狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

新・八戸空港 を建設してインバウンド 観光客 を直接呼び込めるようにしましょう!

前書き(要約)新・八戸空港 が青森県第2の都市 八戸 には必要なのでは...

南部藩の繫栄を取り戻すには♥新八戸国際空港建設が必要

東北新幹線では八戸の再興どころか、在来線3セク(高額運賃)化!で、地域の経済活動が縮小してしまいました。

インバウンド観光客を呼び込むには、東北新幹線だけでは力量不足です!新八戸空港整備事業こそが21世紀の八戸市と旧南部藩にある周辺都市の生き残り!のキーを握っているのでは?

新幹線はやってきたが、3セク青い森鉄道では青春18キッパーはもとより、「ジャパンレールパス」が使えない「インバウンド客」からもみはなされて、おまけに高額運賃で「沿線住民」の普段の経済活動までが...

旧南武藩域が再び活気のあるエリアになるには、新幹線に頼らずに直接「インバウンド」客を呼び込める八戸海上空港が必要なのでは...

地方に「地方国際空港!」が親切できないことは無い!

現在政府(与党政権)は、2001年1月6日に"名ばかり"の中央省庁再編成を行って以来、

「(離島部を除き)本土!には、新たな地方空港は建設しない!」と"噓ぶいて"いますが...

空港整備法(昭和三十一年法律第八十号)(1956年制定2008年改正)で「明文化されたものではありません!

単に現与党政権が「大人の事情」で閣議決定した「申し合わせ」にしかすぎません!

更に、「各県から(不服)申し立てがあれば!再検討しなければならない!」条項も盛り込まれています!

インバウンド客を直接呼び込める新・八戸空港を!  の目次

※リンクについて

(参※xx) は当サイト内の参照関連記事リンクです。
但し、その他の直接 hyper-link は当事者・関連団体の公式サイト若しくはオリジナル各国語版Wikipediaへ直接リンクしています。

※本ファンタジーについて

本レビュー記事は、出来る限りの"記録(時系列)に下ずいた史実に、地政学的!・工学的 検証"を行ってるセミドキュメンタリー!ですが...

筆者の億測を交えたファンタジー?でもあります。

後述する各団体とは直接関連はありません。

また各団体では"答え難い大人の事情、あまり触れられたくない内容!"も含まれています。

本件に関してのお問い合わせはご無用に願います。 

★プロローグ 八戸 が活気ある 中核都市・ 青森観光の玄関口になるには

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八戸を再び活気ある中核都市・青森観光の玄関口になるには以前からあった新八戸空港(八戸空港拡充策)の再検討が必要なのでは?

苫小牧港とフェリーで結ばれている八戸は、青函連絡シャトル便が無くなったJR在来線に代わって「旅行マニア」では隠れた人気航路にもなっています!

十和田湖を抱えた十和田市も減便に次ぐ減便の三沢空港では、弘前周り東北自動車道経由に観光客を奪われて十和田市にとっても大きな「水溜まり」でしかなくなっています。

東北新幹線の誘致に躍起になっていた人たちは。どんどん冥土新幹線?で「冥土の旅」に先立たれています?

八戸市と旧南部藩エリア復興のためにも「新八戸空港」の誘致は最重要課題ではないでしょうか!

なんだか手回しの良すぎた?三沢空港移転劇

なんだか手回しの良い三沢空港移転劇でまるで護衛艦「いずも」「かが」の空母改修計画みたいですね!

1939年(昭和14年):日本陸軍、八戸飛行場を建設開始。

1965年 三沢飛行場での民間機共用が米軍の保安上の理由から中止されて八戸移転。八戸空港民間供用開始。

1973年11月には北海道新幹線(青森市 - 札幌市)、東北新幹線(盛岡市 - 青森市)(いわゆる整備新幹線)の整備計画が決定された。

1975年:1975年(昭和50年)5月それまで現八戸市内で交通至便だった海上自衛隊八戸航空基地から民間航空機空路が三沢飛行場に追い出されて空港アクセスが極端に悪くなった!

1977年2月 - 「三沢空港ターミナル」が供用を開始する。

1982年6月23日に東北新幹線大宮駅 ⇔盛岡駅間が暫定開業。

1985年12月、東北新幹線 盛岡 ⇔ 新青森間の認可申請

1991年(平成3年)9月4日東北新幹線盛岡 ⇔ 青森間193.4 km (三戸トンネル)が着工。

2002年12月1日に盛岡⇔八戸間の東北新幹線が延伸開業。

以来、空港アクセスが悪いために三沢空港の利用客が激減して、令和元年現在たった日7便!しかない民間航空機枠も埋められない有様!。

2010年12月4日に八戸駅 ⇔新青森駅が開業。

東北新幹線にも見捨てられた?三沢市は十和田観光の玄関にもなれず、再び「基地の町」に...

★本節 津軽は損して得取れ?で...

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八戸市内からも利便が良かった八戸空港の改修をあきらめて、令和の御代(2020年現在)でも空港リムジンバス(高速バス)で55分!もかかる三沢空港に、民間空路を追い出して!迄して「新幹線」を引きたかった「当時の長老・大物政治屋」の執念たるや地元のお年寄りにとってはある意味快挙?だったのでしょうが...

第1項 くすぶり続ける米軍三沢基地供用問題と新八戸空港

三沢空港は2002年に盛岡⇔八戸間の東北新幹線が延伸開業して以来、空港アクセスが悪いために利用客減となり、(令和2年現在)日にたった7便しか認められていない民間航空機枠でも満たせない有様!

そこで「東北地方整備局八戸港湾空港整備事務所」が設置されて、港湾整備埋め立て事業の一環として八戸市沖合(ポートアイランド)に空港整備事業を展開する予定だったようですが、東北新幹線八戸延伸でいつの間にか立ち消え?となってしまいました!(令和元年までポートアイランド内にあった同事務所も今年(2020年)から閉鎖になっています!)

八戸は帝都東京へは「東北新幹線」で便利になりましたが...、乗り換えが必要な東京以遠の各都市や、海外とは...

1964年に開港した青森空港では遠すぎる!

1964年(昭和39年)11月5日に開港して1987年7月に 2,000m滑走路が使えるようになり中型ジェット便の発着が可能になった、青森空港(津軽空港?)では八戸からは遠すぎて使い物になりません!

さらに2010年12月の東北新幹線が新青森駅まで延伸した後の青森空港は年間利用者80万人台にとどまっています。(2013年(平成25年)度は、国内826,196人、国際34,749人)

青森県としては何とか「全県一枚岩体制」を堅持したく、これらの状況を踏まえてとりあえず青森空港の有効利用(国際線LCC就航)に向けて、青森空港⇔青森駅⇔(青い森鉄道&JR八戸線)⇔本八戸間のアクセス(※6)を改善したがっているわけですが...、現状青森空港⇔新幹線乗り継ぎでも乗り換え3回が必要で4920円 2時間7分かかってしまい、たとえ県が全額負担してくれたとしても?

更に東北自動車道八戸ルートが尻切れトンボ状態では...

八戸から青森空港LCC国際便は利用できないのではないでしょうか。

八戸空港なら岩手県北部旧南部藩の二戸、久慈の市民も利用できるようになります!

※参6)新青森空港ー本八戸 時間料金比較

  • 在来線利用 青森空港ー(バス)ー青森駅ー(青い森鉄道)ー八戸ー(JR八戸線)ー本八戸3時間7分 乗り換え2回(乗り換え待ち41分!)3,170円/3時間7分 !
  • 新幹線利用 青森空港ー(バス)ー青森駅ー(奥羽本線)ー新青森駅ー(新幹線)ー八戸ー(八戸線)ー本八戸 乗り換え3回!4920円/2時間7分!
  • ※現行青森空港ー青森駅シャトルバス35分

LCCが利用できない!

2010年12月東北新幹線 八戸⇔新青森間が延伸開業して、令和元年現在東京⇔八戸間631.9kmの旅客需要は完全に新幹線に移ってしまいましたが...

最近のLCCの台頭で航空路も見直されてきており、青森県第2の都市「八戸市」としても新しい「民間機専用空港」が望まれるようになってきているのではないでしょうか?...

第2項 津軽にしてやられた?

高行額3セクと代わりに東北新幹線を手に入れた旧南武と、

便利な高速バスと、頼れる在来線を残した旧津軽、

交通弱者と市民の日常の経済活動を考えた場合は...

意外と"しみったれたインバウンド観光客"を考えた場合にも...

三沢市は高速バスでぎりぎりセーフでも...野辺地は...どうやって?

ヤッパリ秋田・山形のようにミニ新幹線(※20)で並行在来線切り捨て!問題がなかったほうがが助かったのでは...

っそれに、とっくに東回り、東北縦貫道も全通していて、津軽・南武間の東西交流も...

帝都に繋がりたいなら市街地からすぐの八戸空港拡充すればよかったし...

どうして"年寄り達"は「おらが町の新感線」に拘ったのでしょうね?

東北新幹線って結局「津軽の人たちの都合いいように利用された」だけでは...

参※20)当サイト関連記事 秋田新幹線・山形新幹線は正しかった!はこちら。

紺色ライン 東北・北海道新幹線

赤色レイン JR在来線

グレーライン 高額3セク

グリーンライン 高規格道路(東北縦貫道)

★エピローグ 邪推はひとまず置いて 新八戸空港 案とは

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新八戸軍民共用空港のメリット

国防の観点からも、陸自・海自に出ていけ!とは言えないので、

現実的な軍民共用の新八戸空港整備のメリットを挙げますと...

第1目 スクランブル発進が無い

建前上は陸自・海自の共用空港なので、じゃっと戦闘機のスクランブル発進がありません!?

つまり、滑走路と並行する(民間機用)誘導路は、(スクランブル発進を待つ必要が無い!ので)最短で済みます!

第1目 少ない再投資で済みます

現・空港敷地を海側にほんの少し拡張(埋め立て)するだけで、用地は確保できます!

具体的には新幹線ならば僅か300m!しか 建設できない程度の(埋め立て)事業費50億円程度もかからないでしょう!

しかも、空港設備(滑走路延長、民間機用誘導路親切!ターミナルビル建設、管制装備等々...)についてアh、国交補助(血税投入!)が受けられます(※21)。

しかも、軍民今日っ用空港なので、三沢同様に「政府(国交省)直轄空港となり、維持管理費県民負担の心配配もありません!

参※21)当サイト内関連記事 すでにある新空港建設スキームの"仕来り"! はこちら。

国際空路は Point to Pointの時代に

21世紀令和の御代の現在は巨大ハブ空港間を「ジャンボ」で結んで、ハブ空港(国際空港)⇔ローカル空港を小型機で結ぶ時代では無くなりつつあります!

世界各国の都市間を「燃費の良い」中型機で直接結ぶPoint to Point空路の時代となってきました。

つまり「青森県第2の都市八戸」にある八戸空港が津軽空港?同様に税関空港に指定されれば、世界の都市や日本全国の都市とチャーター便やLCCで繋がる空港に生まれ変われるチャンスがあるのです!

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《整備新幹線は誰の為?》関連記事のご案内 

※以下の♥タイトルをクリックするとシリーズ記事全てにジャンプ!できます。

後書き《 国土計画・都市計画とは...》シリーズについて

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第0項 Megalopolis指向は嘗ての幻影!

嘗て、高度成長期に一世を風靡したMegalopolis(広域都市圏)構想がすっかり影を潜めて?

昨今は、地方の中核都市では、

職住一致環境の構築で『災害時の帰宅困難者』問題や、過剰なインフラ整備への公共投資を軽減する方向Metropolis(コンパクトシティー)指向がトレンドとなって来ています。

※参)当サイト内関連記事 コンパクトシティー 構想は"痛み"と"都市災害"が内在する大博打! はこちら。

第1項 首都圏以外の"地方都市"が抱える都市衰退とは...

"バブル景気(1986年12月→1991年2月)"消泡の後始末として、金融サービス・大企業の統廃合が行われ、地方から地場産業(事業者)と地銀が消え失せ!

"東京への富の一極集中"が生じて、民も(地方から)東京へ"吸い寄せられ"少子高齢化の影響もあり、地方(経済)はますます衰退の一途をたどっているわけです。

第1目 周辺都市圏(衛星都市)の過疎化対策が...

地方の中核都市(Metropolis)郊外の衛星都市(ベッドタウン)では、少子高齢化と中核都市への住人回帰(集中)で、引き起こされた"過疎化"にどう対処するか?が大きな問題となっています。

嘗ての高度成長期を支えてきた"重厚長大産業"と共に栄えてきた地方の産業都市にとっては、(安価な)発展途上国製品に押された産業構造の変化(製造業→流通業・サービス業)と、大企業事業所のリストラによる雇用喪失!(就労者減少)の影響で都市機能衰退がますます進み、財源(税収)減少が"深刻な問題となり、道路整備・上下水道などの基本インフラ整備さえままなら無い!状況となっています。

第2目 Metropolitan Transportation Authority の方向へ向かう必要が

地方都市と周辺各市町村がバラバラに都市計画を策定するのではなく、周辺都市の吸収合併も視野に入れたMetropolis(大都市)化と都市機能集約(コンパクトシティー化)への"路線"に転線を計るには...

3セク化や補助金漬け!極赤字路線の存続を計るのでは無く!

一般地方独立行政法人化によるMetropolitan Transportation Authority(都市圏広域交通事業体)への事業者集約・統合が不可欠ではないのでしょうか。

♥RTD(Regional Transportation District,デンバー地域交通事業団の例

第2項 国土軸は traffic network の再構築で

(Lifelineとは程遠い)安直な「鉄道神話崇拝と箱物行政」の固執は、『夢よもう一度...』的妄想にすぎません。

再度『全ての路はローマに通ずる』の真の意味あい「国家の基盤は traffic network 構築にある!」の"原点に立ち返り"ることが必要でしょう!

"鉄道神話と箱物行政"に別れを告げて

地上げ効果しかない!鉄道(新駅)建設や、維持管理費の増加しか招かない箱物建設より、

地域振興に欠かせない"ライフライン"して、高規格幹線道路・地方高規格道路、港湾施設改修、空港整備などの総合的・体系的なインフラ構築が必要となってきているのではないでしょうか?

USAと違って"周りを天然運河(海)に囲まれている我が日乃本"では、重厚長大・大量貨物輸送は海運のほうが効率的でもあります!原料・一次産品は海運で、生活物資はトラック輸送と言う風に、頭を切り替える必要があるでしょう!

狸穴総研 政経調査室 出自多留狸

※脚注 関連団体 ♥問い合わせ先 リンク集

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※参、新八戸空港誘致に関連する団体

八戸空港整備問題に関するお上の窓口は、「東北地方整備局八戸港湾空港整備事務所」のみです。

県の窓口としては青森県県土整備部管理課が空港整備・道路整備などのインフラ計画を立てています。

東北自動車道関連の団体は、東北縦貫自動車道建設同盟会 、八戸・久慈自動車道建設促進期成同盟会 、全国高速道路建設協議会などが存在しています。

また土建関連の団体は、八戸中央建設業協会、青森県建設業協会三八支部 程度です。現在建設期成同盟会などの誘致促進運動は一切行われていません!

関連団体リンクテーブル 

 

公開:2020年9月18日
更新:2023年2月18日

投稿者:デジタヌ

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