狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

Fantasy『 "邪馬台国"は都市国家の連合体で"都"など無かった!』ー第5回ー

第5回 渡来人(混血種)弥生人が作り出した「那の倭国」の潮流!

とかく現在の日本史研究家(古文書研究家・国文学者!)は、「話をすり替えて」稲作伝来を主眼にした農耕文化と、縄文人の狩猟・採取文化の「対比・利害得失」を主眼に、統一国家「日ノ本」形成論を論じますが...

観点を変えれば日本建国史は、『縄文人の"自然崇拝・シャーマン口述・伝承文化"と新生・弥生人の"文字・宗教文化"鬩ぎあい

といえるのではないでしょうか...

参※)当サイト内関連記事 東北での"先住民・縄文人 えみし 民族"と"渡来系混血・弥生人 大和民族 "との攻防の歴史... はこちら。

第1項 日本史の常識?古代・中世・近世のFake!とは...

彼ら日本史創作家!(古文書愛好家)国文学者共が、古代としている時代は、律令制度が確立して、倭国連邦が機能していた頃と、それ以前の石器時代も含めて一括りにして古代と称しているわけですが...

第1目 日本土着民族・縄文人による石器時代・前古代!

前途した様に渡来人が漢字をもたらした石器時代の飛鳥・奈良時代に日本最初の古文書として、

古事記(712年)・日本書紀(720年)の"2大 fantasy"が legend(口承伝説!)に基いて書き起こされ

その中で「神代の時代」とされている時代が石器時代・前古代!と称されている訳です

第2目 Fake が定説・常識となり義務教育にもつながった日本史?

前途した様に、日本国の"生い立ち"をtrace(なぞる)する日本史創作家の国文学者!達は、

稲作と測量技術・土木技術(灌漑技術)、そして仏教と漢字を"伝来"させた、渡来人僧侶・技術者集団を受け入れた(ひきつれた)傀儡政権!「弥生人」の大和王権側の立場で見た、「上から目線!勝者の論理"仮説"」に則った「建国?のシナリオをぶち上げているわけですが...

『弥生人・渡来!以前から、数万年にも渡り日本列島に"定住"していたnative(土着)民族"縄文人"の文化(歴史)を否定している!わけでもあるわけです。

第3目 native japanese 縄文人

前途した様に、約1万2千年前に大陸と完全分離!された日本列島には、それ以前の約7万年前のころ、日本海(巨大湖)の南端と東端から、多くの動物とともに旧石器時代の現生人類ホモサピエンス(約20万年前に誕生)が渡来して、日本列島全域で「縄文人」として暮らしていたわけです。

第2項 渡来人集団・弥生人!が中心となった金石併用時代の古代!

これに対して、"西日本"に稲作を伝来させた「大陸(中国?)」と繋がりのある、渡来人集団"弥生人"の文化圏"が「那の倭国」の"始祖"となる訳です。

第1目 古代の文化・経済圏「那の倭国連邦」(大和調停?)

現在我が国では、「那の倭国」Federation ・大和王権(朝廷)は、瀬戸内海を国土軸?として、四方に勢力圏を広げていった結果、成立したnation(統一政権)「日乃本」という、征服者の「上から目線("常識")」のFakeが大勢(学派)を占めているわけです。

第3項 弥生人文化圏(生活圏)の日本列島制覇!・基本概念

古代における一つの区切りは、古代・中華王朝の冊封国(さくほうこく;属国)化!と、紙文化漢字・仏教文化)伝来で、大化の改新と大宝律令が一つの節目となった訳ですが...

第1目 明確な縄張りと統治!の概念

  • ●紙(文字・漢字)文化と、仏教思想。
  • ●土木(河川改修)技術による"治水"conceptと、稲作(農耕)文化。

階級制度(農奴!)を伴う明確な district(縄張り)分けと lord(領主)の概念が「那の倭国」連合(大和"調停"政権)の concept でしょう。

そしてそれを支えた国土計画?の trend,new wave の基幹をなすのが、渡来人が持ち込んだ文化ではないでしょうか。

文字文化(漢字)と仏教思想

根幹をなす文字(漢字)と仏教思想の伝来が、古代を形作る「那の倭国」連合国(大和"調停"政権)を成立させた、原動力でしょう!

それまでの女性 shaman (巫女)のお告げに下づく政(まつりごと)を基本とした、「自然崇拝」の自然発生的 Community(生活圏・集団)から、

文字による記述・明文化(文書)」による「lord(領主)の territory (利権範囲)」概念に基づく、階級文化圏・生活圏を基本とする、律令体制・郡県制に下ずくdistrict(令制国)体制に、移行していった訳です。

稲作と治水(河川改修)技術

大陸から伝来した稲作技術は、同時に治水・利水(灌漑技術)に繋がる土木技術(測量技術)と、

農耕を支える青銅器・鉄器も伝来させたわけです。

この青銅器・鉄器などの精錬技術、と土木(測量)技術のおかげで、倭国連合国(大和王権)が、各地に荘園(manor,plantation)を構えて、territory(実効支配地)を広げていけたのです。

(※但し、稲作は、弥生人傀儡政権の"那の倭国(連合)"だけではなく、縄文人の"蝦夷の倭国"にも伝わっており、ということは、青銅器・鉄器もほぼ同時期に当時絶対多数派であった(とされる)、「蝦夷の倭国」Region(漠然とした地方・一帯)にも伝わって!同時に渡来技術者が漢字も伝えていた!はずです。

つまり、その時点では両勢力が対等」というよりも、

むしろ「蝦夷の倭国」のほうが人口で優位に立っていたのではないでしょうか?

 

公開:2022年12月21日
更新:2024年3月15日

投稿者:デジタヌ

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