連載《 見果てぬ夢 "大東亜縦貫鉄道"の擬態!SLB(欧亜鉄道貨物輸送)とは...》ー第7回ー
現在、ロシア、中国共に"帝国主義"と元首による専制政治体制をとっています。
つまり、プーチン大帝率いる新ロシア帝国も、周金平皇帝率いる中国も、共に、元首の専制政治国家であり、(大多数の一般国民の合議性に多数決に下ずく?)民主主義国家とは、かけ離れた"独裁者が専制政治を行う国家"です。
なので外交政策もUSAのように、大統領が変わる度に、国際協調的・開放的なliberalになったり、閉鎖的な鎖国政策傾向の強いconservatism外交に振れたりしない訳です。
第1項 プーチン大帝について
彼はかつての敵国、フランスのナポレオン皇帝のように軍人出身の皇帝ではありますが、政治家を志しヨーロッパ制覇の妄想に耽ったナポレオンとは違い...
軍人らしく徹底した"リアリスト"で、おそらく現在世界の指導者の中では、当代随一の「他国に関する事情通」でもあります。
と言うより「ロマンあふれるイデオロギー」とは無関係の即物的な人物なのでしょう。
何故なら、彼は軍人は軍人でも「諜報機関である"KGB"」に属していた人だからです。
KGBと言えば、東西冷戦時代のイデオロギーの先鋒のように受け取られがちですが、実態はイデオロギーとは関連の無い"純粋な軍人(リアリスト集団)です。
「大人の事情」が一致すれば敵とも情報共有!する
つまり、敵対していた米国のCIAであろうが、英国の諜報機関であろうが"ビジネスライク"に付き合い、時によっては情報を交換し合ったり"共有"したり、金銭で情報を売り買いしたりしていたわけです!
だから、日本の右翼団体!も、共産党も日教組も研究者もジャーナリストも、民間人も"一切差別しないで、"金で情報を売る内通者"がいれば、工作員(スパイ)の協力者・手先として利用するわけです。
しかも、彼自身が「諜報網」に籍を置き「諜報網」を熟知していた人物なので、"情報源の信頼性・情報の信頼性を一番よく心得ており、相手国の現在の民意・世論のトレンドを、相手国の内閣より「いち早く・正確に」つかんでいるわけです。
世論誘導術も
更に、「民衆の世論を誘導するには、何処をつつけばよいか」も当事国の首相、や大臣たちよりも心得ているわけです。
なので、じわじわと「日本国の世論」をロシア贔屓"親ロシア"に導いているわけです!
第3シベリア鉄道 構想「Sibirskey Shinkansen Conception」も、「ベーリング海横断鉄道計画」も日本のお気楽な運輸族国会議員をつついて、金(融資)を引き出すために他なりません。
鼻から、日・欧、中・米の貿易運輸に貢献する気など、爪の先ほども持ち合わせていないでしょう。
公開:2021年10月22日
更新:2024年3月21日
投稿者:デジタヌ
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