連載『 泉北高速ライン"阪和線直結・直通!で"なにわ筋線"では叶わない!大阪駅直通が...』ー最終回ー
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JR阪和線、OsakaMetro御堂筋線いずれにせよ、身内以外と直通運行を目指さなくとも、泉北拘束鉄道を吸収合併して、難解電車の District(路線網) に完全統合されれば、初乗り運賃2重取り問題と、高額運賃問題は解決!できるわけです。
初乗り運賃2重取りは、2025年度実施予定の泉北高速鉄道㈱難解電車吸収合併で解決できますが... 高額割増運賃は残ります!
泉北高速が別会社のままでも、大阪府が株式を買い取り先祖帰りしてLeasing (第三種鉄道事業)区間となれば、解消!できます!。
第1目 2025年に泉中央⇔(南海)なんば間の初乗り運賃の2重取りは解消!
実質同じ会社線(南海電鉄直営)なのに、南海電車(出資者の投資ファンド陣営)が行っている別会社方針で、
難波までの 泉北拘束ライン⇔難解ライン直通の初乗り運賃の2重取りが2025年の完全吸収合併で解消!できますが...
投資ファンドが主導して、首都圏鉄道事業 Federation (trust)が行っている「高額割増運賃制度」は意地(継続)されることになっています。
南海共通運賃ならば...
両端泉北拘束線となにわ筋線がTrackage rights (第二種鉄道事業)営業区間となるために、実質南海電車の District として運賃計算できるため、
なにわ筋線開業後もつまり和泉中央←(南海線27.5㎞)→新難波←(なにわ筋線約5㎞)→大阪駅間(約32.5㎞)も通し運賃となり、
前途したJR阪和線経由運賃 ¥660-!よりもさらに安い (32→35km)¥590ーと劇的に安くなるのです!が...
投資ファンドサイドでは、収益(株式配当)重視の姿勢を崩しておらず実現しないことに...
第2目 政策投資ファンド一派に払い下げたことが最大の失政!
高額運賃⇆利用者減⇆泉北ニュータウン開発頓挫!の負のループ!を確実にしてしまったのは、
2014年に大阪"威信の怪"府政が、泉北高速鉄道を政策投資ファンド一派に払い下げたことが、「取り返しのつかない悲劇」を決定付けた!といえるでしょう。
今となっては、なにわ筋線建設を強く推した関西3商工団体(関西経団連、関西同友会、大阪商工会議所、)に責任を取らせて、財務省所管の金融怪に圧力をかけ、難解電車(投資ファンド)一派に泉北高速鉄道をRefinancing(再投融資)させて、阪和線接続ラインを自己資金で建設させて、阪和線(なにわ筋線)ルートを実現!する以外には、泉北ニュータウンの鉄道アクセス問題は解決できないでしょう!
つまりせめて、
ライナー課金の要らない通勤快速で、大阪梅田新都心まで通勤できる環境が必要なわけです!
第1目 難解何話筋線へは一般通勤車両は入線できません!
現在着工している何話筋線(なにわすじせん)(大阪市の配付資料(PDF)はこちら。)は地下60mの地底鉄道でしかも南海連絡部分が最大44‰!のとんでもない勾配設計となっています、正しく地底ジェットコースター「今里筋線(50‰)の悪夢」(※91)の再来...?!!!といえるでしょう。
つまり、何話(なにわ)筋線・南海ラインが完成しても、新型ラピート・新泉北ライナー以外は入線できません!
参※91)当サイト関連記事 リニアmini地下鉄は非効率な過去のテクノロジー! はこちら。
こう配問題
鉄道に関する技術上の基準を定める省令では現在具体的な「こう配」数値規定は明記されていません!が、旧法令では一般鉄道は35‰以下!と定められていました。
つまりこれ以上は特認条項でした、現状大阪市内のJR各線区でも最大勾配35‰以下で建設されています。
- ●南海本線は岬町付近でも25‰程度、
- ●高野線河内長野⇔橋本間の紀見峠区間ですらMax33‰!
で収まっていますつまり、安全上(抑速ブレーキ)の問題で、ズームカー(橋本以遠の50‰区間乗り入れ車両)以外の一般通勤車両は進入できません!
利用者を欺くための Pre-campaign!
"何話"筋線にも有料特急以外は直通できません!(※92)
なので、将来を見越して泉北ライナーに現役ラピート君が抜擢!されたわけです。
これは、利用者を欺くための Pre-campaign! (propaganda )の一環にすぎません。
首都圏では投資ファンドの"あくどい手法"で、利用者が"高額拘束鉄道"に慣らされてしまいました!(※93)
参※92)当サイト内関連記事 難解通勤車両は侵入お断り! はこちら。
参※93)当サイト内関連記事 全国の高額運賃・鉄道はRTD地域交通事業・後進国!日本の象徴ではないでしょうか... はこちら。
第2目 大阪市内の荒野線連続立体交差化事業を交換条件(餌)に新線建設させれば...
前途した様に、大阪市内の荒野線連続立体交差化事業を交換条件として餌にすれば、難解電車主要株主(政策投資ファンド)&役員会も新線建設を渋々承諾するでしょう!
阪和線直通案ならば泉北高速鉄道を南海電鉄路線に編入させるだけで...
府道34号泉北1号線市部分の用地はすでに取得済みなので、
泉北高速鉄道に永久無償貸与!して上野芝駅近傍の未取得の用地は、都市計画道路として拡幅改修して、同じく無償貸与すれば、
鉄道建設はJRTTの40年ローンで賄えるので、相鉄新横浜線・東急新横浜線の様に泉北高速鉄道を主体事業として進めることが可能!でしょう。
合わせて、もはや意味をなさなくなっている、楢葉新駅建設予定地周辺の市街化調整区域指定も解除(※97)すれば、
泉北高速鉄道のデベロッパービジネスとして駅前に妥当な分譲価格での都市型高層集合住宅(タワマン)開発も可能となり、旧来からの南海電鉄小口出資者(一般株主)の賛同も得られやすくなるはずです。
つまり、難解電鉄路線となった泉北高速ラインとJR阪和線とで相互直通運行を実施すればよいわけです。
参※97)当サイト内関連記事 "持続可能な都市開発"で大発展(歳入UP!)した都市は"まちづくり3法"などには拘ってい無い... はこちら。
3セク転換も選択技として...
神戸高速鉄道の様に、堺市が一部出資して株式非公開・非上場の3セクに先祖返りすれば、堺市の♥都市計画事業として新線建設も可能です。
更に、出資比率が最小であれば、今まで通り南海電鉄(ホールディングス)㈱の連結決算子会社として、存続できます。
※関西電力㈱には、大阪府が"行きがかり上"1部出資(株式保有)していますが...
株式公開している・上場企業なので、3セクとは呼ばれないわけです。
つまり法律はどうとでも都合よく解釈できて!運用できるのです。
♥Metropolis(大都市・政令指定都市)が21世紀を生き抜くための条件は、高台にある事!
堺市には縁談(合併話)を断った大阪市には無い21世紀を生き抜くための好条件がそろっています!
沿岸部にある、大河川の河口部分流地帯 いわゆるデルタ地帯・平野部にあるMetropolisは、近年の地球温暖化による、海面上昇と、地下水くみ上げによる地盤沈下のダブルパンチを受けて、高潮・水害対策に苦慮しています!
更に地球温暖化の影響は、海面上昇だけにとどまらず超巨大台風の頻発をも誘発しています!
これまでは100年に一度とされてきた高潮被害が頻発するようになり、具体的には海抜5mでは心もとなく、居住環境としては最低でも海抜10mは必要とされてきています!
残念ながら、浅香山台地の西側に当たる旧市街地に当たる部分は標高5m以下の低地が多く、南海本線堺駅前で海抜2.5m程度しかなく、大道筋で海抜4.8m、堺市役所でやっと海抜5.1mといった風に、1条通り以西の沿岸部は高潮が防潮堤を越水すれば、水没してしまうでしょうが...
第1目 羽曳野丘陵・泉北丘陵に広がる堺市東南部は高潮・津波に強い♥防災エリア
- ●北区役所で♥海抜18.9m (金岡公園で海抜18.5m)
- ●中区役所で♥海抜32.8m (中百舌鳥駅前で海抜23.4m)
- ●南区役所で♥海抜海抜61m!
- ●東区役所で♥海抜45.5m
- ●美原区役所で♥海抜49m
と何れも防災拠点としては申し分のない"高地"にあります!
つまり災害に強い防災拠点としても最適の防災エリアなのです!
但し、近年の浅香山付近の水害のように、無理な大和川付替え(放水路普請※01)のとばっちりで、大和川放水路以前からあった、小河川が氾濫するなどの"想定外"の水害も起こりえるわけで、安心は禁物ですが!
しかし、大部分が淀川のデルタ地帯で構成された、大阪市に比べれば、数段防災に秀でているといって差し支えない訳です!
参※01)当サイトシリーズ記事 大阪の 人権問題 の水種?《歴史ファンタジー》江戸幕府と浪速商人が企てた 大和川付け替え 普請とは... はこちら。
神戸市と大阪市は仲良し(※91)なので...淀川以北の北河内で新・摂津県(※92)を設立させて、大阪府(維新の会)が、お堀(川)に囲まれた"市営モンロー主義者(※93)たちの"居城"中ノ島攻略に見切りをつけれれば!
泉北ニュータウンにATCから"本丸(合同庁舎)を移して、夢洲ICTスマートシティー 計画と箕面サイエンスパーク計画を統合して、泉北ニュータウンを"経済特区"申請すれば、
日本のシリコンバレーとなって、"ブラジリア"のような"泉北新都心"として羽ばたけるでしょう!
参※91)当サイト関連記事 全国の 中核都市 は コンパクトシティー を目指している!はこちら。
参※92)当サイト関連記事 摂津国《 ヒストリア ・ファンタジー》はこちら。
参※93)当サイト関連記事 市営モンロー主義 は21世紀 令和の御代 でも生き続けている!はこちら。
現在ルート未定の"リニア中央新幹線"奈良以西の延伸先にも...
全くの白紙状態の「リニア中央新幹線」の奈良以西ルートも、泉北新都心経由関空終着案とすれば、関西広域連合に加わっていない奈良県と、旧知の和歌山県、そして新堺県で"堺都"成立も全くの夢では...
要は関西経済を襲う衰退の嵐!少子高齢化、東京一極集中の潮流を食い止める"防波堤"造りには、旧来の既成概念にとらわれない"発想転換"が求められているわけです!
★
- ♥ピンクライン 大阪メトロ未道筋?線(※94)
- ●紫色ライン リニア中央新幹線
- ●グリーンライン 新幹線鉄道規格大海新線(※95)
- ●濃紺ライン 北陸新幹線大阪梅田ルート&山陽新幹線大阪梅田支線接続案
参※94)当サイト関連記事 御堂筋の命運?大阪の表玄関・梅田界隈と大歓楽街ミナミを結ぶ"目抜き通り"は地図上から消えてなくなるのか?...はこちら。
参※95)当サイト関連記事 和歌山⇔天王寺間を25分!で結ぶ! 『大海高速鉄道』を『 なにわ筋線 』とsetで...はこちら。
公開:2017年8月 6日
更新:2024年2月23日
投稿者:デジタヌ
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