パラレル滑走路とトレンド《 Airport 第3回 》
第3回 パラレル滑走路とトレンド
近年の世界のトレンドは、時間当たりの離着陸数!を確保するために、複数の♥平行滑走路を設ける方向に移っています。
第1項 横風滑走路は過去のもの!
★Video 2
嘗ては、横風時に使用する、クロスする(主滑走路よりも短い)補助ランウェイが設けられていましたが...
横風に"強くなった!"現在のジェット機では、離発着数を優先させて、クロス・ランウェイは設置され無くなっています。
第1目 設置される場合も
年間を通じて、風向きが安定しない!空港では、横風ランウェイも設置させる場合もありますが、メインの滑走路と交差しない!工夫がなされています。
★Map 1
1-1-1 過去を引きずっているホノルル国際空港
日本人にもなじみの深い Daniel K. Inouye International Airport(ホノルル国際空港)は、1977年に世界初!の海上滑走路!(Runway8R/26L)を沖合に建設して、以来
4本のRunwayと、2本の Sealane 8W/26W と Sealane 4W/22W が設定されており、飛行艇が利用されていますが...
1-1-1-1 横風滑走路が問題!となっている
- ●主滑走路2本と、横風滑走路(着陸帯)が重なっている!
- ●横風滑走路同士が、近接している!
- ●2000m滑走路には、誘導灯火が設備されていない!
戦前の 1927年開設の John Rodgers Airport (Rodgers Field!)の当時からあった、横風滑走路Runway04L/22R、Runway04R/22Lは、Runway08L/26R(12,312ft≒3,752m)と共に、近年全面改修されて、ICAOの新基準に下いた幅150ft(45m)幅に変更されましたが、東端でクロスしています!
つまり、互いに干渉障害!を生じています。
オマケに、横風滑走路同士は515ft(157m )しか離れておらず、同時離陸が行え魔線!
なので、更に2,120mのRunway04L/22Rには、着陸誘導灯火が無く、軽飛行機が昼間有視界飛行に利用する程度しか役立って魔線。
しかも、主滑走路2本を利用している大型ジェット機の巻き起こす Wake turbulence の為に軽飛行機(プロペラ小型遊覧機)は常に危険!と隣り合わせの状態です。
つまり、折角9000ft(2740m) に延伸したRunway04R/22Lも、横風時以外には役立って無い!のです。
★Vide 3
第2項 パラレル滑走路
国交省の定めたパラレル滑走路には次の3種があります。
※パラレル(並列滑走路同時離着陸)運用は各国それぞれ異なる、基準が設けられています。以下は日本国内の規定です。なので全てカタカナで表記します。
- ●オープンパラレル滑走路 同時離発着可能
- ●セミオープンパラレル滑走路 同時離陸のみ可能
- ●クロース・パラレル滑走路 同時使用不可!
第1目 オープンパラレル滑走路
十分な距離を隔てた滑走路間では、同時離発着が可能(認められます)とされています。日本では4300ft(1310m )以上とされています。
現在この規定に合致する日本国内の空港は、
- ※那覇空港;Runway18R/36L,Runway18L/36R)、
- ♥関西国際空港;Runway06R/24L,Runway06L/Runway24R)
- ♥東京国際空港(羽田空港)Runway16R/34L、Runway16L/34R
- ♥成田国際空港
- ※新千歳空港」(千歳基地)Runway18R/36R、Runway01L/19R)
但し※印の空港!は空自基地の滑走路を間借り!しているだけなので、民間機の使用は制限(千歳は不可!)されています。
第2目 セミオープンパラレル滑走路
同時離陸は可能ですが、Wake turbulence (後方乱気流)!の為に同時離発着は禁止されています。
nihonndeha 日本では2,960ft(760m)以上離れている平行滑走路(空港)では、同時離陸が許可!されます。
※又は前後にズレて配置されている平行滑走路。
中部国際空港の新滑走路がこれに相当します。
第3目 クロースパラレル滑走路
平行滑走路同士が近接している場合は、同時使用は許可され魔線!
つまり、(Wake turbulence が収まる)一定時間をおいて、交互に離発着が許可されます。
この場合は、通常Landing が優先されて、平行滑走路ではTake off する機が待機する事となり、一本滑走路の1.2倍程度しか処理能力が向上し魔線!
★Video4
2-3-1 新千歳空港も
前途した様に、空港全体としては、千歳基地!は、オープンパラレル運用が可能なのですが、
新千歳空港として、民間機が使用しているRunway01R/19L、Runway01L/19R の2本の滑走路は、300m!しか離れていないので、前途した Wake turbulence の影響を避ける為に同時離陸も行え無い、片輪(カタワ)空港なのです。
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公開:2025年9月 8日
更新:2025年10月23日
投稿者:デジタヌ
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