狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 泉北高速ライン"阪和線直結・直通!で"なにわ筋線"では叶わない!大阪駅直通が...』ー第7回ー

★第6節 OsakaMetro 御堂筋線直通 Vision!もやる気に成レバ...

地図を見て誰でもが不思議に思う事『泉北高速鉄道は、何故大阪メトロ御堂筋線と繋がっていないのか?...』

大阪メトロ泉北高速乗り入れ構想ですが、21世紀"令和の御代"の現在、やる気さえあれば出来ないことはありません!

泉北高速鉄道(南海グループ)をRefinancing(再投融資)して、関空連絡橋線と同じ第三種鉄道事業に先祖返りすれば、(技術的には)OsakaMtro 御堂筋線直通も実現可能です。

新たに大阪メトロなかもず⇔深井ジャンクション(中区役所最寄り)間に、短絡線を建設して、深井JC⇔泉中央(待機線)間10.8㎞を3線軌条化して、各駅部分のみを4線軌条化すれば、大阪メトロの直通運行が可能です!

今時、軌間が違っても駅構内だけを4線軌条、駅間を3線軌条として、集電用の750Vの第3軌条を最も外側に設置すること等、技術的にも十分可能であるし、こうすればOsakaMetroと南海電車が共存できる環境は整います!

参※)事実、英国のロンドン周辺などでは、架線集電と第3軌条集電が共存している路線は数多く存在します。

第1項 御堂筋線直通 Vision!

一番現実味が乏しい!単なるVision! (夢想)にすぎませんが、この Vision が沿線利用者には一番有難い Plane!となります。

第1目 神線建設事業アウトライン

大阪メトロ⇔深井ジャンクション間 約4.2㎞

事業主(軌道特許申請)

新・泉北高速鉄道㈱

第二種鉄道事業

OsakaMetro

総事業費

全線高架の場合建設費 146億円/kmX4.2㎞≒613億円程度(※02)

ケーソン沈降地下鉄方式の場合

参※02)南海電車と堺市が国庫補助の下に2020年現在行っている南海本線連続立体交差事業より算定。

新駅を設けなければ♥格安に

地下線延伸区間は、大和川⇔なかもず間同様の「オープンカット・ケーソン(沈潜)」工法で、"新駅を設けなければ"連続立体交差事業費とほぼ同額で収まります!(※11)

  • 総事業費423億円
  • 高架化距離(半地下掘割) 2.9㎞
  • 途中駅 2駅
  • 423億÷2.9㎞≒146億円/km 

参※11)当サイト内関連記事 地下鉄 や 新都市交通システム が 整備新幹線 より割高になる理由とは? はこちら。

既設部分改修 改修

事業主(免許申請) 新・泉北高速鉄道(第三種鉄道事業)

深井JC⇔泉中央間 全長10.8㎞

泉北高速内3線軌条化軌道改修(& 3線軌条化&給電用第3軌条設置) 

31億円/kmX10.8km≒350億円(※12)

古くからある技術!(※13)で第3軌条集電と架空線給電を、両用出来る車両を用いることもできますが...

OsakaMetroの徳通運行用新造車両問題が生じますので、新・泉北高速鉄道が新たに給電施設(第三軌条)を設置する方が、第二種鉄道事業となるOsakaMetro、南海電鉄双方にとって都合がよいでしょう。

参※12)旧富山ライトレール併用軌道部分(奥田中学校⇔旧富山駅前間1.2㎞単線区間)の建設費15.5億÷1.2㎞X2倍(複線倍率)≒31億円

参※13)近鉄が開発した技術のように(マスコミが)Fake報道!していますが、

英国ロンドン周辺では以前から"当たり前に実施"されています!

750V第3軌条用変電所2か所新設、信号設備&駅改修

3.7億円/kmX10.8km≒40億円(※14)

参※14)同じく既設鉄道区間、改修費変電設備・信号設備改修費24億円÷6.5㎞≒3.7億円

第2目 堺市の♥都市計画事業として"お上?"(政府・国交省)が認めてくれれば...

建設当初は3セク泉北高速鉄道が主体では、利益誘導事業と見做されて都市計画事業指定は難しかったのですが...

2021年に国交省(内閣閣議)が公営鉄道事業が絡む(3セク公共交通事業の)新線建設も、都市計画指定できるように路線変更しました!

つまりOsakMetroが運行する泉北新線ならば上下分離方式採用で新・泉北高速鉄道が事業主体となっても都市計画指定はできる!わけです。

  • 事業主(軌道特許申請)(第三種鉄道事業者)現・泉北高速鉄道㈱を母体とする3セク新・泉北高速鉄道株式会社
  • 運行(第二種鉄道事業者)OsakaMetro

とすれば、東京メトロの新規路線に対する国交省の"路線転線!"の前例(※17)もあり、堺市の都市計画事業として認めざるを得ないで!しょう。

参※17)当サイト内関連記事 東京メトロ8号線構想は"撒き餌"!東京都の狙いは地下鉄品川(羽田)延伸構想! はこちら。

想定総事業費 約1000億円!内外ですが

堺市の都市計画事業Scheme(企て!)に含めれれば、

  • ●新泉北高速鉄道自己到達資金 8.5% 85億円!
  • ●公庫拠出金が92% 約920億円!にもなりますが...

堺市スキームの約55%が国庫から捻出されるので、実際の堺市(民)の負担額は414億円程度で 、しかもJRTT(※05)が40長期ローンを引き受けてくれるので年額10億円程度!

参※05)当サイト関連記事 鉄道建設・運輸施設整備機構が改組できれば 整備新幹線網建設"妄想"も... はこちら。

第2項 神線御利益低運賃!

第1目 有難い神線の御利益!

※いずれも2022年10月現在

泉中央⇔光明池 営業距離2,2km
  • ●泉北拘束鉄道現行運賃 ¥210-/現金
  • OsakaMetroの場合 ♥¥180-!/現金
泉中央⇔栂・美木多 営業距離4,1km
  • ●泉北拘束鉄道現行運賃 ¥230-/現金
  • OsakaMetroの場合 ♥¥230-!/現金
泉中央⇔泉が丘 営業距離6,5km
  • ●泉北拘束鉄道現行運賃 ¥250-/現金
  • OsakaMetroの場合 ♥¥230-!/現金
泉中央⇔泉が丘 営業距離6,5km
  • ●泉北拘束鉄道現行運賃 ¥250-/現金
  • OsakaMetroの場合 ♥¥230-!/現金
泉中央⇔深井(中区役所前) 営業距離10,6km
  • ●泉北拘束鉄道現行運賃 ¥290-/現金
  • OsakaMetroの場合 ♥¥280-!/現金
泉中央⇔なかもず 営業距離14,3km
  • ●泉北拘束鉄道現行運賃 ¥330-/現金
  • OsakaMetroの場合 ¥330-!/現金
泉中央⇔難波 営業距離27.5km※偶然全く同じ距離!
  • ●泉北拘束⇔南海⇔OsakaMetro現行運賃 ¥570-/現金
  • OsakaMetroの場合 ♥¥480-!/現金(新7区料金)
泉中央⇔梅田(新都心) 営業距離 31.6km※偶然全く同じ距離!
  • ●泉北拘束⇔南海⇔OsakaMetro現行運賃 ¥800-/現金
  • OsakaMetroの場合(31.6㎞) ♥¥480-!/現金(新7区料金)約半額に!

第2目 さらに所用時間短縮も「なかもず駅⇔梅田駅間は21分間!」に

御堂筋線の改修(追い越し線)も実施できレバ

更に、御堂筋線の一部駅改良(増線)工事(※06)で東京メトロ東西線同様に、御堂筋線が快速運転ができるようになれば、なかもず駅⇔梅田駅間は21分間!(13分短縮)で繋がるようになり、泉北ニュータウンから、大阪梅田新都心までの通勤が飛躍的に楽になります!

完成後に"追い越し線"が追加建設された都営線の例!

参※06)当サイト関連記事 御堂筋線快速が実現すれば"なかもず"から"梅田"まで21分!で結べるように..はこちら。

第3目 メトロなかもず⇔泉北中央間♥直通ダイヤにも余裕が...

泉中央→中百舌鳥方面 通勤時間帯時間9本(6本南海直通うち1本は中百舌鳥通過!ライナー便)。

...と現状南海中百舌鳥から先(ナンバまで)の区間への直通便は、高野線の都合で今以上に増やせない状況となっていますが...

南海中百舌鳥⇔和泉中央間の運行ダイヤには「有りすぎるぐらい余裕」があり、メトロなかもず⇔泉北中央間の直通運航本数も十分に調整可能でしょう。

御堂筋線ならラッシュ時でも直通便の増発が可能!

中百舌鳥発の時間14本の内の数本がなかもず⇔和泉中央間に足を延ばすだけ!なので、全く問題なく和泉中央・始発の列車を増便!(2便/時間程度?)できるわけです。

第3項 3セク・第三種鉄道事業者に先祖返りできレバ OsakaMetro 受け入れも可能に...

第1目 鍵を握るのは泉北高速鉄道のリファイナンス!

泉北高速鉄道㈱が3セク事業者に先祖帰りすれば...

かつて、地方鉄道線の初代泉北拘束ライン(大阪府都市開発㈱)が誕生したころは、

3セクの概念がなく、公営事業としての軌道法に下ずく地下軌道(専用軌道)線以外は、都市計画路線、には指定できなかった!経緯がありますが...

2021年以降よとう(夜盗)政権が政策転換して、TokyoMetroのような公有事業(公有会社)であれば、新規路線建設にも都市計画指定を行えるようになりました!

つまり、鉄道事業者の自己調達資金が8.5%で済むようになった!わけです。(※61)

つまり、荒野線の都市計画指定を行う代わりに、泉北高速鉄道の先祖帰り(株式売却3セク化)を飲ませて!堺市の都市計画事業として、泉北高速連絡新線事業を行えばよいわけです。

これで堺市に恩を売れレバ?堺市・大阪市の合併による特別区(大阪都)構想も実現できるでしょう!

参※61)当サイト関連記事 鉄道整備事業!における政治用語スキームとは はこちら。

新・泉北高速鉄道㈱3セク化主要株主案
  • ●大阪府
  • ●大阪市(OsakMetro)
  • ●堺市
  • ●和泉市
  • ●南海電鉄
  • ●関西電力
  • 日本政策投資銀行
  • ●都銀・地銀各行

南海電鉄が泉北高速鉄道㈱を手放しRefinancing(再投融資)を受け入れて、3セク第三種鉄道事業に業態変更すれば、都市計画指定が可能で建設スキームとして国庫から血税を引き出せて、

新線建設が行え、OsakaMetroと南海電鉄が関空線の様にマルホン"乗り入れ"路線として共同運行(第二種鉄道事業)が可能!となり、泉北"拘束"ラインも運賃値下げが可能となります!

要は泉北高速線の割増料金を主張する、国策投資ファンドによるtrust体制に問題があるわけです!

第4目 大阪市が動けば...

現在棚上げになっている高野線大和川橋梁⇔岸里玉出間の連続立体交差事業(都市計画事業!)を"交換条件"にチラつかせれば...

※Googleearthモードでご覧ください!

大阪市内の高野線が連続立体交差化されないのは...

現在 荒野線!は、都会の荒野?(地上)を走っています!が...

高野線大阪市内ルートが連続立体交差化できないのは、一部の紛い物!交通傾Youtuber(※51)が唱えているように、ルートが活断層に沿っているからではありません!

単純に、南海電車にお金がない!からです。

活断層問題を持ち出すならば、大阪中の連続高架橋は建設できません!

更に、高野線沿いに、都市型高層集合住宅の建設が認められない!はずですが...

つまり、難解電車から幾何かの「協力費」を支給された、連続立体交差事業否定!propagandaでしょう。

何故なら、難解電車にとっては、今更高野線に"再投資"しても、何らリターンが期待できない!からです。

※詳しくは 当サイト関連記事 大阪市内の高野線連続立体交差事業不可能説?!は"地上げ屋″の買い占め策某! はこちら。

参※)当サイト関連記事 今どきの 鉄道系・交通系Youtuber、鉄道コラムニストとは?... はこちら。

実際には...

実際には高野線沿線、特に帝塚山駅周辺は大阪の田園調布に当たり、大阪市内きっての高級住宅地であり、当然地価もベラボウ!に高く、簡単に立体交差事業(仮線用地)の用地が取得できない!為です。

なので、大阪屈指の変態駅!帝塚山駅が存在するわけです。

大阪市都市交通局 の隠し玉!

今の大阪市には、独自で地下鉄新線建設事業を行うだけの財源はありません!が...

夜盗(自民党・公明党)市議団は、建設事業をやりたくてやりたくて仕方ありません。

また、南海電車も独自で「荒野線」の連続立体交差事業を取り組めるほどの自己資金はありません!(許されていません!)

しかし国庫補助が付く都市計画事業ならば...

野党市議団も私利私欲の為なら協力する

前途したように、野党市議団は土建事業と新線建設による"沿線地上げ!"協力で合法的賄賂(政治献金)

が狙いなので、もとより市民の利便性などどうでも良い輩(やから)です!。

(中百舌鳥地場の"地上げ屋"や中小土建)魏妖怪(ギョーカイ)にお金が流れるのであれば、

"どんな話"(新線建設)にでも"乗車"します!

参※)当サイト内関連記事 運輸族 ・ 地方議会議員 が 鉄道 新線を "建設したがる訳!" とは... はこちら。

駅施設も問題なし

ホームも現在は8両編成運行で使用されてはいませんが、標準通勤型20m車両X10両に対応しているので、大阪メトロの大阪市交通局30000系電車19mX10両ならno problem!

但し泉北高速の最高運転速度は110㎞/h、御堂筋線は70㎞/hとなっていますが、同一車両形式で近鉄けいはんな線区間は最高運転速度95㎞/h運転を行っているので、泉北高速内泉中央⇔中百舌鳥間14.3㎞16分所要時間(表定速度54㎞/h)の現行ダイヤなら地下鉄車両は起動加速度が高い地下鉄車両なら十分に

クリアできます!

南海12000系電車
  • ●最高運転速度 110 km/h
  • ●設計最高速度 120 km/h
  • ●起動加速度 2.5 km/h/s
  • ●減速度(常用) 3.7 km/h/s
  • ●減速度(非常) 4.0 km/h/s
  • ●全幅 2,820 mmX 全高 先頭車4,140mm(中間車4,050 mm)
大阪市交通局30000系電車
  • ●設計最高速度 95㎞/h
  • ●起動加速度 御堂筋線: 3.0 km/h/s
  • ●減速度(常用) 3.5 km/h/s!
  • ●減速度(非常) 4.0 km/h/s
  • ●全長 先頭車 18,900 mm(中間車 18,700 mm)X 全幅 先頭車 2,890 mm(中間車 2,880 mm)X全高 先頭車 3,745 mm(中間車 3,735 mm)

 

公開:2017年8月 6日
更新:2024年2月23日

投稿者:デジタヌ

連載『 泉北高速ライン"阪和線直結・直通!で"なにわ筋線"では叶わない!大阪駅直通が...』ー第6回ーTOP連載『 泉北高速ライン"阪和線直結・直通!で"なにわ筋線"では叶わない!大阪駅直通が...』ー第8回ー


 

 



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