狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 南武線の混雑対策には並走する武蔵野貨物線を旅客化!するしか...』ー第4回ー

★第4回 障壁は川崎市の"興行都市"体質とJR東日本の思惑...

工業都市に多い、"興行"重点公共投資体質を、改める必要があるでしょう!

川崎市は地方出身工場労働者の遊興街としての公営ギャンブルの聖地?もあります。(※20)

つまり、危なっかしい人たち (-_-メ) の...

参※20)当サイト関連記事 川崎市《 タウン ヒストリア 》はこちら。

第1節 南武線の輸送力改善は川崎市次第!

川崎市が、"興行都市"!から脱却して、"♥ソフィスケーテッドシティー"に生まれ変わるには、交通 infrastructure 整備都市計画最重要!です。

将来の発展の礎となる交通 infrastructure(基幹施設)整備として、

  • 南北幹線の道路拡幅整備

  • 南武休行線!(武蔵野貨物線)!の旅客化(請願駅設置事業!)

への支援必須となるでしょう!

幹線道路と、南武線の朝夕通勤地獄解消れれば、

幸区パークシティーが川崎駅前を押さえて、ビジネス拠点として一躍脚光を浴びて、中原区(武蔵小杉駅周辺)も三度見直される!ことでしょう。

更にはリニア中央新幹線の開業により、ダークホース?多摩区(生田駅周辺)が都市型高層集合住宅(タワマンゾーン)に、そして東名川崎IC最寄りの好立地にある宮前区・宮崎台周辺が、オフィス街!に生まれ変わって大発展を遂げることも夢ではなくなります!

第1項 公営ギャンブルでせしめた金を箱物行政に投入?してきた過去

地方競馬の川崎競馬場・川崎競輪、遊興街!が市内中心部!川崎区の一等地にデンと構え!

さらにはプロレス興行で有名な「カルッツかわさき」(※21)そして、有名な♨川崎石鹼街?

など、京浜Megalopolis(広域都市圏)にあっては、珍しく"地方興行都市色"が色濃い遊興街(風俗街!)・ギャンブルシティーです。

これらの"豊富な財源(税収)"から得られる公共資金で、全国でも有数の箱物行政を行っていて、前途した「カルッツかわさき」以前から、駅前にある国内最高の音響を誇る「ミューザ川崎シンフォニーホール」(※22)などの"箱物行政を積極的"に展開してきたわけですが...

参※21)当サイト関連記事 カルッツかわさき 《 ホール 音響 ナビ 》プロスポーツアリーナと芸術ホールのコラボ施設 はこちら。

参※22)当サイト関連記事 ミューザ川崎シンフォニーホール《 ホール 音響 ナビ 》 大豊作のワインヤードとは... はこちら。

第2項 交通 infrastructure の整備は先送り・後回しでは...

交通インフラ整備への公共投資では、近年やっと京急大師線の一部地下化立体交差事業が完成したように、嘗ての「川崎市電時代のほうが熱心だった?」ともいえるわけです。

道路事情にしても、幹線道路整備は国道(国・県)・県道(県)に頼り切って人任せ!、未だに県道多摩沿線道路が、南北交通の重要幹線になっているお粗末ぶり!(※23)

(※23)嘗て2000年初頭に、小生が自営業を営んでいた頃、本社?の青梅市から、産業道路沿道にある、"お得意さん詣で"によく利用しました。

第2節 この機に乗じて"遊興エリア・川崎駅前の復活"を狙う!動きも...

嘗て川崎市には、とん挫した(旧主流派実力者たちがとん挫させた!川崎縦貫拘束鉄道(川崎市営地下鉄)整備計画がありましたが、2転3転を繰り返し、結果的に計画そのものが"消滅" !しています!。

(羽田空港アクセス線の事業化の)今になって川崎市政を牛耳る有力者 (-_-メ) 共が、放置状態!だった"川崎アプローチ線構想"などと言う馬鹿げた妄想を、蒸し返しているうですが...

第1項 JR東日本さんには全くその気(計画)が無い!

つまり、現状の南武線は盲腸線!であり、東海道線直通はあり得ないのです。

更には東海道貨物線は既に横須賀・総武ラインで都心と結ばれており、態々余裕のない東海道線に、短い6両編成の列車を割り込ませる必要も余裕も無い!わけです。

第1目 川崎市が事業費を全額負担???したとしても...

川崎駅止まりで東海道線直通は実現しない!でしょう!。

更に、前途したように、京急大師線の地下化が済、小島新田⇔京急川崎間は便利良くなっています!

地上げ屋傾Youtuber(※23)は羽田空港アクセス線は都心直結で、途中駅は出来無い?などと嘯いていますが...

東京駅連絡の、特急Hex(羽田エクスプレス)だけでは巨額投資はペイ出来ません!

つまり、相鉄・JR直通線のように、現有の貨物路線網を最大限に活用して、5方面全てにアクセス便を走らせないと、羽田空港アクセス線の事業継続すらも危ぶまれる!わけです。

第2項 JR東日本にとって投資に見合った儲けを生むには...

  • 新鶴見操車場跡地にある広大な遊休地(事業用地)再開発!
  • 川崎貨物ターミナルにある小島新田隣接遊休地(事業用地)の再開発!

更にJR東日本にとっては、「投資に見合った儲けを生む」には、パークシティーに隣接した新鶴見操車場跡地にある広大な遊休地(事業用地)と、小島新田隣接の川崎貨物ターミナルにある遊休地(事業用地)の再開発(※23)は必須項目となるわけで...

将来の開発に向けて「川崎市との継続駆け引き(交渉)」となっている???のではないかと思われますが...

前途した様に、「グローバルゲートウェイ品川」開発事業にリソース(資金)すべてをつぎ込んでおり、その他のデベロッピングに回せるリソースは有りません!

第1目 羽田空港アクセス線・東海道貨物線ルートは川崎駅前には繋がらない!

つまり、東海道貨物線ルートは、小島新田・浜川崎、小田栄、川崎新町、八丁畷、鹿島田、武蔵小杉と直結することはあっても、川崎駅前には繋がらない!(繋げる必要がない!)わけです。

※お判りですか、地上げ屋 (-_-メ) さんからお小遣いを貰った某地上げ屋傾Youtuberさん...

★参※23)当サイト関連記事 今どきの 鉄道系・交通系Youtuber、鉄道コラムニストとは?... はこちら。

第3節 市政改革が実現のキーを握る

川崎市を政令指定都市に発展させたのは、川崎区の工場地帯で働く労働者と、川崎駅周辺の歓楽!ギャンブル街でしたが、21世紀の川崎市が"興行都市!"から脱却して、横浜と並ぶ sophisticated city に変貌を遂げるには...

中原区(武蔵小杉駅周辺)、幸区(パークシティ新川崎)からヤングジェネレーションを代表する若きリーダー(市長)と支援者(市会議員)を、旧態依然とした市政に送り込み「市政を作新!」する必要があるでしょう。

第1項 "大阪市"と同じでは...

川崎市も、旧宿場の町人(商人)と明治以降の新興勢力"興行主"の鬩ぎあいみられ、大阪ミナミの歓楽街の歴史によく似ています。(※24)

区長が公選でない現状の政令指定都市では、『市長(本庁)に指名された区長も及び腰で思い切った施策を打てない』のが実情です!

広域合併前の旧市町村の"市民活動団体"が、市政に若きリーダーを送り込めれば、市政(区政)を作新出来て、Megalopolis(首都圏)の一員にふさわしい、sophisticated city に生まれ変われるでしょう!

★参※24)当サイト内関連記事 都市は生き物 市営モンロー主義者 旧4大区一派 の思惑通りに事は進めない! はこちら。

第2項 稲城市が援軍に!なってくれるかも...

稲城市は、多摩川でお江戸と"隔てられた"正しく"出城"であり、"巨人軍!"が最前線に立って将軍様を守ってきてくれた!?わけです。

第1目 東京都は業突(ごうつ)く張り薄情者!

稲城市お隣多摩市と共に、『高度成長期に多摩ニュータウンの一角を担う、ベッドタウンとして"大江戸"の大商人達を支えてきた!』わけです。

そして、前世紀末期のバブル景気崩壊・金融ビッグバン以降も、東京一極集中の爆発的"町人"転入を陰になり支えてきた

わけです!

なのに、財政支援してくれるどころか、「5放免都民追い出し作戦」(※26)に寄与しないと判かると、インフラ整備(道路・上下水道・初等教育(新設学校))には良い顔をしなくなり、『"町人(市民)自らの自助努力"を求めてきた』わけです。

その結果、稲城市はお隣多摩市同様に多摩ニュータウン開発も暗礁に乗り上げてしまった!わけです。

参※26)当サイト内関連記事 首都圏の" 通勤5方面作戦 "の実態は"都民汲み出し作戦! はこちら。

第2目 但し稲城の町人は"へこたれなかった!

東京都 推計人口 14,036,936人(2022年8月1日)

稲城市推計人口 94,342人(2022年8月1日)0.67%

都民の1%以下の僅か0.67%の町人しかいませんが、

大して、石高(税収)も期待できない?広大な山林(ゴルフ場)があります。

交通アクセスさえ良くなれば、更なる発展が可能!なわけです!

お隣府中市が"東京競馬場と中央官庁街をトレード"できレバ、(※27)

稲城市は「新しい日本のウォール街府中市・日吉町!の下町?町人街として大発展できる可能性を占めているわけです。

参※27)当サイト内関連記事 東京競馬場と副首都・新都心をトレードする勇気が府中市にあれば?... はこちら。

第3目  稲城市には交通インフラ整備の裁量権ある!

町人約10万人では、御代官(市長)も藩主(小池オバサン)に強いことは言えないかもしれませんが...

(23特別区の)旗本連中(※28)と違って交通行政に関する"裁量権"が与えられています!

3-2-3-1 特別区(23区)は autonomy(自治)を剥奪!されている

23特別区(議会・区長)には、インフラ整備に関する、権限は無連続高架化事業などの鉄道整備やバイパス整備・市街地道路整備、上下水道、は愚か広域防災(消防・救急)に関する" 自治権(裁量権)すら与えられていません!"(※27)

なので、蒲蒲線(※28)、豊住線(※29)も、信金貨物線LRT化ですら、東京都(庁患部)の協力(都市計画指定)がないと実現できない!訳です。

参※27)当サイト関連記事 東京都(庁)を"解体!"して戦前の政令指定都市"東京市の再興"を図らないと「23区に自治は戻らない!」 はこちら。

参※28)当サイト内関連記事 東京都(環境局)が手の裏をかえして都市計画Scheme(企て!)を表明した3セク蒲蒲線とは はこちら。

参※29)当サイト内関連記事 新金貨物線旅客化だけではない"葛飾区民の南北鉄道の夢"は全て東京都(庁)が握りつぶした! はこちら。

第4目 金は無くても都市計画事業は出来る!

連続高架化事業Scheme(企て)は、都市計画指定が行える事業です。

簡単に言えば、事業費の半分をお上(政府)が年貢(税金)から割り戻して!くれます。

更に、稲城市は『全額借金(市債発行)で賄っても良い!』ことになっています。

だから、南武線稲城市区間の連続高架橋立体交差化事業が実現できたわけです!

但し、この区間は10両編成対応の準備工事は完了していますが、15両編成となると...

なので、『南武急行線!(武蔵野貨物線)の旅客化』に協力して、

京王線稲城駅付近に15両編成対応の新JR稲城駅,(請願駅建設)に協力したほうが得策』でしょう!

参※29)当サイト内関連記事 整備新幹線 以外の連続立体交差都市計画事業では はこちら。

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公開:2021年5月12日
更新:2024年11月21日

投稿者:デジタヌ

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