連載『バストラム がメトロ ・トラムと呼ばれる日が必ずやってくる!』ー第2回ー
(※以下 直接リンクは事業者公式Website、Wikipedia該当項にリンクしてあります。)
後述するBRT(Bus Rapid Transit)システム(※1)の一つとして、最近のヨーロッパでは『レールも架線も無いハイブリッド 『Bus Tram 』システムが注目を浴びています!
第0項 レールも架線も必要無く「ばい煙」も出さない!低公害ハイブリッド『Bus Tram 』
鉄輪トラム(LRT)同様にナチュラルバリアフリーでありながら、『線路も架空線(給電設備)もいらない新世代のトラム』です!
近年ベルギー・スペイン・フランスなど南欧の地方都市で数多く採用されだしています!
※参1、当サイト内関連記事 日本型BRTの問題点《 鉄タヌコラム令和元年 》 はこちら。
★第1項 超低床"バストラム"を用いたBRTのメリットとは...
最大の魅力はナチュルバリアフリー!
♥車いすにも優しい格納スロープ
鉄輪超低床トラム車両の利点をそのままに♥無軌条化!
ライトレール上を走行する鉄輪超低床トラム車両の利点をそのままに無軌条化!出来ます。
これなら主要幹線を「拡幅整備」し「専用レーン」を新設するだけで、後は「停留所」(簡易シェルター)を建設し多少のハイテク運行システム(運行状況ディスプレーシステム)等を整備すれば、「バリアフリートラム網」が構築できる!わけです。
第2項 トラム最大のメリット♥「定刻発着・定時運行」も持ち合わせる!
道交法の「バス専用レーン」で防備された♥定刻発着!
基本バス専用レーン走行のBRT(Bus rapid transit )なので道交法の「バス専用レーン内一般車両侵入禁止」に守られ「Tram」最大のメリット「定時運行(定刻発着)が可能」となります!
この点からも道路整備(拡幅)により一般車両侵入禁止の「BUS専用レーン」を新たに設けたほうがより一層利便性が確保できます。
※但し既設の「バス優先レーン」を用いた新規路線でも「特認」が得られれば連接バスの運行は可能!です。
第3項 ♥北国の積雪地帯でも安全走行!
坂道・交差点も防雪対策で安全に
一部坂道区間、に防雪対策(スノーシェルター、ロードヒーティング、融雪スプリンクラー設備)を備えたとしても、全線10㎞程度の2車線の専用レーン増設整備ぐらいなら、MAXでも20億/㎞程度で収まるはずで、しかも後述するように「交通渋滞」等の道路交通障害緩和に直接貢献できます。
第4項 一般道では50㎞/h、自動車専用道では80㎞/hの高速走行も可能!
鉄輪トラムは道交法により併用軌道走行では最高時速30km/hと定められているが、バストラムはこの規定は適用されない「大型車両」であり法定50㎞/hでの走行が無条件で可能です。
更に、自動車専用道(高規格幹線道路・都市高速)などに専用レーンが設置出来れば、最高運行速度80km/hも電車とおなじように立ち席が特認されるでしょう。
※但し現行法規では、シートベルト着用は必須。
♥ヒューストンのシルバーライン
公開:2019年7月19日
更新:2024年3月29日
投稿者:デジタヌ
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