狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

民間航空路飛行場の必須事項《 栃木国際空港!第2回 》

第2回 21世紀の新空港!に求められる Spec は...

第1項 世界の巨大空港

前回・前々回に述べた通り、世界の空港は、使用機材の大型化により、Runway の延伸を計られており、

特に、航空貨物の Hub(地域拠点)を目指す新空港では4000m滑走路が常識となってきています。

★Map1

第1目 20世紀末以降の新世代空港

開港(完成) 都市 空港名 備考
1981年5月31日 ジェッダ King Abdulaziz International Airport 開港
1981年7月1日 シンガポール Changi Airport

現Runway 02L/20 R(4000m) 一本で運行開始(仮開港)

※1981年12月29日 現Runway02C/20C(4000m)の完成で正式開港!

1982年1月2日 アブダビ Zayed International Airport 新規開港
1983年11月16日 リヤド King Khalid International Airport 開港
1985年5月1日 ジャカルタ Soekarno-Hatta International Airport 開港
1988年3月19日 ブリスベン Brisbane Airport 開港
1980年代 ヨハネスブルク O. R. Tambo International Airport

Runway3R/21L (4421m !)が完成

※標高 1691m!の高地空港。

1994年 シドニー Sydney Airport 新滑走路Runway16R/34L 3963m!完成
1995年2月28日 デンバー Denver International Airport

開港

※標高 1,656m!の高地空港

1998年7月6日 香港 Hong Kong International Airport

開港

●1992年に旧英国領香港政庁が計画開始、返還後に開港

1999年10月1日 上海 Shanghai Pudong International Airport

開港

2001年3月29日 仁川(ソウル近郊) 仁川国際空港

開港

2006年2月26日 マドリード Madrid-Barajas Airport

Runway15L/33R(3500m)と Runway 18L/36R (4350m)が完成

※※標高609m!の高地空港

2006年9月28日 バンコック Suvarnabhumi Airport

新規開港

2007年8月2日 大阪 関西国際空港

Runway 06L/24R (俗称B滑走路)4000m オープンパラレル運用開始

●1994年9月4日Runway06R/24L(俗称滑走路 )単独で暫定開港!

●2007年9月国内初の24時間運用開始。

2009年6月16日 バルセロナ Josep Tarradellas Barcelona-El Prat Airport

Runway06R/24L(3743m 完成)

2009年10月22日 成田 成田国際空港

●Runway16L/34R (俗称B滑走路)2500m運用開始

●1977年12月3日 Runway16R/34L(俗称A滑走路)1本で暫定開港

※標高43m

2014年12月11日 東京 東京国際空港(羽田空港)

●Runway 16L34R (俗称C滑走路)3360m 完成オープンパラレル運用開始

※1931年8月31日 羽田飛行場(滑走路300mX15m巾)として開港。

2018年10月29日 イスタンブール Istanbul Airport 

新規開港

2021年 シカゴ Chicago O'Hare International Airport

●2005年10月拡張開始

※標高204m

2025年9月30日 ムンバイ Navi Mumbai International Airport

新規開港

  • ●オープンパラレル滑走路 2本以上
  • ●3500m超の滑走路長

つまり、今や国際空港では最低でも!3500m級そして4000m 級のオープンパラレル Runway が常識!となっています。

第2目 新興国(発展途上国)の猛追が...

1985年のジャカルタ国際空港を皮切りに、2001年の仁川国際空港、そして2006年のバンコック国際空港、更に本年(2025年)のムンバイ国際空港と、国際航空貨物の拠点(ハブ)空港を目指す!、新興国の猛追!が生じています。

第3目 大きく後れを取った日本

振り返って我が"日乃本"を見渡せば、航空貨物のハブ空港を目指せる!オープンパラレル運用が可能な「真面な空港」は、2025年現在、成田、東京、関空の3空港に限られている状況です。

1-3-1 福岡空港とセントレアでは

日本経済を背負う!輸出産業自動車産業の"メッカ"中京経済圏の「空の玄関口」セントレアでは、やっとセミオープンパラレル滑走路の整備計画が動き始めた"馬鹿り"です。

1-3-1-1 福岡"後付け"飛行場は危ない!

★Vide 3

更に、東南アジアの玄関口博多(福岡)でも、長年"板付け"飛行場に"釘付け!"され、やっと、クロースパラレル滑走路が完成して運用開始されましたが...

  • ●着陸帯の巾75m!
  • ●滑走路と誘導路との間隔110m !
  • ●誘導路帯の巾43.5m(E類飛行機迄)

つまり、新滑走路は有視界専用 Runwayで、ILS レベルⅢ・Ⅱで必要な滑走路帯巾(片側)140mが確保できず、75m !となっており、ILS を装備できたとしても、レベルⅠ止まりとなり増す。

1-3-1-2 クローズパラレル運用は出来てもILS化は難しい

更に、誘導路との間隔が110m!しか無く、ILS無しでもEランク航空機(B777)運用がカツカツです。

しかも、主 Runway 16L/34R 都の間隔(210m !)が狭すぎて、

非精密着陸ランク ILS categoryⅠのLOVは、主滑走路と干渉する為に設置不可能です!

1-3-1-3 Taxiingway は Wake turbulence の影響を

第3回で述べた Wake turbulence の影響をまともに受けることと成り、Taxi way でのTaxiing が大幅に規制されることになり増す。

つまり、俗称B滑走路(Runway16R/34L)の平行誘導路では国際線ターミナル(西側)への並行誘導路は、B滑走路使用中(離発着中)は勿論の事、離着陸後も暫くは(安全上の処置で)Taxiing が出来魔線!

これはJFKでも同じです

共に、「強面の有力者!達の"大人の事情"」が深く絡んでいます。

参※)当サイト関連記事 "幕府?"直轄福岡国際空港の敷地は借地!《 新・福岡国際空港 第2回 》 はこちら。

第2項 地方空港の進む(空)路は...

Regional airports(Municipal Airport)でも、最低!2500m のRunway は必要でしょう。

第1目 国際空港は3500m以上の時代に

前途した様に、今や世界は低燃費でEconomyな中型機により、主要都市間を結ぶ Point to Point の空路網に変化してきています。

つまり、関空・セントレア・羽田・成田・千歳の様なHub空港からの Feeder airline (小型プロペラ機!)に頼るのでは無く!。

最低でも、3000m級の Runway を備えた国際路線(チャーター便)を受け入れて、直接海外からインバウンド観光客を向かい入れるべきなのです。

第2目 基本スペック

以上の条件をまとめると...

2-2-1  "地域"国際空港
  • 滑走路長 3000m(出来れば3500m!)
  • ●滑走帯巾 280m X長さ3300m以上(Resa90m 含む)
  • ●並行誘導路 
  • エプロン巾100m以上X長さ400m以上
  • ターミナルビル 奥行幅40mX長さ200m以上(滑走路から331m以上/エプロン幅100mとして)
  • 貨物ターミナル 奥行幅20m X長さ120m以上
  • 整備場駐機場 100m
  • 整備棟 幅90m!以上X奥行70m以上(A340-200 全長59.4mX翼長63.5m)
  • 高速離脱誘導路(斜路)(※31)
  • Runway 両端から900mの地点に侵入灯台、及び途中に誘導灯火ゾーンなどの航空灯火設置用地確保。
  • 幅100mx長さ300m以上の一般駐車場整備
2-2-1-1 通常時の着陸機排出!の為に

着陸機による、Runway 占有時間短縮のためと、逆風時の渋滞!解消のために、高速離脱誘導路は必須となり増す。

2-2-1-2 並行誘導路は必要!

又、ラッシュ時対策として、通常使用 Runway への並行誘導路は必須となり増す。

第3目 新規空港必要用地

では、具体的に新空港建設に、どれくらいの敷地(用地)取得が必要なのか考えてみますと...

airport5.png

2-3-1 国際空港 その1
 Eクラス迄対応滑走路・公称長さ;3500m
辺長 面積 取得用地

走路

両端(過走帯+RESA)300mX2含む 4100m 145.1hr

180hr 程度

※その他に、着陸誘導灯(着陸帯前後600m X 50m 程度)の用地取得が必要

着陸帯片側巾;140m 354m
間隔170m
誘導路帯片側巾;43.5m

Eクラス2機

Dクラス6機

Cクラス2機

収容可能

エプロン

※貨物機含む

辺長(Eクラス2機 650m 8.5hr
並行誘導路からの奥行(エプロン誘導路帯・安全帯含む) 130m

path way、ターミナルビル、駐車場などの附帯施設

長さ650m 20hr
エプロン端からの奥行

奥行300m

Security Passage 巾3m(路側帯3m)の周回道路用地として

全長約10㎞x6m

6hr

2-3-2 国際空港B(パラレル滑走路)

別稿で述べた通り、世界は、現在パラレル滑走路の普及時代となっています!

アメリカでは、さほど便数の多くない近距離国際空港!でも、オーブンパラレル運用滑走路が、常識!となってきています。

※下図は、Hondajetの生まれ故郷(工場)のある、ピエモント・トライアド国際空港 の例です。

2-3-2-1 オープンパラレル滑走路・国際空港の建設例
滑走路公称長さ;3500m
辺長 面積 取得用地

走路

両端(過走帯+RESA)300mX2含む 4100m 656hr

約660hr 以内。

※エプロン、及び付帯設備は、滑走路間に収まるので、特段準備する必要は無い!

※その他に、着陸誘導灯(着陸帯前後600m X 50m 程度)の用地取得が必要

着陸帯片側巾;140m X 2 1600m
滑走路間隔♥1310m
周辺、警備巡回通路 巾6mの周回道路用地として 全長約12km 巾10m(路側・干渉帯含む) 11hr
2-3-3 国内線地方空港

前途した様に、国内便(&&近距離国際チャーター臨時便)や、航空貨物に対応するには、翼長カテゴリー"Dランク"の航空機(B767)の離着陸に対応する必要があります。

滑走路公称長さ;2500m
辺長 面積 取得用地

走路

両端(過走帯+RESA)300mX2含む 3100m 107hr

127hr 程度

※その他に、着陸誘導灯(着陸帯前後600m X 50m 程度)の用地取得が必要

着陸帯片側巾;140m 344m
間隔166m
誘導路帯片側巾;37.5m

Dクラス3機

Cクラス2機

収容可能

エプロン

※貨物機含む

辺長 400m 4hr

並行誘導路からの奥行(エプロン誘導路帯・安全帯含む)

B767(全長54.9m)

100m

path way、ターミナルビル、駐車場などの附帯施設

長さ400m 10hr
エプロン端からの奥行

奥行250m

Security Passage

全長約10㎞ X 6m

6hr

※1)通常エプロン誘導路は、並行誘導路と共用される場合が多いので、並行誘導路から実質片側分離れてればOKです。

※2)更に、多くの"空港"では"、軽量機エプロンは、輸送 T 類の小型機・中型機エプロンとは、独立しているので、並行誘導路から、最大機種分の間隔があれば、エプロン内(平行)誘導路も、片側巾でOKです。

つまり、翼巾15m未満のAランクの軽飛行機では、脇道に当る誘導路帯は片側15.5m、駐機 berth 間のbuffer zone(路地)は3mで良くなっており、つまり18m間隔で駐機バースが設置できます。

light airplane apron.png

2-3-3-2 着陸帯と誘導路帯は重なっても良い!

誘導路帯は着陸帯同様に、誘導路中心線両側に設けられる"安全帯"で建屋や構内通路(トランスポーター)などの"障害物!"を設置できない範囲です。

但し、滑走路・若しくは誘導路同士の"間隔"が優先されて、誘導路帯同士・若しくは着陸帯と重なっても良い事になっています。

第3項 騒音対策・用地取得対策

第1目 滑走路長の"空付加し"

東京国際空港でも用いられている"空付加し"

別稿で解説した通り着陸時には、滑走路名標示(※滑走路侵入端)直後の1000ft(304,8m)の zone(国交省用語:接地帯)に touch down する様に決められています。

更に、一般的に takeoff roll (離陸滑走)はほぼ全長を要しますが、landing rollout (着陸滑走)は、takeoff roll の2/3程度の距離で事足ります。(※但し、エンジンとブレーキに過大な負担が掛かる)

なので、例えば千歳基地(千歳空港)のRunway36R(国際線ターミナルの西隣の軍用滑滑走路北向)は"滑走路侵入端"間は、3000mしかあり魔線が、北側の過走帯までの距離は4000m!あり、これが公式な滑走路長!となっています。(但し、緊急時以外民間機の使用は出来魔線!)

1-2-1 東京国際空港でも用いられている"空付加し"

この、滑走路長の"空付加し"手法は、海外のハブ空港でも常識であり。

例えば、別稿「滑走路から"飛行場・空港"への進化《 Airport 第6回 》」でふれたシンガポールの Changi Airport チャンギ国際空港では、前述した様に、旧Changi Air Base を改修した Runway02L/20Rでは、"滑走路侵入端"間は3300m ですが...

過走帯間は4000m!あり、一番西のRunway02L(北向)滑走路を離発着に使用する際には、4000m の滑走路として使用!できます。

なので、公称4000mを謳っています。

特に、プロペラ機全盛当時からある"老舗!?"空港は、幾多の改修を経ており、第6回で取り上げた殆どの空港が、この手法で滑走路長を空付加し(空ぶかし)?ています。

更に1998年開港!の香港国際空港もこの手法で、滑走路長3,800mを標榜しています。

※、但し、余程の逆風でもない限りは、"逆向き離着陸"は行い魔線!、更に、逆風では、着陸距離も短くなるので!公称滑走路長より500m程度短くても問題はありません!

なので、今後は、国際空港を目指す地方空港でも、建設費(平行誘導路建設)を"浮かす?"手法として、普及するでしょう!。

第2目 ターニングパッド!

★Video2

滑走路端若しくは、途中に設けて航空機がUターンできるようにする施設です。

Runway 長さが2200m程度で、「便数が余り多くない!地方空港」で、建設費を抑える目的で多く見られますが、成田国際空港の新滑走路(俗称C滑走路)でも、採用され増した!。

つまり、成田の場合はRunway15C(南向き新滑走路)の使用が主(と成り多)です。Runway33R(北向き)は滅多に使用しない!ので、滑走路端!で転回して、使用することにして建設費を抑えたのです。

※、今後国際(チャーター)便誘致を目指す、地方の"国際"空港"でも、Runway延長が容易いこの手法が用いられるでしょう。

turningpad2.png

尚・Dランク航空機以下対応の地方空港の滑走路端に設けられている標準的ターニングパッドは以下のサイズとなっています。

滑走路中心線と、誘導線の取付け角度 30°以下!

ターニングパッドの必要サイズは

用途 Wingspan category 最小半径規定 a;滑走路中心線から端部までの距離 b;ターニングパッドの直線部分 c;斜行辺と滑走路中心線との交点までの距離
普通N類 A;15m未満 10m 24m 34m 42m
B;24m未満 20m 44m 64m 76m

輸送T類

C;36m未満(Dのプロペラ機含む)

30m 65m 95m 113m
D;52m未満 41,5m 96m 125m 152m
E,F;52m以上 60m 133m ! 192m! 228m

となり、翼長64m!未満のカテゴリE(B777)就航を目指す、地方空港では、精密着陸に必要な着陸帯140mをホボ使い切ります。

更に、手動着陸必要誘導路間隔(107.5m+片側誘導路巾)誘導路巾119!mをオーバーします、なので敷地削減効果はあまり有り魔線が...

成田の様に、並行誘導路を大幅に短縮するならば、それなりに用地取得は軽減されます。

※また、ターニングパッドはRunway の左右どちらに設けても良い事になており、通常はエプロン((ターミナル)に近い側に設けられていますが...

片側(離陸Runway端)だけに設置する場合は機長席側、つまり左側に設けるほうが、適切でしょう

第2目 並行滑走路とトレンド

近年の世界のトレンドは、時間当たりの離着陸数!を確保するために、複数の平行滑走路を設ける方向に移っていますが、

市街地に近い老舗!空港では、騒音問題等で、飛行

    3-1-1 20世紀末開港の"新空港"も用地の工夫が

    香港国際空港(1998年7月!開港)は、返還前に英国(旧香港政庁)が、威信をかけて建設した空港で、

    滑走路長3,800m!を標榜しています!が...

    実際に着陸に使用できる距離は、3600m余りとなっています。

    Runway 07R/25L(一番南)
    • ●Runway 標示間;3640m
    • ●Runway 07R(東向き) 着陸有効距離;3640m
    • ●Runway 25L(西向き) 着陸有効距離;3800m
    Runway 07C/25C (中央)

    ●Runway 標示間;3000m

    ●Runway 07C(東向き) 着陸有効距離;3630m

    ●Runway 25C(西向き) 着陸有効距離;3630m

    Runway 07L/25R

    この滑走路は、返還後に「中共が増設!」した滑走路で過走帯間3,970m!約4㎞!あります。

    ●Runway 標示間;3450m

    ●Runway 07L(東向き) 着陸有効距離;3800m

    ●Runway 25R(西向き) 着陸有効距離;3630m

    4-3-2  並行誘導路とエプロン誘導路を共用する場合のエプロンの奥行

    多くの、国内空港で見られる様に、平行誘導路をエプロン誘導路として共用する場合

    4-3-2-1 エプロン誘導路の安全帯

    エプロン内でも安全帯は誘導路帯と"同じ幅"が必要です。

    ターミナル側の"停止線(+安全間隔)"から実際のエプロン(駐機バース)が始まるので...停止線⇔エプロン誘導路(安全帯)境界がberth(日本語スポット)駐機スペースとなります。

    ※エプロン外周部の2車線幅員10m!(※40)トランスポーター通路、及び路側帯(トランスポーター待機帯)は、エプロン外とします。

    apron.png

    (※40)道路交通法では公道上を走行できる大型車(バス・トラック)で巾2.5m未満、長さ12m未満とされていますが、空港構内は適用外なので、巾3m!を越えるバスなども使用されており、片側5m往復2車線"10m巾"の構内車両通路が普通です。

    4-3-2-2 4種(1800m 以上)滑走路付設エプロンに必要な最低奥行

    現在最長の機体B777-9(全長76.48m!)の全長と、停止線から場内トランスポータのサービス通路路側帯までの安全確保巾7.5m!、は最低必要で、滑走路中心線からエプロン端まではトータル 315mは最低必要となり増す。

    更に

    更に、並行誘導路を備える(殆どの)地方国際空港では、並行誘導路とは別に、平行するエプロン誘導線を使用しており、更に(誘導路間隔)91m以上が加算されて、滑走路中心線から406m以上の広大なエプロン を持つ、地方"国際"空港(地方管理空港)が多いのです。

    ※注、何れも、ILS装備Runwayでトランスポーターによるプッシュバック退場の場合。

    一部の地方空港では、小型プロペラ機の"自力離脱""を容易にするために「ノーズイン・トーイング方式」を採用したエプロンも見受けられますが、トラクターを準備しなくて良い?メリットだけで、あまりスペースファクタの良い方式では有り魔線。

    但し、Fランクのジャンボ機(B747,A380)では、ボーディングブリッジを設備したフィンガーデッキがだと、長くなりすぎる!ので、ノーズイン・トーイング方式を採用する場合もあります。

    参※41)Hondajetは、軽量機でも限度いっぱいいっぱいのかなりの大型!なので、個人機の多いアメリカの、個人機専用エプロンでは、前途した様にパイパースパーカブ!やチェセスナのベストセラー206の全長8.61mに対応した駐機バースが一般的です。

    又、Bランク(翼長15m以上)のセスナ・キャラバン!(全長11.46m)や、ビーチクラフトB200B,B350等の貨物機を使用している、ローカル空輸(宅配)会社は、空港内の"分譲"aeraに独自の専用貨物エプロンを取得している場合が殆どです。

    ※別稿参照

    第5項 付帯設備用地

    付帯設備(旅客ターミナルビル、貨物ターミナル、構内トランスポーター用通路、ガレージ、海上保安庁施設!、国交省航空局、駐車場 etc.)の用地は...

    先にふれたように、通常エプロンとターミナル(建屋)は、距離を置いて建設されています。

    第1目 附帯施設の設置条件

    エプロン敷地の外側に設置する必要があり、

    前途した様に奥行方向に、エプロン端から更に、構内トランスポーター(バス、トラックトラクター、消防車両、構内巡回車etc.)通路(通常2車線10m!巾)、を置いて、空港関連施設(旅客ターミナル、国交省出先、国税庁出先、外務相入国管理部署、消防、構内トランスポーターガレージ、航空機ハンガー、機内サービス業者...etc.)及び一般車両駐車場が必要です。

    ★5-1-1 旅客ターミナル

    旅客ターミナル(待合所)施設に関する規定はあり魔線!

    なので、粗末なプレハブ小屋!や、コンテナ改造小屋、更には簡易的な"囲い!"でも問題ないのですが

    5-1-1-1 エプロンからの間隔

    buffer zone.png

    特に、(公表されている)基準は無い?のですが...

    通常、日本国内の空港では、エプロンと(ターミナル等)建築物との間に、構内車両の為の、通路と待機場所(留め置き場)を設置しています。

    つまりエプロン端と旅客ターミナル・ハンガーなどの建築物の間には25m程度の間隔を設ける必要があります。

    4-3-3-2 ピア(接岸桟橋)

    pire(俗称ウィング)は、前途した対象機材により、国内線と国際線で異なります。

    地方空港では、国内線のみボーディングブリッジを備えたピアを設置して、国際線は、所定のバース迄"バス送迎"するのが一般的です。

    つまり、3種の国内線用機材3機を対象とする場合は、エプロン誘導線必要間隔は翼巾36m+4.5m= 40.5 間隔にフィンガー(送迎デッキ)を設けると、

    全長81m+国際専用地上連絡通路 22.5m ≒ 全長 104m の pire が必要となり増す。

    ★Map3 

    ※旅客ターミナル部分を拡大してみて下さい。

    4-3-1-2 並行誘導路2本が常識な国際空港では...

    但し今や、国際空港(ハブ空港)では、エプロン誘導路とは別!に離・着陸別の2本の平行誘導路装備が常識となっています。

    つまり世界の巨大ハブ空港では、更に並行誘導路91m間隔X2が必要となり、全体として、滑走路から506m !以上離れた位置に建設する必要があります。

    つまり、オープンパラレル運用が可能な、平行滑走路間隔4300ft(1310m )では、Runwayに並行したターミナル(pier;ウィング)と、ターミナルビル、アクセス道路の建設は難しく!

    東京国際空港(羽田空港)や D. B. Patil International Airport (ムンバイ新国際空港)の様に1mile(1.609km )以上離れた平行滑走路を持つ国際空港が新設されているのです。

    但し、梯子型のターミナルであれば問題あり魔線。

    4-3-1-3 新設空港の"用地取得"は...

    滑走路ー本

    4-3-2 国内線用の並行誘導路を持たない"飛行場"でも

    前途した、ターニングパッドを利用して、"並行誘導路を省いた!鳥取空港の様な"国内線用の地方空港(地方管理空港)に於いても、

    着陸帯の幅は滑走路センターから両側140m(ILS有の場合)が必要です。

    更にCクラス(要巾35m未満)に限定した場合でも、滑走路と、エプロン内(並行)誘導路間隔は158m以上必要で、更に航空機数機が駐機するためには、エプロン誘導路から生えた!駐機場誘導線(駐機スペース)が必要で、エプロン誘導線間は、40.5m以上、一番端でもサービス通路"端部"との間隔が22.5m必要と決められています。

    4-3-2-1 更に国際線(コードD:翼長52m未満)では

    鳥取空港では、B767-300ER等を用いたチャーター便による中距離国際便も受け入れており、エプロン誘導線の安全帯幅は片側37m 以上!となり増す。

    さらに、前途した様に、障害物との安全間隔が7.5m以上となるので、()エプロン誘導線間隔(駐機バース間)は59.5m以上、エプロン両側の pathway(走行車両)との距離は、33.5m以上必要となっています。

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    公開:2022年5月27日
    更新:2025年10月28日

    投稿者:デジタヌ

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