連載『 インバウンド 観光客誘致に欠かせないエキゾチックとは...』ー最終回ー
第1項 コロナ災害 沈静化後の民営鉄道救済策についての提言
コロナ災害終息後の、民営公共交通事業の立て直しには「インバウンド観光」需要掘り起こしがキーを握ることとなるでしょう...
今回の未曽有鵜の自然"人災"武漢ウィリスパンデミックにより、第3セクター、民営鉄道、乗り合いバスなどの地方公共交通事業者が大打撃を受けているのは皆様ご存じ通りですが...
『良いことも続かないけれど、同じように悪いこともいつまでも続かなく、いずれはきっと良くなる』といわれます...
嘗て発症エリアは不明ですが、第1次世界大戦の最中にスペインが感染情報を初めて公表した「スペインかぜ」の世界的パンデミックの際も3年で沈静化の方向に向かいました!
まあ当時とは、比べ物にならないくらい"国際間の人の移動"が拡大した現状では多少事情も異なりますが...
中国が感染情報発祥となった今回の"武漢ウィルス"も2・3年で鎮静化の方向に向かうでしょうから、
コロナ災害終息後の、地方に住む住人の交通アクセス確保のためにも今からコロナ災害後の公共交通事業者の復興支援策を検討しておく必要があるのではないでしょうか?
民鉄協会がまとめ役になって日本政府観光局と交渉すれば、ジャパンレールパスを発券しているJRグループ同様に国土交通省観光庁の「公的支援」が受けられるようになるでしょう!
課題は民鉄協会が音頭を取って、加盟各社と東京メトロ、大阪メトロ、第3セクターとできれば各公営鉄道、さらには日本バス協会がpartnershipを立ち上げて、インバウンド観光客向けに 「Japanese Private railways Pass 」(※90)を発行できる体制作りを目指すべきではないでしょうか!
第2目 「私鉄ライナー・特急」が利用可能な共通パス
特急料金(指定席料金)の課金のみで「私鉄ライナー・特急」が利用可能な仕組みを作れば、整備新幹線のおかげで全国各地に出没した、第3セクターや、高速バスを使って日本観光旅行が楽しめるようになり、地方鉄道各社も「指定席料金の増収」に繋がり、地方のローカル鉄道事業者ほど助かると思うのですが!
第3目 例えば関西を例に挙げると
前途した様に、インバウンド客にとって関西観光の1番人気は京都ではなく"姫路"で、更に2番人気が"城崎温泉"だというのは有名な逸話です。
勿論これにはJRグループが発行している「ジャパンレールパス」の魅力も一役買っているわけです!
逆に言うと「インバウンド客は意外と財布のひもが固く」ジャパンレールパス、が使えない「指定席"特急電車や「のぞみ」はあまり使わない」というのがほんとのところでしょう!
つまり
インバウンド観光客が抱く「エキゾティックジャパン」とは姫路城であり城崎温泉街の風情!
なのです...
嵐山も十二分の魅力を備えた zone であり、実際に城崎からは山陰線の鈍行で嵐山につき、大覚寺など日本情緒いっぱいのお寺巡りを行っているようです!
つまり、朝夕2往復程度の山陽・阪神・近鉄3社共同運行の姫路・奈良直通快速(昼行便)があれば...
時間で勝負にならなくても「のんびり日本の旅」を楽しみたいインバウンド客は「お得切符・お得列車」があれば利用してくれるでしょう!
更には都島新線(茶屋町連絡線)が実現すれば...
参※41)当サイト関連記事 阪急なにわ筋連絡線・新大阪連絡線は無駄! " 阪急都島線 "建設で「茶屋町駅」界隈を再開発したほうが...はこちら。
第2項 まずは「Japanese Private railways Pass 」連合の創設が...
つまり十分に勝ち目があるのですが、課題は民鉄協会が音頭を取って、加盟各社と東京メトロ、大阪メトロ、第3セクターとできれば各公営鉄道、さらには日本バス協会がpartnershipを立ち上げて、インバウンド観光客向けに 「Japanese Private railways Pass 」を発行できる体制作りが重要課題となるでしょう!
民鉄協会がまとめ役になって国土交通省・観光庁 日本政府観光局と交渉すれば、ジャパンレールパスを発券しているJRグループ同様に「公的支援」が受けられるようになるでしょう!
第1目 地方の鉄道事業者にとっても...
更に特急料金(指定席料金)の課金のみで「私鉄ライナー・特急」が利用可能な仕組みを作れば...
整備新幹線のとばっちりで全国各地に出没した第3セクターや、自動車専用道の整備と共に繁茂?した高速バスを使って日本観光旅行が楽しめるようになり、
私鉄各社も「指定席料金の増収」に繋がり、
最近企画列車運行を観光の目玉にしている地方のローカル鉄道事業者ほど助かるのではないでしょうか...
※パブリックコメントとは...
パブリックコメントとは聞こえは良いですが、
自治体当局が『一方的な Scheme(企て!)についての Compliance(追認)!を促している』だけです!
つまり consensus(総意・協心)を得るための"異見"聴取ではありません!
feudalism(封建制)、ictatorship (独裁)に下づく施策に、 subordinate(従属させる)oppression(抑圧!) と同じ、中共が行っている tyranny(圧政!) と何ら変わりません!
つまり目安箱(市政へのご意見・ご要望受付)すらない様な municipality は、『独善的で恣意的な独裁支配!を行っている』と言えます。
※参)当サイト内関連記事 パブリックコメント 制度とは... はこちら。
関連団体リンクテーブル
- ●国交省 ♥国土交通ホットラインステーション(交通行政への要望受付)
- 観光庁 ♥ご意見箱 のページ
- ●一般社団法人 日本民営鉄道協会
- ●公益法人 日本バス協会 ♥お問い合わせ先ページ
公開:2020年10月29日
更新:2024年3月 2日
投稿者:デジタヌ
連載『 インバウンド 観光客誘致に欠かせないエキゾチックとは...』ー第3回ー< TOP >essay『 政治用語!スキームの語源となった Scheme は "企み!"を表す単語で言い得て妙 』ー第1回ー
▲交通政策問題調査室へ戻る