れば"ベイエリアを活性化できるアイデアはいくらでも...

<本記事は09/17/2007 'タヌキがゆく'に初稿公開した記事のお引っ越し記事です>

何とかしようよ故郷・大阪シリーズ「どうなってんの?観光大阪」

大阪 ベイエリア の活性化を考える

大阪環状線・おおさか東線"ナイトクルーズレストランカーと天保山観光トラム"で大阪ベイエリアの活性化!を

先日娘を連れて、ひさしぶりに神戸へ行って来た

お昼は定番の元町中華街で、食後元町商店街を通りハーバーランド迄足を伸ばしてみた。

この辺りはショッチュウ仕事で通っているところなのだが、改めて散歩してみて感心した。

キャナルガーデン、モザイク、阪急。

"これぞエンタメゾーンのお手本"と言えるような街並であった。

振り返って我が大阪はとなると、何ともお粗末きわまりない気がする。

例えばハーバービレッジ周辺、海遊館も対岸のUSJも供に大阪の一押し観光スポットではある、しかし如何せんそれらは完全なる"スポット"であって、周辺の観光客誘致に全く寄与していない。

せっかくの「一押しスポット」が目白押しなのに...

大阪市全体としてその観光リソースを生かし切れていない、大阪市の典型がそこにある。

そこでUSJ、海遊館、を軸にしたポスト関西万博の"大阪ハーバーランド"プランをかんがえてみた。

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※リンクについて

(参※xx) は当サイト内の参照関連記事リンクです。
但し、その他の直接 hyper-link は当事者・関連団体の公式サイト若しくはオリジナル各国語版Wikipediaへ直接リンクしています。

※本ファンタジーについて

本レビュー記事は、出来る限りの"記録(時系列)に下ずいた史実に、地政学的!・工学的 検証"を行ってるセミドキュメンタリー!ですが...

筆者の億測を交えたファンタジー?でもあります。

後述する各団体とは直接関連はありません。

また各団体では"答え難い大人の事情、あまり触れられたくない内容!"も含まれています。

本件に関してのお問い合わせはご無用に願います。

プロローグ 大阪港周辺の観光リソースを活かす大阪ベイエリアエンタメリゾートプラン


要旨 大阪湾周辺に点在する"客寄せパンダ?"的"集客スポットを"線で繋いで有機的な"観光エリア"とし、一層の観光客の誘致をはかり、地域の小売業を含む"サービス業"全体の活性化をはかる為に以下を、提案する。

ユニバーサルポート、天保山間に"渡し船"を就航させる USJ駐車場と、海遊館駐車場、で利用提携を結び、海遊館周辺の迷惑駐車対策とする。

●ハーバービレッジにレトロ調のバスを運行将来はライトレール(路面電車)敷設も。
●第一岸壁の当たりにある古い煉瓦倉庫を、レトロ調のおしゃれなショッピングモールに。
●環状線にユニバーサルスタジオ駅発の大阪ナイトクルーズ、レストランカーを運行要請。
●サンタマリアの発着場をユニバーサルポートに.。(※令和元年現在このアイデアのみ実現しています!)

第1節 ユニバーサルスタジオ駅発の大阪ナイトクルーズ、レストランカーを 

USJ周辺リゾートホテルのオプショナルツアーに

大阪の夜景を楽しみながらフランス料理のフルコースディナーを楽しむと言う趣向!

ホテルと旅行業者にとっては、如何に多くの"魅力的なオプショナルツアー"を準備出来るかが観光客誘致のキーポイント。

JRと協力し、東京山手線に比べるとダイアに余裕がある環状線・大阪ひがし線にUFJ発で逆9の字運行の"大阪ナイトクルーズレストランカー"などと言うアイデアも如何だろうか?

JRには現役を引退した食堂車が多数解体を待っているはず、これを改造して、オリエントエクスプレス風に塗装し直し、使用する、勿論先頭は"電気機関車"。

第2節 その他にもあるベイエリア活性化案


第1項 ハーバービレッジにレトロ調のバスを運行、将来は観光軌道化

天保山桟橋から海遊館、サントリーミュージアム、大阪税関そして第一岸壁を結ぶルートに、レトロ調のライトレール(路面電車)を計画、当面はレトロバスを走らせる。 このライトレールは¥500程度で一日フリーパスとし、海遊館、USJ入場券を示せば当日フリーパスとする。

第2項 第一岸壁の当たりにある古い煉瓦倉庫を、レトロ調のおしゃれなショッピングモールに

第一岸壁の当たりは寂れているの一言、大型観光船も停泊するというのに。 そこで前記アクセス確保を条件に所有者である住友倉庫に、第一岸壁の当たりにある古い煉瓦倉庫をショッピングモールとして再開発するように要請する。 煉瓦作りを活かした、レトロ調のお洒落な、ブティックや、レストランがあれば、ハーバービレッジのもう一つの呼び物になることうけあい。 出来れば、畳4畳程度の棟割り長屋とし、アメリカ村当たりのアパレル関連に出店して貰って、若者を呼べる街角に成れば、地域全体の活性化につながるのだが。

ナイトクルージング・バーラウンジトラムなど...

更にサントリーに協力して貰い、pm8;00頃から"大阪レイトナイトクルーズ・バーラウンジカー"なんてのもうけるかもしれない。

ホテル側にも、日本初のラスベガス型のレストランシアターを建設していただくとか......。

今までの、宴会場型主体の自主イベントをみなおしていただく自浄努力も必要。

第3項 ユニバーサルポート、天保山間に"渡し船"就航案

例えばユニバーサルシティ駅隣接のユニバーサルポートと天保山桟橋間にシャトルボート(渡し船)を通わせる。

当初は観光客目当てだから、AM10;00頃~20;00頃までの運行でよいと思うが。

たったこれだけで、USJと海遊館ハーバービレッジエリアに一体感がでてくる。

当然市当局運行の"渡し船"だからバス初乗り運賃と同程度の料金¥210位が適当だと思う。

昼間はUSJとハーバービレッジを結ぶ観光アクセス、夜は天保山大橋を下から眺める納涼船として若者達のデートコースになること請け合い。

第4項 USJ駐車場と海遊館駐車場で利用提携

湾岸線の上から眺めているとUSJの駐車場が満車になったのをみかけたことがない。

対して、海遊館は駐車場不足、休日などは不便な臨時駐車からも周辺にクルマがあふれ出し、周辺住人からの苦情も発生する有様。

それなら、双方で利用料金を均一化、先ほど述べた渡し船で両岸を繋ぎ、相互利用を図れば、一気に解決。

これは妙案だと思うのだが。

USJ駐車場に"海遊館入場券発売所"

そしてUSJ駐車場に"海遊館入場券発売所"を設けて、駐車券を示せば此処で入場券を買った人全員に"一日乗船券"を発券する。

第5項 サンタマリアの発着場をユニバーサルポートに変更

サンタマリアの発着場をユニバーサルポートにし、天保山岸壁経由での運行に変更すべきだとも思う。

ユニバーサルポート、大阪ビジネスパーク間にナイトクルーズ水上バスを就航なんてのも歓迎されるかも?

第6項 ハーバービレッジに超目玉オペラハウスはいかが!

australia_sydney_operahouse.jpg

Pexels VILLY STOJANOVA による写真

建設会社に天下りしたOBにいい顔したいのなら、天保山側に文化施設を建設してはいかがか。

例えばアジア屈指のオペラハウスの建設(※22)等如何だろうか?

対岸のUSJ周辺にホテルが林立しているし、アジア太平洋地域からの観劇ツアーにも対応できる。

オペラ公演には莫大な経費がかかるが、反面大道具小道具等の舞台装置制作、衣装制作などで地元への還元、地場産業の振興にも役立つ。

中之島の公会堂も老巧化しているし、新公会堂としてこのエリアに移転しても良いと思うが。

※22)当サイト関連記事 大阪万博に合わせ東洋一の「オペラハウス」を作りませんか?はこちら。

エピローグ 大阪市よモット真剣に取り組め!

大阪市も出資しているUSJ関連施設の経営の立て直し(※90)には、大阪市全体が、連携シアって、観光客の誘致に努めるべきであろう。

参※90)2007年初稿掲載当時の状況で、現在は順調に?立て直しが進んでいます。

神戸のハーバーランドを見倣うべき!

ハーバーランド対岸の"川重"までが洒落たディスプレーを行ってイメージづくりに貢献している神戸市を見習うべきではないか?。

良いことを言いまくって誘致した、USJ周辺のホテルも、当てにしていたUSJ来場者が予想を大幅に下回るうえに日帰り客が殆どで、ホテルの利用も期待できないのが現状だし(※90)、おまけに都心からのアクセスは良くないと来ては、踏んだり蹴られたりの状況。

ホテルの支配人は利用客の伸び悩みに頭を悩ませておられることだろうとお察し申し上げる。

まずは、市内の渡し船廃止で休船中の市所有の小型船をハーバービレッジ、天保山間に就航させて、次にレトロ調バスを前記ルートに登場させ、住友倉庫に再開発を促し、観光客が順調に伸び出したら、市当局の好きな"箱物"(オペラハウス?)建設を行えばよい。

箱物は別にしても、今すぐにでも出来るサンタマリア航路変更と渡し船だけで、大阪港周辺の観光客は倍増するであろう。

USJ、海遊館供に神戸ハーバーランドのモザイク、キャナルガーデンなどより数倍"金"がかかっているはず...

維持管理費を含む運営費まで考えたら莫大な金額!

なのに結果として、神戸ハーバーランドの方が遙かに人を呼んでいるとは!、、、、、トホホである。

今まで述べてきた位の思い切った事を実行してこそ初めて「後は民活に期待します。」と言えるのでは?

此花区(USJ)港区(海遊館)が協力し合って...f

確かに2つの区にまたがるので調整が難しいかも知れない。

しかしお互いが縄張り根性を捨て連携し合わないと大阪全体として、せっかくの観光リソースが宝の持ち腐れになってしまっている。

USJを中心とした都市型リゾート、海遊館を軸としたハーバービレッジと2分して"大阪近郊の少ない観光客"を奪い合うのではなく、お互いに連携し合ってASIA太平洋地域から観光客を呼べる一大都市型エンタメ・リゾートゾーンを構築すべきだと思うのは筆者だけか?。

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後書き《 Future urban transit conception 》シリーズについて

後書き

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欧米先進国では"都市圏交通事業"は同一オーソリティー(公共事業体)による一元化の方向に移ってきています!

21世紀は、「ナードウェアー」トランスポーターの優位性を競う時代では無く、都市圏全体のtransit(交通機関)の有機的な結合による運行システムの「ソフトウェアー」の時代です!

地下鉄やモノレール、新都市交通、LRTなどの"軌道"に拘らずに、BRT、水上バスまで含めた広範囲なトランスポーターが有機的結合を果たして、"利用者"であり出資者(納税者)でもある一般市民の立場に立って、コストパフォーマンス(費用 対 効果 )についての総合的な検討を加えた上で、エコロジー・エコノミー・バリアフリー・コンビニエンス(利便性)の4拍子がそろった「総合的な一元化された都市圏広域交通システム体系(事業体)」が求められている時代です!

狸穴総合研究所 地域交通問題研究室 出自多留狸

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公開:2007年9月17日
更新:2022年6月21日

投稿者:デジタヌ

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