狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

空港施設と空港用語 《 Airport 第1回 》

プロローグ 第1章 航空用語と airport の起源

(2025年9月3日改訂―Version 1 Revision 1ー)

第1項 airport の誕生と付帯施設の naming

有人 airplane(固定翼機)は、前表の様に19世紀に発明されて、20世紀に入りライト兄弟により動力化!され、主にアメリカで普及!した flying machine(航空機)の一種です。

なので、takeoff(離陸)と landing (着陸)に用いられる airplane field(飛行場)、airport(空港)の"施設群"の呼称も、 wit (既知)とhumor(ユーモア) に富むアメリカ人が naming した用語が慣例として、(公式・非公式に)世界各国で使用さています。

第1目 附帯施設

airport とは、航空機を船に、airplane field (飛行場)を港に見立てた表現です。

なので、概ね"港湾施設"に準じてネーミングされています。

1-1-1 naming について

空輸の黎明期には、airport(空港)等は存在せず!、もっぱら無舗装の landing strip (離着陸路;滑走路)を備えた airplane field(飛行場)が主役でした、 実用的な airplane(動力固定翼機)が各地に"就航"するようになって、airport(空港)が生まれました。

第2目 施設名称

  • ●Runway( landing strip ) 滑走路
  • ●Taxiway !? 誘導路
  • ●apron 駐機場 
  • ●Gate ;日本(国交省航空局)では"スポット"と呼ばれている"駐機場所"
  • Container Yard コンテナヤード 
  • ●gate 搭乗口
  • ●Terminal 旅客待合所・搭乗手続き、入出国手続き
  • ●Gates(pier) 日本語ではウィングと呼ばれていますが、アメリカ(一部の州)やオランダではPier(桟橋) と"港湾用語"で呼ばれています。
  • ●finger deck ;送迎デッキ、
  • boarding bridge ;ボーディングブリッジ;、搭乗橋
  • ●Hangar;格納庫
1-2-1 apron

""駐機場"を apron(エプロン)と呼びます。

そして、airplane の駐機スペース(berth)も含まれます。

1-2-1-1 スポット?(駐機場所)

つまり、鷹揚!なアメリカ人は、駐機スペースも apron (駐機場)として一括りにしています。

※日本(国交省航空局)では"スポット"と呼ばれていますが、 米国の Gate が搭乗口と混同しやすく使いたくない?のならば、港湾施設に倣ってberth(停泊位置、投錨地、係留場所)と呼称するのが適当!ではないでしょうか?

1-2-2 ゲート

日本では、"搭乗口"(改札口?)と命名されている Gate は、本場?アメリカでは、前途した、"スポット?"を示します。

これは、搭乗券を駐機スペースに"停泊"している航空機のタラップで"検札"していた名残です。

1-2-3 ターミナル

日本では、旅客ターミナルと呼ばれている、搭乗手続き(出国審査)を行う、中枢施設(空港ビル)は、各国でも Terminal です。

但し、空港ごとに、中枢ビルで、搭乗手続きを行う方式と、分散ターミナル方式とに分かれています。

1-2-3-1 Multi-terminal conxcept

分散型ターミナルビル・コンセプトの代表例は

  • ●シンガポール・チャンギ国際空港(3ターミナル)
  • ●ダラス・フォートワース国際空港(5ターミナル)
1-2-3-2  one(mono)-terminal concept

対して、ターミナルを一か所に集中させた空港としては...

  • ●上海浦東国際空港;集中ターミナルと5つの pier
  • ●香港国際空港;集中ターミナルと東西両翼&大楼、中場大楼の4pier
  • ●デンバー国際空港;集中ターミナルと3つの gates (pier)
  • ●アムステルダム・スキポール国際空港 
1-2-4 ウィング

日本ではウィングと呼ばれている、pier(岸壁)は、本場!?アメリカではGates(Gate 複数形)と呼ばれることが多いようですが、アメリカ(一部の州)やオランダでは Pier(桟橋) と"港湾用語"で呼ばれています。

1-2-4-1 finger deck

finger deck (送迎デッキ);ピアから突き出た部分の事で、当初は屋上が送迎デッキとして公開されていたので、日本語では送迎デッキとなりました。

1-2-4-2 boarding bridge

boarding bridge とは、finger deck と airplane を結ぶ"搭乗橋"の事で、これも、港湾施設のフェリーと桟橋を結ぶ可動橋に由来します。

※但し、車両を取り扱う跳ね橋は linkspan と呼ばれています。

1-2-5 trap

中型旅客機誕生当時から、ある車輪付き(自走式もある)の移動施設で、貨客船などの乗船に用いる、Trap(オランダ語の階段)から派生しています。

1-2-6 Hangar

hangar とはHanger(洋服掛け!)!と一字違いの紛らわしい表現ですが、

格納の意味合いがあります。

ライト兄弟も、木造の"仮設小屋"(sheds)を製作・整備に用いていました。

当然当初は専用施設は無く、フランスでは牛舎(cattle barn)が用いられたり、英国では当初 aeroplane sheds と呼ばれていました。

つまり、黎明期の航空機は小型機でもあったので、構造的には cattle barn に近い sheds なのですが、

格納(収納)する意味合いで、"誰か(newspaper reporter ?)"が hangar と呼び始めたのでしょう。

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公開:2025年9月 8日
更新:2025年12月18日

投稿者:デジタヌ

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