狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 鉄道は旅客輸送の1手段にしか過ぎない!ローカル線の役割とは?』ー第4回ー

第3節 今の状況では21世紀の日本を担う真の「交通政策」など期待するほうが無理なのかも?

「XXの一つ覚え」で大規模土木工事しか景気刺激策が無いと思い込んでいる連中が、政権を握っているようでは、レッドチャイナの共産党1党独裁政権と何ら変わりないといえるでしょう。

「我が日乃本」も中国同様に「亡国のシナリオ路線」を盲進しているのでしょう?...

公共インフラ整備はある面必要悪ではありますが、最低でも「国民の役に立つ代物」でなければならないはず!です。

第0項 建設できても"意地"できない整備震撼線!

(Version1,Revision3 ー2024年2月26日改訂)

リーマンショックで国際市場を失くした鉄道機材 constructor syndicate(cartel)からの(政治献金・裏金!)為に、景気回復と称している整備新幹線建設推進プロジェクトですが...

中国のように「ダム」も「鉄道」も「道路」も国民の共有資産で有り、いつしかダムが崩壊した時には、流域の被害補償は所有者である"国民"が贖うでは...?

日本でも同じことで、巨額公共投棄?で建設した整備新幹線が超赤字路線となり、3セク赤字ローカル路線が破綻して・廃線になったとしても、誘致した自治体住人の要求を満たしただけで、「時の政権・政府には一切の責任はございません!」では、お隣中国と全く同じだといえます!

第1目 コロナ禍前の山陽新幹線でも黒字ギリギリ!

コロナ禍前の山陽新幹線でも黒字ギリギリ!状態で、その他の整備新幹線では40年リース!のおかげで、固定資産税免除!減価償却必要無し!なので、

表面上黒字?を装っていますが...実質は軒並み赤字運行!

40年後にJR各社」から"廃止通告"されても"文句が言えない!"状況です。

いくら何でも新幹線でJR各社お得意?の必殺徐行運転は出来ないでしょう...

第2目 〇X新幹線沿線の〇X市は政令指定都市では無い!

50万都市!を結ぶ中国高鐵でさえ...

政令指定都市にあたる人口50万人! Metropolis(大都市)間を繋ぐことを目指して約7万km!にも及ぶ 高速鉄道網(Rural shinkansen)が建設されましたが...

ハッキリ言って旅客需要も無いような、時間当たり1往復の高速バス(トイレ付 9番席タイプ 36名)で事足りる程度!の、日本の田舎町を結ぶ整備震撼線(Rural shinkansen)を強硬建設!しても、中国高鐵同様に運行"意地"は困難!でしょう。

つまり日本国政府は、国民を"巻き添え"にして借金(国債発行)地獄に陥り!

紙幣が紙きれ同然ハイパーインフレ日本経済崩壊してしまことに...

第1項 国交省とは名ばかりの呉越同舟組織が問題!

国交省の内部対立が招いたチグハグなアクセス行政の"歪"の結果が、高速道路と在来線・整備新幹線の対立を生んでいるのでしょう!...

2001年の国土交通省発足以来 四半世紀を迎えようとしているにも関わらず、いまだに旧建設省の「高速道路建設推進派」と旧運輸省の「整備新幹線建設推進派」の意見調整・協調・統一が達成できてなくて!?省内での派閥争いに明け暮れている有様では...

所詮・利益誘導(政治献金・選挙協力)・業界癒着(天下り再就職先との関係)の構図は変わって無く、お互いに切磋琢磨?して「意地の張り合い」を続けているだけなのでしょう!

第2項 公共インフラ整備には、機会・平等、公益、公正な精査、成否・判断が必要!

私たち国民の一人一人が「後世の子孫」につけを残さないで済むように、道路・鉄道などの陸運、空路などの「利害・特質」を総合的に精査・判断して、目先の便利さだけに目を奪われずに厳しい判断・評価を下していくべきではないでしょうか?

国の諮問機関である「交通審議会」は道路行政・鉄路行政・空路・海運(港湾整備)とすべてバラバラに動いており、しかもメンバーにテクノラート(工学者)は加わって無く!、"その道の大家"といわれる「経済学者!」で構成されていて、「建設推進xxx」同様に頭の中は「¥」だけで、公正な技術評価などできない人たちばかり?!

不要不急の古(フル)規格整備新幹線建設計画は私たち「国民一人一人が厳しく監視」して阻止しなければ、神様も救ってはくれません!

第3項 運輸族の好き放題にさせておくと...

地元賛成派と新線線建設推進一派の運輸族ばかり頼っていると...

建設費圧縮?の為に、北陸新幹線の前例を上げてトンネル短縮の為に最急勾配30パーミルで四国山地を掘りぬけて「JR貨物」が走れないような「障害路線」の計画を強引に推し進めてしまう恐れも十二分に考えられます!

何度も繰り返しますように、「四国新幹線・山陰新幹線・羽越新幹線」構想では"特急・普通・貨物"の「3本の矢」がそろわないと最低の営業収支(リース支払い相当額)すら見込めないようなルーラルラインなので、古規格新幹線妄想では実現は不可能!で強行すれば、最悪全国にある痴呆3セク同様に、JR各社そのものが深刻な経営危機に直面することになるでしょう!

 

公開:2021年2月15日
更新:2024年2月27日

投稿者:デジタヌ

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