空港の主役滑走路《 Airport 第2回 》
第2回 空港の主役! Runway
(2025年11月4日改訂―Version2,Revision2)
第1項 Runway 滑走路
飛行場・空港の基幹を成す施設です。
第0目 Runway と呼ばれるように成った経緯
以後の説明の重要なキー(前提次項)と成るので、クドク!?説明します。
1-0-1 アメリカ人は鷹揚でも
前途した様に、アメリカの空輸業界の人達や public relations(広報)に関与している journalist は wit & humor に富む知識層なのですが、反面大半のアメリカ人がそうであるように割と"鷹揚"(※00)でもあります。
参※00)厳格な?英国人は steam locomotive(蒸気機関車)、electric locomotive(電気機関車)、diesel locomotive(ディーゼル機関車)と呼び分けますが...
アメリカ人は総称して Engne(原動機) と呼び、railroad (鉄道)をRoad 、幹線道をHighway!と呼ぶ様に、割と"鷹揚"(おおらか)でもあります。
1-0-2 本来は離陸は Take off 着陸は Landing
本来は、離陸は Take off、着陸は Landing なのですが...
第1目 最初は Landing のみ!に...
記録映画でお馴染みな様に...
最初の動力固定艇翼機 Wright Flyer は、木製レールと重り・滑車を用いた Catapult (日本語カタパルト)で射出していました!
つまり、Runway は Landing にのみ使用!されたのです!。
""多分"取材した新聞記者が、聞きなれない Landing fieldを Runing Way(field)と聞き間違え?、
Runway (着陸路)が定着したのでしょう。
1-1-1 Catapult;射出機とは
日本語のカタパルト( Catapult )はラテン語の catapulta (射出機)に由来して、祖は古代ギリシャの katapeltēs からきています。
1-1-2 射出機の仲間!
- ●Ballista(ネスカフェでお馴染みのバリスタも同義語!です)
- ●Springald
- ●Mangonel
- ●Onager
- ●Trebuchet (Couillard)
- ●Rocket launcher
ローンチカスタマー(製造着手を決定付けた顧客)というカタカナは、このLaunch(打ち上げ、着手)が原語です。( Lauch customer という英熟語の語源です!)
つまりランチとローンチは、"カタカナ読み"の違いだけです。
1-1-3-1 Samuel Langley のグライダー実験に使われたカタパルト
航空機に用いられたのは、Samuel Langley というアメリカ人が、1891年の Otto Lilienthal のグライダー初飛行成功に刺激されて、"バネ式のカタパルト"を用いて、(有名なライト兄弟が1903年12月17日に動力飛行機の初飛行に成功する前に)1887年からゴムバンド!動力の模型と、滑空機の実験を行っており、1896 年 5 月 6 日の5号機の試験記録写真も残ています。
1-1-3-2 実は launch pad も併用していた
彼は、後述するランチャー( launch pad ;発射台)も併用していました。
1-1-3 カタパルト とランチャーの違い!
日本語にすると何方も『飛翔体の"射出機!"』という事になりますが、
- ●Catapult は動力を用いて飛翔体を射出する装置
- ● launcher は無動力の射出装置
と大まかに分類されてています。
1-1-3-1 Cannon との違いは?
同じ飛翔体でも、砲弾の様になそれ自体には推進動力を持たない"無人の飛翔体"を発車するカタパルト!は、Cannon(大砲)と称されています。
ならば、『グライダーは動力を持たないではないか!?』
と成るのですが、模型グライダー以外は"有人で飛行!"するので、Canon とは区別されているのです。
1-1-3-1 cannon の語源は
ギリシャ語の kanna(葦;ストロー)が、ラテン語の canna に成り、更にイタリア語のcannone(大径パイプ)が英語の cannon に成ったとされています。
第2目 基本は着陸施設
基本は着陸場!なので、認識記号も、着陸時に機種が示す方位!で呼ばれるのです。
1-1-1-2 場外離着陸場(Landing strip)
日本では、正式な滑走路登録 (Runway番号)を持たない!Landing strip(滑走路)は、場外離着陸場と呼ばれ、小型機の農薬散布やグライダー用の滑走路等が、これ(landing strip)にあたります。
一時流行った?農道空港(農道離着陸場)もこれに当ります。
本田エアポート( 埼玉県比企郡川島町出丸下郷53−1!)はRunway14/32が割り当てられた正式な飛行場です。
第3目 Surface(路面)
Surface舗装・未舗装についての規定(規制)はあり魔線。
但し、ICAOに加盟する"空港"では、民間旅客機の発着に対応する必要があります。
なので極東露西亜に点在する俗称; landing strip (滑走路)は空港・飛行場とは見なされて魔線。
1-3-1 水上機が使用する飛行場
水上機が使用する滑走路!?は河川や湖上であっても♥Sealane!と称されます。
更に"水面""を示すW(Water)が末尾に付されます。
たとえば父島の海上自衛隊父島基地にはSealane 00W、が存在するはずですが...
公開資料には見当足り魔線!でした。
1-3-1-1 ホノルル国際空港には2本の Sealane が設定されている
後述する Daniel K. Inouye International Airport(ホノルル国際空港)には、Sealane 8W/26W(5000ft X 300ft ≒ 1524m X 91m) と Sealane 4W/22W(3000ft X 150ft ≒ 914m X 46m) の2本の Sealane が、FAA公式Airport diagram で案内されています。
★第2項 呼称に関するルール
呼称については、前途した経緯で"飛行機"のパイロット目線!で、"機首"が示す羅針盤(Compass)の"磁極方位"で Runway00(磁北)→Runway18(南)→Runway35(350°)まで上2桁の数値で示す決まりになっています。(※21)
参※21)日本語ウィキペディアでは、態と難解!に解説していますが...
起筆者(辞書編纂者?)は、羅針盤(コンパス)を使用した事が無い!のでしょう。
英語版では、明快に解説されています。
★phot.1
♥クリックすると拡大できます。
《w:en:compass (w:nl:kompass) bought in Sofia (next to Alexander Nevsky Cathedral)より引用》
参※当サイト関連記事 日本語ウィキペディア が 鉄道系Youtuber から"こけ"にされる訳とは... はこちら。
第1目 磁北と真北
2-1-1 偏角
但し、コンパスが示す北(磁北)は自転軸の北極(真北)とはずれています!
このずれを"偏角"と呼びます。
(偏角)は場所や時間によって変わります。例えば、磁気図2020.0年値において、札幌では磁北の向きが地図の北よりも約10度西にずれますが、那覇ではそのずれは約6度になります。<国土地理院広報資料より引用>
2-1-1-1 日本では西編
磁北が真北より東側にある場合を東偏、西側にある場合を西偏と呼び、現在日本では南鳥島(偏角0度)を除く全ての地域で西偏となっています。<国土地理院広報資料より引用>
第2目 地図上の方位と滑走路の方位は不一致
磁石が発見されてから、羅針盤(コンパス)が発明されて、長らく航海に活用されてい来たわけです。
そして、現在も船舶・航空機では"磁気センサー"を用いたコンパスを頼りに海図・航空地図と照合(GPS位置確認)して航行されています。
2-2-1 航空地図は磁極標示
各国の政府機関が公表したデータに下ずくgooglemap や、出版社が販売している"地図"上に記載されている方位(真方位)と、滑走路呼称はずれています。
これは前途した様に、真方位(自転軸方位)と磁極方位がずれている為です。
なので、極僅かな(磁北と真北の完全一致)例を除き、世界の滑走路は、地図上の方位(真北方位)とは"ずれて"標示"されています。
2-1-2 Ranway 呼称は磁極方位で命名
現在でも、各国が公開している航空地図や海図やGPSデータベース等と照合しない限り、偏角を考慮した"真北"を知るすべはありません。
つまり単独で真北(自転軸)を表示できる方位計はありません!(※22)
なので、航空機(パイロット)が空港(飛行場)の位置(VOR位置)を、明確に把握するために、磁北方位で Ranway を識別しています。
参※22)スマホのコンパスアプリでは、"磁北"と"真北"の標示切り替え機能があり、小生も活用していますが、これは、GPSデータと"地理院地図データ"を照合して、リアルタイムに真北を"演算"して、標示しているのです。
2-1-2-1 軽量機の有視界飛行で重要
特に後述する自動航行装置(自動操縦装置)を持たないカテゴリA軽量機では、目視と航空地図による"有視界飛行"がメインとなるので、
到着飛行場の方位を把握することが重要となり増す。
第3目 複数の並行滑走路を設置する場合
2-1-1 並列滑走路の場合
並行するRunwayがある空港の場合は、着陸(離陸)方向にL、C、Rを付記して、りRunway 00Rという風に呼称されるのです、
日本では、A滑走路、B滑走路などと呼称する場合が多いようですが...
滑走路上の表記を"視認"できるまで接近しないと確認が出来無いので、遠くからでも視認できる♥L、Rの方が合理的(より♥安全!)なので、正式にはL、C、Rで区別されています。
一通!の場合は、Runway36の様に、単一呼称で、♥双方向に離発着できる場合は、Runway 18/36
という風に呼ばれます。
2-1-2 4本以上の平行滑走路!を有する場合は
千歳空港の様に同一方位で♥4本!以上の平行 Runway を有する大空港!では...
♥着陸侵入方向に向かって、左から順に Runway に正規の磁極方位!標示してLRを付し、
3本目・4本目は更に10度をプラスした記号にLRを付して、Runway 標識とします。
2-1-2-1 千歳空港では
本来(真方位)、千歳空港(北向き)は、Runway17となりますが、前途した様に、磁北が西編しているので、旧滑走路(現行千歳基地)の平行滑走路は、北向左端が Runway36L として2本目をRunway36Rとなっています。
そして新設された民間航空機用の3本目は"慣例"に従いRunway01L!、4本目をRunway01R!として呼称しています。
なので新千歳空港(民間機用)の Runway は一見逆方向!の表示と成るのです。
★Map.1
2-1-2 空港名は付され無い!
尚、Runway "表示"には空港名は付され無いので、アメリカの様に、近接して別の空港がある場合、問題と成る場合もあります。
★Video.1
★
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公開:2025年9月 8日
更新:2025年12月18日
投稿者:デジタヌ
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