連載『つくばエクスプレス(TX)東京駅直通は"民営化!"如何に...』ー最終回ー
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2018年5月に茨木県、土浦市・つくば市・小美玉市・石岡市・かすみがうら市・行方市・鉾田市の7市議会(疑員団)が参加した、「TX茨城空港延伸議会期成同盟会」を発足させて、出資者である東京都などへの要望活動などで連携していく方針を表明しましたが...
「TX茨城空港延伸議会期成同盟会」(茨城県 ・土浦市 ・つくば市 ・小美玉市 ・石岡市 ・かすみがうら市 ・行方市 ・鉾田市)の沿線自治体メンバーは、帝都東京への利便を確保して自らが関係している地上げ屋による沿線の地上げ!を目論んでいるだけ!でしょうが、
この企てscheemの最大の盲点は、常磐線沿線の人口密集地帯(東京のベッドタウン)、取手市、竜ケ崎市、牛久市、阿見町をハミゴ(仲間外れ!)にしている点です。
更には、肝心の県都水戸市、県内最大の経済力を誇る日立市も無視!している事でしょう。
つまり彼ら"疑員連盟"は、県民にことなど何も考えていない!わけです。
参※91)当サイト内関連記事 運輸族・地方議会議員が鉄道新線を"建設したがる訳!"とは... はこちら。
- ●北千住接続JR常磐快速線直通
- ●常磐線直通のHex(Haneda Express)運行。
つまり、折角都内から「新天地を求めて、転入してきてくれた常総ニュータウン住人(都内通勤者)」の足となるアクセス鉄道は、TXと常総線(常磐線直通)の並立!で対処するのが最も効果的!なのです。
第1目 TXは北千住接続常磐線直通で
前途したように、TXの「東京駅前(八重洲口)侵攻!」は、東京駅方面独自延伸ではなく、北千住からJR常磐線に直通して、
常総線も交流電化して、共に千代田線(JR常磐緩行線直通)(※91)を目指したほうが良いのではないでしょうか!
参※91)当サイト関連記事 常総線の交流電化で常磐線と直通できれば常総ニュータウンから都心まで座ったままで... はこちら。
★
水海道⇔取手間の常総線を交流20kv電化すれば
TXつくば"エキス"プレス東京駅延伸に拘らなくても、
国交省の後ろ盾で関東鉄道と親会社京成電鉄、茨城県 、千葉県 、つくば市、取手市 、守谷市、水海道市で、事業費スキームで折り合いが付き、
取手間⇔水海道間の常総線を交流20kv電化できれば...
関東鉄道⇔常磐緩行線(千代田線)で交直両用電車による相互直通が可能となります。
バッテリー電車走行も可能ですが...
取手⇔水海道間は起伏の少ない平坦な地形なので、烏山線で実用化されているバッテリー電車!の運行も可能ですが...
いくら朝夕のラッシュ時に時間2往復程度で間に合う!とはいえ、10両編成のJR東日本EV-E301系電車を4編成以上揃えるなると、それだけで200億円以上の出費となります!
何故なら今のところバッテリー車両と、通常型電車との協調運転(連結運転)はできない!からです。
なので10両編成X5編成以上を、朝夕ラッシュ時運行の為!だけに準備しなくてはならなくなります。
つまり、それだけの再投資が可能ならば、常総線をAC20kv電化したほうが、
後々の運行経費(保守点検・バッテリー更新費用!)を♥少なく抑えられて安上がり!に済みます。
参※91)詳しくは当サイト内関連記事 関東鉄道 常総線 と 常総ニュータウン 住人の未来は... をご参照ください。
♥常磐線複々線(緩行線・我孫子⇔取手)の有効活用にも繋がります
つまり、取手駅構内配線をいじり渡り線を親切すれば、嘗ての様に常総線・常磐線が線路で繋がり、
更に常磐緩行線(千代田線)にも"渡れ"ます!
- ●朝夕通勤・通学時の水海道(守谷)・常総ニュータウン⇔上野東京ライン10両直通が叶う!
- ●●一日1往復程度の水海道⇔羽田空港間のHex(羽田エクスプレス有料特急)も運行可能。
の♥2つの夢が叶い,、更に
- ●昼間は関東鉄道(ディーゼルカー)が我孫子迄直通できる。
JNR当時の様に関東鉄道車両(2両編成ディーゼルカー)の直通(取手⇔我孫子)も可能となり、JR東日本にとっても、頭の痛かった緩行線の利用促進問題が解決できます。
- ※砦以遠は運行本数が少ないので、平面交差(渡り線)で、常磐快速線を横断しても問題はないでしょう!
- ※JR東日本の交直両用通勤車両ならば、千代田線内走行も可能です!さらに朝夕時間2往復程度ならば、問題なく運行ダイヤに潜り込めます。
今のままだと常磐緩行線は更なる減便!廃止も
更にTXの開業で、常磐線・千代田線の利用客が"移動"して、千代田線の混雑が緩和され(過ぎ!)ています。
今のままだと、我孫子⇔取手間の常磐緩行線(千代田線直通区間)は廃止!にならざるを...
つまり朝夕ラッシュ時の、千代田線直通運行は無くなるわけです。
はっきり申し上げて、3セク放漫経営妄想の典型でしょう。
つまり札幌ドームと同じです!
※詳しくは当サイト内関連記事 TX・つくばエクスプレス茨城空港方面延伸「1兆円!のビッグプロジェクト」は実現できない! をご参照願います。
生い立ちが"開発鉄道"である"首都圏新都市鉄道㈱"の沿線宅地開発事業も、
茨城県下では前途した背景で「首都圏で働く人達」からは敬遠されています!
"つくばエキス"プレスの守谷以遠の旅客需要が思ったほど伸びないのは、つくば学研都市のとん挫?とも関連があります。
つまり、当初の期待通り"つくば市"に、「魅力ある企業(本社)を引き連れて"永田町"がお引越し」してくれて、つくば副首都が実現できレバ...
帝都東京の下僕!から茨城県を背負って立つ♥「経済の中心地」に脱皮できるわけです!
第1目 東京都のベッドタウン!のままでは...
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- ♥赤ラインが東京都心部(お堀端)直通ライン
- ●イエロー電車マークは系統分離(昼間終着駅!)
- ♥紫電車マークは新幹線接続駅
つくば市がオフィスエリアとなり茨城経済を背負う中核都市に成長しなければ...
現状、東京23区内の企業に通勤している(共働き世代の)人たちは、23区内の都市型集合住宅(高層マンション)など、東京駅から50㎞圏内の物件に魅力を感じだし、住人流出(転出)で"過疎化傾向"が顕著な茨城県北部つくば市以遠に延伸しても、採算が合うかどうか...
つまりタワーマンションなど首都圏内の住宅事情の充実で、首都圏内での住居確保が十分に賄えるようになってきているわけです。
いわばコンパクトシティー(※92)の首都圏版で、"大株主"である東京都としては「無意味なインフラ投棄」は避けたい思惑もあるからです!
参※91)当サイト内関連記事 運輸族 ・ 地方議会議員 が 鉄道 新線を "建設したがる訳!" とは... はこちら。
参※92)当サイト関連記事 全国の 中核都市 は コンパクトシティー を目指している! はこちら。
つくば市
- ●推計人口 252,481人(2022年10月1日)
- ♥標高20m~標高30mの平坦な(安全な)好立地にある!
東京都から、つくば市が、「大手企業の本社」を奪い、地域経済を背負う中核都市に成長して、"自給自足"出来るMetropolis(コンパクトシティ-※93)を目指さない限りは、つくばエクスプレス守谷⇔つくば間の利用客増加は見込めないでしょう!
同時に、延伸しても通勤客(&昼間利用者)増加は見込めま線(せん)!
参※93)当サイト内関連記事 コンパクトシティー 構想は"痛み"と"都市災害"が内在する大博打! はこちら。
第3目 中央省庁移転による"副首都"を目論む!のならば、先ずは県庁移転!から
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- ♥紫ラインは自動車専用道トラックマークは各インターチェンジ
- ♥濃いオレンジラインは、往復4車線の幹線道路(※用地確保済み路線含む)
※Googlearthモードでご覧ください
茨城県さんが本気なら、中途半端?な水戸市郊外!を捨てて、つくば市に県庁を移転して、副都心化を目指せば...
茨城県ゆかりの企業が、つくば市への本社移転に協力してくれるかもしれません。
ご老公(県知事)は、TX天王埼観光?などという妄想実現の為に「領民の"浪費"を煽る!」のではなく、
自ら陣頭に立って、率先して、(顔?を利かして)茨城県所縁の企業本社を訪ねて回り、Top salesで"ビジネス最適地つくば市"を売り込んで、"本社"移転をお願いして回るべきではないのでしょうか!?
参※)詳しくは当サイト内関連記事 つくばエクスプレス茨城空港延伸は実現しない! をご参照願います。
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(2024年2月1日改定ーVersion3,Revision2ー)
参)本節は別稿 21世紀の♥ transportation system の在り方とは... を要約した節です。
第0項 21世紀の日本は3E並立を目指す世紀...
21世紀の日本は、『現状の♥ resource を有効活用して無駄な重複投資を省き、ecology(エコロジー)economy(節約)に配慮した evolution (進化)の3Eを並立すべき世紀』
労働組合との馴れ合いを断ち切り!『既存交通事業の restructuring(断捨離・再編・合理化)で♥ reconstruction(再構築・復興・再建)が不可欠な時節』なのです。
そして陸・海・空の運輸事業者が"一つ"となって21世紀の脅威(巨大国際資本の横暴)と立ち向かい!
日本を滅亡の危機から守る!世紀なのです。
参※)当サイト関連記事 運輸業は一家!事業者はみな兄弟! はこちら。
第1項 交通政策審議会のProposal?など絵に描いた餅!
『人の営み(生活圏)・暮らし向き(経済活動)』を無視した"都市計画"や"交通政策"では、
高額拘束鉄道が乱立して♥地域の経済活動を圧迫して"地域衰退!"を招くだけで、事業そのものの必然性もありま線(せん)!
沿線自治体(患部)の"夢想"(※91)ではない、♥生活圏に根ざした"民(たみ)の切実な要望"を反映した Trafic (交通網)構想が望まれているのです!
参※91)当サイト関連記事 運輸族代議士と自治体長・地方議会議員が連んで"鉄道新線(駅)を建設したがる訳は... はこちら。
★第1目 お墨付きとなる交通政策審議会の妄想 Proposal は過去に何度も覆されている!
※横浜市営地下鉄関内駅の例
もっとも有名なのは、埼京線開業後も"東北通勤新線"地上げ妄想 Proposal に固執!していた事実であり、
北陸震撼線ルートが2転3転している事例でしょう。
つまり、伝痛までもメンバーに加えた!交通政策審議会は、単に運輸賊政治ゴロ (-_-メ) 共の手先として、提灯持ち!をしているにすぎないのです。
『(軽罪界?側の立場のみを代弁した)交通政策審議会・答申に記された Proposal?は最早"絵に描いた餅"』としか言えないでしょう。
"地上げ屋" (-_-メ) と結託した地元偽員!どもが、合法的賄賂(政治献金と選挙協力)を得ようと、関与(恫喝!)してでっち上げた地上げ妄想!にすぎません...
『人の営み(生活圏)・暮らし向き(経済活動)』を無視した"都市計画"や"交通政策"では、
高額拘束鉄道が乱立して♥地域の経済活動を圧迫して"地域衰退!"を招くだけで、事業そのものの必然性もありま線(せん)!
沿線自治体(患部官吏)の"夢想"ではない、♥生活圏に根ざした"民(たみ)の切実な要望"を反映した Trafic (交通網)構想が望まれているのです!
参)当サイト関連記事 交通政策審議会は"利権組織代表!"の権益争いの ground! はこちら。
参)当サイト関連記事 一研究分野の geopolitics(地政学)の"概念・研究 theme とは... はこちら。
第2項 鉄道新線構想は大多数の people の願いを基にして無ければ...
政権よとう(夜盗!)!の裏金造りの為の鉄道機材 syndicate(cartel)への御奉仕(血税投棄)ではなく...
第1目 Compliance(追認・承服)を強要する tyranny(圧制)では無く!
♥Consent(納得)に下づく国民(納税者)の♥ consensus(総意)を大前提!とすべきなのです。
Municipality の citizen の Consensus(総意・協心)も得られ無い様な Scheme(企て)など、
中共政府の despotism(独裁!)政権による Authoritarianism(権威主義!)に下ずく tyranny (圧政)と何ら変わりません!
参※)当サイト内関連記事 欧米 から学ぶ 持続性のある 旅客鉄道事業 再建 に関する2つの取り組み はこちら。
第2目 重要なのは♥市民全員から"異見"を収集すること!
assessment の基本を ♥ public hearing 重視に...
独断後に Compliance(承服)を強要!する explanation meeting(釈明会!) など必要ありま線!
県(患部官吏)が権威(県意)を振るうのではなく!
Prefectur が建設スキーム(※93)を背負いこまされる!通過予定沿線 Municipality の納税者全員の異見・要望をまとめて、政府(中央省庁)に働きかける!事が重要です。
参※93)当サイト関連記事 政治用語!スキームの語源となった Scheme は "企み!"を表す単語で言い得て妙 ... はこちら。
第3目 事前公聴会を開催して沿線自治体から広く課題を求めることが...
つまり予定路線沿線の"ごく限られた利用者の要望"だけではなく!
構想段階で『広く Prefectur の district にある Municipality の citizen(納税者)全員から、神線建設に対する"異見(意見)"を求める姿勢』が大事なのではないでしょうか!
第4目 最終決断は♥住民投票!で
スイスでは国民投票案件!
スイスでは"憲法!"で『(国家プロジェクトとしての)SBB(スイス連邦鉄道)新線建設は、国民投票で過半数の賛同を得る必要がある』と掲げられています。
つまり、たとえ国民のRepresentative(代表)が集まった国会でさえ、鉄道新線建設を"決することができない!"のです。
日本でも国民投票制度が必要
現状の通過県(民)の建設スキームに頼る新線建設方式では、僻地にある過疎県!では、高速鉄道"神線""が実現できなくなっています!
不要不急の高速鉄道だけが光明ではありませんが、
the essentials of democracy(民主主義の本質的要素),Popular sovereignty(主権在民)、human rights(人権意識),autonomy(自立思想)に繋がる"♥機会平等"を成立させるためにも、
新たな "高速鉄道整備法 "の検討・整備に乗り出すべき時期ではないでしょうか?...
参※)当サイト関連記事 全幹法と"建設スキーム・仕来り"に代る!新たな "高速鉄道整備法 "の提案 ! はこちら。
狸穴総研 交通問題研究所 テロ対策研究室 主観 出自多留狸
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※パブリックコメントとは...
パブリックコメントとは聞こえはいいですが consensus(総意・協心)を得るための"異見"聴取ではありません! ...feudalism,dictatorship に下づく施策に、 subordinate(従属させる)oppression(抑圧!) と同じ、つまりは中共が行っている oppression と何ら変わりません!
参※)当サイト関連記事 『 パブリックコメント 制度とは...』 はこちら。
関連団体リンクテーブル
- ●国交省 ♥国土交通ホットラインステーション(交通行政への要望受付)
- 鉄道局
- 都市・地域整備局 都市計画課
- ●東京都 ♥あなたの声をお寄せください ページ
- 都市整備局
- ●茨城県 ♥ご提案・ご意見受付ぺーージ
- ●つくばエクスプレス ♥問い合わせページ
- ●関東鉄道 ♥お問い合わせページ
- ●JR東日本 ♥ご意見・ご要望受付フォーム ( 組織図)
公開:2021年3月28日
更新:2024年2月21日
投稿者:デジタヌ
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