連載『 阪急・茶屋町新線(十三⇔天六)建設で三度飛躍を...』ー最終回ー
エピローグ 大阪・梅田新都心の近未来の姿は♥新宿界隈のように...
2005年に阪急ホールディングス(現阪急阪神ホールディングス)となった要因の一つでもある、嘗ての不動産投資失敗の苦い思い出がおありでしょうが...
JR大阪梅田総合駅に北陸新幹線・リニア中央新幹線が来なくても、「大阪梅田新都心」は成立します!
2020年現在でも阪急さんはもとより、義兄弟の阪神、JR西日本(東海道線・大阪環状線、東西線)、御堂筋線(北大阪急行線)、谷町線、四つ橋線と京阪中之島線と大手私鉄5社と地下鉄がそろい、2022年のうめだ北駅(JR梅田貨物線)の開業で大阪東線(関西線)が更に2031年には「なにわ筋線」の開業でJR阪和線(関空ライン)、南海本線・南海高野線と近鉄以外の在阪鉄道が全て集結する商業ゾーンとなります。
さらに、現在大阪侵入経路?が未定の北陸新幹線松井山手ルートが2037年頃に大阪梅田総合駅(現大阪駅)に辿り着き大阪梅田総合駅となればば、リニア中央新幹線が夢と潰えても(※91)、正しく新都心にふさわしいゾーンとなります!
紫色ライン リニア中央新幹線
濃紺ライン 北陸新幹線小浜ルート
参※91)当サイト関連記事 リニア 中央新幹線 大阪延伸に関する4つのシナリオ、リニアは大阪にはやってこれない!こちら。
第1目 今度こそ中津・茶屋町周辺が正真正銘一等地に!
- ★紫ゾーン 大阪梅田新都心エリア
- X グレーゾーン&ブラックライン御堂筋廃道区間とゴーストタウンエリア
バブル景気(1986年12月→1991年2月までの51か月間)最中の1990年に着工して、1992年10月に完成した本社ビル「阪急茶屋町ビルディング」への巨額投棄!事業が、バブル景気崩壊とその後の景気低迷で失敗に終わり、大事な商売道具"車両"まで質入れ(リース化)して何とか経営立て直しを図った、痛い思い出のトラウマが脳裏をかすめて、本社周辺の不動産開発に「二の足を踏まれる」のは理解できますが...
現在大阪市都市開発局と推し進めている、大阪梅田新都心化事業では、阪急さんの本社がある茶屋町に地下鉄駅ができれば(すでに地下街は用意されている!)、
新都心の北隅?に当たる茶屋町、中津あたりのオフィスビル開発・不動産事業を促進する重要な役割を果たすでしょう!
今まで大阪駅とも新大阪駅とも微妙に離れていて、見落とされていた「都会の秘境?」だった中津・茶屋町周辺が、「通勤至便ゾーン」となり、一気に茶屋町(中津)辺りの再開発(不動産開発)に弾みがつくでしょう!
大阪・梅田駅と新大阪駅双方にアクセス容易なこのエリア(area;空き地)は今度こそ正真正銘の「有望な商業ゾーン(一等地)」として見直されることななるでしょう!
但し阪急さんは、近鉄さんとは異なり、決して夢は追っかけない!「絶対に損をしない」経営理念(※32)で貫かれているので...
こんなことはどうでもいいでしょうが?
参※32)当サイト関連記事 日本の私鉄におけるフィロソフィー抗争?の歴史『絶対に損はしない阪急電車の経営理念!』はこちら。
十三→大阪梅田間の各線通勤時間帯運行本数比較
- ●宝塚線 07時台上り23本/時間
- ●神戸線 07時台上り15本/時間
- ●京都線 07時台上り19本/時間
- 参※ 千里線(淡路→天六方面) 07時台上り15本/時間(すべてメトロ堺筋線直通)
淡路要塞駅が完成?すると、千里線淡路⇔天神橋筋六丁目間が増発可能となります。
つまり、宝塚線の各停の一部が、淡路(北千里)迄直通しても問題は生じません。
更に堺筋線はMax20本往復/時間運行されていますが、天神橋筋六丁目⇔天下茶屋間(OsakaMetro 内)の折り返し運行も可能で、車庫入れ以外は正雀車庫への回送(旅客転用)びんも必要ありません!
つまり、淡路⇔茶屋町⇔十三(池田)間の運行便と連絡すれば問題は生じません。(※94)
神戸・京都両線の直通運転が可能になるようにして、早朝深夜を除く通勤・昼間時間帯の準急・の運転区間を高槻⇔茶屋町⇔西宮北口間に変更すれば、十三⇔大阪梅田間の"本線"乗り入れは、(通勤)特急・急行のみとなり!これで普通6本/時間が減便できて急行・通勤特急の増発に回せます!
参※94)OsakaMetro nai 押し返し運行便確保の為に、新天神橋筋6丁目駅は方面別の2層構造とならざるをえま"線"が、上下フロアー間の"フロー"(乗り換え)なので、さほど不便は生じないでしょう!
更に土休日は京トレイン雅洛の直通運行も可能に
京トレインNew雅洛 6両編成を 嵐山⇔(桂)⇔(高槻市)⇔(南茨城)⇔淡路⇔(新線天神橋6丁目)⇔茶屋町⇔西宮北口⇔三宮⇔新開地⇔舞子公園⇔山陽明石⇔山陽姫路間!で運行すると...
インバウンド客に大人気のHIMRJI castle、Tenryuji 、Daigakuji が繋げて、観光需要が創出できます、また途中駅から姫路、京都両方面への国内観光客の観光需要も創出できます。
(※儲けは期待できません!が阪急・阪神グループ連合としては、販促効果があり、山陽電車の"赤字幅削減"にも繋がります。)
現状は、JR西日本さんの"新快速"に苦しめられていますが?
2038年以降に「北陸新幹線大阪延伸開業」になればJR西日本さんの"大人の都合"で東海道線・山陽本線(神戸線・京都線)何れも最高速度は110㎞迄引き下げられる(※94)でしょうから、観光(緩行)電車なら十二分に勝算が芽生えます!
但しジャパンレールパスに対抗する制度が必要となりますが...(※95)
参※94)当サイト内関連記事 新快速 はいずれ廃止される!北陸新幹線 延伸( 北山自然破壊 ) ルートを前提に考えた近未来の 京阪神 の鉄道網は... はこちら。
参※95)当サイト関連記事 「Japanese Private railways Pass 」制度設立で交通事業者のコロナ災害復興を!はこちら。
更に"天六"を通じて日本橋ともつながり阪急・阪神ホールディングスの「難波周辺千日前通り進出」の足がかりにもなることでしょう!
ご承知の通り御堂筋が出来るまでは、大阪を代表する目抜き通りと言えばそれは『堺筋』でした。
しかし最近は凋落の一途にある堺筋沿いのビジネス街の再生と新たなる集客施設の創出や堺筋本町界隈のビジネス街の失地回復の決めてとなる可能性もあります。
何と言っても、関空、大阪空港、両空港と結ばれる条件は、ビジネス街再生にとっては大きな謳い文句と成るでしょう!
大阪北、梅田界隈に『阪急村』を創出して大成功に導いた経験を生かして堺筋に再び脚光と栄光を取り戻す為のカンフル剤として大いに期待できるのでは無いでしょうか?。
大阪市都市開発局が主導して進めている「大阪・梅田新都心」が新宿副都心のようなビジネス拠点になるとすると、交通至便ゾーンになっている「みなみ(難波周辺)」はさしずめ大阪の渋谷といったところで若者の街一大商業エリアになるでしょう。
東端にある日本橋への本格的な進出の足がかりとなりますし!しかも義兄弟の阪神電車さんとも、近鉄さん経由で連絡が取れます!
今後は大阪梅田新都心計画のあおりで(※41)、中小企業のオフィスは大正時代のように御堂筋から堺筋と四ツ橋筋に、娯楽・観光目的の人たちは千日前通りへと人の流れが変わるものと予想されます!
今は日本橋周辺は東の端ですが、今後活気あるエリアに大変貌するでしょう!
また現在は町はずれ?にある桜川エリアも南海さんと・義兄弟の阪神さんで再開発すれば商業エリアになり、近鉄とタッグを組んで阪急さんが再開発する日本橋界隈を繋ぐ千日前筋が"一大娯楽ゾーン"(※42)となることは間違いありません!
参※41)当サイト関連記事 御堂筋の命運は...大阪の表玄関・梅田界隈と大歓楽街ミナミを結ぶ"目抜き通り"の変遷はこちら。
参※42)当サイト関連記事 "なんば界隈"は21世紀大阪期待の星!はこちら。
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※パブリックコメントとは...
パブリックコメントとは聞こえは良いですが、
自治体当局が『一方的な Scheme(企て!)についての Compliance(追認)!を促している』だけです!
つまり consensus(総意・協心)を得るための"異見"聴取ではありません!
feudalism(封建制)、ictatorship (独裁)に下づく施策に、 subordinate(従属させる)oppression(抑圧!) と同じ、中共が行っている tyranny(圧政!) と何ら変わりません!
つまり目安箱(市政へのご意見・ご要望受付)すらない様な municipality は、『独善的で恣意的な独裁支配!を行っている』と言えます。
※参)当サイト内関連記事 パブリックコメント 制度とは... はこちら。
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公開:2007年10月27日
更新:2024年3月10日
投稿者:デジタヌ
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