狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

2009年夏 衆議院解散総選挙に思う《 甘辛時事放談 2009》

<本記事は08/07/2009に初稿公開した記事です>

荷台政党(にだいせいとう)?のセンセイ方?は本当にこの国の将来を考えてくれているのだろうか?

政権奪取以外何も考えていないのが実情であろう! 国際社会の潮流に逆行するアホたれ公約の勢揃い!がこの事実を如実に物語っている! 一揆止め?の"民衆のガス抜き目的"の付け刃(つけやいば)的アドバルーン政策の乱発、そして、相手へのヤジ! 政権交代を賭けた大事で歴史的な総選挙だというのに、全く荷台(2だい)政党の連中はは"アホたれ"揃いである! 人気取りの一発ギャグ的な"高速道路無料"膏薬(こうやく)?や。

官庁(官僚)ベッタリでアイデンティティの見られない現政権党の言い訳膏薬(こうやく)? 例えば、"生類哀れみの令"と並び称される 今世紀(21世紀)最悪の悪政の一つが"高速道・土日祝日¥1,000-均一大奉仕?"であると小生は考えている。

どこが悪政かというとこの政策の結果土日や祝祭日・盆暮れは高速道路が大渋滞、為に高速道周辺では2酸化炭素大放出の"出血感謝祭"?の様相を呈してしまっているからである。

ドライバーにとっても、大渋滞のおかげで思ったほど遠出はできず、距離が伸びないので石油業界が期待したほどガソリンの消費も回復していない。

ただし、停滞によるアイドリングのおかげで高速道路周辺では、軒並み環境基準を上回る排出ガス濃度を記録!

それだけに止まらずSA・PAのトイレが需要をまかないきれず、マナーを持たない?悪質ファミリードライブ族のため携帯トイレまき散らし黄害まで発生している!

又、お盆の民族大移動週間ではカーエアコンから出される"空調廃熱"そのものも一大問題となるであろう。

高速道路周辺ではマイカーから発せられる廃熱の為、外気温が軒並み+5℃以上となることが予想される。

つまり40℃以上の灼熱地獄となりとても窓を開けて、涼んでいられる状況にはならないであろう。 またエコカー減税で人気のエコカーにしろとても50CCの"スーパーカブ"のレベルまで省燃費は達成できず、確実に2酸化炭素の増産と 化石燃料の無駄遣いに貢献?する厄介者には違いない。 <この項続く>

自動車依存社会からの脱却を! 今の金まみれの荷台政党(にだいせいとう)は、荷台に公害を積み込み、経団連が引いた地球環境破壊路線をまっしぐらに突っ走る、"企業独裁ファッショ"の手先に過ぎない!

自動車産業依存型の産業・社会構造の脆弱性は金融恐慌に端を発した個人消費の低迷で かつての"消費大国 米国"を牽引していたGMやクライスラーが破綻し、自動車産業に依存していた社会全体が揺れている米国や我が国の現況を考えれば、一目瞭然のはず。

本当に日本の 否地球の将来を考えるなら、身近な便利さに惑わされることなく、脱自動車社会をめざした大胆なモーダルシフトを推進すべきである。

(国民に)少々受けが悪くても、ガソリン税を一般財源化するのでなく"モーダルシフト"のための特定財源に変更し、"自動車中毒状態"の現状の交通体系を見直し"脱自動車社会"を推進せねばならない。

そのためには、高速道の土日祝祭日¥1,000-均一は直ちに撤廃し、変わって、鉄道や長距離フェリー各社で使える、"エコマネー"などの制度化を検討すべきである。

先ほどの説明で言う、スーパーカブ燃費(すなわち2酸化炭素排出率?)30㎞/㍑/¥123/一人を"個人単位での動力移動"のためのエコ基準"とすると、乗用車の利用促進策は時代に逆行しており 鉄道や長距離フェリーなどの利用を奨励するのが筋ではあるまいか?

荷台(2だい)政党の諸君には、"エコ社会に向けた日本の産業構造そのものの変革"などというビジョンも、アイデンティティの欠片も見あたらない。

只々、"目先の政権奪取"のため、バカ(だと彼らが見下している)な国民にむけて、受け狙いの"ギャグ膏薬(こうやく)"を連発しているに過ぎない。

今こそ、20世紀の異物"自動車産業 牽引型産業構造&社会構造"から脱却をはかり、"エコロジー"、"エコノミー"を両立した地球に優しい「2E社会実現」を目指した政策をかざすべきである。

例えば、すでに現存ずる産業では、風力発電、太陽光発電を代表とするエコ・エネルギー産業や情報機器産業。

そして新たな"物作り産業"を模索するのであれば、次世代型の大規模工場生産の"栽培農業""栽培漁業"への"研究開発の促進"と"起業"を奨励すべきである。

今のままの"有為無策"で"その場凌ぎ"の点数稼ぎの政策(立法・行政)を続けていたら、今世紀の終わりには 確実に日本から生産型の1次・2次産業がなくなり小売業やそれをサポートする流通業だけのサービス業主体の社会・産業構造になってしまうであろう。

(現に内閣府の統計でも、すでにその傾向が現れだし出している!) 「真剣に我が子の将来をおもんばかる」のであれば、

安直に政権交代騒ぎに荷担するのではなく、 "国民の僕"たるにふさわしい"人"と"組織(政党)を選ぶべきである。 <この項お終い>

<本記事は08/09/2009 に初稿公開した記事です>

 

公開:2009年8月 7日
更新:2019年8月 8日

投稿者:デジタヌ

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