狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 鉄道は旅客輸送の1手段にしか過ぎない!ローカル線の役割とは?』ー第1回ー

前書き 時として断捨離も必要な regional line

始めに

一般人に受け入れられやすいように、かたかな日本語のローカル線という表現を用いましたが...

日本の mass media(マスコミ;TV各局、全国紙)はバカ馬鹿りなのでしょう!...

英単語の local のつもりでいるならば...限定された場所つまりは特定の zone を示すので、都会のローカル線はおかしくはないのですが...

所謂地方交通線を表したいのならば、regional line が正しい表現となり、ローカル線では英語圏では通じま線!

さらに、肥料の香り?が漂う「田舎の田園路線?」であれば、rural line が"通じる"表現となります!

なので、本文中では、rural line と表記させていただきます!

尚、道路の場合も、ワインディングロードというカタカナ日本語は外国では通じず!ヨーローッ

パの、田舎道は Rural Road と呼称しないと通じません!(※01)

参※★)当サイト関連記事 テストコース と呼ばれている proving ground の 走路用語 について はこちら。

爺婆になると...

年を経るとだんだん断捨離が出来なくなり、年に一度も使わないようなものまで『いつか使う日が来るから...』と後生大事に取っておくきらいがあるようで、かく申す小生もその一人ではありますが...

『何時かは、乗る時が来るだろう...』と取っておいた鉄道に"お位牌"になってから乗せてもらっても仕方ないですし、ここはひとつ後を継いでくれる若者たちのためにも空気輸送のローカル線は断捨離すべきご時世なのではないでしょうか?...

★プロローグ JR各社や3セクがいくら頑張っても、"使いようのない路線"

北海道以外の内地?では、ご先祖様の判断ミスで近くを走る鉄道が使えない状況も多々見受けられます!

どういうことかというと、嘗ての鉄道事業黎明期に開通した歴史ある路線に限って、ご先祖様の反対運動で集落から離れたところ「ポツン」と追いやられた駅が多い!ようです。

その時代時代で、交通インフラは変遷をたどり...

その時々で、「長老連中の懐古趣味」も変わってきました!

つまり、ノスタルジーとは「幼かったころの思い出」を美化したものにすぎません!

第0項 "ジェット機もマイカーもなかった昔"には戻れない!

明治初期には、江戸時代の生き残り連中が、籠、馬喰の操る荷馬車、川船を懐かしみ...

令和の御代の現代の長老たちは、幼かったころの"汽車(鉄道)"に、そこはかとない郷愁を感じるのでしょうが...

令和の今時、鉄道に執着している人たちが子供の頃には、ジェット飛行機(空港)も高速バス(自動車専用道)も下手をすると舗装道路さえ完備されていなかっただけです!

幾ら懐かしんでも、"ジェット機もマイカーもなかった昔"には戻りません!

第1項 鉄道事業を支えるには freight transportation と passenger service の両輪!が必須

ハッキリ言わせていただいて、21世紀令和の御代の今、新幹線が整備されていないような"辺境の地"では...

一部の狂信的信者が騒いでいる「新幹線信仰」だけでは「神風」は吹かないでしょう!

旅客需要だけでは鉄道事業は成り立ちません!

つまり旅客需要だけでは、新幹線を採算ベースに乗せるのは難しく、嘗てあまた全国にあった旧国鉄赤字ローカル線転換「赤字3セク鉄道事業者」同様に経営破綻!して、結局「廃業・廃線!」となる同じ(鉄)路を猛進する結果になるでしょう!

Rural Shinkansenを"存在"させるにはfreight transportation (貨物輸送)と passenger service (旅客)の両輪!が必須条件となるのです!

第2項 遠隔地では

都市から遠く離れた"田舎"では川向こうの斜面に無理やり切り開かれた鉄道駅に行かなくても「近年整備された」集落のすぐそばを走っている国道を利用したほうが、態々橋のある所まで遠回りしてまで対岸の鉄道を利用しようなどとは考えづに、少々道が混んでもマイカー通勤に走るみたいです!

特に、勤務先自体も鉄道路線から離れていると使いようがありません!

川向うの鉄道に行くための橋すら架かっていない場所も

更には川向うの駅に行きたくても橋すらかかっていないような、"辺境"では利用したくても利用できません!

大都市に比較的近い山間部の谷あいでも、集落側と鉄道を結ぶ橋のないところに駅を作っても利用客が見込めないので鉄道会社も「対岸を走る路線バス」の利用客を指をくわえて眺めるしか仕方ない様な状況が生じているようです!

それでも老人たちは「川向うのあの汽笛が...」

税金払わされている一家の大黒柱にとってはたまったものではありません!

第3項 首都圏を含む「物流・ライフラインの確保」も依然として重要!

日本の物流は数値上は「トラック輸送」が主流になってきていますが、首都圏も含むライフライン・物流・の確保が依然として重要な役割の1つとなっています!

ドライバー不足・冬季の雪害対策・大都市圏での「定時輸送確保」等の観点で鉄道は重要であり、特に北海道では「鉄道は貨物輸送のために存在」しているようなものです。

※ハイパーリンク、その他についての御断り

(2024年2月18日改訂ーVersion5,Revision6 ー)

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※引用・共用 content について...

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出所(作者)不明!一般 Web content (Youtube動画、日本語ウィキペディアなども引用・共有させていただいています。

なので、事実と異なる場合もあります。

※本ファンタジーについて

本レビュー記事は、出来る限りの"記録"(時系列)に下ずいた史実と、科学(工学・地政学※000)的 な検証"に下ずく semi-documentary ですが...

筆者の"億測"を交えた fantasy(創作物)でもあります。

なので登場する各団体とは直接関連はありません?

また各団体では"答え難い『大人の事情(利害・思惑』つまりあまり触れられたくない内容!"も含まれています。

また"当 fantasyに関しての著作権は放棄"しています!なのでご自由にお使いください。 \(^_^ )( ^_^)/

参※000)当サイト関連記事 一研究分野にすぎない geopolitics(地政学)の"概念・研究 theme とは... はこちら。

 

公開:2021年2月15日
更新:2024年2月27日

投稿者:デジタヌ

21世紀の Traffic Network 交通政策は発想の大転換が必要!では...TOP連載『 鉄道は旅客輸送の1手段にしか過ぎない!ローカル線の役割とは?』ー第2回ー


 

 



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