狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

Essay『 広域交通事業団 RTD(Transit Authority )の勧め』ー第4回ー

★第2節 New Monroe doctrine が必要

※ここをクリックするとこのページの"目次 Topに戻れます!

※当サイトで用いた廃線ルートは、全て国土地理院の公開航空写真データに基づいています。

但し数m程度の誤差があることはご了承願います。

第0項 自由放任交通行政はカオス状態を...

大阪市に見る最悪の交通施策!市営モンロー主義は(※01)は利権・と利益誘導・癒着を生み、不要不急地下鉄路線(※02)を増産してしまいましたが...

千葉市にみられるような、正反対の自由放任施策も、交通事業者間の連携欠如の結果、市内中心部での大渋滞や、運賃差、後継ぎ運賃の問題、更には交通事業者そのものの営業不振による大幅減便などが生じが、必ずしも市民(利用者)のためにはならない、別の弊害を生んでいしまっています!

参※01)当サイト内関連記事 大阪市 の 市営モンロー主義 は21世紀令和の御代になった今も生き続けている! はこちら。

参※02)当サイト内関連記事 隔離された 今里筋線 は大東亜戦争中なら間違いなしに不要不急の 廃止路線 !に... はこちら。

第1項 軌道事業は大きなハンディーをかかえている

第1目 Railway track は公道ではない!維持管理は鉄道事業者負担!

highway(一般公道)は行政(国交省・県・地方自治体)が管理(点検・保守)していますが...

railroad(鉄道)は鉄道事業者軌道会社の Private road私道;固定資産!)なので、事業者自らが維持管理;点検・保守(補修)負担する必要があります!

逆に言うとこれらが、道路管理者任せで済む乗り合いomunibus(乗り合いバス)にとって、大きな優位性になります。

つまり車両の、維持管理・設備更新だけで良いわけです。

なので、omnibus(乗り合いバス)事業は、定員に遥か満たない、空気輸送に近い状態でも、何とか採算ベースを"意地"出来るわけです。

★第2項 赤字補填ではない♥利用者直接補助金制度!の採用が必要

現在国内の多くの痴呆自治体が取り組んでいる赤字ルーラルラインへの補助金(支援金)支出の仕方は...

自治体所在駅の利用客数に応じた赤字額を各自治体が案分して、事業者に直設支援(拠出)するスキーム(枠組み)制度ですが...

第0目 一部?の社会主義経済学者、Communist と結託した運輸族の"虚言"について

整備新幹線(※32)もそうですが、痴呆赤字ローカル線の存続問題については、『全額国庫補助・地方自治体の公金(税金)で賄うべきだ...』と言う Communism 発言をよく耳にしますが、これは大変危険な思想!です。

参※32-1)当サイト内関連記事 整備新幹線 建設事業を "誰が得する" ために 推進 しているのか?... はこちら。

参※32-2)当サイト内関連記事 今どきの 鉄道系Youtuber 鉄道タレント 鉄道シナリオライター 鉄道コラムニストとは?... はこちら。

大事なのは共産思想(補助金政策)に依存しない"持続可能な交通事業体系"

地方自治体補助金=住民税!

国庫=事業税、ガソリン税、固定資産税...つまり私たち国民(企業)が「血と汗と涙」でかせいだ利益から出た血税です。

国庫の財源は、国内だけではなく海外現地企業からの配当受益も含まれているので、国民の血税ではない???等と言う大噓を並べる経済学者・よとう(夜盗)運輸族の大偽師もいますが、これは大噓!です。

お金は天から降ってきません!

海外からの送金(貿易収支)も、私たち日本人(が働いている企業)が海外で「血と汗と涙で、築き上げた企業努力の賜物!」であり、結局は全て日本国民の血税!です。

第3項 ヨーロッパでは利用者直接支援策が...

日本でも一部の自治体で、新幹線通勤・定期券補助制度などが始まっていますが...

ヨーロッパ先進国?の独国エッセン州のフランクフルト交通会社 (VGF) ,やバーデン=ヴュルテンベルク州の有名なVBK line(Verkehrsbetriebeカールスルーエ企業体) - de:Verkehrsbetriebe Karlsruhe GmbH、de:Albtal-Verkehrs-Gesellschaft)では利用者の申請に基づいて、自治体役場がパス(定期券)をが発行するシステムがとられています!

魏妖怪の回し者で占められている日本の"有識者"(※21)と呼ばれているお偉い先生方は、自ら経済学者でありながら、運営面については一切触れずに、不得意な?ハード面(トラムカー)(※22)の利点を強調して、VGA事業体の本質をとらえていません!

参※21)当サイト内関連記事 交通政策審議会 は 利権集団・与党運輸族 の宣伝塔!? はこちら。

参※22)当サイト内関連記事 チンチン電車の郊外鉄道路線乗り入れと、鉄道車両の市内併用軌道乗り入れの違い!?とは... はこちら。

第1目 例えば広島市都市圏広域交通事業に当て嵌めると...

例えば広島(※23)などの場合に当てはめると、隣接自治体の市民窓口で、利用者が申請することにより、乗降駅⇔市内間の一ケ月定期を半額程度自治体負担した定期券、や回数券を給付(発行)するようにするわけです。

こうすることによって、直接市民の鉄道利用を促進して、鉄道事業者の営業係数改善に協力するわけです。

更には、最寄り駅に登録制(指定枠)無料パーキング(※24)を併設して、これも毎月更新として、パークアンドライドを促進する制度なども行われています。

参※23)当サイト内関連記事 広島都市圏・広域交通網のオーソリティー化が必要! はこちら。

参※24)登録車両以外は駐車禁止扱いとして、即刻レッカー移動を行う!

実際に、小生がアメリカ出張した際に、フィラデルフィア郊外のパークアンドライド施設に"無段駐車"してレッカー移動を食らい大慌てしたことがあった!

但し、補完所に出向けば罰金+レッカー移送料をクレジット決済するだけで車(レンタカー)を返却してくれて、所轄警察出頭や、違反点数減点などの煩わしい手続きは必要なかった...(日本国外なので当たり前!)

続きはこちら

ここをクリックするとこの Content の Opening に戻れます!

ここをクリックすると"要約"付き Category Top menu table に戻れます!

 

公開:2021年7月24日
更新:2024年2月21日

投稿者:デジタヌ

Essay『 広域交通事業団 RTD(Transit Authority )の勧め』ー第3回ーTOPEssay『 広域交通事業団 RTD(Transit Authority )の勧め』ー第5回ー


 

 



▲公営交通事業調査室へ戻る

 

ページ先頭に戻る